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組み合わせ:第1水槽<28・38kHz::洗浄> 第2水槽<38・72kHz::リンス>
1.概要
本装置は、超音波装置
2.機能
1)洗浄・攪拌対象物
① 名称:金属
② 寸法:MAX 490*500*200mm
③ 重量:MAX 100kg
④ 材質:ガラス、金属、セラミック・・
⑤ 汚れ:加工油、微粒子、 等
2)処理単位
① 処理量(1日) :-
② 1タクト処理量 :-
③ 1タクト処理時間:実験確認
3)制御 超音波・液循環システム(超音波と循環ポンプのタイマー制御)
4)保安装置 特別になし
5)使用条件(本装置の使用条件は下記の通りと致します)
① 洗浄・攪拌液 : 水槽 市水(10-60℃)
② 洗浄・攪拌液 : アルカリ性溶液、・・
6)使用液量
① 水槽液量:約-L
3.洗浄・攪拌について
洗浄・攪拌内容・・に関しては、これまでの洗浄実験に基づいた制御対応
4.洗浄工程について
工程1:洗浄
超音波 28kHz 300W 38kHz 150W
工程2:リンス
超音波 38kHz 150W 72kHz 300W
このカタログについて
ドキュメント名 | 2槽式超音波洗浄機(超音波、28kHz、38kHz、72kHz)納入仕様書 |
---|---|
ドキュメント種別 | その他 |
ファイルサイズ | 3.1Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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2槽式洗浄システム・仕様書
28-38、38-72kHz型
****株式会社 様向け 特別仕様
超音波洗浄システム
納入仕様書 ***様仕様
注意:28,38kHz 超音波(電源:AC 100V 60Hz 仕様)
50Hz 地域で使用する場合には設定の切り替えが必要です
超音波システム研究所
*****.**.**
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2槽式洗浄システム・仕様書
1.概要
本装置は、超音波装置
2.機能
1)洗浄・攪拌対象物
① 名称:金属
② 寸法:MAX 490*500*200mm
③ 重量:MAX 100kg
④ 材質:ガラス、金属、セラミック・・
⑤ 汚れ:加工油、微粒子、 等
2)処理単位
① 処理量(1日) :-
② 1タクト処理量 :-
③ 1タクト処理時間:実験確認
3)制御 超音波・液循環システム(超音波と循環ポンプのタイマー制御)
4)保安装置 特別になし
5)使用条件(本装置の使用条件は下記の通りと致します)
① 洗浄・攪拌液 : 水槽 市水(10-60℃)
② 洗浄・攪拌液 : アルカリ性溶液、・・
6)使用液量
① 水槽液量:約-L
3.洗浄・攪拌について
洗浄・攪拌内容・・に関しては、これまでの洗浄実験に基づいた制御対応とさせて頂きます。
4.洗浄工程について
工程 利用方法 洗浄液 温 超音波1 超音波2 超音波3 液管理 備考
度
1 超音波 アルカリ - 28kHz 38kHz 適宜補充 -
洗浄 発振制御 入替
2 超音波 アルカリ - 38kHz 72kHz 適宜補充 ―
リンス 発振制御 入替
組み合わせ:<28-38kHz::洗浄> <38-72kHz::リンス>
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2槽式洗浄システム・仕様書
5.構成
1)本体 :2式
2)液循環装置 :4式
3)超音波 :28kHz 1式、
38kHz 2式、
72kHz 1式
6.各部の仕様
1) 洗浄槽・リンス槽(各 1 式)
① 材質 :SUS304(t= 3.0mm )
② 寸法(外寸):W1120×D620×H480mm
2) 架台 (株式会社 ***)
3) 外板 (株式会社 ***)
4) 液循環ポンプ
項目 主仕様
名称 超音波液循環システム
公称流量 12-30L/MIN
制御方式 バルブによる調節機構
ポンプ起動電流 9.2/8.2A(50/60Hz)
ポンプ定格電流 3/4.2A(50/60Hz)
商用電源 AC100V
ポンプ電源
単相 50/60Hz
液温範囲 10℃~70℃
対象液 水、イオン水
適応ホース 内径φ19mm
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2槽式洗浄システム・仕様書
5)超音波
超音波1( 電源:AC 100V 60Hz 仕様 )
韓国 MIRAE ULTRASONIC TECH. CO MU-300
振動子サイズ 260*150*90mm
発振機サイズ 320*420*145mm
周波数 28kHz 出力 300W(MAX)
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2槽式洗浄システム・仕様書
超音波2( 電源:AC 100V 50Hz、60Hz 対応仕様)
カイジョー 投込振動子型超音波洗浄機 200G
●コード長さ:2m
●電流:2A
●発振周波数(kHz):38
●高周波出力(W):150
●電源(V):単相 100
●幅×奥行×高さ(mm)発振器:210×297×92
●幅×奥行×高さ(mm)振動子:191×209×65
●質量(kg):4.5
注:振動子の上面は、超音波の振動部分です
傷をつけたり、物にぶつけるだけで故障する可能性があります
慎重に取り扱ってください
水槽に入れない、あるいは振動子の上面に5cm以下の水しかない場合には
振動子に大きな負荷が発生し壊れる場合があります
このような条件では、絶対に発振させないでください
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2槽式洗浄システム・仕様書
超音波3( 電源:AC 100V 60Hz 仕様 )
韓国 MIRAE ULTRASONIC TECH. CO MU-300
振動子サイズ 260*150*90mm
発振機サイズ 320*420*145mm
周波数 72kHz 出力 300W(MAX)
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2槽式洗浄システム・仕様書
6)装置外観
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2槽式洗浄システム・仕様書
7.環境について
排水:3/4A 自然落差
環境:RT 0~40℃(結露無きこと)RH 80%以下(結露無きこと)
8.保証(日本国内のみ適用)
納入後1ヵ年間、又は稼働時間2000時間いずれか早い期間と致します。
但し、保障期間でも次のような場合は保証が適用されませんのでご了承ください。
1)取扱説明書に記載されている注意事項を怠った為による損傷または故障。
2)据付後移動または保管管理面の不備の為に生じた損傷または故障。
3)お客様による不当な修理や改造がされた場合の損傷または故障。
4)火災・地震・浸水その他天災などによる損傷または故障。
5)お取扱上の不注意により発生した損傷または故障。
6)本仕様と異なるご使用のために発生した損傷または故障。
7)取扱説明書・納入仕様書に記載されている洗浄液と異なる洗浄液をご使用の為に発生した損傷
または故障。
又、下記の部品(消耗品)は保証の対象外とさせて頂きます。
1)ポンプメカニカルシール・パッキン
補足
1)購入製品は、各メーカーの保障期間以上保証できません。
2)納入製品の故障が原因となって発生した一連の事故および損害については、発生の原因となっ
た部品、および交換のための費用以外は保証いたしかねます。
3)本国外でのご使用の場合は、上記期間内に限り代替品の送付(送料はご負担願います)を行う
のみとさせて頂きます。
尚、出張作業となる場合は旅費・交通費の実費をご負担願います。
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2槽式洗浄システム・仕様書
9.図
水槽図面
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2槽式洗浄システム・仕様書
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2槽式洗浄システム・仕様書
72kHz超音波図面(28kHz、電源60Hzも同様)
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2槽式洗浄システム・仕様書
超音波について
様々な超音波振動子の組み合わせが可能ですが
今回の装置に関する推奨タイプは、以下の組み合わせとなります
38-72kHz型(リンスタイプ)
特徴
1)高い周波数(高調波)の超音波伝搬を実現します
2)対象物への均一な刺激が、簡単に実現します
3)各種の設定が変化しても、安定した超音波照射が実現します
リンスを主体とした、
超音波の出力制御による効果的な洗浄装置です
28-38kHz型(洗浄タイプ)
特徴
1)幅広い超音波の伝搬周波数の広がりがあります
2)対象物への強いキャビテーション効果が実現します
3)38kHz の超音波をON/OFF制御することで
非線形現象をコントロールできます
ダメージの問題がなければ、安心して利用できる
効果的(注)な洗浄装置です
注:液循環制御(流量設定)、超音波の発振制御・・・
音圧測定解析による確認が必要です
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2槽式洗浄システム・仕様書
注意:調整バルブにより、液循環の流量を
毎分10リットル以下にしないでください
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2槽式洗浄システム・仕様書
10.液循環システムについて
<超音波の伝搬効率を高くする液循環システム>
水槽内の液循環により、効率よく超音波を利用するための改液動作を行います。
<循環液入口・出口>
入口:超音波水槽の液表面付近の液を循環装置に取り入れるための部分です。
注意:洗浄槽の液表面に渦や波が発生しないようにします。
出口:超音波水槽の底付近に液を供給するための部分です。
注意:洗浄槽の液循環を適切に行い液表面に渦や波が発生しないようにします。
超音波のキャビテーション、加速度、音響流マイクロバブル、
ナノバブル、・・の総合バランスを
液循環のタイマーを利用して制御します
液循環ポンプを、3時間以上連続運転する場合の標準タイマー設定
ON:165秒~210秒 OFF:30秒~60秒
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2槽式洗浄システム・仕様書
<特別注意事項1>
説明
このオーバーフロー層の液面変化で、液面付近に多い油を排出します
<特別注意事項2>
温度差(3℃以上)のある水を
水槽に<5リットル以上連続的に>追加する場合は
超音波は必ずOFFにして行うようにしてください
振動子に直接ぶつけるような流れは起こさないようにしてください
振動子、発振機に対して
急激な負荷のかからないように使用してください
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2槽式洗浄システム・仕様書
補足説明
3種類の振動子を同時照射しない理由:振動子表面へのダメージ対策
従来の超音波装置において、
このような問題がない理由は、超音波の利用効率が大きく異なるからです。
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2槽式洗浄システム・仕様書
納品時の動作確認写真
コメント
エージング不足(音圧測定解析確認)
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改善 1:メガヘルツの超音波発振制御追加(脱脂洗浄した油分の分解を実現 廃液を5%に削減)
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改善 2:超音波とファインバブルによる、水槽と超音波振動子の表面改質効果
適切な使用により 1 年後には各超音波出力を 50%、3 年後には 30%に変更
以上