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--非線形発振制御による、表面残留応力の緩和・均一化処理--
超音波システム研究所は、
メガヘルツ超音波の伝搬状態に関する、計測・解析・制御技術を、
対象物の表面弾性波に応用(ダイナミック制御を実現)することで、
表面残留応力の緩和・均一化処理を可能にしました。
この表面残留応力を緩和・均一化する技術による
金属疲労・・に対する疲れ強さの改善とともに、均一化による
次工程(各種コーティング・・)の効率化が可能になりました。
特に、超音波のスイープ発振条件(20MHz以下、10W以下)で、
対象物へ700MHz以上の伝搬状態を実現することで
従来には無い、表面の均一化処理が実現しました。
金属部品、樹脂部品、粉体部材、・・・の各種に対して
幅広い効果を確認しています。
これは、新しい超音波による表面処理技術であり、
音響特性による一般的な効果を含め
新素材の開発、攪拌、分散、洗浄、化学反応実験・・・
に大きな特徴的な固有の操作技術として、
利用・発展できると考えています。
この技術を
コンサルティング対応として提供しています
このカタログについて
ドキュメント名 | 3MHz~20MHzのスイープ発振制御による表面処理 |
---|---|
ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 2.7Mb |
取り扱い企業 | 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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3MHz~20MHzのスイープ発振制御による
表面改質処理 Ver2
-超音波の非線形発振制御による表面改質(応力緩和・均一化)技術-
2024/5/23 超音波システム研究所
説明:改善後、音圧レベルは60%に低下、
振動は、200MHz以上の自由振動(論理的な振動モード)に改善
2台のファンクションジェネレータを利用する、全く新しい超音波のダイナミック制御技術
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(2台のファンクションジェネレータを利用する、全く新しい超音波のダイナミック制御技術)
超音波を安定して制御可能な状態にするために
オリジナル製品:メガヘルツの超音波発振制御プローブにより
メガヘルツ(3-20MHz)の超音波を発振制御します。
音圧レベルの制御方法は、メガヘルツ超音波の
オリジナル非線形共振現象(注1)をコントロールすることで
目的のダイナミックな超音波制御(音圧レベル・周波数範囲)が実現します。
注1:オリジナル非線形共振現象
オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
共振現象により高い振幅で実現させたことで起こる
超音波振動の共振現象(例 3MHzの発振で100MHz以上の伝搬を実現する)
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説明:
改善後、音圧レベルは20%に低下、
振動モードは 200MHz以上の自然な自由振動(論理的な振動モード)に改善
2台のファンクションジェネレータを利用する、全く新しい超音波のダイナミック制御技術
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参考
超音波プローブによる表面検査技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=2104
超音波による金属・樹脂の表面改質技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1004
超音波による表面改質技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1527
超音波発振(スイープ発振、パルス発振)システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=17535
超音波発振制御プローブの開発技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=9798
超音波発振制御プローブによる、表面改質技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1280
超音波「音圧測定解析装置(超音波テスターNA)」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1722
超音波発振制御システム(20MHz)
http://ultrasonic-labo.com/?p=18817
超音波システム(音圧測定解析、発振制御)の利用技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=16477
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発振制御条件1
ch1 矩形波 47.1%(duty) 9.0MHz 出力 13.5V
ch2 矩形波 46.9%(duty) 12.0MHz 出力 13.8V
スイープ発振条件 3~20MHz 4秒
発振制御条件2
ch1 矩形波 43.1%(duty) 13.0MHz 出力 12.4V
ch2 矩形波 46.9%(duty) 16.0MHz 出力 12.7V
スイープ発振条件 500kHz ~ 14MHz、 2秒
以上