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低周波の共振現象と、高周波の非線形現象をコントロールする技術-Ver3
超音波システム研究所は、
オリジナル超音波プロ-ブの音響特性に基づいた、
表面弾性波の非線形振動現象をコントロールする技術を開発しました。
ポイントは、2本の超音波プローブによる、スイープ発振条件の設定です
(1本のプローブによる超音波発振制御の場合は、
伝搬経路の超音波特性の確認に基づいた制御条件の最適化が必要です
2本の超音波プローブを使用する場合は、発振条件設定により、
共振現象・非線形現象の発生状態を簡単に制御することができます)
利用目的に合わせた、周波数範囲で、
共振現象と非線形現象が制御可能になります
特に、強い刺激が必要な場合は、
低周波の共振現象を利用することで実現(例 ガラスの破壊)します
高い周波数の刺激が必要な場合には、
高周波の非線形現象を利用することで実現(例 700MHzの刺激)します
そのための基礎事項として、
オリジナルプローブの超音波伝搬特性の動作確認
(音圧レベル、周波数範囲、非線形性、・・ダイナミック特性)による、
超音波伝搬状態に関するダイナミックな特性評価が重要です。
このカタログについて
ドキュメント名 | 非線形現象をコントロールする超音波発振(スイープ発振)システム |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 3.4Mb |
取り扱い企業 | 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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非線形現象をコントロールする
超音波発振(スイープ発振)システム
Ver3.0 2024/10/27 超音波システム研究所
(低周波の共振現象と、高周波の非線形現象をコントロールする技術)
超音波システム研究所は、
オリジナル超音波プロ-ブの音響特性に基づいた、
表面弾性波の非線形振動現象をコントロールする技術を開発しました。
Page2
ポイントは、2本の超音波プローブによる、スイープ発振条件の設定です
(1本のプローブによる超音波発振制御の場合は、
伝搬経路の超音波特性の確認に基づいた制御条件の最適化が必要です
2本の超音波プローブを使用する場合は、発振条件設定により、
共振現象・非線形現象の発生状態を簡単に制御することができます)
上図:2本の超音波プローブを使用する場合
利用目的に合わせた、周波数範囲で、
共振現象と非線形現象が制御可能になります
特に、強い刺激が必要な場合は、
低周波の共振現象を利用することで実現(例 ガラスの破壊)します
高い周波数の刺激が必要な場合には、
高周波の非線形現象を利用することで実現(例 700MHzの刺激)します
上図:1本の超音波プローブを使用する場合
Page3
基礎事項・基礎技術として、
オリジナルプローブの超音波伝搬特性の動作確認
(音圧レベル、周波数範囲、非線形性、・・ダイナミック特性)による、
超音波伝搬状態に関するダイナミックな特性評価が重要です。
特に、複数の超音波プローブ(あるいは素子)による、
超音波の発振制御について、
ダイナミックに変化する相互作用・応答特性の測定・解析・評価が必要です。
現状では、以下の範囲について対応可能となっています。
超音波プローブ:概略仕様
測定範囲 0.01Hz~200MHz
発振範囲 0.5kHz~24MHz
伝搬範囲 0.5kHz~900MHz(音圧データの解析確認)
材質 ステンレス、LCP樹脂、シリコン、テフロン、ガラス・・・
発振機器 例 ファンクションジェネレータ
測定機器 例 オシロスコープ
各種対象(水槽、振動子、プローブ、治具、対象物・・・)について
基本的な超音波の音響特性(応答特性、伝搬特性)を確認することで、
利用目的に合わせた、超音波伝搬状態を、発振制御により実現します。
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ノウハウを含めた詳細については、コンサルティング対応しています
(バイスペクトルの確認により600MHz以上の超音波伝搬状態を確認)
<<参考>>
音と超音波の組み合わせ
http://ultrasonic-labo.com/?p=14411
音と超音波の組み合わせ技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=12463
音と超音波の組み合わせによる、超音波システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=7706
超音波洗浄に関する非線形制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1497
Page5
表面弾性波を利用した超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=14311
超音波プローブによる非線形伝搬制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=9798
超音波の非線形現象
http://ultrasonic-labo.com/?p=2843
統計的な考え方を利用した超音波
http://ultrasonic-labo.com/?p=12202
超音波の非線形振動
http://ultrasonic-labo.com/?p=13908
超音波伝搬現象の分類1
http://ultrasonic-labo.com/?p=10908
Page6
超音波伝搬現象の分類2
http://ultrasonic-labo.com/?p=17496
超音波伝搬現象の分類3
http://ultrasonic-labo.com/?p=17540
超音波の最適化技術1
http://ultrasonic-labo.com/?p=15226
超音波の最適化技術2
http://ultrasonic-labo.com/?p=16557
Page7
超音波プローブの製造・評価技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=15285
超音波プローブ(音圧測定・非線形振動解析)
http://ultrasonic-labo.com/?p=1263
メガヘルツの超音波発振制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1811
超音波の音圧測定・解析・発振制御システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1546
超音波発振システム(1MHz、20MHz)
http://ultrasonic-labo.com/?p=18817
Page8
共振現象の制御 1 グラフ青:洗浄液 共振現象の制御 2 グラフ赤:水槽表面
超音波システム(音圧測定解析、発振制御)
http://ultrasonic-labo.com/?p=19422
超音波の非線形現象を評価する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=13919
二種類の超音波プローブを発振制御する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=14350
2台のファンクションジェネレータの利用技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=2295
Page9
超音波洗浄機の「脱気ファインバブル(マイクロバブル)発生液循環装置」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1779
超音波めっき技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=3272
Page11
【本件に関するお問合せ先】
超音波システム研究所
メールアドレス info@ultrasonic-labo.com
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
Page13
振動特性
1)振動モードの検出(自己相関の変化) 2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化)
3)応答特性の検出(インパルス応答の解析)4)相互作用の検出(パワー寄与率の解析)
注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境
autcor:自己相関の解析関数 bispec:バイスペクトルの解析関数
mulmar:インパルス応答の解析関数 mulnos:パワー寄与率の解析関数
Page14
以上