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抽象数学における、スペクトル系列を利用した超音波制御技術
超音波システム研究所は、
超音波の非線形性に関する現象を含めた状態を、
抽象数学(圏論)における
Monoid(モノイドの圏)モデルとして、開発しました。
このアイデアに基づいて、
超音波制御を行う、具体的な方法を
結び目図式のスペクトル系列として、開発しました。
この制御方法は、
複数の超音波の発振制御により、
キャビテーションと音響流の効果に関する
非線形現象(音圧データのバイスペクトル)を
目的に合わせてダイナミックに変化させる
(コントロール)技術を開発しました。
これまでのデータ解析から
効果的な利用方法を
以下のような
4つのタイプに分類してダイナミックに制御します。
1:キャビテーション主体型
2:音響流主体型
3:ミックス型
4:変動型
上記の各タイプについて
安定性・変化の状態・・・に関して
詳細な分類・調整により、
目的と効果に対する、効率のよい
各種条件の設定・調整が可能になりました。
特に、洗浄に関しては
汚れの特性やバラツキに関する情報が得られにくいため
このような分類・解析をベースに実験確認することで
効果的な超音波制御が、実現します。
このカタログについて
ドキュメント名 | 超音波モデルに基づいた超音波システム技術 |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 3.6Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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超音波モデルに基づいた超音波システム技術
2022.5.25 超音波システム研究所
超音波システム研究所は、
超音波利用に関して、
<統計的な考え方>に基づいて、抽象代数学を利用した
効果的な「超音波発振制御システム」を開発しています。
<統計的な考え方について>
統計数理には、抽象的な性格と具体的な性格の二面があり、
具体的なものとの接触を通じて
抽象的な考えあるいは方法が発展させられていく、
これが統計数理の特質である
(科学の中の統計学 (ブルーバックス) 1987/6/1 赤池 弘次 (編集) より)
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超音波の研究について
「キャビテーションの効果を安定させるには統計的な見方が不可欠」
<モデルについて>
モデルは対象に関する理解、予測、制御等を
効果的に進めることを目的として構築されます。
正確なモデルの構築は難しく、
常に対象の複雑さを適当に"丸めた"形の表現で検討を進めます。
その意味で、
モデルの構成あるいは構築の過程は統計的思考が必要です。
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<モデルと現状のシステムとの関係性について>( 考察する場合の注意事項 )
1)先入観や経験は正しくないことがあると考える必要があります
2)モデルの本質を考えるためには、
圏論(注)を利用することが有効だと考えています
(実際に応用化学や量子論などで積極的に利用されています)
注:圏論は、数学的構造とその間の関係を抽象的に扱う数学理論
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<論理モデルの作成について>
(情報量基準を利用して)
1)各種の基礎技術(注)に基づいて、対象に関する、
D1=客観的知識(学術的論理に裏付けられた理論)
D2=経験的知識(これまでの結果)
D3=観測データ(現実の状態)
からなる 「情報データ群 」、DS=(D1,D2,D3) を明確に認識し
その組織的利用から複数のモデル案を作成する
2)統計的思考法を、
情報データ群(DS)の構成と、
それに基づくモデルの提案と検証の繰り返し
によって情報獲得を実現する思考法と捉える
3) AIC の利用等の評価方法により、
様々なモデルの比較を行い、最適なモデルを決定する
4) 作成したモデルに基づいて
超音波装置・システムを構築する
5) 時間と効率を考え、
以下のように対応することを提案しています
5-1)「論理モデル作成事項」を考慮して
「直感によるモデル」を作成し複数の人が検討する
5-2)実状のデータや新たな情報によりモデルを修正・検討する
5-3)検討メンバーが合意できるモデルにより
装置やシステムの具体的打ち合わせに入る
上記の参考資料
1)ダイナミックシステムの統計的解析と制御
:赤池弘次/共著 中川東一郎/共著:サイエンス社
2)生体のゆらぎとリズム コンピュータ解析入門
:和田孝雄/著:講談社
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ポイントは
表面弾性波の利用です、対象物の条件・・・により
超音波の伝搬特性を確認することで、
オリジナル非線形共振現象(注1)として対処することが重要です
注1:オリジナル非線形共振現象
オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
超音波振動の共振現象
様々な分野への利用が可能になると考え
各種コンサルティングにおいて提案・実施しています。
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超音波(論理モデルに関する)研究
http://ultrasonic-labo.com/?p=1716
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論理モデルに基づいた超音波制御実験写真
超音波 28kHz 300W、 72kHz 300W
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超音波 38kHz 150W、 72kHz 300W
超音波 28kHz 300W、 72kHz 300W
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超音波 28kHz 300W、38kHz 150W、40kHz 300W
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超音波 38kHz 150W
超音波 40kHz 300W
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超音波 38kHz 150W 、72kHz 300W
Page12
興味のある方はメールでお問い合わせ下さい
超音波システム研究所 メールアドレス info@ultrasonic-labo.com
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参考
超音波発振システム 20MHz タイプ
http://ultrasonic-labo.com/wp-content/uploads/cec37b87b71060c758e71ebe14a0b5c4.pdf
超音波発振システム 1MHz タイプ
http://ultrasonic-labo.com/wp-content/uploads/e0dfe8aa5c17a3d8a890d9fd403bc8ca.pdf
超音波プローブによる非線形伝搬制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=9798
表面弾性波の利用技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=7665
超音波の音圧測定解析システム(オシロスコープ 100MHz タイプ)
http://ultrasonic-labo.com/?p=17972
超音波の音圧測定解析システム「超音波テスターNA」
http://ultrasonic-labo.com/?p=16120
統計的な考え方を利用した超音波
http://ultrasonic-labo.com/?p=12202
空中超音波技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=17220
超音波(論理モデルに関する)研究
http://ultrasonic-labo.com/?p=1716
Page14
論理モデルに基づいた超音波制御実験写真 No.2
-メガヘルツの超音波発振制御による表面弾性波のコントロール-
Page18
以上