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低周波の共振現象と、高周波の非線形現象をコントロールする技術
超音波システム研究所は、
表面弾性波による非線形振動現象を利用した
超音波発振制御による
500Hz~100MHzの超音波伝搬状態を
目的(洗浄、加工、攪拌、溶接、めっき・・)に合せて、
コントロール技術を開発しました。
各種対象(水槽、振動子、プローブ、治具、対象物・・・)について
基本的な音響特性(応答特性、伝搬特性)を解析確認することで、
目的の超音波伝搬状態を実現する、発振制御が可能になります。
原則としては、
2種類の超音波発振制御プローブによる、
スイープ発振とパルス発振の組み合わせにより
共振現象と高調波の発生現象(非線形現象)を最適化します。
3種類以上の超音波発振の組み合わせ
脱気ファインバブル発生液循環装置の制御との最適化、
音との組み合わせ、制震作用の追加、治具の音響特性、
発振プローブの設置方法、低周波の振動モード利用、・・により
効率的な超音波利用が可能になります。
ポイントは、音圧測定解析に基づいた音響特性の確認です。
このカタログについて
ドキュメント名 | 超音波・洗浄・攪拌・改質・化学反応・システム |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 3.9Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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超音波技術ノウハウ資料
2011.11.13 超音波システム研究所
Page4
使用しない状態の管理は大変重要です
Page8
この安定性に基づいて
目的に合わせた変化
(液循環・発振(出力)・・タイマー制御・・)を行います
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複数の異なる周波数の同時照射による効果です
(単独照射ではやわらかい超音波の状態になります)
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平らな底面による超音波の透過を利用
流れる液体に伝搬する超音波現象を利用
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「ひも」でつるすことにより、
超音波振動が容器表面で伝播(反射)を繰り返す
容器の外側に流れをつくることで、
内部の液体に対する超音波の加速度効果が大きくなる
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30分以上の超音波伝搬状態の連続測定により
音圧変化の安定性が大きく異なります
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ポイント
2周波の利用は
高周波(高調波)の発生と
バラツキ・ランダム性(注)の増大です
注:干渉したり、うねったりする矛盾する振動モードが
時間経過の中でランダムに発生し続ける状態
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水槽設計に
黄金比を取り入れることで強度・構造を最適化する
黄金比:1:1.618033
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ガラス容器内の
高周波(高調波)を検出
注:液循環により変わります