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卓上型装置で優れたピーク分解能を実現
EDXRFで元素分析を行う際、主成分由来のエスケープピークやサムピークが妨害となり、目的元素の分析が難しくなることがあります。S6 JAGUARは卓上型の装置でありながら分光結晶を使った高分解能測定が可能なWDXRF装置です。
このカタログについて
ドキュメント名 | S6 JAGUAR 波長分散型 蛍光X線分析装置 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 856.4Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ブルカージャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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S6 JAGUAR
波長分散型 蛍光X線分析装置
400 W X線管球
・卓上型 XRF 装置最高出力
新開発ゴニオメーター
・高精度分析を実現
最大 4 種の分光結晶交換機
・標準 3 種類+α で最適化
・高分解能測定を実現
HighSense 検出器
・直線範囲 2 Mcps の計数率
・軽元素用と重元素用を搭載
SampleCare
・独自の装置保護機構
・高い安定性
・最小限の He ガス消費量
特別講演
卓上型装置で優れたピーク分解能を実現
EDXRFで元素分析を行う際、主成分由来のエスケープピークやサムピークが妨害となり、目的元素の分析が
難しくなることがあります。S6 JAGUARは卓上型の装置でありながら分光結晶を使った高分解能測定が可能
なWDXRF装置です。フッ素 (F) などの軽元素を高精度に分析する場合には従来のEDXRF以上の高精度分析
が可能です。
化合物 ガラス中濃度 (%)
F 2.6
Na2O 5.6
MgO 0.29
Al2O3 0.41
SiO2 13.57
P2O5 0.23
SO3 3.67
Cl 0.97
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WDXRF装置ならではの高い定量精度
WDXRFの定量測定はゴニオメーターで分析線のピークトップに検出器を固定し、蛍光X線強度を一定
時間計数します。高分解能かつ高精度な測定が可能なS6 JAGUARではEDXRFと比較して定量精度が飛
躍的に高まります。特に原子番号が小さい、フッ素 (F) やナトリウム (Na) などの軽元素の分析ではその
差が顕著となります。
0 0.02 0.04 0.06 0.08 0.1 0 0.02 0.04 0.06 0.08 0.1
ガラス中 Na 濃度 (%)
装置標準仕様
シングル仕様 XYオートチェンジャー
仕様
X線出力 HighSense™X線出力400W、最大50kV、最大17mA
高さ×幅×奥行(mm) 500×670×740 800×670×740
装置重量(kg) 132 147
冷却ユニット 真空ポンプ
高さ×幅×奥行(mm) 466×190×630 265×180×489
重量(kg) 25 31
●ガスフロー検出器用にPRガス、液体や粉末の測定用にHeガスが別
途必要となります。
●標準的な電源コンセント(100V 10A)で稼働可能です。本体・真空
ポンプ・PC・ディスプレイの4口が必要となります。
詳しくは info.BAXS.JP@bruker.comまで、お問い合わせください
ブルカージャパン株式会社
X線事業部
横浜本社 : 〒221-0022 大阪営業所 : 〒532-0004
神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-9 大阪市淀川区西宮原 1-8-29 テラサキ第2ビル
Phone: 045-453-1960 Fax: 045-453-1825 Phone: 06-6393-7822 Fax: 06-6393-7824
www.bruker.com info.BAXS.JP@bruker.com
S6 JAGUAR Na強度
EDXRF Na強度