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【資料】適切な計算管理 計算を会社の大切な資産に

ホワイトペーパー

設計計算を会社の知的財産として管理し、設計サイクルの高速化と費用の削減を可能に!

工業製品の市場では、競争の激化によって、ほぼすべての産業分野で、より迅速な設計サイクルと反復が必要となりつつあります。製品はさまざまな設計と技術、知的財産の結晶です。

多くの場合、企業では設計計算の管理が欠けており、その欠如が多くのエンジニアが直面する悩みの原因となっています。
本ホワイトペーパでは、計算を重要で価値のある会社の資産として扱うプロセスを補うには、何が必要かをご紹介します。

◆計算資産の価値を最大化◆
Mapleは、計算を貴重な資産として管理しながら、あらゆる数学的なニーズをサポートします。

■ 計算管理と高度な計算
Maple では、強力な数学エンジンを用いた計算と文書を簡単に管理できます。そのため、計算やアイデアの過程を貴重な資産として扱うことができます。

■ 数学に不可欠なツール
Maple は世界で最も強力な数学エンジンを持つソフトウェア。優れたインタフェースが、数学問題の分析、調査、可視化、解決を簡単にします。

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

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このカタログについて

ドキュメント名 【資料】適切な計算管理 計算を会社の大切な資産に
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
ファイルサイズ 3.4Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 Maplesoft Japan株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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適切な計算管理 計算を会社の大切な資産に 工業製品の市場では、競争の激化によって、ほぼすべての 来行われる決定のすべてに取り込まれていきます。エンジ 産業分野で、より迅速な設計サイクルと反復が必要となり ニアが転職したり、休暇中の場合はどうなるでしょうか?立 つつあります。企業は、提供する製品に投資するために膨 案者がいなければ、他のエンジニアたちは途方に暮れて、 大な手順を踏みます。これらの製品は、さまざまな設計と 「その数字」がどこから来たのかという疑問と共に取り残 技術、知的財産の結晶であり、それらはすべて、徹底した される可能性があります。 配慮と注意を持って組織全体で管理されています。 計算管理とは、組織が数学と知識を最初から最後まで管 これら会社の資産の裏には、見過ごされがちな基本的な 理する方法を体系化する戦略です。ベストプラクティスと プロセスがあります。その欠如が、多くのエンジニアが直 適切なソフトウェアを使用することで、計算管理は次のこ 面する悩みの原因となっています。ほとんどの場合、欠けて とを約束します。 いるのは計算管理です。つまり、計算をきわめて重要で価 値のある会社の資産として扱うプロセスが欠如しているの • 計算を構造化された価値ある資産として扱う です。 • 計算の追跡、検証、再利用が可能に 多くのエンジニアや技術専門家のワークフローを考えてみ • チーム間での重複した計算作業を防ぐ ましょう。設計の初期段階では、コンセプトを現実に近づけ ていくため、多くの作業がメモ書きで行われます。十分な • 組織全体に計算とツールを展開可能に 注意と配慮を怠ってしまうと、これらの計算はメモ帳や表 計算、そしてエンジニアの頭の中などに散らばっていきま す。設計が進むにつれて、これらの計算は、良くも悪くも 1
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Mapleのような計算管理ツールを使用すると、メモ書きの計算で起こりがちな多くの人為的なミス無しに、 簡単で直感的な導出作業が可能になります。 大切なのは、工学計算の性質上、表計算ツール以上のも Maplesoftは、計算管理に対する、より構造化されたアプ のを必要とする場合が多いという点を理解することです。 ローチが、どれだけ企業に恩恵をもたらすかを、企業から 表計算ツールは、単純な計算では役に立っても、計算を会 直接聞き続けてきました。最近、有名な自動車部品会社 社の強固な長期資産にする機能は提供しません。工学計 が、Maplesoftの計算管理ソフトウェアである「Maple」を 算は、複雑な数学と物理学に基づく計算であり、特殊関数 組織内のさまざまなチームに導入することを決定しまし や幅広い単位を必要とします。これらの計算を大規模な設 た。Mapleを使うことで、プロジェクトの異なる側面に取り 計で信頼できるものにするには、通常、検証プロセスが実 組むチームが、単一のツールを使って連携できるようになり 行されます。そのためには、すべての計算結果や導出の過 ました。エンジニアは、Mapleを使用して設計空間を細かく 程が明確に文書化され、簡単に更新できるようなツールが 探索しました。計算が完全に文書化されており透明性が保 求められます。計算自体は、実際の複雑な物理現象の説 たれているため、彼らの提案は監査を受けることができま 明であることが多いため、効率的な計算に最適化された した。アプリケーションの作成者は、Maple 上に高度に専 ツールを使用して実行するのが適切です(。もしこれらのツ 門化されたツールを使いやすいインターフェースで作成す ールが、クラウドコンピューティングの能力をサポートする ることで、他の技術スタッフは、計算に必要な専門知識を ものであれば、なおさらです。) 必要とすることなく、プロジェクトを進めることができるよう になりました。間もなく、同社は、高度な分析を行う能力が 向上し、プロジェクトに関する社内のすべての知識がより 強固に保存されるようになった点に気づきました。 2
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工学数学に特化したツールとして、Maple は、ほとんどの 工学分野に共通するタスクを自動的に処理します。こうし てエンジニアの時間を開放することで、彼らは特定のソリ ューションを開発したり、新しい設計アイデアを検討した り、Mapleワークシートを使用して他の人 と々共同作業した りできるようになります。 多くのエンジニアは、計算作業をどこで行うかについて、そ れぞれ各自の好みを持っており、新しいツールの導入を理 由付けするのが難しい場合があります。迅速で単純な数学 的ニーズのための表計算ベースのツールは至るところに ありますが、多くの企業は、何らかの問題が起こってから、 その対応策として新しいツールを検討するだけです。その 時までに、彼らはすでに性能の悪いツールによる損失を経 験しており、代替品を見つけるプレッシャーは高くなってい ます。現代のエンジニアリングでは、しばしば無秩序な過 去の手法に伴う冗長性とダウンタイムを削減するような、 計算を適切に管理する積極的なアプローチが必要です。 Mapleの広範囲にわたる文書管理機能によって、 組織全体が計算作業を簡単に監査および理解 今こそ自分たちの計算を会社の重要な資産として扱い、そ できるようになります。 れにふさわしい注意を払って管理をする時です。 会社全体で、計算を構造化および検証された一連の資産 として扱うには、Mapleのような計算管理ツールの導入が 不可欠です。Mapleは、高性能の数学環境であると同時 に、文書管理システムとしても機能し、組織全体が計算を 理解してアクセスできるようにします。自然な数学表記を使 用することで、エンジニアは手作業と同じように直感的に 計算を実行できるようになり、プロットや図、テキストを使っ て、報告書としても使えるような技術文書を作成できます。 www.maplesoft.com | office_jp@maplesoft.com Maplesoft Japan 株式会社:03-5545-3030 © Maplesoft, a division of Waterloo Maple Inc., 2017. MaplesoftおよびMapleは、Waterloo Maple Inc.の商標です そ の他すべての商標は該当する所有者のものです。 3