「未来の子供たちのために、美しい地球を残したい」- この一念から、2010年6月私たち電気自動車普及協会の前身である協議会は、電気自動車の普及を促進するために設立され、その後2014年12月に一般社団法人となりました。
私たちの子ども、孫、その先の子どもたちの世代が、豊かな自然環境の下で健やかに暮らし続けていくことができるように、次世代に責任を持つ私たちが今こそ、そして継続的に行動を起こしていかなければなりません。
地球環境の保全と持続可能な社会の実現を目指し、様々な立場の皆様が連携して、より一層電気自動車(EV/PHV/FCV)がスタンダードカーとなる社会の実現を目指して活動しています。
皆様のご協力と参加を心よりお待ち申し上げます。
★「APEV:国際学生"社会的EV"デザインコンテスト2022」記者発表会の概要をお知らせ致します。写真入り報告書>https://www.apev.jp/news/20220125_design_contest.pdf
協賛企業を募集中です。
【報告書抜粋】
APEVは2013年から2019年まで計4回、東京モーターショーの開催時期に合わせ2年毎に「国際学生EVデザインコンテスト」を実施して参りましたが、世界に蔓延しているCOVID-19への対応として、2021年は中止し2022年に大幅にリニューアルした第5回を開催致します。
■鈴木正徳会長挨拶抜粋
私は昨年6月に会長に就任し「未来の子供たちのために、美しい地球を残したい」という福武名誉会長の理念のもと活動しています。2010年には経産省のEVの担当としてクリーンエネルギー自動車の普及を行っておりました。今回、協会の一員に加わることができ、感慨深いものがあります。
COP26で確認された合意に基づき「1.5℃目標」達成に向けてあらゆるステークホルダーの益々の努力が求められています。国際ルール面でも検討が進んでおり、今年プライム市場で求められるTCFDガイダンスでは自動車会社について、Well-to-Wheel、燃料を製造し、車に搭載し、使用するところまでをCO2排出の情報開示として推奨しています。
自動車産業でも100年に一度の大変革期を迎えて、ビジネスモデルの改善ではなく革命を求められていると思います。電話がスマホに変わり新たなビジネスモデルが創出されたように、自動車においてもガソリンエンジンがモーターとバッテリーに変わるだけではなく、AI導入に伴う自動運転、Maas・CASE、ユーザーの意識変化などビジネスモデルも含め大変革が進んでいくことが予想されます。
このようなときに期待されるのは若い感性です。今回で第5回目を迎えるデザインコンテストは、大きく変わる自動車産業の方向性を鑑み、これまでのEVのデザインをメインとしたコンセプトを大幅に変え、「2040年の社会デザインをメインとした中でのEVの役割・デザイン・ユーザビリテイ」を考えるコンテストとしました。また、作品を集め、評価するだけではなく、ワークショップを3回行う育成型のコンテストです。中長期的な視点で大きく変貌する時代を担う人材育成を行いたいと考えています。
高校生向けワークショップ、地域eモビリティの推進、技術面の提言、ビジネスマッチングなど協会の様々な活動は是非、協会のホームページもご覧いただけますと幸いです。
■APEV及びデザインコンテスト2022の説明
事務局長 荒木 恵理子及び実行委員長 山下 敏男が資料(*注)により下記項目を説明し、その後参加者との質疑応答を行いました。(ビデオをご覧ください)
•APEV紹介 •今回の骨子 •社会的EV? •融合型人材「アーキテクト」の素養?
•融合型人材「アーキテクト」の役割? •コンテスト内容 •全体日程(案)
■講演「モビリティ×ITの観点から見た2040年の社会デザイン【創造】」
審査委員長 藤原 洋が資料(*注)により下記項目を説明しました。
~2040年の社会背景の考察~
1.社会状況(人々の生活や移動の手段は?)
2.EV を含むモビリティはどのように進化しているか?
3.社会インフラはどのように進化しているか?
4.技術は人々にどのような価値を与えているか?
■パネルディスカッション 「モビリティ×ITの観点から見た2040年の社会デザインと人材育成」デルテクノロジーズ㈱・日本IBM(株)・日野自動車(株)・MONET Technologies(株)・審査委員長 藤原 洋・司会は実行委員長 山下 敏男の登壇者の方々が下記の内容でプレゼンテーション(*注)とコメントを述べ、最後に
参加する学生さんへの期待を述べました。
1.各協賛企業様による「事業目的や取り組まれている課題及び協賛に向けての思い」
2.2040年の社会デザインに不可欠なものは?
3.2040年をリードする人材・教育に関する期待・課題
■お礼:田嶋 伸博 APEV代表理事
2010年にベネッセの福武總一郎(現名誉顧問)と地球温暖化防止にはEVの普及が必要と言う思いで当協会を立ち上げました。昨今は世界的にEVが本格的に普及し、当初の目的は達成されつつあります。これからはCASEやMaaSに代表されるように社会とのつながりが重要になっています。
そのような状況の中で今日は藤原理事からITを軸にした先進的なお話や協賛企業様から取り組みの発表がありました。今回コンテストを大幅リニューアルし「社会的EV」を提案してもらう事になった趣旨をご理解いただき、報道をお願いします。協賛企業様と学生さんの参加をお待ちしています。
*注:資料はこちらにまとめております<https://www.apev.jp/contest/2022/files.html>
++++++「デザインコンテスト2022」説明終わり+++++++
関連メディア
このカタログについて
ドキュメント名 | 電気自動車普及協会(APEV)パンフレット2021年9月 |
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ドキュメント種別 | ハンドブック |
ファイルサイズ | 3.7Mb |
取り扱い企業 | 一般社団法人電気自動車普及協会 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |