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力率を測定す ることでヒーターの断線を検出する方法とその応⽤としてインバーターの欠相運転の検出を(株)SIRCは提案します。
ほぼすべての工場でワークを加熱する工程が存在し、その温度は重要なパラメータとなっています。温度による固
体ー液体−気体の相変化を利⽤するもの、温度変化にともなう膨張・収縮などの物理パラメータの変化を利⽤するも
の、温度による化学変化を利⽤するものなどワークを加熱し様々な加工が行なわれています。ワークに熱エネルギー
を与える手段として抵抗体に電流を流すと発熱するジュール熱を利⽤したヒーターが主に⽤いられています。ヒー
ターは、ガスなどの燃料を使⽤した加熱方法のように排気ガスを出さないクリーンな熱源であり、細かな温度調節が
できます。産業⽤に供給される電気は三相交流ですので、これを電源とするときは電流バランスを均等にするために
ヒーターを3個⽤います。ヒーターは可動部がないことから半永久的に使⽤できると思われがちですが、実は、温度変
化による膨張・収縮、高温下での酸化などで劣化する寿命部品です。ヒーターは劣化すると断線しますが、3個の
ヒーターのうち1個が断線しても、残りの2個に電流が流れるため断線の検出は容易ではありません。力率を測定す
ることでヒーターの断線を検出する方法とその応⽤としてインバーターの欠相運転の検出を(株)SIRCは提案します。
このカタログについて
ドキュメント名 | ヒーターの断線検出 |
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ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
ファイルサイズ | 280.2Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社SIRC (この企業の取り扱いカタログ一覧) |