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強風や豪雪等の影響によって発生する電柱の傾斜や倒壊事故を防止
支線アンカーとは、強風や豪雪等の影響によって発生する電柱の傾斜あるいは倒壊事故を防止するため、荷重に対応する方向から電柱を大地に強く繋ぎ留めている「錨」の役目を果たしているものです。
チコーアンカー80型は、抵抗板体と安定板体を別々に打込み、地中で錨形に開いた状態で結合するアンカーです。自然のまま既成層土壌が持つ巨大な土圧を十二分に活用して、抜群に強い耐張力を発揮することができます。現在、チコーアンカー80型の強力にして且つ安定した性能は、すべてのご需要先で高い評価をいただいており、NTT(日本電信電話株式会社)及び全国10電力会社の規格制定品として全国の電柱に設置されています。
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このカタログについて
ドキュメント名 | 支線アンカー チコーアンカー 80型 |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 419.1Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 日本地工株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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支線アンカーとは、強風や豪雪等の
80 影響によって発生する電柱の傾斜あるチコーアンカー 型 いは倒壊事故を防止するため、荷重に
対応する方向から電柱を大地に強く繋
いかり
ぎ留めている「錨」の役目を果たして
いるものです。
チコーアンカー 80 型は、抵抗板体と
安定板体を別々に打込み、地中で錨形
に開いた状態で結合するアンカーです。
自然のまま既成層土壌が持つ巨大な土
圧を十二分に活用して、抜群に強い耐
工 具
張力を発揮することができます。
現在、チコーアンカー 80 型の強力に
打込み棒 して且つ安定した性能は、すべてのご
引抜き板
需要先で高い評価をいただいており、
標示線 NTT(日本電信電話株式会社)及び
打込み筒 全国 10 電力会社の規格制定品として全
国の電柱に設置されています。
機械強度
単位:kN
荷重状態 1 号 2 号 3 号 4 号 5 号 6 号 7 号 8 号
許容荷重 9.8 19.6 29.4 39.2 49.0 58.8 68.6 39.2
※ 設計荷重は許容荷重(機械強度)以内でご使用下さい。
耐張力試験結果
単位:kN
最大耐張力
N値の目安
1 号 2 号 3 号 4 号 5 号 6 号 7 号 8 号
1 ~ 1.5 - - - - - - - 45.0
2 ~ 4 - - - 30.0 35.0 41.0 49.0 -
4 ~ 8 19.0 31.0 42.0 49.0 56.0 68.0 82.0 -
8 ~ 15 23.2 38.5 50.4 56.4 68.0 82.0 99.0 -
※ 1 表に示す最大耐張力は、関東ローム層において確認したものです。なお、最大耐張力発揮時は、土中内でなじみによる戻りが
生じます。戻り量につきましては、地盤により異なるため、耐張力試験等によってご確認下さい。
※ 2 青字で示す最大地耐力は、許容荷重を超えています。
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規格・寸法
単位:A〜Iは ㎜ 、質量は㎏
規 格 A B C D E F G H I 質 量 備 考
1 号 300 100 32 6 1025 9 30 M10 370 5.0
2 号 400 120 32 6 1110 13 40 M12 450 7.5
3 号 450 120 38 6 1150 16 50 M12 500 9.0
4 号 500 140 44 6 1210 16 50 M16 550 10.0
5 号 550 160 50 6 1260 19 60 M16 600 13.5
6 号 600 180 65 6 1330 19 60 M20 670 17.5
7 号 650 200 65 9 1410 22 70 M22 730 24.0 ダブルシンブルもあり
8 号 1000 400 50 6 1680 16 33 M16 1100 31.0 軟弱土用 下部補強板
700
支線ロッド
安 定 板 体 抵 抗 板 体
( 寸法:フリー)
※1 6・7・8号はストッパーの形状が異なります。※ 2 安定板補強は5・6・7号用です。
施工図・施工寸法
単位:m
規 格 t a b c
G.L
1 号 1.04 0.35 0.10 0.22
100m/m 2 号 1.13 0.43 0.12 0.27
3 号 1.18 0.53 0.12 0.30
4 号 1.23 0.57 0.14 0.33
5 号 1.26 0.65 0.16 0.35
6 号 1.31 0.74 0.18 0.37
7 号 1.36 0.84 0.20 0.40
8 号 1.54 1.40 0.40 0.62
a b
3.2
c
t
3.2
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打込みの手順
1. まず図の寸法に近い穴 2. 穴の端に抵抗板体を図のように 3. 安定板受けの上端が穴底 4. 打込み筒の中に打込み
を掘ります。(1~8号 支線方向に向けて設置し、打込み に達したところで打込み 棒を挿入して、さらに打
共通) 棒で安定板受けの上端を叩いて 筒を当てがいます。 込みます。
打込みます。
支
線
方
向
安
深さ20cm 定
板
受
長さ60cm 幅20cm け
5. 案内板の上端が地表から 6. 打込み筒はそのままにして穴底 7. 安定板体が半分以上地中に没 8. 打込み筒を安定板体の
約10㎝ 低い位置になっ に出ている案内板に安定板体 したところで打込み筒を引抜 後端に当てがい、さらに
たところで抵抗板体の打 を嵌め、その後端を叩いて打 きます。(引抜き板を逆叩き 打込みます。
込みを終ります。 込みます。 すると簡単に抜けます。)
案
内
板
打
撃
箇
案 所 引
内 抜
板 き
板
9. 打込み筒に刻まれた標示線が案内板の上 10. 打込み筒をそのままの状態にして 11. 打込み筒を抜いて支線ロッ
端に一致したところで安定板の打込みは 案内板が電柱の方向に倒れるよう ドを取付けます。穴を埋め
終ります。(このとき地中では安定板体の 軽く叩き、支線の角度に合せます。 戻して作業は終ります。
ストッパーが安定板受けに当たるため、 (案内板が動かないときは安定板体 必ず図のような支線方向で
打込み中にも十分手応 の打込みが不十分ですから、もう ご使用下さい。
えを感じます。) 少し打込んでみてください。)
支
線
方
向
ス
安 ト
定 ッ
板 パ
受 ー
標 け
示
線
I SO 9001
JET-0088
本社・本社工場
本社・工場 〒334-0075 埼玉県川口市江戸袋 2 - 1 - 2 TEL.048-283-1111
北海道支社 〒065-0019 札幌市東区北19 条東 21-2-21 TEL.011-780-4111
東 北 支 社 〒984-0011 仙台市若林区六丁の目西町7-13 TEL.022-288-5888
関 西 支 社 〒558-0014 大阪市住吉区我孫子 5 -12 -18 TEL.06-4700-4111
九 州 支 社 〒812-0068 福 岡 市 東 区 社 領 2 - 2 3 - 8 TEL.092-629-6111
営 業 所 栃木・群馬・茨城・埼玉・千葉・中央・多摩・神奈川・山梨・沼津・八戸・新潟・名古屋・広島
https://www.chiko.co.jp/ ※製品改良のため、仕様その他を予告なく変更する場合があります。
2019.06.05-06