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お客様導入事例チラシ豊田合成東日本株式会社様

事例紹介

このカタログについて

ドキュメント名 お客様導入事例チラシ豊田合成東日本株式会社様
ドキュメント種別 事例紹介
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取り扱い企業 Dynabook株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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導入事例 豊田合成東日本株式会社 様 スマートファクトリーを目指しピッキング支援ソリューションを導入、 順序生産・順序納入を実現 モバイルエッジコンピューティングデバイス dynaEdge DEシリーズ、 導入製品・サービス インテリジェントビューア AR100、ピッキング支援システムEQSURV Picking™ お客様情報 豊田合成東日本株式会社 様 スマートファクトリー大衡工場を設立し、お客様要望の順序生産・順序納入を実現 2013年設立。東海地方、九州地方に続くトヨタ自動車グループ第3の自動車生産地域となる東北地方の 宮城工場に本社を置き、トヨタ自動車の工場に隣接して主に射出成形によりバンパーや内装部品など の大型樹脂成形パーツを生産。 2022年7月には同社国内初となるスマートファクトリー大衡工場が稼働しています。 対象業務の課題 お客さまが求める ■お客さま工場の近郊で生産し、タイムリーにお届けしたい 順序生産・順序納入の実現 ■実現のためには不良、品違いを防止する必要がある 導入の目的 導入の効果 ■安定したピッキング環境の実現 ■ハンズフリーでのピッキングを確立 ■ピッキング工程での品違いの防止 ■スマートグラスで必要部品、収納位置を提示 ■ピッキング工程の効率化 ■移動距離を 80%削減、4人分の人員を削減 スマートファクトリーの実現に貢献 ピッキング工程での品違いゼロを達成! ※JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)による値。  実際の動作時間は使用環境および設定などにより異なります。 システ1 ム時概間要の処理商品数も 1人あたり、100 点→150 点で 1.5 倍の効率化を実現 メガネ型ウェアラブルデバイス AR100 でピッキング工程を支援、Windows 10 ベースのウェアラブル PC dynaEdge DE200 を利 用してリアルタイムの在庫管理や一筆書き経路の作成による歩行距離の削減を実現しました。
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導入事例 豊田合成東日本株式会社 様 順序生産、順序納入を実現する「スマートファクトリー」 導入前の課題 導入の背景について、豊田合成東日本株式会社取締役副社長日向博実氏に伺いました。 日向氏「自動車の販売では、エンドユーザーさんが欲しい仕様のものを、受注した順番に組み立てて お届けするということが重要となります。私ども自動車部品メーカーとしては、その実現のため、お客 様である自動車メーカーさんの近郊で組み立てに必要な部品を生産し、順序通りにお届けする必要 が生じます。弊社国内初のスマートファクトリーとして2022年に稼働を開始した大衡工場ではこの順 序生産・順序納入を目指しました。順序納入については以前にも取り組んだ経験がありましたが、順 序生産は初めて。その実現にはピッキングの効率化と品違いの防止が必要不可欠でした」 ハンズフリー、トレーサビリティーが必要 豊田合成東日本株式会社 取締役副社長 そこでDynabookのピッキング支援ソリューションの導入が検討されたと言います。立ち上げ時の 日向 博実 氏 技術選定に関わった、豊田合成株式会社 生産技術統括部 IoT推進室 チームリーダー 東條陽介氏 に伺いました。 東條氏「 ピッキングで扱う部材は大きいものですと120~140cm、また60~70cmのものでも左右 の重量差があるものもありますから、やはり片手でなくしっかりと両手で保持し、ピッキング工程で の不良発生を抑えたいと考えました。 また、品違いを防止するピッキング支援についてはピッキングセンサーなども検討しましたが、セ ンサーから制御盤までの配線が必要となります。そうした『根を生やしたシステム』と比較して、モ 豊田合成株式会社 バイルコンピューティングデバイスDE200、インテリジェントビューアAR100の組み合わせが導入、 生産技術統括部 IoT推進室 運用、メンテナンスなどのコスト面でも有利であると判断しました」 チームリーダー 東條陽介 氏 導入を決めた ●大きな部材、重量差のある部材の安定したピッキング ➡ ハンズフリーでの作業が可能 ポイント ●「根を生やさないシステム」でのピッキング支援 ➡ 大掛かりな環境変更が不要 約80%の歩行距離を削減、4人分の人員を削減 導入の効果 では、実際に導入効果はあったのでしょうか。東條氏に伺いました。 東條氏「自動車部品にはカラーバリエーションなどにより約20種類の仕様違いの部材が存在します。ある程度の大きさを持つ20の間口から ピッキングを行うとなると、歩行距離はそれなりに長くなります。そこで『どこから取った部材をどこに入れたか』ということをトレースできるよ うに改造をお願いしました。必要部品や収納位置をリアルタイムで把握できるようにすることで、ピッキング作業者に一筆書きのピッキング 経路を提示し、歩行経路を削減することができました。新工場ですので過去実績との正確な比較はできませんが、未導入の状態と比較すると 約80%歩行距離が短くなったという試算をしております。また、4人分の人員を削減することができました」 スマートファクトリーという技術を展開していくことが使命 最後に、日向氏に今後の展開について伺いました。 日向氏「大衡工場は、まさに『スマートファクトリー』を具現化した存在です。私はここの責任者を務めてきましたから、スマートファクトリーとい う技術を広く展開していくことは我々の使命だと考えています。今後は海外の工場でも導入の検討を進めていきたいと考えております。ピッキ ング支援ソリューションが今後さらなる進化を遂げれば、一気にグローバル展開も見えてくるのではないでしょうか」 導入効果の ●安定したピッキング環境の実現 ➡ 両手でピッキングでき、ピッキング工程での不良発生を防止 ポイント ●ピッキング工程での品違いの防止 ➡ 導入以降、品違いゼロを達成 ●ピッキング工程の効率化 ➡ 経路の一筆書きにより歩行距離を約80%削減 現場の作業効率を上げる高性能と使いやすさ。 dynaEdge現場DXソリューション インテリジェントビューア AR100 ●第11世代インテル®Core™ CPU搭載 * ●約7.5時間※のバッテリー駆動 高品質な映像と音声によるコミュニ ケーション機能で生産性向上をサポート。 ●現場利用を目指した堅牢性 快適な装着感と操作性でストレスの ※JEITA バッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)による値。  実際の動作時間は使用環境および設定などにより異なります。 ない作業環境を実現します。 ●Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Core、インテル Core、Iris は、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。●Windows は、米国Microsoft Corporation の、米国およびその他の国に おける登録商標または商標です。●EQSURV Picking™ は東芝システムテクノロジー株式会社の登録商標または商標です。●その他の記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。 ● 製品、サービス、サポート内容の詳細は、弊社お問い合わせ窓口(Dynabook 株式会社)までお問い合わせください。製品の仕様、機能は予告なく変更する場合がありますので、ご了承ください。 ※上記コメントはお客様個人のご意見・ご感想であり、当社の見解を示すものではありません。 ※この記事は 2023 年 5月に取材した内容を基に構成しています。記事内における数値データ、組織名、役職などは取材時のものです。 〒135-8505 東京都江東区豊洲 5-6-15(NBF 豊洲ガーデンフロント) 管理番号 DBI-437