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IWASAKI アプリケーションニュース 107-6号 ~ メタルハライド式促進耐候性試験機が 初めてJIS規格に採用‼ ~

事例紹介

JIS A 1501 樹脂製建具のメタルハライドランプによる促進耐候性試験方法

【待望のJIS規格への採用】
 アイスーパーUVテスター SUV-W161/262は、 “メタルハライドランプ式促進耐候性試験機”に分類される紫外線特化の耐候性試験装置です。強力な紫外線で一般的なキセノンランプ式と比較して10倍以上の促進力をもち、幅広い分野で製品の信頼性の確認に利用されてきました。
しかしその一方で、まだ歴史も浅く、ランプの添加物に自由度を持つこの評価機は、各メーカーが独自の特徴を持った製品を販売しています。その為、各ユーザーが自社で所有している評価機を前提とした自社規格で運用するケースが多く、市場でのデータの共有化が図りにくい側面がありました。
“樹脂製建具”とは窓枠・サッシの事です。サッシといえばアルミ製が一般的ですが、近年では断熱性/意匠性に優れた塩化ビニル樹脂サッシが普及しています。優れた特性を持つ一方、紫外線による⻑期耐候性の検証が必要です。
これらのスピードアップと品質向上の為、ハウス/サッシ/材料メーカー、主要試験機メーカー及び事務局・有識者によってJIS原案委員会が結成され、2021年11月22日に本規格が制定されました。

SDGsの観点からも屋外で使用される製品はより高い耐久性能が求められています。
一方で、関連する材料開発の観点からは耐候性の検証が長期にわたり、開発競争力の維持には耐候性試験にかかる時間尾短縮はあらゆる分野で望まれるテーマです。本規格の制定はメタルハライドランプ式促進耐候性試験機の普及の第一歩として大きな意味を持つと考えられ、今後さまざまな分野への波及効果が期待できます。

このカタログについて

ドキュメント名 IWASAKI アプリケーションニュース 107-6号 ~ メタルハライド式促進耐候性試験機が 初めてJIS規格に採用‼ ~
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 373.5Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 山本通産株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)