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ナノレベルの微細分子で基材表面を覆い低摩擦係数の為、成形品が張り付きません
コーティング原理としては、基材表面に塗布した場合、分子構造の化学変化で3層構造となります。
・透明膜厚は 100nm(0.0001mm)~200nm(0.0002mm)。撥水性及び撥油性(油分をはじく)性能を持っています。
・ナノレベルの微細分子で基材表面を覆い低摩擦係数の為、成形品が張り付きません。
・基材表面の小さな引っ掻きキズ等もきめ細かくコーティングする事が可能です。特にシボ表面の角部・突起部にも利用可能です。
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このカタログについて
ドキュメント名 | 離型剤 ナノモールドコーティング |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 553.4Kb |
取り扱い企業 | 日本金型産業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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離型剤
ナノモールドコーティング
特徴
コーティング原理としては、基材表面に塗布した場合、分子構造の化学変化で3層構造となります。
透明膜厚は 100nm(0.0001mm)~200nm(0.0002mm)。撥水性及び撥油性(油分をはじく)性能を持っています。
ナノレベルの微細分子で基材表面を覆い低摩擦係数の為、成形品が張り付きません。
基材表面の小さな引っ掻きキズ等もきめ細かくコーティングする事が可能です。
特にシボ表面の角部・突起部にも利用可能です。
○ワークへ塗布後、ブラックライトを照射することでコーティングが
光るため、無色透明ですが塗布した箇所が目視できる仕様に生まれ 第三層:高温(300℃)による化学反応で
変わりました!(焼付を行うと発光しなくなりますので、ご注意下さい) 溶融成膜が硬化
第二層:分子の自動配列
成 分 第一層:離型剤塗布
アルコキシラン及びイソプロパノール成分。
基材(金型)
危険物質を使わない、無毒性製品。
表面の角部・突起箇所
*FDA(米国食品医薬局)認定製品。
*Food and Drug Administration
ナノコーティング H2O が小さなチリを
汎用性
【 原 理 】 吸い上げる
あらゆるモールドベース材に使用出来ます。
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の離型に利用可能です。 細かなチリ
基材表面
離型性 【 撥水性の原理 】
離型剤を基材表面に塗布することにより、透明薄膜が角部・突起部に張り巡らされます。
離型剤を塗布した3層構造の表面からは、反応性粒子が蒸発し、硬化する事で離型性能を発揮します。
耐久性 耐熱性
コーティング持続の目安は、一般的な汎用樹脂で マイナス 45℃~540℃の高温に対応可能です。
約 300,000 ショットです
一 般 用 途 品 FDA 認定食品・医薬品対応品(A 液/B 液混合)
型 番 容 量 型 番 容 量
HC-5ml 5ml HCF-10ml 10ml
HC-15ml 15ml HCF-15ml 15ml
HC-25ml 25ml HCF-25ml 25ml
付属品:①NMC 専用除去剤及びスプレーキャップ ②ファイバークロス(2 枚) ③ファイバー塗布棒(2 本) ④HCF ご購入に限り専用スポイト(1 本)
オプション①:高温対応ヒートガン 別途オプションにてご提供致します。
【 前処理 】
基材の完全脱脂と洗浄の下地処理を行って下さい。
完全脱脂が終了したら、自然乾燥させて下さい。
【 塗布作業 】
ブラックライトを照射することで塗布状況を確認出来ます。上塗りする場合は 3 回を上限として下さい。
塗布作業終了後、時間を空けずにヒートガンを使いワーク表面温度を 280℃~315℃の高温で焼付作業を行って下さい。
ヒートガンが無い場合は、オーブン(温風炉)の中に入れて乾燥して頂いても結構です。
【 後処理 】
硬化時間として3時間以上自然乾燥をさせて下さい。
ナノモールドコーティングを施したワーク表面には、防錆剤等のケミカル剤を塗布しないでください。
※ 弊社ホームページに、使用方法及び製品比較動画を掲載しておりますので、是非ご覧下さい。
※ カタログ内容は予告なしにメーカーが変更している場合があります。 化成品-360-g-1007 2024 年 3 月改訂