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『産業用ドローンの基礎知識』

製品カタログ

ドローンの種類から航空法まで産業用ドローン運用にあたっての基礎知識をご紹介!【カタログ進呈中】

当カタログは、株式会社草野測器社が取り扱う産業用ドローンの
基礎知識について掲載しております。

「マルチコプターはどのように飛ぶのか」といった内容をはじめ、
機体スペックや航空法についてまで、産業用ドローンの基礎知識を
網羅しております。

仕事道具の選択肢としてドローンの活用をお考えの際は、ぜひご参考ください。

【掲載内容】
■ドローンとは
■ドローンの種類
■産業用ドローン運用にあたっての基礎知識
■航空法
■ドローン活用について など

※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お問い合わせください。

このカタログについて

ドキュメント名 『産業用ドローンの基礎知識』
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 3Mb
取り扱い企業 株式会社草野測器社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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産 業 用 ド ロ ー ン の 基 礎 知 識
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ドローンとは ドローン(drone):英語でオスのミツバチの意味 無人で遠隔操作や自動制御によって 飛行できる航空機の総称
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ドローンの種類 ホビー 軽量・スマホ操作・自撮り ※200g以下 産業・商業用 GPS制御・自動帰還・障害物検知自律飛行 軍用 無人偵察、等
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産業用ドローン運用にあたっての 基礎知識 ・マルチコプターはどのように飛ぶのか マルチコプターはローターそれぞれが独立しており 回転数の制御で上下左右自在に飛行が可能です。 隣り合うローター同士が異方向での回転するのも 特徴です。 プロペラの回転方向 CW(クロックワイズ/時計回り) CCW(カウンタークロックワイズ/反時計回り)
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・モーター制御によるマルチコプターの動作 A B 右 回 前 B+CA+B<C+D前進 右 回 前 右回転 B+D>A+C B+D<A+C 左移動 右移動 C A+B>C+D後退 A+DD 右 回 後 左回転右 回 後 マルチコプターを前後左右に移動させる マルチコプターはモーター回転数を制御 場合進行に対して することにより、機体中心でその場での回 前方モニター<動力差にて移動します 転が可能です。
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・機体制御 ・安全に配慮した機能 GNSS※GPS・GLONASS受信 フェールセーフ 水平方向(XY軸) プロポとの通信が切れた場合設定した高度まで 気圧センサー 上昇後離陸ポイント(ホーム)へ着陸します。 高度(Z軸) バッテリーLow時の自動着陸 ジャイロ 設定している値になるとその場に強制着陸 姿勢 IOC(方向制御) 方向を維持したまま飛行が可能 水平方向 (GPS) 姿勢(ジャイロ) 高度 (気圧センサー)
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・機体が搭載している装置、周辺機器、安全装置 ○機体に搭載されている装置 機体制御装置(A3) フライトコントローラ IMUが内蔵されており 各センサーを制御 PC通信モジュール DATALINK PRO 機体へPCから GPS-CompassPro PMU の命令 GPS衛星の受信 電圧などパラメータ管理 (Waypoint 等)を送る機能 を持つ機体のリ アルタイムで情 IMU(Pro用) 報の確認も可 LED 能です機体姿勢の感知・制御 機体情報の確認
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・機体が搭載している装置、周辺機器、安全装置 ○機体に搭載されている装置 機体集約装置 機体制御装置(A2) IOSD Mark Ⅱ IMU 機体姿勢の感知・制御 システム情報等を集約して分 配するシステムハブおよび情 報を記録する役割も持ちます MainComputer PMU 機体の心臓部12の GPSや電圧など PC通信モジュール 出力チャンネルプロポ パラメーター管理 DATALINK PRO (Futaba製)と通信が可能 LED 機体情報の確認 GPS GPS衛星の受信 機体へPCからの命令 (Waypoint等)を送る機能を持 つ機体のリアルタイムで情報の確 認も可能です
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・機体が搭載している装置、周辺機器、安全装置 ○機体に搭載されている装置 機体集約装置 機体制御装置(Wookong M) IOSD Mark Ⅱ IMU 機体姿勢の感知・制御 システム情報等を集約して分 MainComputer 配するシステムハブおよび情 機体の心臓部12の 報を記録する役割も持ちます 出力チャンネルプロポ (Futaba製)と通信が可能 PC通信モジュール DATALINK PRO GPS GPS衛星の受信 LED 機体情報の確認 機体へPCからの命令 (Waypoint等)を送る機能を持 つ機体のリアルタイムで情報の確 認も可能です
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・機体が搭載している装置、周辺機器、安全装置 ○機体に搭載されている装置 映像転送装置 カメラジンバル Lightbridge2 2.4GHz Full HDの映像伝送 が可能で、タブレット・HDMI機 器で機体に取り付けたカメラ映 像と機体情報を確認できます 2軸ジンバル 3軸ジンバル 機体に対して正面と真 機体に対して360度自由に回転し 下(90度)の範囲で動 て撮影が可能。操作には別途専用 作が可能です。(傾き補 プロポが必要。機体操作は2オペ 正あり) レータになり、搭載可能。カメラに制 限があります 映像表示装置 Android・iOSタブレット DJI-GO
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・機体が搭載している装置、周辺機器、安全装置 ○機体に搭載されている装置 自動制御用PC プロポ Ground stationGround stationPro 機体へ自動飛行経路 (WayPoint)の登録と機体情報 の確認が可能 カメラ 機体制御用 3軸ジンバル用 機体を操作するために使用 3軸ジンバルを操作時 2軸と3軸で割り当てている に使用します。 機能が違います。 通信距離:条件により変動します。 機体へPCからの命令 標準バッテリー最低電圧:5.6V (Waypoint等)を送る機能を持 ※バッテリーは標準添付以外使用 つ機体のリアルタイムで情報の確 する場合は、専用の充電器が必要 認も可能です
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・機体の運用によるリスク ドローンには常に「落ちる」リスクがつきまといます 地上にある物はトラブル時、止まることで安全を確保できるが上空にある物は着陸が必要 です 安定したフライト性能や安全機能はついているものの、破損・脱落・衝突事故が100%な いという保証はありません 但し、しっかりとした運用を行うことによってこのリスクは相当軽減されるともいえます ①入念な準備 飛行ルートの確認、飛行前のバッテリチェックなど ②時間や装備に余裕を持ったフライトプランの作成 バッテリ要領の過信による飛行 ③現場での手順の確認(あわてない) GPSの受信状況や天候など正規の手順作業 ④飛行時の周囲の状況判断 飛行ルートの確認と、周囲の安全確保、磁場のチェック ⑤機体捜査側とパソコン監視側の綿密な情報のやり取りなど プロポ操作とPCでバッテリ・ルートチェックする監視で常に情報の共有 過去の破損事故の多くは人的ミス(操作ミス・状況判断ミス)や外的要因によるものが多く 機体そのものの不具合が原因での事故は少ないです
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・機体が送受信する電波と留意すべき注意点 ○電波2.4Ghz 電波の特性 電波に回折性がないため機体プロポの操縦者飛行している機体が絶えず視認できる状況で飛 行させなければなりません※電波に指向性があります 万が一飛行中に視認の確保が難しくなった場合、次の対応を行ってください →機体の移動をその場で止める ・自動飛行時は中止してプロポ操作が可能な状態にします →操縦者がプロポを持ったまま機体が見える位置まで移動して視認の状態を確保する 機体と通信用のプロポが通信遮断された場合フェイルセーフが発動されるため極力その状態に なることを避ける必要があります フタバの受信機を使用している場合は おおよそ800mは通信ができますが、 操縦者が視認できる Lightbridgeなど映像転送する装置 位置・通信距離まで移動する との兼用では通信距離は短くなります
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・機体が送受信する電波と留意すべき注意点 ○電波2.4Ghz 通信遮断される恐れがある状況(一例) ①防災無線・携帯電話基地局 ②市街地・・・ アンテナの向きと飛行予定ルートが 街中ではWi-Fiや無線の電波など2.4GHzの電 重なる場合は注意を要しますGPSが 波が交差しています。市街地での飛行は事故防 遮断される場合があり、機体の 止の面から極力避けた方がいいですが、どうしても コントロールを失ってしまう場合があります。 必要な場合は飛行計画を通常にも増して入念 近くにこれらがないことを確認した上で に行い、飛行高度と周辺に注意が必要です ルート作成をする必要があります。 ③送電線・・・ 鉄塔の近くでプロポの操作をしている状況で 送電線との機体が延⾧線上に並んだ時に フェールセーフが発動される場合があります
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航空法 平成27年12月10日より航空法 の一部が改正され、 新たに無人航空機の飛行ルール が導入されました
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概要 (1)無人航空機の飛行にあたり許可を必要とする空域以下の空域においては、国土交 通大臣の許可を受けなければ、無人航空機を飛行させてはならないこととする ①空港周辺など、航空機の航行の安全に影響を及ぼす恐れがある空域 ②人または家屋の密集している地域の上空 上記、国土交通省のHPより抜粋
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空港周辺での高度制限について 上記、国土交通省のHPより抜粋
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空港周辺での高度制限について 概要 (2)無人航空機を飛行させる際は、国土交通省令で定めるところにより、あらかじめ、次の各号に掲げる 方法のいずれかによらずに飛行させることが航空機の航行の安全並びに地上及び水上の人及び物件の 安全を損なうおそれがないことについて国土交通大臣の承認を受けたときは、その承認を受けたところに 従い、これを飛行させることができる。 ①日出から日没までの間において飛行させること ②当該無人航空機及びその周囲の状況を目視により常時監視して飛行させること ③当該無人航空機と地上又は水上の人又は物件との間に国土交通省令で定める距離を保つ ④祭礼、縁日、展示会等の多くの人の集まる催しが行われている場所の上空以外の空域を飛行させる事 (3)その他 ①事故や災害時の公共機関などによる捜索・救助などの場合は、(1)(2)を適用除外とする ② (1)(2)に違反した場合には、罰金を科す 上記、国土交通省のHPより抜粋
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申請 ・手続 飛行予定日の10開庁日前までに提出 ※緊急を要するものについては、区分により電子メール、ファクシミリ又は電話により申請させるこ とができます ・申請書の記載事項 一括(一個の機体に対して複数の許可) ・包括(反復して飛行)申請が可能 (1)氏名及び住所 (2)無人航空機の特徴 (3)飛行の目的、日時、経路及び高度 (4)飛行の禁止空域を飛行させる理由又は 飛行の方法によることができない理由 (5)無人航空機の機能及び性能に関する事項 (6)操縦者の飛行経験、技能等に関する事項 (7)安全確保のための対策に関する事項 (8)その他の参考となる事項
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・申請手続きに必要な書類 ①無人航空機の飛行関する許可・承認申請書(※1) ②無人航空機の機能・性能に関する基準適合確認書(※1) ③無人航空機を飛行させる者に関す経歴・知識能力確認書(※1) ④飛行の経路地図 ⑤無人航空機及び操縦装置の仕様が分かる設計図又は写真(多方面)(※2、※3) ※1:改正航空法ホームページの「無人航空機の飛行に関する許可・承認申請書(様式)」 からダウンロード可能 ※2:自作機であって趣味目的で飛行させる無人航空機の場合には、資料の添付を省略 することが可能 ※3:飛行させる機体が、改正航空法ホームページ上の「資料の一部を省略することができる 無人航空機」に該当する場合には省略可能 上記、国土交通省のHPより抜粋