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このカタログについて
ドキュメント名 | 楠本化成エタック事業部_STOP!地球温暖化 新冷媒 低GWP R448Aを採用 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 7.8Mb |
取り扱い企業 | 東海理機株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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STOP ! 地球温暖化
~ETACは低GWP冷媒の採用促進で地球温暖化防止に取り組みます~
ETACは、全ての低温恒温恒湿器(標準品)において
国内環境試験メーカーとして初めて
高GWP冷媒HFC404Aの全廃を実現しました
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環境試験器メーカーが地球温暖化防止の為にできること
低GWP冷媒への迅速な転換
国内環境試験メーカー初!
ETACは小型タイプから大型タイプまで、全ての低温恒温恒湿器
(標準品)において、国内環境試験メーカーとして初めて高GWP
冷媒HFC404Aを全廃し、低GWP冷媒HFC448Aにいち早く転換
いたしました。(2020年1月現在)
従来のR-404AとR-448A、GWP値の比較
【低GWP冷媒 R-448Aの特徴】
・GWP=1387 R-404Aに比べ65%低減
・オゾン層を一切破壊しないODPゼロ冷媒
・不燃、無毒、不活性の混合冷媒
エタックの地球温暖化対策、各種試験器のR404A からR448Aへの移行ロードマップ
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
対応済み
対応済み
2020 年度対応予定
気槽式温度サイクル試験器
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急がれる代替フロンの使用量抑制
キガリ改正によって、我が国を含む先進国においては HFCの生産量と消費量について、2011年から
2013年までの平均数量などを基準値として、2019年から削減を開始し、2036年までに85%を段階的
に削除していくことが義務付けられています。
モントリオール議定書キガリ改正の内容
先進国 途上国第1グループ 途上国第 2グループ
基準年 2011-2013 年 2020 -2022 年 2024-2026 年
基準値(HFC+HCFC) 各年の HFC 生産・消費量の平均 各年のHFC 生産・消費量の平均 各年のHFC 生産・消費量の平均+ HCFCの基準値×15% + HCFCの基準値×65% + HCFCの基準値×65%
凍結年 なし 2024 年 2028 年
2019 年:-10% 2029 年:-10%
削減 2024 年:- 40%
2032 年:-10%
2035 年:-30%
2029 年:-70% 2037年:-20%スケジュール 2040 年:-50%2034 年:-80% 2042 年:-30%2045 年:-80%
2036 年:-85% 2047年:-85%
※経産省HPより抜粋
現行代替フロンにおける国内外の動向
欧州及び米国においては、2020 年以降 R-404Aを使用した装置は販売できなくなり、既存の機器に
使用される R-404Aの価格が高騰し入手が困難な状況になりつつあります。昨今日本でも同じような
状況が徐々に顕著化しており、将来のメンテナンスコストの増大及び使用冷媒の入手が難しくなるこ
とが懸念されています。
欧米及び日本の規制動向
欧州(F-gas,MAC Directive) 米国(EPA SNAP Program) 日本(フロン排出抑制法)
オゾン層を
破壊しない物質群 用途・製品
F-gas 規制 規制年 用途 規制対象物質例 規制年 用途・製品 目標GWP上限値 ・製品 (GWP) GWP 値 規制年
定置式空調機と冷凍冷蔵庫
R-134a 定置式
R-404A (低温) R-404A(3922) 2020
2500 2020
R-134a 冷凍食品加工
R-404A 業務用冷凍機・ (提案) 2021
フリーザー
2019
R-134a 1500 2022 定置式 R-134a(1430)(<0.6kW)(中温) 2020
(その他)
R-404A
R-407A 小売り食品スーパー(>40kW 冷凍機) 1500 2022R-507A 小売り R-404A(3622) コンディショニング
食品スーパー R--507A(3985) 2017 ユニット(別置型シ 1500 2025
R-404A 小売り食品スーパー
ョーケース用など)
(カスケード) 1500 2022
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低温恒温恒湿器・低温恒湿器
信頼性試験業務の新しい流※れ1をつくる「、安心・快適・手間いらず」のHIFLEX NEO-Eシリーズ。
国内環境試験メーカー初! ※1 高GWP冷媒に依存しない、エタック独自の単段式冷凍回路
(特許出願中)で、フロン排出規制法における2025年までのGWP 目標値1500以下 をクリア
して新登場。
●すべてのシリーズでGWP値 1387 の新冷媒R-448Aを採用。
試験器の環境性能の未来をHIFLEX NEO-Eがリードします。
●加湿水の給水方式を改善することにより、1回の給水で
85℃/85%・最大1,000時間の連続運転を実現しました。
●最新のDCインバータロータリ冷凍機を標準装備し、高性能と
ともに消費電力を大幅削減(当社比最大32%)しました。
●水回路の信頼性とメンテナンス性を向上し、長期に渡って安心
してご利用いただけます。
※1 -40℃仕様の単段冷凍ユニット搭載標準器において低GWP冷媒を使用した製品として
HIFLEX NEO-E(ハイフレックス ネオE) シリーズ 型式/基本性能表
低温恒温恒湿器
試験室内寸法(W×H×Dmm) 600×750×600 700×950×700 1000×1000×800
-40℃~+100℃[+150℃]
20%RH~98%RH FX411N-E FX421N-E FX431N-E
-70℃~+100℃[+150℃]
20%RH~98%RH FX711N-E FX721N-E FX731N-E
低温恒温器
試験室内寸法(W×H×Dmm) 600×750×600 700×950×700 1000×1000×800
-40℃~+100℃[+150℃]
20%RH~98%RH FL411N-E FL421N-E FL431N-E
-70℃~+100℃[+150℃]
20%RH~98%RH FL711N-E FL721N-E FL731N-E
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小型/多段積み 低温恒温恒湿器・低温恒湿器
HIFLEX NEO-Eの高い基本性能と環境性能はそのままに、小型/多段積みで省スペースを
実現した低温恒温恒湿器・低温恒温器「S」シリーズ。R-404AやR-23などの高GWP冷媒に依
存しない、低GWP冷媒のみの単段式冷凍回路(特許出願中)が真の環境性能を提供します。
●エタックオリジナルの多段積み構造で最大80%の省スペース化
を実現。スペースの有効活用だけでなく、3つの異なる条件での
試験が同時に可能。開発期間の短縮に貢献します。
●高性能と省エネ・節水を両立し、環境への負荷も大幅カット
●試料の発熱にも迅速対応。新開発の冷凍回路がR-448Aの特性を
最大限に引出し、許容発熱量が従来のモデルと比較し最大940%
向上。試験効率の向上に貢献します。
Space saving 許容発熱量最大
80% 940%
HIFLEX NEO-ES( ハイフレックス ネオES)シリーズ 型式/基本性能表
試験室内寸法(W×H×Dmm)500×350×350 (500×350×350)×2 (500×350×350)×3 (600×600×500)×2
-40℃~+100℃[+150℃]
20%RH~98%RH SXN401-E SXN402-E SXN403-E SXN412-E
-40℃~+100℃[+150℃] SLN401-E SLN402-E SLN403-E SLN412-E
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地球温暖化対策最新情報!
世界初 / 日本初
×
楠本化成と独weisstechnik社が拓く低GWP、地球温暖化対策
世界初 R-23 に替る超低 GWP 新冷媒「R-469A」が
低 GWP 日本で不活性ガスと判定!
楠本化成株式会社のオフィシャルパートナー企業である、 R-23とR-469A、GWP値の比較
独Weisstechnik社が開発した新冷媒「R469A」が公益社
団法人日本冷凍空調学会(JSRAE)の新冷媒評価委員会
に於いて、冷凍保安規則の不活性ガスの条件を満足する
と判定されました。これによりキガリ改正を見据えた
代替冷媒の国内調達に向け大きく前進いたしました。
新冷媒「R469A」のGWP値は1357と低く、R23に対してG
WP値を90%以上を削減します。欧州Fガス規制に対応しな
がら、R23と同等の性能を有し、不燃、無毒、非腐食性の新
冷媒であり、使用方法や費用対効果においても何ら妥協 新冷媒 R-469A
することのない画期的な新冷媒です。
日本国内においては、楠本化成株式会社が新冷媒「R469A」
の製造・販売元となります。現在国内の流通体制を整えて
おりますので、詳細発表までしばらくお待ちください。
独weisstechnik社では新冷媒「R-469A」を急速温度変
化試験器ClimeEventに搭載し欧州で発売しております。
日本では弊社より「R-469A」搭載モデルの販売を予定
しております。詳しくはお問合せください。