差圧変換機　PHM33　差圧計

PHM33 差圧変換器 差圧・風速計測 差圧変換器PHM33は、ピトー管によって流体内の差圧を計測し、信号変換・演算により風速として表示します。 ■特長 ・MEMSインテグレーション技術によるシリコンチップ製の熱差圧モジュールセンサを使用 ・ボトム/ UIソフトウェアによるオフセット機能 ・低圧でのモニタリングが可能、耐圧システム ・RS-485によるModbus RTUプロトコルを利用可能 ・ディップスイッチによる出力とスケーリング‧単位の変換 （mbar / Pa / hPa / kPa / mmH2O / mmWS / inH2O / mmHg） ・風速演算機能 ■導入例 ・クリーンルーム／病院／送風管の差圧監視、フィルタ等の空気の流速監視等

主な仕様 入力 電気特性 入力タイプ 熱差圧モジュール 電源 12～35VDC 測定範囲 0～500Pa 消費電流 DC8V：≦100mA（ディスプレイ無） ≦120mA（ディスプレイ有） 出力 DC24V：≦40ｍA（ディスプレイ無） 出力信号 0～20mA / 4～20mA / ≦45ｍA（ディスプレイ有） 0～1V / 0～5V / 1～5V / 2～10V / 0～10V 過電圧保護 ≦40VDC 信号線 3線式 電 気接続 M12コネクタ（信号用） Modbus RS485 負 荷抵抗 4～20mA ≦500Ω，0～10V ≧10kΩ 精度 ±0.5%F.S. （25℃） 負 荷抵抗 電流＜500Ω, 電圧≧10kΩ 設置方式 壁面取付 応答速度 t63 ＜2ms ディスプレイ バックライト付きLCD2段表示 保護 表示範囲 Pa/V：（風速, 25℃時） Q：質量流量 保 護等級 IP65 文字高 5.56mm 電 気防食性 極性保護, 過電圧保護, 短絡保護 安全圧力 2bar 環境条件 破壊圧力 5bar 計測対象 大気 使用可能温度 ディスプレイ無：-20～+60℃ 認証規格 CE ディスプレイ有：0～+50℃ 使用可能湿度 0～97 RH％（結露雰囲気は除く） 筐体仕様 保存温度 -40～+80℃ 材質 アルミニウムアロイ 温度補正 0～+70 重 量 478ｇ（ディスプレイ無） 温度依存性 ±1.75%（5℃～55℃） 497g（ディスプレイ有） 型式表 型式 PHM 33 - 20 1 - M D 設置方式 壁面 33 50/100/250 Pa - 10 レンジ 100/300/500 Pa - 20 4-20mA 1 0-20mA 2 2-10V 3 出力信号 1-5V 4 0-10V 5 0-5V 6 0-1V 7 結線方式 M12メタル専用コネクタ（2mケーブル付） - M LCD表示 D オプション RS485出力 1

圧力単位換算表 単位 Pa mbar hPa kPa mmWS inH2O mmHg 50/150/250 0.5/1/2.5 0.5/1/2.5 0.05/0.1/0.25 5/10/25 0.2/0.4/1 0.375/0.75/1.875 範囲 100/300/500 1/3/5 1/3/5 0.1/0.3/0.5 10/30/50 0.4/1.2/2 0.75/2.25/3.75 外形図 結線図

AFMT 多孔式ピトー管 AFMTは差圧変換器と組み合わせて使用します。 複数の圧力検出孔を備え、ダクト内の平均流速を計測できます。 吸気/注入口内に十分な空間がない場合でも、流速変化から流路の 障害ポイントを見つけ、改善につなげられます。 型式表 仕様 型式 AFMT - 04 2 - 450 計測対象 大気 設置方式 ダクト内 04 使用可能圧力 最大10bar 材質 SUS316 2 使用可能湿度 上限250℃ 挿入ｺﾈｸﾀ プローブ長≦３００mm (インチ）： R3/4” 50/2” - 050 プローブ長≧４５０mm (インチ）： R１“ 100/4” 100 出口ｺﾈｸﾀ プローブ長≦３００mm (インチ）： R1/8”（内径） 150/6” 150 プローブ長≧４５０mm (インチ）： R１/4”（内径） 長さ（L） 200/8” 200 プローブ材質 SUS316 300/12” 300 取付ネジ材質 銅 （オプション：ステンレス） mm/インチ 450/18” 450 600/24” 600 外形図 800/32” 800 出口ｺﾈｸﾀ 1000/40” 1000 R1/8”またはR1/4” 挿入ｺﾈｸﾀ R3/4”またはR1” プローブ長（L） 機能 測定原理 ■流速の一般式 V =流体の流速（m / s） ΔP = 全圧と静圧の差（動圧）（Pa） AFMTは（直径が完全に一致する）ダクトに ρ = 流体の密度（kg / m3） 挿入して流速を測定するプローブです。 K = 流量係数 プローブが流体と接触すると、圧力検出孔 ■流量の一般式 qv = 液体の体積流量（m3 / s） qm = 液体の質量流量（kg / s） が風上側の平均全圧P1と風下側の静圧P2 K = 稼働時のダクト内における流量係数 を検出します。AFMTは全圧と静圧の差（動 ε = 稼働時のダクト内を通る流体の膨張係数 圧）を測定することで、流速を求めます。 A = 稼働時のダクト断面積（m2） ベルヌーイの定理に基づき、動圧（ΔP）と平 均流速（V）を出力できます。 セントロニック株式会社 〒２４０－００５３ 横浜市保土ヶ谷区新井町４１２－１－５０３ TEL：０４５－４５９－５０７７ FAX:０４５－４５９－５０７８ E-mail：info@sentronic.co.jp URL：http://www.sentronic.co.jp