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コロナ放電試験機  CORONA- i XTシリーズ

製品カタログ

コロナ放電に起因する事故を起さない製品作りに役立つCORONA-i XTシリーズ

◆非破壊検査可能
発生から 30mSec 以内に印加停止可能
◆全数検査が可能
タクトタイム 3 秒程度の高速判定
◆安定した検出能力
高周波&高電圧を印加して電気的にコロナ放電を検出するので、隠れた場所のコロナ放電も発見します 。
◆最適なソリューションを提供する豊富なラインナップ
それぞれの機種で実績と信頼性を誇ります ・ その他の特殊仕様も承ります

◆詳細はカタログをダウンロードしご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、お困りの症状についても、気軽にご相談下さい。

このカタログについて

ドキュメント名 コロナ放電試験機  CORONA- i XTシリーズ
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 980.3Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 アドフォクス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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コロナ放電 パワースイッチング回路に潜む故障の原因
ホワイトペーパー

アドフォクス株式会社

このカタログの内容

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コロナ放電試験機 XT シリーズ総合カタログ
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■ コロナ放電の危険性 コロナ放電が起きていると、製品寿命は周波数が高くなる ほ ど短くなります。例えば 50Hz で 100年間コロナ放電に耐 え る部品でも、50kHzでは1ヶ月で壊れます。絶縁が破壊さ れ ると火花放電を起し、製品不良の原因になります。従来の 絶 縁試験機や耐圧試験機ではコロナ放電を発見できず、製品 も 出荷時には正常に動作しているように見える為、製品が市 場 に出てから不良が発生する厄介な現象です。 インバーター制御によって高周波成分が増え、危険性は増 し ています。そんなコロナ放電に起因する事故を起さない製 品 作りに役立つのが CORONA-i XTシリーズです。 CORONA- i XTシリーズの特徴 ・ 非破壊検査可能 … 発生から 30mSec以内に印加停止可能 ・ 全数検査が可能 … タクトタイム 3秒程度の高速判定 ・ 安定した検出能力 … 高周波&高電圧を印加して電気的にコロナ放電を検出するので、隠れた場所のコロナ放電も発見します ・ 最適なソリューションを提供する豊富なラインナップ … それぞれの機種で実績と信頼性を誇ります ・ その他の特殊仕様も承ります … お困りの症状について、気軽にご相談下さい ■ コロナ放電試験は信頼の CORONA-i XTシリーズで - 電圧 - コロナ放電信号 - 検出器の信号 本体 プローブボックス コロナ放電発生器 火花放電発生器 コロナ放電試験機セット CR1001 FO1001 アドフォクスのXTシリーズは、コロナ放電発生 コロナ放電は電子が加速された時に発生し、電圧 器と火花放電発生器を用いてコロナ放電を確実に 波形を確認するとコロナ放電が検出される位相が 検出できることを確認しながら開発します。 決まっているのが分かります。 ■ CORONA-i XTシリーズの豊富なラインナップ XT-210 XT-330、XT-350 XT-310 XT-281
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■ XT-200シリーズとXT-300シリーズの特徴 XT - 200シリーズ XT - 300シリーズ 試験方法 間欠波形 連続波形 印加波形 ・試料の発熱が少ない ・任意の試験周波数で出力可能(1kHz ステップ) ・チューニング不要 ・試験電圧をデジタル設定可能 特徴 ・印加する周波数は被測定物との共振周波数による ・連続して長時間印加する寿命テストに適する ・コロナサーチモード ※ ・コロナサーチモード ※ 試験周波数 共振周波数により決定 手動により決定 負荷範囲を指定 チューニング 負荷共振周波数に同調 XT-330:キャパシタンスチューニング機構あり (調節) 高電圧大容量のキャパシタンスの試験が可能 ※ コロナサーチモード:コロナ放電開始電圧を測定し、コロナ放電を検出したら直ぐに停止する非破壊検査 XT-200シリーズ機能ブロック図 本体 Probe Box 被測定物 コイルに磁力エネルギ ーを溜め、その逆起電 力を利用して高電圧を 発生します。 周波数は被測定物と の共振によって決まり、 安定してコロナ放電を起 すために秒間 500 回以 ↑ノイズの発生源となる高電圧信号は プローブボックス内で処理する。 上の間欠放電を繰り返し ます。 XT-300シリーズ機能ブロック図 本体 Probe Box 被測定物 信号発信機の信号を HV測定 増幅し、連続サイン波の P.AMP 高電圧を発生させます。 HV 負荷 任意の周波数で印加コロナ分離 RETURN できますが、共振周波数 P.AMP に影響されるので、ここ ↑ノイズの発生源となる高電圧信号は のチューニングが必要にCPU プローブボックス内で処理する。 なります。 コロナ放電について Q コロナ放電とは何ですか? A 高周波・高電圧によって電極周囲の電界が強く振動することで、気体の分子が分離して 発生したイオンと原子、そしてもともと気体中に存在した電子が加速して他の原子に衝突 し、衝突された原子が分離して電子とイオンが増殖し続ける現象です。コロナ放電が起き ている空間は光を発生し、この雰囲気中では化学変化が促進され、絶縁皮膜が破壊され ます。周波数が高い程、短時間で絶縁破壊に至るので、コロナ放電を起さないよう設計す る事が最善策となります。
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■ 主な仕様 XT-200 シリーズ ~ 間欠印加方式 XT-300 シリーズ ~ 連続サイン波方式 高電圧自動 XT-210 XT-281 XT-310 XT-330 XT-350 分配器 HVD 試験最大電圧 30kVpp 10kVpp 10kVpp 5kVrms 10kVrms 10kVrms 試験周波数 [Hz] 100k~200k 30k~200k 30k~80k 10k~100k 10k~100k 間欠/連続サイン波 間欠 1000 回/sec 間欠 500 回/sec 連続サイン波 連続サイン波 連続サイン波 高電圧接続用 キャパシタンス キャパシタンス 負荷チューニング方法 チューニング不要 (共振周波数によ 接続可能機種 ケーブル交換 チューニングに チューニングに (負荷調節) (3 本の容量が異 り決まる) XT-281 より連続して より連続して なるケーブルが付 可変 可変 属) 200mH 以上 200μH~3mH 最大切替 300mH 以上 10kHz:1000pF 10kHz:1000pF (20mH + 40PF) 200pF以下 電流 10A 50kHz 20pF 100kHz:10pF 100kHz:10pF 負荷インピーダンス 300mH 以上 300mH 以上 測定箇所 主な用途 小型トランス モータ U,V,W,E 小型昇圧トランス 高電圧用部品材料 高電圧部品材料 ■ XT-330 PB39aのキャパシタンスチューニング と容量、インダクタンス、試験可能電圧の関係 1 周波数 (kHz) ~ 技術と経験をもって社会に貢献する ~ 販売代理店 〒198-0036 東京都青梅市河辺町 10-6-1 トミタワー7F TEL:0428-24-6042 FAX:0428-24-6069 https:// adphox.co.jp mail@adphox.co.jp ●2019年 3月作成 201900322 XT04