省スペース・基板間接続・大電流化・工程数削減提案など基板上の設計の自由度を高めるSMT対応製品のご紹介。
■【開発検討品】 SMT対応 回動端子
屋内使用機器類の電気接続部分での使用を想定しており、メリットとして基板実装後でも左右どちらからも360度回転しますので、
接続部分回転による取り回し性が向上します。
■【開発検討製品】表面実装バスバー接続端子
基板-基板及び基板間内をバスバーを使用して電気的に接続する端子のご紹介です。製品メリットとして3点の特徴があります。
・大電流対応で100A通電が可能
・ネジレス接続によるワンタッチ構造で作業性がアップ
・表面実装対応により、一般電子部品と同じ工程で実装が可能
■【開発検討製品】高さ調節機能付きネジ端子
当社主力製品であるネジ端子のラインアップ強化としてバスバー接続時の組立公差(高さ方向)を吸収するネジ端子をご紹介します。上下方向の可動機能を追加して下記2点の製品メリットがございます。
・組立自由度の向上
・各部品への応力緩和
■【開発検討製品】新構想 SMTねじ端子
樹脂ケース付きネジ端子と比較して、構造を単純化し製作工数削減を可能にしました。
今回のねじ端子は、順送プレス工程のみでコンタミ対策製品の製造を可能にしており、また、材料に樹脂/快削黄銅の不使用を実現しています。
製品材料に樹脂や快削黄銅を使用しないことで、環境にも配慮した製品になっています。
■【開発検討製品】上下基板接続端子
上下基板接続端子とは、上下通電を必要とする平行配置された基板に取り付けることにより基板間を電気的に接続する製品になります。
今回ご案内する上下基板接続端子は、お客様から要望が多くありました同一筐体内に固定された上下基板同士の接合を前提としており、基板間の誤差やズレを吸収するなど基板取り付けの制約を緩和した製品です。
■ロック機構付のノンリリース式シールドクリップ。
本シールドクリップを使用することで、ケース固定のため基板に穴をあけることや曲げ加工等の必要がなくなり、工程数の削減を可能にします。
■同等の性能で従来品から約50%軽量化の成功!!アルミネジ端子
今回ご案内するアルミネジ端子は、軽量化と環境負荷低減を目指して開発し、従来品と同等の性能で約50%軽量化を達成し、省エネルギーのためにますます重要になる軽量化技術の一助となる部品です。
素材にアルミを使用するメリットは軽量化とリサイクル性の高さです。
アルミの比重は鉄や銅と比べると約3分の1のため、アルミを使用することで軽量化を可能にします。
また、アルミは腐食しにくく融点が低いため、リサイクルに必要なエネルギーは、新たなアルミニウム地金を製造する場合に比べてわずか3%となり、省エネルギーへの貢献と限りある資源の有効利用ができる素材です。
小型化、軽量化による運輸コスト削減や環境負荷低減が望まれている輸送分野(自動車、鉄道車両、航空機)で多くのアルミが使用されており、特に自動車開発の最大の課題になっているCO2排出量削減=燃費規制への対応に有効な省エネルギー対策には、アルミが多く採用されています。
今回ご案内するアルミネジ端子は自動車向けDC/DCコンバーターや車載充電器等のパワーエレクトロニクス向けに最適な部品になっております。
■省スペース化に最適なシールドクリップ 当社最小幅0.8mmタイプ■
シールドクリップとは
クリップ方式で取り付けがきるSMT対応のクリップ端子で、EMI(電磁妨害)及びEMS(電磁感受性)のノイズ対策で使用するシールドケース(カバー)を基板上に固定するための部品です。
シールドカバーを基板にはんだ付けする場合と異なり、こちらの製品を使用した場合リフロー後にシールドカバーを取り付けるため、シールドカバー内に配置される部品のはんだ付け状態等の確認が容易になります。今回ご紹介する製品は、当社シリーズで最小幅になる幅0.8mmと極細のシールドクリップになり、基板上のスペースが有効的に活用できます。
■カスタマイズ設計が可能な【スペーサー各種】■
スペーサーとは
空間を確保するための部品のことで、基板間の接続等で間に挟んだり、固定して使用します。素材には、金属製や樹脂製があり、自動車、航空、電子工学等の様々な産業で使用されています。
標準的な形は丸スペーサーですが、六角スペーサーもあり、材料、サイズ、ねじの種類によって様々な種類のスペーサーがあり、ナイロン製・プラスチック製のスペーサーは、電気絶縁性、耐薬品性、低吸湿性を備えて軽量です。金属製のスペーサーは主に黄銅、スチール、ステンレスが素材になっており、頑丈で耐衝撃性に優れています。
今回、ご案内するスペーサーは金属製で長さ違い・貫通/非貫通タイプなどご要望にあわせてカスタマイズ設計のご相談も承ることも可能です。
■基板/配線上の高電流に対応【高電流バスバー】■
バスバーとは
大容量の電流を導電するための導体で、主に銅、真鍮、アルミで作られ、電動体として機能する金属製の棒を指します。バス(母線)として使用されるバー(棒)のことで、英語では【bus bar】 で表記されるため、日本ではブスバーやバスバーと呼ばれています。大容量の電流を必要とする際にケーブルや電線を用いるのではなく、バスバーを活用することで効率的な電源供給をすることができ、基板上・配線上で大電流が必要な場合に、今回ご案内するバスバー実装にて補強が可能です。
このカタログについて
ドキュメント名 | 様々な用途に活用できる上下基板接続/バスバー接続/ネジ端子 などの基板実装部品(SMT)の開発情報 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 4.6Mb |
取り扱い企業 | リズム株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |