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今まで問題を解決できなかった…そんなあなたへ!
露点計には鏡面冷却式・静電容量式(ポータブル型/オンライン型)がありますが、その違いをきちんと把握できている方は多くありません。
今まで露点計を使っていなかった方にも、使いこなせなかった方にも、使いたいシーン別の比較対応表付などで簡単に把握することが可能です!
1つ持って入れば使える冊子ですので、詳細はダウンロードでご確認ください。
このカタログについて
ドキュメント名 | 【ガイドブック】露点計の選び方 |
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ドキュメント種別 | ハンドブック |
ファイルサイズ | 223Kb |
取り扱い企業 | 日本冶金化学工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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露点計の選び方
鏡面冷却式露点計
鏡面冷却式露点計は、機器内部にある鏡面にサンプルガスを吹き
付けながら、鏡の温度を変化させます。鏡の温度を変化させて、
吹き付けているサンプルガスの露点温度に達すると、鏡の表面が
結露(結霜)します。鏡の温度変化は何度も結露(結霜)と蒸発
を繰り返し、最終的に安定した点を露点温度として表示します。
◆結露現象を利用し、高精度・短時間応答の露点測定ができます。
◆露点標準器としての使用にも適します。
静電容量式露点計(ポータブル型)
ポータブル型露点計には、本体の内部にセンサーが内蔵されてい
ます。サンプリングチューブを本体の継手に接続して測定します。
ポータブル型にはドライチャンバーという強制的にセンサーを乾燥
状態に保つ部品があり、保管中や測定前などの待機時にはセンサー
表面の水分を常に吸着し、ドライに保ちます。余計な水分の付着を
防ぎ、低露点サンプルの測定でも素早い応答が得られます。
◆バッテリー駆動なので、電源確保を気にすることなく場所を選ばずに
測定することができます。
◆露点計1台で複数箇所の測定をしなければならない場合でも、短時間
のうちに容易に測定することができます。(ボンベ測定に最適です)
静電容量式露点計(オンライン型)
オンライン型露点計は、センサーを遠隔設置して、ケーブルを
介して表示器で露点を表示します。固定測定点を常時監視し、
記録を取るなどの使用に適しています。
センサーは配管に直接設置するか、センサーホルダーなどを使用
して配管系統の中に設置します。動作電源は 90-240VAC または
30-300VDC の範囲で使用可能で、型式ごとに異なります。
測定値に応じた 4-20mA などの信号を出力し、記録計や DCS などの
ロガーに入力し 24h365 日連続での記録や、管理基準を超えた場合
に警報接点を設定することもできます。
◆定点で連続的に露点温度測定し、記録出力や警報の機能を使用
することができます。
◆低露点側への応答に長い時間を要しますが、サンプルに予期せぬ
水分の混入が発生した際には瞬時に応答します。
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静電容量式 静電容量式
露点測定の検討要素 鏡面式
ポータブル型 オンライン型
高精度で測定したい ◎ ○ ○
イニシャルコストを抑えたい △ ○ ◎
露点測定の推移を記録計やパソコンに記録したい ◎ △ ◎
電源の無い環境で使用したい × ◎ ×
露点を常時監視したい ○ ○ ◎
複数個所で露点を測定したい ○ ◎ △
ボンベのガスを測定したい ◎ ◎ △
配管に流しているガスを測定したい ◎ ◎ ◎
ドライルーム内の露点を測定したい ◎ ○ ◎
圧力が高い環境の露点を測定したい ◎ × ◎
真空状態での露点を測定したい ○ × ◎