1/22ページ
ダウンロード
SEPIC回路の動作原理とインダクタ選定
目次
電源回路
スイッチング電源
SEPICとは
SEPIC回路のインダクタの選定
効率比較
まとめ
このカタログについて
ドキュメント名 | SEPICとは |
---|---|
ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
取り扱い企業 | サガミエレク株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
sepic
sepicコンバータ
sepic動作原理
sepic converter
sepicalm s wp
sepic ic
sepiciler
sepic設計
ceviche
sepicコンバータ
sepicコンバータ 設計
sepicコンバータ 電流
sepicコンバータとは
sepic動作原理
sepic converter
sepic converter working
sepic converter circuit diagram
sepic converter waveforms
sepic converter analysis
sepic converter circuit
sepic converter efficiency
sepic converter working principle
sepic converter formula
sepic converter output voltage equation
sepicalm s wp
e
sepic ic
septic shock icd 10
sepic converter ic
sepic controller ic
septic arthritis icd 10
sepic converter controller ic
septic encephalopathy icd 10
sepic battery charger ic
sepic とは
sepic動作原理
sepic converter
sepic コンバータ
sepic ic
sepic とは
sepic設計
sepic回路
sepic cuk
sepic昇圧
sepic効率
sepic絶縁
sepic zeta cuk
sepic zeta converter
sepic duty
sepic duty cycle
電源 sepic
sepic converter design
sepic電路
sepic電感
sepic動作原理
sepic battery charger
sepic buck-boost converter
sepic boost
sepic multiplied boost converter
sepic buck-boost converter
SEPICについて
Page2
目次
•電源回路
•スイッチング電源
•SEPIC
•効率比較
•まとめ
Page3
電源回路
電子機器で消費されるエネルギーは、電源回路から供給されます。
電源回路は、商用交流電源や電池などから入力した電気エネルギーを
それぞれの電子機器が要求する電気エネルギーに変換して供給します。
Page4
電源回路
電源回路の分類
Page5
スイッチング電源
スイッチング電源とは、
スイッチング素子を用いて電力変換・調整を行っている電源装置の一つ
利点
「小型」
「軽量」
「高効率」
欠点
「部品点数が多い」
「ノイズが大きい」
Page6
スイッチング電源
コンバータの中でよく使われる
スイッチング電源の分類は下記のようになります
Page7
スイッチング電源
•昇降圧回路例と特徴
Page8
SEPIC
Single Ended Primary Inductor Converterの略
SEPICとはインダクタを2個使う昇降圧コンバータの一種
参考)昇降圧コンバータの使用例
Page9
SEPIC
回路構成自体は40年以上前からあった。
ただし設計難易度が高く採用されてなかった。
(昔はトランスを使っていた)
最近ではIC技術の進歩で専用ICが出てきたことで、
使われるようになってきてます。
Page10
SEPIC
SEPICの特徴
•メリット
①一つの回路で昇圧と降圧の動作ができる
②出力電圧と入力電圧の極性が同じ
•デメリット
①大電流用途には向かない
②インダクタを2個使う
Page11
SEPIC
回路の動作原理・イメージ
Page12
SEPIC
・回路の使用用途
入力電圧が変動しやすい、電源電圧と出力電圧が近い場合に使用されます。
①車載用機器での使用
自動車の用途でLEDを光源とした場合、自動車特有の電圧変動が大きく、
昇圧型、降圧型では、LEDのちらつきなどが発生して設計が難しい。
昇降圧型の方が設計が容易の為、LEDを使った下記のものに使われております。
Page13
SEPIC
②モバイル機器での使用
単一のリチウムイオン電池は通常、4.2Vから3Vに放電されます。
例えばユニットが3.3Vを必要とする場合にSEPICは効果的です。
Page14
SEPIC
使用するインダクタの選定
・L値
L値が大きいとリプル成分(※)が抑制されます。
また効率も良くなります。
ただし負荷応答特性(※)が大きくなります。
・DCR,定格電流
DCRが小さければ発熱による損失が小さくなるため、効率も良くなります。
定格電流は、流す電流以上のものを選定します。
Page15
SEPIC回路のインダクタの選定
SEPIC回路にはインダクタが2個必要ですが、
回路動作上問題ない為、同じコアに電線を2本巻いた
結合インダクタ(SQR/SGQRなど)を使用できます。
それにより実装面積を大幅に減少させることができます。
Page16
SEPIC回路のインダクタの選定
サガミのSEPIC回路用インダクタ(SQR/SGQR)の特徴
•2in1構造のため実装タクト、接地面積を低減
•小型・高効率のSEPICやZETAコンバータなどに対応
•閉磁路構造
•4端子構造により耐振動性、耐衝撃性が向上
Page17
SEPIC回路のインダクタの選定
サガミのSEPIC用インダクタは、下記8~12mm角サイズが有ります。
•通常品
SQR8065C/1065C/1277C
•低背品
SQR8042C/1042C/1257C/1242C
•配線変更品
SQR8065CA/8042CA/1065CA/1277CA
•廉価品
SGQR8065CA/1065CA/1277CA
Page18
効率比較
SEPICの評価基板を用いて下記インダクタの
サイズや種類を変更し、効率を測定しました。
サイズ[mm] コアの材質 種類 数量
(D×W×H)
① 12 × 12 × 8 フェライト 結合インダクタ(2in1) 1
② 11.5 × 10 × 9 メタル 結合インダクタ(2in1) 1
③ 8 × 8 × 6.8 フェライト 結合インダクタ(2in1) 1
④ 12 ×12 × 4.5 フェライト パワーインダクタ 2
⑤ 7.5 × 7.2 × 5.4 メタル パワーインダクタ 2
Page19
効率比較
フェライトの方が効率が良い結果となった。
※メタルはフェライトに比べ、小電流でもL値が下がりやすいためと考えられる
Page20
効率比較
効率は同等程度