産業機器の省エネ改善と予防保全を支援する「計測・診断」のおすすめ

ソリューションシステム 重要な設備機器を安心してお使いいただくために 「保守・サービス」ソリューション 納入・据付 省エネ・ トータル リニューアル 保守点検・ （更新） サービス メンテナンス 計測・診断 計測・診断ソリューションカー全国各地で活躍中！ 号 号 号 号 号

ビフォアからアフターまで、きめ細かな 日立産機システムは、お客様の製品やシステムが、いつでも最良の状態を保ち、 納入・据付 より長く快適にご使用いただけますようさまざまなサービスを、 全国の拠点を通じて迅速かつ誠実にご提供しています。 省エネ・ トータル リニューアル 保守点検・ （更新） サービス メンテナンス 大切な設備を安心してお使いいただくために、 計測・診断 “保守点検とメンテナンス”のおすすめ。 定期的な保守点検やオーバーホールは、設備の経年劣化をカバーするとともに、突発事故を未然に防ぎ、大切な設備の長寿命化を 実現します。また、不具合個所の早期発見により無駄な維持費が削減できます。日立産機システムは、独自の予防保全メニューを 用意していますのでご利用ください。 ●設備の経年劣化と保守点検の効果 設置 経過年数 向 上 性 能 定期点検 リニューアル ・ （更新） 機 定期点検 能 水 オーバーホール 定期点検 準 定期点検 保守点検を 劣 していない場合 オーバーホール 定期点検 化 長寿命化 実用上の許容限界 ■推奨保守点検時間（例） 定期点検 オーバーホール リニューアル ※1： 日立油冷式スクリュー圧縮機の場合 ※2： 定期点検時期は「クレーン等安全規則（労働省令34号）」によります。 ポンプ 半年～1年 5～6年 10～15年 ※3：（ 社）日本電機工業会（JEMA）資料 圧縮機※1 6,000H・1年 4～8年 12～16年 クレーン※2 月例・年次 5年 10年 モートル※3 1～2年 5～10年 15～20年 Maintenance Parts Supply メンテナンスサービス 部品供給サービス 定期保守、オーバーホールなど、独自のメニューで 自動倉庫設備でコンピュータ管理された数多くの お客様のニーズにお応えします。 保守部品・消耗品を、日本全国のサービスネット ワークを通じて、迅速かつ確実に供給します。 Measure & Diagnosis Solution 計測・診断ソリューション 受変電設備 配電盤 現状の設備を診断して、改修・更新・環境改善など、お客様のニーズに合った機能 アップをご提案。設計・製作・工事から導入後のメンテナンスまで対応します。 制御盤 モートル 溶接機 計測・診断ソリューションカー インバータ PLC 超音波流量計、空気漏洩量測定器、絶縁抵抗測定器 送風機 ベビコン など、お客様のさまざまな設備機器に対応できる 計測器を搭載しています。 IJP ポンプ 圧縮機 ホイスト 1 PLC：プログラマブルコントローラ IJP：インクジェットプリンタ

トータルサービスでお応えいたします。 ●保守点検未実施による障害発生事例 空気圧縮機、ベビコン ポンプ モートル 潤滑油劣化によりロックした圧縮機 経年劣化により腐食、水漏れしたポンプ ダスト付着により絶縁破壊したモートル （スクリューロータ部） （グランド部） ホイスト 変圧器 インクジェットプリンタ（ＩＪＰ） 印字のみだれ 経年劣化により素線切れしたロープホイスト 絶縁紙劣化によりコイルが破損した変圧器 産業用インクジェットプリンタの印字みだれ （ロープ部） ●定期点検・メンテナンス契約 適切な保守期間ごとにご連絡し、細部にわたり重要ポイントをチェック・調整します。 ①予め保守スケジュールが決められますので、生産計画などに組み込むことができます。 ②製造ラインなどお客様の設備の停止時間を最小限にとどめます。 ③一定額の契約料をお支払いいただくことでメンテナンス費用を平均化できます。 ④契約のお客様には、優先的にサービス対応させていただきます。 ＊製品ごとに詳細契約内容が異なりますのでお問い合わせください。 ＊オンコールでも保守対応させていただきますが、スケジュールなどお打合わせさせていただきます。 遠隔監視サービス 当社監視センタから電話回線を使って、 通信ユニット 365日24時間お客様の設備の稼働状況 パケット通信網 温度・圧力・電流 や異常を監視します。 運転信号、故障信号、他 運転データ 日立特約店およびサービスステーション サポートセンタ 出動指示 お客様事務所 事務所に設置してある パソコンでご覧になれます。 ポンプ場 ポンプ インクジェットプリンタ 圧縮機 2

確かな「計測・診断」で問題個所を精査、改善提案で 「省エネ・リニューアル化」をご支援します。 各種計測器を搭載した「計測・診断ソリューションカー」により、お客様の圧縮機・ポンプなど設備機器から配管・末端機器まで工場全体を 診断し、具体的な改善内容をご提案、省エネ・リニューアル化をご支援いたします。 ＊日立製品・他社製品を問わず診断します。 ＊診断内容により「費用」が発生する場合、別途お見積を提出させていただきます。 診断～提案の流れ 調査 計測・診断 提案 設計・製作・ 調査により計測・ ウォークスルー 分析、検討、 工事 診断メニューの 使用状況調査 提案書作成 選定、実施 主なメニュー ●ポンプ使用水量、圧縮空気 ●電源監視、波形測定 ●振動・騒音測定 　流量測定 ●圧力容器肉厚測定 ●高調波測定 ●ポンプ、圧縮機負荷率測定 ●モートルコイル絶縁診断 ●ガス濃度、温湿度測定 ●空気配管のエア漏れ測定 ●ベアリング異音測定 ●省エネ機器導入効果測定 ●コンデンサ静電容量測定 ●漏洩電流、絶縁測定 提案のポイント 省エネ 予防保全 環境保全 「省エネ」の診断メニュー（例） ポンプ使用水量測定 圧縮空気流量測定 空気配管のエア漏れ測定 ポンプの負荷状況や実水量を測定し、使用水量・ 超音波ガス流量測定器を既設配管に取り 工場内のエアー漏れ個所・漏れ量の測定を 年間消費電力を把握します。測定結果から適切 付け、配管を流れる実流量を測定します。 行います。漏れ修繕費を提示して、修理に なポンプ設備を提案します。また、推奨設備導入 配管が分岐したラインへの供給流量の測定が よる省エネ効果・修繕費に対する回収年月を に伴う工事費を含めたコストを提示して、省エネ 可能です。また、エンジンコンプレッサーの 提示します。 効果による回収年月を提示します。 負荷状況も確認できます。 測定者はわずかな漏れ量でもヘッドフォン から聞こえる音で漏れ個所を特定します。 ③ 消費例 ① ② 消費例 ①集合配管で測定 → 全体流量 ②分岐配管で測定 → 各ラインごとの流量 （使用量） ③圧縮機出口で測定 → 流量・負荷率測定 提案事例 提案事例 提案事例 提案事例 提案事例 台数制御化、インバータ化などへの 各ラインへの供給流量測定による 75kW圧縮機の定格空気量の15％が漏れ リニューアル提案 分散化提案など ている場合、年間612,000円の損失です。 （当社算定値）（3,000Hr／年、0.69MPa時、1.8円／m3の場合） 3

「予防保全」の診断メニュー（例） 圧力容器肉厚測定 モートルコイル絶縁診断 ベアリング異音測定 第2種圧力容器の肉厚を測定し、継続使用の可否判 判定式絶縁抵抗測定器を使用し、モートル モートル、ポンプなど回転体の最重要個所で 定を行います。また法令※によって保管義務のある コイルの絶縁劣化状態の判定を行います。 あるベアリングの状態を測定し、データに 第2種圧力容器検査記録の作成を代行します。 よる最適更新時期を決定、提案します。 提案事例 提案事例 提案事例 測定結果から、腐れ代に近い減肉が 予防保全（点検整備）、高効率モートル 予防保全（点検整備）、ベアリング 認められ、リニューアル提案 などへのリニューアル提案 交換、状態によりリニューアル提案 非接触過熱診断 漏洩電流測定 コンデンサ静電容量測定 赤外線感知放射温度計を使用して、測定物に 変圧器二次側接地線や電路（ケーブル） インバータの主回路、プリント基板などに使用 触れることなく端子や本体の温度状態を把握 3線をクランプ電流計を使用して漏洩電流を されているアルミ電解コンデンサの静電容量 することができます。 測定し、絶縁低下を測定します。 を測定し劣化判定を行います。 提案事例 提案事例 提案事例 測定結果から対策案を提案 予防保全（点検整備）、状態により 予防保全（点検整備）、部品交換 リニューアル提案 インバータのリニューアル提案 ※第2種圧力容器の定期自主検査 事業者は使用から1年以内ごとに1回自主検査を行わなければならない。またその結果を記録し、3年間保存しなければならない。（ボイラーおよび圧力容器 安全規則 第八十八条） 「環境保全」の診断メニュー（例） 各種データ計測ツール 保全マン 振動・騒音測定 高調波測定 各種データ計測ツール 周波数分析器により、敷地境界でのNC値や ビル設備機器に及ぼす高調波歪みを測定し、 各種センサ出力を「保全マン」に取り込み、 周波数分析、振動・騒音の伝播経路の特定、 障害対策および環境負荷にマッチした最適 パソコンで分析することにより設備保全や 絶縁などを行います。 機器を提案します。 省エネ提案に活用します。 提案事例 提案事例 測定結果から対策案を提案 予防保全（点検整備）、状態により リニューアル提案 4

計測・診断による提案を実施するにあたって、 “省エネ・リニューアル”のポイント。 “リニューアル”の検討にあたっては「省エネ」を取り込んだ計画が大事です。そのためには、①高効率の機器に取り替える②取付け互換の製品に取り替える ③制御システムを導入して省エネを図る などのチェックポイントがあります。日立産機システムは、それぞれに最適なソリューションを用意しています。 高効率の省エネ機器 高効率モートル トップランナー対応変圧器 「ＳｕｐｅｒＰｏｗｅｒシリーズ」 「Ｓｕｐｅｒアモルファスシリーズ」 ＪＩＳ高効率規格(JIS C4212)に適合する製品を 無負荷損の低減に着目してアモルファス鉄心を採用。 ラインアップしています。 トップランナー基準値より全損失で約44％減を実現しました。 自動給水ユニット インバータ 「ウォータ・エースシリーズ」 X200シリーズ SJ700シリーズ インバータにより末端圧力一定制御を採用、給水需要に 簡単・トリップレス、ファン・ 高性能にグレードアップ、 応じた圧力変動の少ないポンプ運転を実現します。 ポンプ運転に最適な機能 高トルクを必要とするあら が満載です。 ゆる用途に対応します。 インバータ搭載空気圧縮機 インバータ搭載ホイスト 「スーパーV2、V8シリーズ」 従来の一定速機に比べ、必要な空気量に合わせて理想的 な容量制御を行うため、無駄な仕事がほとんどなく、 インバータ搭載により、滑らかな 電力量の削減が図れます。 加・減速と消耗品の長寿命化を 実現。また、保守メンテナンスの 効率アップにも役立ちます。 5

取り付け互換のリニューアル機器 リニューアル用インバータ リニューアル用ヒューズフリー遮断器 ■取り付け板により取り付け寸法がピッタリ ■盤の改造・配線変更なしでリニューアル ■端子台名称は同一のため接続作業が簡単 ■リニューアル工数を約1/3に低減（当社算定値） ■リニューアル工数を約1/3に低減（当社算定値） 標準インバータ 旧型 現行 旧型 現行 の場合 リニューアル用 インバータの場合 ●取り付け寸法同一 ●配線接続位置同一 表面 取り付け寸法同一 裏面 配線接続位置同一 ファン・ポンプの省エネシステム ファン･ポンプ用インバータ制御盤 ポンプ用台数制御盤 「ＦＰセーバ」 「ウオータローラ」 ■バルブなどの調整に比べ平均約30％の省エネを実現（当社診断実績） ■負荷に応じた台数制御で省エネ運転を実現 ■インバータ制御により負荷に応じた細かな流量制御 ■インバータ盤への組み込みも可能 ■商用電源／インバータの切替、遠方操作 が可能 ポンプ 可変周波数 ファン 商用電源 可変電圧 ポンプ 台数制御装置 FPセーバ ポンプ ポンプ 空気圧縮機の省エネシステム 圧縮機台数制御コントローラー 管理用パソコン マルチローラー®EX専用遠隔監視システム 「マルチローラー®ＥＸ」 「ＭＲマネージャー」 ＬＡＮ ■圧縮機台数制御で約25％の省エネを実現 ■圧縮機稼動状況と空圧設備管理の容易化 ■複数台の圧縮機（一定速機／可変速機 マルチローラーEX ■遠隔から運転操作、各種設定変更可能 　混在可能）を高率よく運転、各機の運転 通信基板 　時間の平均化が図れます ・運転、停止情報、電力、空気量データ ■既設機／他社機も接続可能 ・異常情報、故障履歴　など ■運転モニタ画面 ■運転操作画面 6

▲ ▲ ▲ ▲ モータ ＡＣサーボ インバータ ポンプ エネルギー回収システム 空気圧縮機 変圧器 ホイスト Webコントローラ 永久磁石モータ ギヤモータ プログラマブルコントローラ ブロワ インバータ・ウォータエース ベビコン 遮断器 インクジェットプリンタ 絶縁監視システム パケット通信端末 信用と行き届いたサービスの当社へ ●このカタログに掲載した内容は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。 T-058R 2011.7 Printed in Japan(H)