二液混合タイプ補修剤　Belzona 1161スーパーUWメタル

Product Data 油面や湿潤面に接着可能な 多目的補修剤 Belzona 1611は、ケイ素鋼強化ポリマーをベースとする 2液混合タイプの補修剤です 水を押しのけながら材料が被着面に到達して接着する特 Belzona® 1161 性から、油分や水分が残る表面にも施工可能です。簡易な 下地処理を施すだけでも接着が得られ、また硬化後は機械 スーパーUWメタル 加工も可能です。 Belzona 1161なら • 油面や湿潤面に接着可能 • 手工具による簡易処理を施すだけでも 強力に接着 • 水中でも硬化 • 補修手順を簡素化 • 高額な部品交換を不要に • 復旧時間を短縮 • 溶接等の火気作業を減らし 漏水配管の補修 • 安全性を向上 当て板接着 Belzona 1161の主な用途 • 桟橋鉄骨 • 結露管 • 漏水、漏油対策 • フランジからの漏れ • ダ クト結合部 • 配 管破損部 • タ ンクからの漏れ • 当て板接着 • 隙 間充填 結合部のシーリング 漏油止め www.belzona.jp ベルゾナは補修とメンテナンスの諸問題に対する優れたソリューションを提供いたします。

Belzona 1161は シンプル • 混合、塗布が容易 Belzona® 1161 • 専用工具は不要 スーパーUWメタル • 少量使用、未混合材の保存が可能 安全 • 低温で硬化し、火気不要のため 火災リスクがゼロ • 優れた電気絶縁性 • 無溶剤 多機能 • 油面や湿潤面でもしっかり接着 • 水中でも硬化 • 硬化後は機械加工に対応 • 離型剤を用いた成型が可能 • 硬化後の膨張、収縮、歪曲なし • 膜厚管理が容易 効果的 • ガルバニック腐食を防止 • 非腐食性 • 耐薬品性 • 優れた耐熱性 フランジのシーリング 現地代理店 製品品質と技術サポート 全てのベルゾナ製品は、国際標準規格であるISO 9001:2008 および ISO 14001:2004 に準拠し、厳格な品質管理体制と環境管理体制に 基づいて製造されています。 ベルゾナは世界120カ国、140社以上の海外販売代理店からなるグ ローバルなサービスネットワークを展開しています。経験豊富な技術 コンサルタントによる問題箇所の診断からソリューションの提案、現場 監督および施工管理を含めた各種の現地サポートサービスをご利用 いただけます。 ISO 9001:2008 Q 09335 ISO 14001:2004 EMS 509612 国際標準規格 ISO 9000に準拠した 品質管理基準で製造されています。 UK • USA • Canada • Thailand Copyright © Belzona International Limited 2018 ZPD1161(JP)01/18www.belzona.jp

製品仕様書 製品概要 製品説明 機械装置や各種設備の補修および肉盛に適した 2液性の耐水・耐油性ペースト材です。高質量の反応性ポリマー及びオリゴマーを基に、シリコン合金を特殊配合 しています。 高強度な構造接着剤として、あるいは耐荷重性を備える不定形シム材としても機能します。 用途 製品付属の取扱説明書に従い適切な条件で施工を行った場合、特に湿潤面、油面、水中での使用に最適です。 施工情報 施工方法 ベース ヘラまたはアプリケーター 性状 ペースト状 色調 ダークグレー 温度条件 密度 2.80 g/cm3 5～40°Cで施工を行ってください。 硬化剤 可使時間 性状 ペースト状 温度条件によって異なります。温度 20°Cで混合した材料の可使時間は 色調 ライトグレー 約 16分です。 密度 1.40 g/cm3 硬化時間 混合比（ベース：硬化剤） 環境条件によって異なります。また、硬化時には反応熱が発生するため、 容量比 2 : 1 実際の硬化時間は塗膜が厚いほどより短く、薄いほどより長くなります。 重量比 4 : 1 詳しくは取扱説明書をご確認ください。 混合後の材料 比容 性状 ペースト状 1 kgあたり 428 cm3 色調 グレー 密度 2.34 g/cm3 スランプ性 塗厚 12.7 mmでスランプなし 揮発性有機化合物含有量 (ASTM D2369) 0.10%、2.39 g/L 上記のうち施工に関連する内容については、あくまで基礎情報として掲載しています。 実際の施工手順および製品の取り扱い詳細については、製品付属の取扱説明書をご確認ください。 品質保証 製品付属の取扱説明書に従い適切に保管および使用された場合に限り、当製品は本仕様書上の特性および性能を満たします。当製品を含む全ての Belzona製品は、 最良の品質を保つため厳格な品質管理体制のもとで製造を行うとともに、国際的に認知される相応の規格（ANSI、ASTM、BS、DIN、ISO他）に従い試験を行って います。当社の管理が及ばない範囲での製品の使用に関して、当社はその施工に関する一切の責任を負いかねます。 製造元 健康と安全 Belzona Polymerics Ltd. Belzona Inc. 製品をご使用いただく前に、該当する製品安全データシート（SDS）を Claro Road, Harrogate, 2000 N.W. 88th Court, HG1 4DS, UK Miami, Florida 33172, USA ご確認ください。 ご購入方法 技術サービス 各国の Belzona販売代理店からなる流通サービスネットワークを通じて 経験豊富な技術コンサルタント、テクニカルサービス、研究開発スタッフから お求めいただくことにより、世界各地の施工地へ迅速にお届けいたします。 なる万全のサポート体制を整えており、問題解決のためのソリューションを 詳しくは、該当する現地代理店までお問い合わせください。 ご要望に応じてご提案いたします。

製品仕様書 耐摩耗性 圧縮特性 テーバー摩耗 ASTM D695に従い測定した標準値は以下のとおりです。 ASTM D4060に従い、荷重 1 kgで測定した 1000回転あたりの体積減少量は 硬化条件 圧縮強さ 圧縮降伏応力 圧縮弾性率 以下のとおりです。 CS17 20°C 7 43 mm3 20°Cで 摩耗輪（ドライ） で 日間硬化 24 68.6 MPa 53.0 MPa 1,104 MPa 時間硬化 H10摩耗輪（ウェット） 20°Cで 7日間硬化 712 mm3 20°Cで 7 82.8 MPa 65.2 MPa 1,237 MPa 日間硬化 90°Cで 接着強さ 7 105.8 MPa 74.1 MPa 1,287 MPa 日間硬化 引張せん断 ASTM D1002に従い、異なる下地処理を施した軟鋼を用いて、 引張特性 20°Cで 7日間の硬化後に測定した標準値は以下のとおりです。 グリットブラスト グラインダー ASTM D638に従い測定した標準値は以下のとおりです。 塗布条件 (SSPC-SP10) (SSPC-SP11) (ISO 8501-1 Sa2.5) (ISO 8501-1 St3) 硬化条件 引張強さ 引張降伏応力 ヤング率 伸び率 清潔、乾燥 20.7 MPa 14.7 MPa 20°Cで 26.1 MPa 10.8 MPa 5,263 MPa 0.57% 変圧器油 18.9 MPa 15.6 MPa 24時間硬化 湿潤（水分付着） 15.8 MPa 12.9 MPa 20°Cで 25.7 MPa 19.6 MPa 5,741 MPa 0.49% 水中 13.7 MPa 10.9 MPa 7日間硬化 90°Cで 32.7 MPa 21.2 MPa 5,823 MPa 0.52% ASTM D1002に従い、異なる下地処理を施した試験片を用いて、 7日間硬化 20°Cで 7日間の硬化後に測定した標準値は以下のとおりです。 グリットブラスト グラインダー 被着対象 (SSPC-SP10) (SSPC-SP11) 曲げ特性 (ISO 8501-1 Sa2.5) (ISO 8501-1 St3) アルミニウム 9.6 MPa 9.2 MPa ASTM D790に従い測定した標準値は以下のとおりです。 黄銅（真鍮） 14.6 MPa 12.8 MPa 硬化条件 曲げ強さ 曲げ降伏応力 曲げ弾性率 銅 12.8 MPa 10.6 MPa ステンレス鋼 15.1 MPa 11.6 MPa 20°Cで 24 60.6 MPa 30.6 MPa 5,019 MPa 時間硬化 付着性（プルオフ法） 20°Cで 64.6 MPa 38.4 MPa 5,826 MPa ASTM D4541および ISO 4624に従い、異なる下地処理を施した軟鋼を 7日間硬化 用いて、20°Cで 7日間の硬化後に測定した標準値は以下のとおりです。 90°Cで 76.4 MPa 45.2 MPa 5,594 MPa グリットブラスト グラインダー 7日間硬化 塗布条件 (SSPC-SP10) (SSPC-SP11) (ISO 8501-1 Sa2.5) (ISO 8501-1 St3) 清潔、乾燥 34.7 MPa 35.8 MPa 硬さ 変圧器油 24.9 MPa 30.8 MPa 湿潤（水分付着） 14.0 MPa 26.6 MPa 下記試験法に従い測定した標準値は以下のとおりです。 水中 12.9 MPa 17.9 MPa ショア D バーコル 硬化条件 ASTM D2240 ASTM D2583 割裂 20°Cで 24時間硬化 83 81 ASTM D1062に従い、異なる下地処理を施した軟鋼を用いて、 20°Cで 7日間硬化 84 83 20°Cで 7日間の硬化後に測定した標準値は以下のとおりです。 90°Cで 7日間硬化 87 86 下地処理方法 結果 破壊の形態 グリットブラスト (SSPC-SP10) 317.0 N/mm 凝集破壊 (ISO 8501-1 Sa2.5) グラインダー (SSPC-SP11) 306.6 N/mm 凝集破壊 (ISO 8501-1 St3)

製品仕様書 耐熱性 耐衝撃性 荷重たわみ温度（熱変形温度、HDT） アイゾッド衝撃強さ ASTM D648に従い測定した標準値は以下のとおりです。 ASTM D256に従い測定した標準値は以下のとおりです。 硬化条件 HDT 硬化条件 ノッチ付き ノッチなし 20°Cで 24時間硬化 40°C 20°Cで 7日間硬化 3.99 kJ/m2 4.98 kJ/m2 20°Cで 7日間硬化 47°C 90°Cで 7日間硬化 6.34 kJ/m2 7.70 kJ/m2 90°Cで 7日間硬化 68°C 耐乾熱性 保管期限 ISO 11357に従い、示差走査熱量測定（DSC）で測定した空気中における 劣化温度は 208°Cです。また下限温度−40°Cまで耐用可能です。 未開封のまま 0～30°Cで適切に保管した場合、ベースと硬化剤はそれぞれ 製造から 3年の保管期限を有します。