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住宅用 調湿機能付き全熱交換換気システム「デシトップ マルチベント」

製品カタログ

日本の四季にそっと寄り添う、住宅用調湿機能付き全熱交換換気システム

このカタログについて

ドキュメント名 住宅用 調湿機能付き全熱交換換気システム「デシトップ マルチベント」
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 東プレ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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製  品  名 デシトップ マルチベント ■デシトップ マルチベント 外観 型式 ユニット TD020HPーS10RDA フィルタボックス TFB 電源 単相 100V 50/60Hz フィルタボックス 定格風量 200m3/h 定格機外静圧 150Pa KBA1-0100 100・120・140・160・180・200m3/h 24時間連続換気してください 設定風量 (6 段階) 定格除湿量 1.77kg/h 全熱能力 1,650W 除湿 ※1  停止:長押 定格除湿冷房性能 380W 風量 調湿 リセット:長押 顕熱能力 点滅:フィルタ清掃 フィルタ 清掃 消費電力 550W 標準 標準 運転 弱・ECO 強・弱 外気 % モード切替 全熱能力 900W ! 【製造年】本体に表示してあります。【設計上の標準使用期間】 10年 設計上の標準使用期間を越えて使用されますと、経年劣化による発火・けがなどの 事故に至るおそれがあります。 涼風 ※2  定格冷房性能 消費電力 460W 定格加湿量 0.936kg/h 換 加湿   全熱能力 2,150W ※3 定格加湿暖房性能 顕熱能力 1,450W 消費電力 570W フロントパネル上 全熱能力 1,200W 気 温風 ※4  定格暖房性能 消費電力 440W 温度交換効率 84% 湿度交換効率 74% で 全熱交換 ※5  全熱交換効率 80% 有効換気量率 91% フロントパネル下 消費電力 96W 運搬用取っ手 バイパス 消費電力 91W 快 ×4 定格騒音 ※6 38dB(A) 外観(フィルタボックス含む) 外形寸法 W720 × D420 × H1,613mm EA(排気) RA(還気) 重量 94kg 適 R410A 使用冷媒 冷媒 封入冷媒量 700g 設置場所 屋 内 、 ※1.室内 27℃DB 50%RH、室外 32℃DB 60%RH 時 ※6.運転音は、無響室内に本体を設置し、前面 1m で測定した時 ※2.室内 27℃DB 50%RH、室外 30℃DB 41.8%RH 時 の値です。実際の施工状態では周囲の騒音や反響の影響で、 ※3.室内 22℃DB 40%RH、室外 5℃DB 50%RH 時 仕様値より大きくなるのが普通です。 OA(外気) SA(給気) ※4.室内 18℃DB 51.5%RH、室外 10℃DB 86.6%RH 時 (注)表中の数値は、定格風量・機外静圧時における仕様値で、 6 ※5.室内 20℃DB 58%RH、室外 5℃DB 71%RH 時 50Hz、60Hz 共通です。 静圧 [Pa] P-Q [製品型式:TD020HP-S10RDA] つ 350 設定1:100㎥/h 設定2:120㎥/h 300 設定3:140㎥/h の 設定4:160㎥/h 250 設定5:180㎥/h 設定6:200㎥/h モ 200 150 ー 100 ド 50 。 0 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 220 240 風量[㎥/h] 720 420 安全に関するご注意 ●ご使用の前に「取扱説明書」をよくお読みの上、正しくご使用ください。●運転中、本体の吸込口や吹出口に指や棒などを 水道管・避雷針・電話のアース線に接続しないでください。対地電圧 150V 以上および据付場所によっては D 種接地工 入れないでください。ファンが高速で回転しており、けがの原因となることがあります。●可燃性のガス(ヘアスプレーや殺虫剤 事が必要です。●漏電しゃ断器を取り付け、動作を確認してください。取り付けられていないと、故障や漏電のときに感電や火 など)を、本体の近くで使用しないでください。ベンジン・シンナーで本体を拭かないでください。ひび割れ・感電・引火の原因 災の原因となることがあります。●据付工事・電気工事等が必要です。お買い上げの販売店、または専門業者にご相談くだ となることがあります。●ご使用中に可燃性ガスが漏れたときは、窓を開けて換気をしてください。換気が不十分な場合に運転 さい。工事に不備があると、感電や火災の原因となることがあります。●精密機器や食品・美術品の保存、動植物の飼育や /停止をすると、電気接点の火花により、爆発の原因となることがあります。●調理用油や機械油など油成分が浮遊している 栽培などに使わないでください。品質低下の原因になります。●指定冷媒(R410A)以外は使用しないでください。機器の故 場所では使用しないでください。感電・引火の原因となることがあります。●異常時(異音がする、こげ臭いなど)は、運転を停 障や破裂、けがなどの原因となります。●加湿、除湿をあまりしていないと感じる場合は、冷媒漏れが原因の一つと考えられま 止して電源をしゃ断してください。異常のまま運転を続けると、故障や感電・火災などの原因となることがあります。●アースを すので、お買い上げの販売店にご相談ください。●加湿運転中は、エアコンの暖房運転を全くしない部屋では、窓面結露が発 確実に取り付けてください。アース線が不完全な場合、故障や漏電のときに感電する恐れがあります。●アース線は、ガス管・ 生することがあります。 経年劣化に係る安全上の表示について ご注意 ●デシトップ マルチベントは長期使用製品安全表示制度の対象 ●デシトップ マルチベントは、UA 値 0.56W/(㎡・K)、C 値 2.0c㎡ /㎡以下の高気密・高断熱住宅に推奨します。●デシトップ マルチベントは、屋内設置タイプです。屋外への 商品です。●機器本体には「製造年」「設計上の標準使用期間」 設置はしないでください。●寒冷地・塩害地域では使用できません。●浴室・トイレ等の局所換気については別途必要となります。●窓を開放したり、レンジフードの長時間運転などを 「経年劣化についての注意喚起」の表示をしております。●長期 行うと、室内の湿度を維持できない場合があります。●気温が低く外気湿度が低いときは、室内の湿度が低下する場合があります。●在室人員が少ないなど室内の発生水分が少ない にわたりお使いいただくと発火・けが等の事故に至るおそれがあ 場合は、室内の湿度が低下する場合があります。●梅雨時期等でも寒い日(外気の相対湿度が高いが温度が低い)の場合、除湿モードではなく換気モードになることで、室内の相対 りますので、音やにおいなど製品の変化にご注意ください。 湿度が上昇する場合があります。 UA 値:住まいから逃げる熱量から建物の断熱性能を表す数値。数値が小さいほど高断熱になります。  C 値 :住まいの隙間総面積から住宅の気密性能を表す数値。 フロンについて この製品にはGWP(地球温暖化係数)が2090のフロン類が封入されています。地球温暖化防止のため、移設・修理・廃棄等にあたってはフロン類の回収が必要です。 この表示は、本製品に、温暖化ガス(フロン類)が封入されていることをご認識いただくための表示です。 URL https://www.topre.co.jp 空調機器部 〒509-0306 岐阜県加茂郡川辺町下川辺372-7 (岐阜事業所) TEL 0574-48-8119 デシトップマルチベント 本社 〒103-0027 東京都中央区日本橋 3-12-2(朝日ビル) ※本カタログに掲載の内容は2021年1月現在のものです。  尚、改良などのため内容を予告なしに変更する場合があります。予めご了承ください。 ※印刷条件により製品色が実際と多少異なる場合があります。 24時間マルチ換気システム 2021-01-DM/01 表 4 表 1 1613 (1300) (320)
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6つの換気モードで、日本の四季を心地よく。 春の花粉、梅雨のジメジメ、冬の乾燥 e t c . . . ゆたかな日本の四季は、温度と湿度の大きな変化を伴います。 デシトップマルチベントは 換気を通じてお部屋の空気をきれいにするとともに 不快の大きな原因となっている湿度の調整や、 やさしい涼風・温風によって冷暖房をアシスト。 春夏秋冬それぞれの季節にそっと寄り添うように 自然で快適な温湿度環境を保ちます。 デシトップマルチベント 24時間マルチ換気システム 除 湿 蒸し暑い夏は、住まい全体を除湿。 涼 風 少し暑く感じる日もほんのり涼しく。 - ジメジメを除去してカビやダニの繁殖を抑制。 + 加 湿 乾燥する冬は、住まい全体を加湿。 温 風 少し肌寒く感じる日もほんのり暖かく。 無給水加湿で手間がかかりません。 全熱交換 夏も冬も、室内の快適な バイパス 外の空気が心地いい時は、 温度・湿度を逃がしません。 外気を直接、室内に取り込みます。 ※「全熱」とは「顕熱=温度」と「潜熱=湿度」の両方を意味します。 ※マルチベントにはルームエアコン等  別途冷暖房設備が必要です。 P01 P02
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夏は除湿でさらさら 冬は加湿で乾燥抑制 寝苦しい夜も 寒くなりがちな脱衣所や廊下など さわやかな空気に包まれてぐっすり ほんのり温めます 夜中も室温が 梅雨の部屋干しも 下がりにくいので 乾きやすくなります お布団をでても安心 除湿の効果でエアコンは弱くても大丈夫 ※個人の感覚であり、効果を保証するものではありません。 足元も冷えにくい ※個人の感覚であり、効果を保証するものではありません。 加湿した空気で のどのガラガラをやわらげます 夏の運転モード 夏の実物件での実証データ 冬の運転モード 冬の実物件での実証データ 一般換気に比べ、1日を通して室内の相対湿度が低下し、サラッと快適です。 一般換気に比べ、1日を通して室内の相対湿度が上昇し、乾燥を抑制します。 - 除湿⇔全熱交換を自動切替 + 加湿⇔全熱交換を自動切替 除湿◀▶全熱交換/バイパス 温度[℃] 温度[℃] 30 加湿◀▶全熱交換/バイパス 25 20 25 15 分は多いま 少ない 10 水 ま は ま 水分 ま 一 5 一 20 般 0:00 6:00 12:00 18:00 0:00 冬の屋外の空気は 般 0 0:00 6:00 12:00 18:00 0:00 夏の屋外の空気は 換 換 水分をたっぷり 気 27℃ 80% 水分が少なく 気 (18.0g/kg) 相対湿度[%] 乾燥しています。 22℃ 16.5% 相対湿度[%] 含んでいます。 100 (2.7g/kg) 60 一般換気(第3種)でそのまま取り込むと、 一般換気(第3種)でそのまま取り込むと、 マルチベント 冷房してもジメジメして不快。 80 暖房しても乾燥して不快。 40 60 20 マルチベント っと快 とり快 適 40 + しっ 適  さら マ   マ 0:00 6:00 12:00 18:00 0:00 5℃ 50% 0 0:00 6:00 12:00 18:00 0:00 32℃ 60% ル (2.7g/kg) ル チ (18.0g/kg) チ ○場所:福岡県 ○延床面積:101.02㎡ ○換気風量:140㎥/h ○2020年9月12日  ※カッコ内は絶対湿度 ベ ○場所:福岡県 ○延床面積:101.02㎡ ○換気風量:140㎥/h ○2020年3月30日  ※カッコ内は絶対湿度 ベ 27℃ 50% ○一般換気のグラフは第3種換気設備を模擬し、外気を室内温度にした際の相対湿度。 ン 22℃ 40% ○一般換気のグラフは第3種換気設備を模擬し、外気を室内温度にした際の相対湿度。 ン ト ト - (11.1g/kg) (6.6g/kg) 熱交換 熱交換 除湿して取り込むと 加湿して取り込むと 一般換気(第三種)とマルチベントの給気の違い ジメジメせず快適に。 温度と湿度を別々に調整して快適&省エネ カラカラせず快適に。 外の空気が冷たい冬期、一般換気(第三種)では給気口から冷たい外 外気の温湿度が高い時、外気をそのまま室内に取り込み冷房すると、室 温度と湿度両方の調整をエアコンにまかせていたのが、これまでの空 外気の温湿度が低い時、外気をそのまま室内に取り込み暖房すると、室内 気がそのまま流れ込んでしまいます。 内の湿度はさらに上がってしまいます。マルチベントは、冷房効果と共に 調。温度はエアコン、湿度はマルチベントが担うことでエアコンの負担が の乾燥が進みます。マルチベントは、暖房効果と共に加湿モードにより室 マルチベントでは、加湿モードと全熱交換モードを自動で切り替え、 除湿モードにより室内の温湿度を調整。最適になると、その状態を維持す 軽減され、効率よく、室温高めでもさらっと快適な空気をつくれます。ま 内の温湿度を調整。最適になると、その状態を維持する全熱交換モードに 室温に近い温度と湿度の空気が給気されます。 る全熱交換モードに切り替わります。外気の湿度が低く、気温も下がる夜 た、温度が低く湿度が高い梅雨時期は、ジメジメと不快な湿度だけを下 切り替わります。 間等は、バイパスモードに入ります。 げられます。 日射熱などにより日中に室温が上がりすぎた場合には、バイパス運転で涼 しい外気を取り込みます。 デシカントローターの働き 一 般 5℃ 50% デシカントローターの働き 冬の屋外の空気は 換 (2.7g/kg) ●除湿モード ●全熱交換モード 気 ●加湿モード ●全熱交換モード 水分が少なく 加熱コイル 涼 乾燥しています。 暑 し 熱 冷却コイル く く 温 湿 除 交 換 冷 か く 熱 っ 湿 さ た 加 交 + た さ れ く 換 外 れ た 乾 湿 さ 加湿 た い さ 25.2℃ 33% 気 空 空 た れ れ 気 た (6.6/kg) 気 外 た 空 空 マ 冷却コイル デシカントローター デシカントローター 気 気 気 5℃ 50% ル 室温 加熱コイル デシカントローター デシカントローター (2.7g/kg) チ 自動 22℃ 40% 暑く湿った外気を冷却してデシカントローターへ。内部の乾燥剤(デシカ ※カッコ内は絶対湿度 ベ 切り替え ン (6.6g/kg) ント)に水分が吸着され、室内には除湿された涼しい空気が送られます。 冷たく乾いた外気を加温してデシカントローターへ。内部の乾燥剤(デシ ト 全熱交換 19.3℃ 40% 室内の空気はデシカントローターから放出された水分とともに外に排気 カント)に貯まった水分を加え、室内には加湿された空気が送られます。 温度84%・湿度 74% 交換 (5.5g/kg) されます。 室内の空気はデシカントローターに水分が吸着され外に放出されます。 全熱交換モードでは、外気の温度と湿度を室内の温度と湿度に近づけ 全熱交換モードでは、外気の温度と湿度を室内の温度と湿度に近づけて、 ※換気経路の熱損失等の影響により、実際に給気される温度・湿度と異なる場合があります。 て、室内に取り込みます。 室内に取り込みます。 P03 P04
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Q&A 春と秋も健やかに ●デシカントとは何ですか? ●カビやダニ、ウィルスは湿度と関係ありますか? デシカントは乾燥剤のことです。 アレルギーの大きな要因となるカビやダニ… また、インフルエンザなどの 冷え込む朝は マルチベントは、乾燥剤であるデシカントに水分を吸脱着させることで、換気を ウィルスも気になります。 エアフィルタで 加温運転で寒さを軽減 しながら除湿や加湿をしています。 下表は相対湿度と微生物との関係を表したものです。相対湿度40~60%がカ 入ってくる花粉や 無給水で加湿ができるため、カビや菌類の繁殖もしづらく、メンテナンスも不 ビ・ダニ・ウィルスなどの抑制には適した湿度と言われています。 要。安心してお使いいただけます。 マルチベントは換気をしながら家全体の湿度を調整するため、カビやダニ、 PM2.5をシャットアウト ウィルスの抑制につながります。 吸湿 水蒸気収着で膨潤 ポリアクリル酸系高分子鎖 バクテリア 快 適 ウイルス 湿 気持ちのいい季節は 度 カビ ゾ 外の空気をそのまま 親水性基 収着サイト 架橋点 ー H2O分子 ダニ ン 取り込み省エネ 放湿  相対湿度(%) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 ※個人の感覚であり、効果を保証するものではありません。 ※ASHRAE(米国暖冷房冷凍空調学会)調べ ●気になる電気代 常に住宅全体を換気し続ける24時間換気システム、電気代が気になります。 換気6モードを自動で切り替えるマルチベントは、夏期や冬期には除湿や加湿運 ●機械はどこに設置しますか? 転を行うため消費電力が大きくなりますが、エアコンに別途加湿機・除湿機を組 収納、クローゼット、納戸、機械室などに床置きします。エアフィルターにより外 み合わせた空調方式に比べ、トータルの電気代は低くなります。また、夏には除 春と秋の運転モード 春・秋の実物件での実証データ 気を清浄して給気しているため、フィルタボックスの定期清掃が必要ですが、床 湿効果によって体感温度が下がり、エアコンを高めの設定にすることでも電気代 置き仕様のため、脚立や専用工具を使用せずに簡単にメンテナンスできます。 は抑えられます。 バイパス・モードを中心に、快適な温度湿度の外気を室内に取り込みます。 なお、市販の除湿機や加湿器で面倒な排水・給水作業も、マルチベントでは不要です。 全熱交換⇔バイパスを自動切替 ●ずっと運転し続ける必要がありますか? 年間の電気料金の比較 月別の電気料金 ¥80,000 ¥10,000 温度[℃] 2003年改正された建築基準法により、24時間連続運転が必要です。 省エネ ¥9,000 30 一時間に住宅全体の半分の空気を入れ替える程度の少ない換気量のため、常 ¥70,000 バイパス・全熱交換・温風・涼風 25 時「自動モード」でのご使用を推奨します。室内が快適な温湿度になると、全熱 ¥8,000 ¥60,000 外気の温度も湿度も心地よい季節は、外気をそのまま取り込むバイパ 20 交換モードに自動で切り替わり、快適な温度と湿度を逃がしません。 ¥7,000 ¥50,000 ス・モードを中心に運転します。気温が変化する時間帯には、温風または 15 長期間ご不在となる場合や、自動モード切り替えが不要な場合には、「全熱交換 ¥6,000 涼風モードで室温調整。最適状態になると全熱交換モードに切り替わっ モード」に設定して頂くことで、加湿や除湿が動作しない省エネ運転が可能です。 ¥40,000 ¥5,000 10 て、その状態を保ちます。     0:00 6:00 12:00 18:00 0:00 ¥30,000 ¥4,000 相対湿度[%] ●設定はむずかしくない? ¥3,000 ¥20,000 100 ¥2,000 デシカントローターの働き 全熱交換運転でスタート。運転ボタンを一回押す 80 ¥10,000 だけで、「自動運転」に簡単切り替え。その後は自動 KBA1-0100 ¥1,000 ●涼風モード ●バイパスモード 60 24時間連続換気してください 40 で運転モードを切り替えます。 0 ¥0 マルチベント 換気+除湿機・加湿器 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 適 適 20 マルチベント 心地よい外気を取り込み 度 な 度 さわやかに ■ 除湿 ■ 涼風 ■ 加湿 ■ 温風 ■ 換気 な 0 停止:長押 風量 調湿 リセット:長押 点滅:フィルタ清掃 ※マルチベントはルームエアコン等冷暖房設備を補助する機器です。 ※グラフにエアコンの電気代は含みません。 涼 温 暑 温 0:00 6:00 12:00 18:00 0:00 フィルタ 清掃 し 度 度 標準 標準 運転 い ・ 弱・ECO 外気 外 い 湿 ・ ○場所:福岡県 ○延床面積:101.02 ㎡ ○換気風量:140 ㎥ /h  ○2020 年 9月 12 日  強・弱 モード切替 % 【試算内訳】 【試算条件】 ※27円/kWhで計算 【製造年】本体に表示してあります。【設計上の標準使用期間】 10年 空 湿 ! 設計上の標準使用期間を越えて使用されますと、経年劣化による発火・けがなどの 事故に至るおそれがあります。 気 度 中間期(4・5・10月) :全熱交換50%、バイパス50% ①マルチベント 除湿量1,770ml/h 加湿量 936ml/h 気 度 ○一般換気のグラフは第3種換気設備を模擬し、外気を室内温度にした際の相対湿度。 の 外 デシカントローター の 梅雨期(6・7月) :全熱交換50%、除湿30%、涼風20%  消費電力 除湿:550W 涼風:460W 加湿570W デシカントローター 冷却コイル 室  温風:440W 全熱交換:96W バイパス91W 気 内 エアフィルタ&防虫ネットのお手入れ 夏期(8~9月) :全熱交換40%、除湿60% ②除湿機(ハイブリッド式) ●温風モード 冬期①(11・3月) :全熱交換60%、加湿30% 温風10%  消費電力 225W 除湿量375ml/h(4.72台分で計算) リモコンに緑の運転ランプが点滅したら ●エアフィルタ 冬期②(12・1・2月) :全熱交換40%、加湿60% ③加湿器(ハイブリッド式)  消費電力190W 加湿量550ml/h(1.7台分で計算) お手入れの時期。一年ごとのエアフィル ※②③一般的な換気扇:消費電力91W 冷 温 タの交換(掃除はできません)、2ヶ月ご た か 外気の湿度が適当な場合は、デシ い い との防虫ネットの掃除を行います(防虫 外 空 カントローターは動きを止め、湿度 気 気 ネットの交換は2年が目安)。 を調整せずに給排気します。 ●防虫ネット 換気による温湿度調整と四季折々の効果 芝浦工業大学 建築学部建築学科 教授 秋元孝之 デシカントローター 加熱コイル 4箇所ネジ止めされたフィルタボックス のフタを外すと、簡単に取り外せます。 夏の除湿効果 冬の加湿効果 春・秋の換気効果 花粉・シックハウス対策 夏の外気は高温であるとともに水蒸気も多く含ん 空気中に含まれる水蒸気の量が、飽和状態のとき 心地よい外気の中間期、さわやかな外気を積極的 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 でいます。室内を清浄な状態に保つために換気を と比較してどの程度であるかをパーセント表示し に取り込みたいですね。しかし、春や秋の室内空気 フィルター性能について する必要がありますが、水蒸気を多く含んだ外気 たものが相対湿度です。外気温度が低温となる冬 環境にも注意が必要です。換気により外気を取り スギ ■ ■ ■ 100 が換気によって取り込まれることで、室内が湿度の には、換気によって取り込まれた外気を、暖房に 込む時に、花粉や粉塵などのフィルタリングをしっ ヒノキ科 ■ ■ 高い状態となり、不快や熱中症の原因となっていま よって暖めることで相対湿度が低下し、過乾燥の原 かりと行うことで、室内空気質を清浄に保持するこ コナラ属 ■ ■ 90 0.3μm: 77% 飛沫 す。換気をしながら除湿をするマルチベントは、普 因となっています。マルチベントは、冷たい外気を とができます。花粉や近年問題となっている ケヤキ ■ ■ 80 イネ科 ■ ■ ■ ■ ■ ■ 2.5μm: 99% カビの胞子 段気が付きづらい湿度の調整ができる点は魅力的 暖めるだけでなく加湿をしながら換気ができるの PM2.5・黄砂の飛来への対策としても重要です。マ 70 ブタクサ属 ■ ■ です。同じ空気温度であっても低湿度であれば、よ は嬉しいですね。居住者の肌や粘膜の状態を適切 ルチベントは、心地よい外気を取り込みながら、 PM2.5 火山灰 ヨモギ属 ■ ■ 60 り快適に過ごすことが可能となります。オフィスビ に保持するための過乾燥対策は、老健施設などで フィルタリングをしっかり行える点がお勧めです。 黄砂 花粉 50 ルでは、温熱快適性や知的生産性の向上を図った 盛んに試行や検討がなされています。 また、この時期の早朝における温度低下に対して 春だけでなく、実はほとんど一年中舞っている花粉。住宅内へは人が外か 0.1 1.0 粒子径[µm] 10.0 100.0 温湿度コントロールが重要となっています。 も加温ができるのは心強いです。 ら持ち込んだり、洗たくものに付着したり、そして24時間換気によって外 マルチベント用エアフィルタ単体において JIS B 9908 形式2に準拠して測定。 気を取り込む際にも侵入してきます。マルチベントのフィルターは、花粉 風量:200㎥/h   使用粉塵:大気塵 はもちろん、より粒径の小さなPM2.5もフィルターで除去。一方、排気に 家の中に入ってくる外気は、高性能フィルターで浄化。花粉やPM2.5など ●秋元孝之プロフィール よってシックハウスの原因となる化学物質は外に排出し、室内をいつもク の粉塵を大幅に除去します。 1963年東京都生まれ。1988年早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修了。カリフォルニア大学バークレー校環境計画研究所に留学。 リーンに保ちます。 ※フィルターは性能を確保するために 1 年に 1 度(目安)の交換が必要です。 博士(工学)、一級建築士。清水建設株式会社、関東学院大学工学部建築学科を経て、現在、芝浦工業大学建築学部建築学科教授。専門分野は建築設備、特に空 ※参考:鼻アレルギー診療ガイドライン 2016  2ヶ月に 1 度、防虫ネットの清掃が必要です。 気調和設備および熱環境・空気環境。 P05 P06 捕集性能[%]