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ロボット導入|課題解決提案事例④工業製品編【ALFIS】

事例紹介

自社及びお客様の工場の課題をロボット導入で解決する提案事例をご紹介!

事例1:金属部品のバラ積みピッキング
事例2:樹脂成型品の組み立て工程全自動化
事例3:機能性シートの外観検査半自動化
事例4:袋物のデパレタイズ
事例5:2ラインをロボット1台でパレタイズ

このカタログについて

ドキュメント名 ロボット導入|課題解決提案事例④工業製品編【ALFIS】
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 9.9Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社JRC(ALFIS) (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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ロボット導入 課題解決事例集 工業製品編 06-6543-8180 〒 550-0011 大阪市西区阿波座2丁目1番1号 CAMCO西本町ビル9階
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課題解決提案事例 金属部品のバラ積みピッキング Before After かごに満載の状態で供給される金属部品を、パーツ 3Dビジョン搭載のロボットシステムで、かごから直接 フィーダーを使って1つ1つ供給していた。 ピックしコンベヤへ供給。 ワークの種類 金属製部品(ハウジング) 納入先 株式会社 JRC 本社工場 工程・用途 バラ積みピッキング / ビンピッキング プロダクト バラ積みピッキングシステム 課題 かごの内部の部品を、大型の磁石で持ち上げてパーツフィーダーに供給し、パーツ フィーダーから1つ1つ切り出して次工程に供給していたため、非常に大きな騒音 が発生していた。 ご提案 3Dビジョンシステムを使用し、部品1つ1つの方向を認識してピックすることで、 部品がこすれて発生する音を防止。 装置の動き ①金属部品の入ったかごを、カメラの下の位置にセットする。 ②ビジョンシステムが部品の位置を認識する。 ③ロボットでピック。 ④次工程へ送るためのコンベヤ上へプレイス。 ⑤ロボットがプレイス作業中に次の部品をビジョンシステムが認識。 ⑥かご内に認識できる部品がなくなるまで、③~⑤を繰り返す。 株式会社 JRC ロボットSI 事業本部 課題解決事例集
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課題解決提案事例 樹脂成型品の組立工程全自動化 Before After 成形機から出てきたワークを手作業で治具にセット コンベアで流れてくる成形品を、2台のロボットでつか し、組立のみ機械が行う半自動機を使用していた。 み、組み立て、シールを貼り、NG品の排出を行う全 自動機を導入。完全自動化となり、作業員1名を削減。 ワークの種類 樹脂成型品2種 納入先 樹脂成型品メーカー  工程・用途 組立 / 搬送 / ラベル貼り / ラベル検査 / 3Dピッキング プロダクト 3Dビジョン・産業用ロボットを使用した自動化装置 課題 24 時間稼働する工場であるため、夜間の作業員確保が困難だった。 半自動機は手を挟む危険のある構造になっていた。 ご提案 ロボット2台で部品の組立、ラベル貼り、ラベル検査作業を自動化。 人による手作業をすべて省略可能に。 完全自動化により、半自動機使用時に起こりうる労災も防止。 装置の動き ①樹脂成型機からガントリーで取り出されたワークが、コンベアで運ばれてくる。 ②3Dカメラでワークの位置を捕捉し、ロボット1がピッキングする。 ③ロボット1がワークAは裏向き、ワークBは表向きになるよう、溶着機にセット  する。 ④溶着機でワークAとワークBを溶着。 ⑤組立後のワークへ、ロボット2がバーコードシールを貼る。 ⑥バーコードの位置をカメラで検査する。 ⑦ロボット2でOK品を、排出コンベアに 25段ずつ積み上げる。  NG品は後ろ側に排出する。 株式会社 JRC ロボットSI 事業本部 課題解決事例集
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課題解決提案事例 機能性シートの外観検査半自動化 Before After 不具合流出の防止のため、工程内で検査を5回行っ カメラを使用した画像検査装置を外観検査の補助と ていた。 して導入することで、不具合品の見落としを防止。 検査回数を1回に削減。 ワークの種類 鉄道車両用に使われる機能性シート 納入先 機械・設備等部品メーカー 工程・用途 外観検査 / 良否判定 プロダクト カメラセンサを使用した外観検査補助装置 課題 目視で外観検査を行っており、人による検査結果のばらつきや、疲労からの 不具合品の見落としの可能性があったため、検査を5回も行っていた。 品質の安定化(検査結果の均質化)、不具合品の見落とし防止、工程のスリム化、 作業者の負担軽減など様々な課題があった。 ご提案 お客様の検査基準をもとに、カメラを搭載した画像検査補助装置を開発。 カメラで検出した不良箇所をチェックする形になり、不具合品の見落とし防止に つながり、検査工程の回数削減が可能となった。 装置の動き ①ステージを引き出してシートをセットし、もう一度ステージを装置に押し込む。 ②左右の開始ボタンを同時に押すと、カメラがシートを撮影する。 ③撮影結果が正面のモニターに表示される。  異物等を検知した箇所がOK/NG両方マークアップされている。  同時に、シート上にもプロジェクターでマークアップ箇所が映し出される。 ④モニターやプロジェクターに表示されるチェック箇所を作業者が目視でチェック。 株式会社 JRC ロボットSI 事業本部 課題解決事例集
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課題解決提案事例 袋物のデパレタイズ Before After 作業員1名が手作業でデパレタイズ 3Dビジョンと産業用ロボットを用いて自動化。1名の 人員削減。 ワークの種類 麻袋 納入先 食品・化学等製造業界 工程・用途 デパレタイジング プロダクト ロボットデパレタイズシステム【Mech-Mind ビジョンシステム搭載モデル】 課題 麻袋は段ボールとは違い、表面にしわが入ったり変形したりするため、ビジョンシ ステムで1つ1つ正確に位置を認識することが難しい。 ご提案 Mech-Mind のビジョンシステムを採用したロボットシステムを提案。 Mech-Mind のビジョンシステムは袋物の認識に長けており、文字や柄等がプリント された袋や、パレット上に複数種類の袋が積まれている混載状態でも正確に認識 し、ピックすることが可能。 装置の動き ①所定の位置に袋物が積まれたパレットを、フォークリフト等で設置。 ②ビジョンシステムでパレット上の袋の位置を認識し、ロボットがピック。 ③コンベア上に袋をプレイス。 ④コンベアで次工程(破袋機)へと運ばれる。 株式会社 JRC ロボットSI 事業本部 課題解決事例集
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課題解決提案事例 2ラインをロボット1台でパレタイズ Before After 2ラインのコンベアから流れてくる段ボールを ,それぞ ロボット1台で、2ライン分のパレタイズ作業を自動 れのパレットに手作業で積み付け。 化。人の作業は空パレットの設置と、積み付け後の パレットの排出のみ。 ワークの種類 段ボール箱 納入先 包装資材メーカー / 印刷業界 工程・用途 パレタイジング プロダクト ロボットパレタイズシステム 課題 紙の入った重い段ボールのパレタイジング作業が1日中行われており、作業員の 負担が大きい。 工程次第では段ボールの重量検査も同時に行う。 ご提案 コンベア2ライン分のパレタイジングを1台で行う装置で、パレタイジング作業を 自動化。 重量検査モードも搭載。一度秤の上に段ボールをプレイスし、良品のみをパレット に積み付け、NG品はNG品置き場に排出する。 装置の動き ①コンベアから段ボールが流れてくると、在席センサで検知し、ロボットがピック。 ②通常モードの場合、そのままパレットに積みつける。  重量検査モードの場合は、秤の上に段ボールをプレイスし、検査を行う。  検査結果が良品の場合は再度ピックし、パレットに積みつける。  検査結果が不良品の場合は、NG品置き場にプレイスする。 ③パレットへの積み付けが完了すると、ブザーが鳴りランプが点灯する。 ④ハンドリフター等でパレットを排出し、新しいパレットをセットする。 株式会社 JRC ロボットSI 事業本部 課題解決事例集