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食品工場の箱詰め工程の課題をロボット導入で解決する提案事例をご紹介!
事例1:食品(穀物類)の段ボール詰め
事例2:チルドカップ飲料の段ボール詰め
事例3:焼き菓子の番重詰め・段積み段ばらし
事例4:菓子大袋パックの段ボール詰め
事例5:ドリンク瓶の段ボール・瓶ケース詰め
このカタログについて
ドキュメント名 | ロボット導入|課題解決提案事例③食品箱詰め編【ALFIS】 |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 24.5Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社JRC(ALFIS) (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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ロボット導入
課題解決事例集
食品箱詰め編
06-6543-8180
〒 550-0011 大阪市西区阿波座2丁目1番1号 CAMCO西本町ビル9階
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課題解決提案事例
食品(穀物類)の段ボール詰め
Before After
1分間に 67個のスピードで流れてくる袋を1名が手 ロボット1台で自動で段ボール詰め。
作業で段ボールに詰めている。
ワークの種類 穀物類入りの袋(重量:400g)
納入先 食品業界
工程・用途 段ボール詰め
プロダクト パラレルリンクロボット搭載 高速ピッキングシステム
課題 単純作業かつ夜間の作業もあり人材の確保が困難なので、自動化が必要。
ワークの重量が重く、搬送速度が遅くなる。
ご提案 2 個取り回転ハンドを採用。ロボットを高速で動かせるよう軽量な設計。
ワークは底面はマチがあり上側は薄い形状をしているため、ハンドの回転によって
段ボールに互い違いの向きに詰めることで、段ボール内でワークが偏ることを防ぐ。
装置の動き ①給袋包装機からコンベアで、67個 /1分の速度でワークが運ばれてくる。
②吸着の2個取りハンドでワークをピックする。
③段ボールへ1段 2個x4段ずつ詰める。ピックした後のハンドが回転し、1段
ごとにワークの向きが逆になるように詰める。
④詰め終わった段ボールをコンベアで封函機に送る。
株式会社 JRC ロボットSI 事業本部
課題解決事例集
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課題解決提案事例
チルドカップ飲料の段ボール詰め
Before After
新規ラインのため、ビフォー状態はなし。 1分間に 200 個のワークを、ロボット1台で自動で
段ボール詰め。
ワークの種類 チルドカップ飲料
納入先 飲料品メーカー
工程・用途 段ボール詰め
プロダクト パラレルリンクロボット搭載 高速ピッキングシステム
課題 200 個 /1分の速度で排出される飲料を6個ずつ整列出来るよう、前工程と連携し
たシステムの開発が必要。
ご提案 まずコンベアで 6個ずつ集積し、6個取りのハンドツールでまとめてピック
する、特殊なラインシステムを設計。
装置の動き ①飲料カップがコンベア上に1列に並んで排出される。
②ハンドツールで一気に6個持ち上げられるよう、飲料カップを6個ずつ整列する。
③6個取りハンドで飲料カップをピック。
④6個x2列x1段ずつ段ボールに詰める。
⑤詰め終わった段ボールをコンベアで封函機に送る。
株式会社 JRC ロボットSI 事業本部
課題解決事例集
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課題解決提案事例
焼き菓子の番重詰め・段積み段ばらし
Before After
台車上に14 段積まれた番重へ焼き菓子を詰め、もう 全工程を、パラレルリンクロボットを1台搭載した装
一度台車に積み直す作業を、4名が手作業で行って 置で自動化。人が行うの作業は装置に台車を出し入
いた。 れするのみ。
ワークの種類 個包装の焼き菓子 / 番重
納入先 食品業界 / 菓子製造業
工程・用途 番重詰め / 番重の段積み・段ばらし
プロダクト パラレルリンクロボット搭載 高速ピッキングシステム
課題 作業に複数人必要である上に単純作業の繰り返しとなるため、人手の確保が難し
かった。
ご提案 パラレルリンクロボット1台で番重への詰め作業を行い、以下の前後工程も含め
装置1台で全自動化。
・縦に14 段積み上げられた番重を1枚ずつにばらす
・製品を積みつける
・詰め終わった番重をもう一度14 段分積み上げる
・縦に積み上げた番重を台車に乗せる
装置の動き ①手作業で、空の番重が詰まれた台車を装置に入れる。
②装置が台車から番重を下ろす。
③縦に積まれた番重を1枚ずつにばらす。
④ロボットが番重に焼き菓子を詰める。
3個どりのハンドツールを使い、縦 5個x横 4個x高さ4段の合計 80 個ずつ
詰める。
⑤焼き菓子を詰め終わった番重を再度14 段積み上げる。
⑥台車へ番重を移載する。
⑦焼き菓子の詰まった番重を載せた台車を、手作業で装置から取り出す。
株式会社 JRC ロボットSI 事業本部
課題解決事例集
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課題解決提案事例
菓子大袋パックの段ボール詰め
Before After
装置1台で段ボール詰め。 古い装置の性能は維持したまま省スペース化。
ワークの種類 菓子が複数個入った大袋パック
納入先 食品業界 / 菓子製造業
工程・用途 段ボール詰め
プロダクト パラレルリンクロボット搭載 高速ピッキングシステム
課題 既存の段ボール詰め装置が古くなったため、故障する前に新しいものに交換が必要。
ワークが大きいため、ロボットでつかむためのハンドツールが大きく重くなって
しまう。
ご提案 既存装置と同等の性能のまま装置を小型化する事で、ライン周りのスペース効率を
改善。
軽くて丈夫なオリジナルハンドを設計し、パラレルリンクロボットの高速性を損なわ
ない、効率の良い装置を開発。
装置の動き ①縦ピロー包装されたお菓子を、バケットコンベアで等間隔に供給。
②3個どりのロボットハンドで一気に 3つずつ袋を掴んで持ち上げ、間隔を
詰めて段ボールに詰める。
1箱 20 個入りのため、3個x6段 +最上段は 2個だけ詰める。
③詰め終わった段ボールをコンベアで封函機へ送る。
株式会社 JRC ロボットSI 事業本部
課題解決事例集
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課題解決提案事例
ドリンク瓶の段ボール・瓶ケース詰め
Before After
作業員 3名以上が手作業で、ジュース等が入った瓶 箱・ケース詰めを行うケーサー、封函機、パレタイ
を段ボールもしくは瓶ケースへ規定数詰め封をした ズ装置を使い工程を全自動化。
後、パレットへ積みつける。
ワークの種類 ドリンク瓶(4合~1升) / 段ボール / プラスチック製瓶ケース
納入先 飲料品メーカー
工程・用途 段ボール詰め / 瓶ケース詰め / パレタイジング
プロダクト 直行ロボットを使用したケーサー / ロボットパレタイズシステム
課題 瓶は飲料で満たされており、中にはリユースされた瓶もあるため割れやすい。
紙製ラベルの付いた製品は、ラベルがこすれてはがれたり汚れたりしないように
箱詰めする必要がある。
重い瓶を詰める作業、パレタイズする作業は重労働のため、自動化したい。
ご提案 箱詰めからパレットへの積み付けまでを全自動で行うシステムを設計。
段ボールやケース内の仕切りに当たらないよう、ガイドに沿わせて箱詰めする。
装置の動き ①ドリンク瓶と、段ボールもしくは瓶ケースがそれぞれコンベアでケーサーへ供給
される。
②ケーサーで箱詰めした後、封函機へ送られる。
③段ボールの場合は封函機で蓋を閉めてテープを貼る。
瓶ケースの場合はラインから封函機を外し、コンベアでそのまま次工程へ送る。
④パレタイザで段ボール・瓶ケースをパレットに積みつける。
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