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エナジーバルブの差圧制御

製品カタログ

エナジーバルブを使った差圧制御

位置制御、流量制御、パワー制御に加えて差圧制御機器としても使用できるようになりました。差圧制御の場合、差圧測定用のアクティブセンサー(0-10V)を別途購入する必要があります。 22WDP-11 

このカタログについて

ドキュメント名 エナジーバルブの差圧制御
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 ベリモアジアパシフィックリミテッド (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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エナジーバルブ          EV..R2+BAC 流量、パワ-制御用の熱量計、センサーを備え、 パワ-とエネルギ-のモニタ-リング機能を持つ 雌ネジ接続のイコ-ルパ-セント特性の 2方弁 (PN25)です。 ・ 電源電圧 AC24 V 50/60 Hz, DC24 V ・ 制御方法 比例、通信、ハイブリッド ・ 冷温水循環システム用途 ・ 空調、給湯システムの水流側の比例制御用途 ・ イ-サ-ネット(10/100 Mbit/s)、TCP/IP、  ウェブサ-バ-機能内蔵 ・ BACnet IP、BACnet MS/TP、Modbus TCP、  Modbus RTU、ベリモMP-Busの通信 ・ PoE (Power over Ethernet) による電源供給可能 ・ センサー・アナログ信号のデジタル変換 ・ グリコールのモニター ・ パワー制御、流量制御、位置制御、差圧制御 タイプ Type DN Rp ["] G ["] Vnom [l/s] Vnom [l/min] Vnom [m3/h] kvs theor. [m3/h] PN EV015R2+BAC 15 1/2 3/4 0.42 25 1.5 3.2 25 EV020R2+BAC 20 3/4 1 0.69 41.7 2.5 5.3 25 EV025R2+BAC 25 1 1 1/4 0.97 58.3 3.5 8.8 25 EV032R2+BAC 32 1 1/4 1 1/2 1.67 100 6 14.1 25 EV040R2+BAC 40 1 1/2 2 2.78 166.7 10 19.2 25 EV050R2+BAC 50 2 2 1/2 4.17 250 15 30.4 25 EV050R2+BAC-N 50 2 2 1/2 6.3 378 22.68 30.4 25 kvs : 5~30℃の清水を、バルブに流す時、バルブ全開時に差圧100kPaで流れる最大流量値 [m3/h] 構造 構成 エナジーバルブは、イコ-ルパ-セント特性の2方弁、アクチュエイター、熱量計、ロジック・モジュールと センサー・モジュールとで構成されています。 ロジック・モジュールは、電源、通信、熱量計へのNFC接続機能が組み込まれています。 全ての関連データは、センサー・モジュールにて 測定・記録・表示されます。 このモジュラー設計により、ロジックモジュールを残し、 センサーモジュールのみ交換する事も可能です。 T1: 外部温度センサー T2: 内蔵温度センサー 1: ロジック・モジュール 2: センサー・モジュール 3: イコ-ルパ-セント特性の2方弁 テクニカルデータ 電気特性 電源電圧 AC24 V 50/60 Hz, DC24 V 電圧許容範囲 AC 19.2~28.8 V / DC 21.6~28.8 V 消費電力 動作時 4 W (DN15~25) / 5 W (DN32~50) 停止時 3.7 W (DN15~25) / 3.9 W (DN32~50) トランス/電線容量 6.5 VA (DN15~25) / 7.5 VA (DN32~50) 接続 ケーブル 1 m, 0.75 m㎡×6 イーサーネット接続 RJ45 ソケット PoE (Power over Ethernet) DC 37~57 V、11 W (PD13W)、IEEE 802.3af / Type 1、Class 3 ケーブル AC/DC 24Vの電源供給の場合、ケーブル長<100 m、シールドやツイスト は必要ありません。 PoE経由の電源供給には、シールドケーブルをお勧め します。 データバス通信 通信制御 BACnet IP、BACnet MS/TP、Modbus TCP、Modbus RTU、MPバス、 クラウド ノード数 BACnet / Modbus は、別紙参照。 MPバスは、最大8ノード V 2024-07-24 - 1 -
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エナジーバルブ          EV..R2+BAC テクニカルデータ 基本仕様 制御信号入力 動作範囲 DC 2 ~ 10 V (DC 0.5~10 Vに設定変更可) 入力インピ-ダンス 100 kΩ フィードバック信号出力 DC 2~10 V (DC 0、0.5~10 Vに設定変更可)、最大出力電流 1mA 作動音 DN 15~40:Max. 35 dB (A) DN 50:Max. 45 dB (A) 最大流量 (Vmax) 設定範囲 定格最大流量 Vnom の25~100% 制御精度 ±10% (0~60%グリコ-ル水で、定格最大流量 Vnom の25~100%時) ±5% (0%グリコ-ル水で、定格最大流量Vnom の25~100%時) 最小制御可能流量 Vnom の1% 設定方法 NFC機能によるBelimoアシスタント アプリ、内蔵されているWebサーバー 使用可能な媒体 60% 以下のグリコ-ルを含む冷温水 媒体温度 -10 ~ 120℃ [14~248 °F] 遮へい時最大許容差圧Δps 1400 kPa 動作可能最大許容差圧Δpmax 350 kPa (200 kPa : 低ノイズ運転) 流量特性 開度により最適化したイコールパーセンテージ (VDI/VDE 2173:リニアに切換え可) リ-ク量 気泡漏れ無し (Leakage rate A : EN12266-1準拠) 配管接続 インターナル・スレッド、エクスターナル・スレッド 設置方向 ステム (バルブ回転軸) に対して垂直から水平まで。 メンテナンス メンテナンスフリー (非分解式) ダンパー調整機能 自己復帰型押しボタンによるギアラッチ開放 測定データ 測定値 流量、(給水・排水)温度 温度センサー T1 / T2 Pt1000 - EN 60751、2導線式、ケーブル取外し不可 外部温度センサーT1:ケーブル長 3 m、流量センサー内蔵温度センサーT2 温度測定 絶対温度の測定精度 ±0.35℃ @ 10℃ (PT1000 EN60751 Class B 準拠) ±0.6℃ @ 60℃ (PT1000 EN60751 Class B 準拠) ΔTの温度測定精度 ±0.22K @ ΔT = 10K ±0.32K @ ΔT = 20K 流量測定 測定原理 超音波式測定 測定精度 EN 1434 Class 2 @ 15~120 ℃ ±5% (0~60%グリコ-ル水で、定格最大流量 Vnom の20~100%時) ±2% (20℃の0%グリコ-ル水で、定格最大流量 Vnom の20~100%時) 最小測定可能流量 Vnom の0.5% グリコール測定 グリコールの測定表示 0~60%、又は、>60% グリコールの測定精度 ±4% (0~60%) 安全仕様 感電保護 IEC/EN クラスⅢ (Protective extra low voltage) 保護構造 IEC/EN IP 54 IP 54 (保護グロメットA-22PEM-A04付きロジックモジュール) IP 65 (センサーモジュール) 測定器指令 CE 2014/32/EU 圧力機器指令 CE 2014/68/EU EMC指令 CE 2014/30/EU 適合規格 IEC/EN 60730-1:11, IEC/EN 60730-2-15:10 品質基準 ISO 9001 電気保安基準 Type 1 定格インパルス電圧(供給/制御)0.8 kV 汚染度レベル 3 環境湿度 95%以下、結露なきこと 環境温度 -30~50 ℃ [-22~122 °F] 保存温度 -40~80 ℃ [-40~176 °F] 材質 バルブボディー 真鍮 配管 (流量センサ-) ニッケルめっき真鍮 遮閉エレメント ステンレス スピンドル ステンレス スピンドル シール EPDM O-リング 浸水保護管 ステンレス 安全上の注意 ・ この製品は、固定暖房、換気、及び空調システムで使用する目的で設計されており、その他の分野、 特に航空機、空輸機には   使用できません。 ・ 屋外でのアプリケ-ション: 水(海)、雪、氷、日射、又は刺激ガスが直接干渉しない場合で、常に、データシ-トに従う事が   出来る時のみ可能です。 V 2024-07-24 - 2 -
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エナジーバルブ          EV..R2+BAC 安全上の注意 ・ 取付は適切な訓練を受けた技術者が行うようにしてください。 取り付けに際しては適応するすべての法規、規則に則って取り付ける   必要があります。 ・ この製品は、電気・電子部品を含むため家庭ゴミとして処理できません。各自治体の条例、規則に従い適切に処理して下さい。 ・ 仕様は予告無く変更することがあります。 製品の特徴 操作モ-ド エナジ-バルブは、制御バルブ(CCV)、容積流量センサ-と計測配管、温度センサ-、アクチュエイタ-の 4つの機器から構成されています。 制御モ-ドは4種類で、位置制御、流量制御、パワ-制御、差圧制御です。  ・位置制御  : 制御信号入力をバルブ開度に割当てる。  ・流量制御  : 制御信号の最大値 (DC 10V / 100%)を最大設定流量 (Vmax) に割当てる。  ・パワ-制御 : 制御信号の最大値を熱交換器の必要な最大パワ-に割当てる。 (下記 "パワ-制御" 参照)  ・差圧制御  : 2つの測定ポイント間の差圧を制御する。 (次ページ "差圧制御" 参照) アクチュエイタ-は、通信機能か電気信号の入出力機能の どちらかで制御します。 又、流量センサ-によって検知された 流量測定値と設定値とのズレをバルブ開度で調整します。 バルブの回転角 α は、配管内の差圧によって異なります。 (右記グラフ参照。) 校正証明書 Belimo Cloudでは、エナジーメーターごとに校正証明書を入手出来ます。 必要に応じて、Belimoアシスタント アプリ又は、Belimo Cloudフロントエンドから、PDFとしてダウンロード出来ます。 熱量計算 この熱量計は、現在の測定流量と温度差に基づいて熱量を計算します。 消費熱量 消費熱量は、以下を使って読取る事が可能。:  - バス   - 装置所有者のBelimoクラウド・アカウント  - クラウドAPI   - Belimoアシスタント・アプリ  - 内蔵されたWebサーバー PoE 必要に応じて、イーサーネット・ケーブルを介して熱量計に電力を供給する事が出来ます。 (Power over Ethernet) (Belimoアシスタント・アプリ又は、Webサーバーで設定が必要。) 別の装置(アクチュエイター、アクティブセンサーなど)の電源供給用として、この熱量計の1番、 2番線を利用する事が出来ます。(DC 24 V:最大8 W) 注意 : PoEは、別の装置が熱量計の1番、2番線に接続されている場合、又は、1番、2番線が絶縁 されている場合にのみ有効です。 スペアパーツ 熱量計のセンサーモジュール  - 内蔵温度センサーT2と外部温度センサーT1を含むセンサーモジュール x 1 熱交換の伝達 熱交換器について 熱交換器のパワ- Q は、建物、温度拡散、流体とその循環 によって、水の体積流量Vと比例しません。(曲線1) そこで、温度制御の典型的な手法として、イコ-ルパ-セント 特性曲線 (曲線3) を持つバルブによって、パワ- Q を制御信号 と比例させます。(曲線2) パワ-制御 制御モ-ドが、パワ-制御の場合、エナジ-バルブは、その時の水温と空調の状態に合わせて 熱交換器で必要とされるパワ-に到する様、必要な水量Vを確保します。 又、パワ-制御モ-ドにおける、熱交換器のパワ-の最大制御可能値は以下の通りです。 DN 15 90 kW DN 20 150 kW DN 25 210 kW DN 32 350 kW DN 40 590 kW DN 50 880 kW V 2024-07-24 - 3 -
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エナジーバルブ          EV..R2+BAC 製品の特徴 制御の特徴 正確な速度センサ-と特化された制御パラメ-タ-は、安定制御を約束します。 但し、迅速な制御プロセスには適していません。 (例、生活用水の制御など) パワ-制御 Qnomは、熱交換器自身が可能な最大パワ-出力です。 Qmaxは、制御入力信号が最大の時に設定する、 熱交換器の最大パワ-出力です。 Qmaxは、Qnomの1~100%の間で設定可能です。 Qminは、0%であり、設定を変更する事は出来ません。 流量制御 Vnom は、定格最大流量で、出荷時にセットされたノミナル値 であり、設定を変更する事は出来ません。 Vmaxは、制御入力信号として設定可能な最大流量です。 (Vmaxは、Vnomの25~100%の間で設定可能であり、 その時の制御入力信号は、10Vになる。) 位置制御 この設定では、制御信号がバルブ開度に割当てられ、従来のバルブ同様、圧力に依存した動作になります。 (例:Y=10Vでα=90°) モーターの動作時間は、90°で90秒になります。 差圧制御 パワー制御、流量制御、位置制御に加えて、差圧センサー(別売り)の2つの測定ポイント間の差圧を 制御する事が出来ます。  使用可能な差圧センサー : Belimo 差圧センサー 22WDP-11..  センサーのデータシートに記載されている仕様を遵守する必要があります。 エナジーバルブのアクセサリー 差圧センサー 22WDP-11.. 配管 EXT-SH-..F 温度センサー保護T管    A-22PE-A0.. 差圧制御の動作モードでは、エナジーバルブにアナログ電圧による設定値は与えられません。 設定範囲は、選択した差圧センサーによって、10 ~ 400 kPaであり、Webサーバー、Belimoアシスタント アプリ、通信インターフェース(BACnet、Modbus、MPバス)又は、Belimoクラウドで行われます。 差圧制御モードの詳細については、別紙 "Belimoエナジーバルブを使った差圧制御" を参照して下さい。 低流量時の制限 非常に少ない流量の場合、センサ-の誤差範囲となり測定する事が出来ません。 その場合、バルブは、強制的に右記の制御になります。 ・バルブの開き始め  制御入力信号Yの電圧値を上げた場合、バルブは信号Yが開度1%  (= 測定流量が、Vnomの1%) に到達するまでは、閉のままです。  信号Yが、開度1%を超えた場合、バルブ特性曲線に沿って開き始めます。 ・バルブの閉じ始め  制御入力信号Yの電圧値を下げた場合、信号Yが開度1%に到達するまでは、バルブは特性曲線に沿って  閉じ始めますが、 開度1%以下になっても直ぐに閉じません。 信号Yが開度1%以下0.5%以上の間に  おいては、 開度1% (= 測定流量が、Vnomの1% ) を保ちます。 信号Yが0.5%に到達すると、閉じます。 V 2024-07-24 - 4 -
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エナジーバルブ          EV..R2+BAC 製品の特徴 アクチュエイタ-の設定 工場出荷時の設定は、最も一般的なアプリケ-ションを対象にしています。 エナジ-バルブは、ウェブサ-バ-の機能を有しています。 パラメ-タ-の設定は、ウェブサ-バ-を通して (RJ45ソケットでウェブブラウザ-に接続可)、又は他通信手段によって行います。 詳しくは、別紙ウェブサ-バ-マニュアルを参照。 Belimoアシスタントアプリは、NFCを介してパラメーター設定が可能であり、試運転を簡素化します。 又、様々な診断機能も有しています。 通信 設定は、ウェブサ-バ-を通して (RJ45ソケットでウェブ ブラウザ-に接続可)、又は他通信手段によって行います。 詳しくは、別紙ウェブサ-バ-マニュアルを参照。 ピアツ-ピア接続 http://169.254.1.1 "DHCP"を有効にする。 (アドレスの自動割当て) ネットワ-ク接続数が1つで有る事を確認する。 標準IPアドレス http://192.168.0.10 (固定IPアドレス) パスワ-ド(読込み専用) User name : guest Password : guest 位置の反転信号 アナログ制御入力信号をバルブの位置に対して反転する事が出来ます。 (例えば、0%の制御入力信号でVmaxやQmaxに到達し、100%の制御入力信号でバルブが閉になる。) 流量バランス調整 最大流量 (= 最大要求値)は、ウェブサ-バ-を通して簡単、確実に調整出来ます。 又、集中管理システムに接続されている場合、管理システムから直接調整する事も出来ます。 デルタ-T マネ-ジャ- 冷・暖房の給水と排水の温度差が少な過ぎる (流量設定が高すぎる) 場合、冷暖房機器のパワ-出力増加 になっていない事を意味します。(次頁グラフ中の "3" ) さらに、冷・暖房機器は、効率の悪いエネルギ-を 供給する事で、ポンプは非常に多量の水を循環して必要以上にエネルギ-を浪費します。 エナジ-バルブを使うと、給排水の温度差が非常に少ない (= 非効率なエネルギ-を使用) 場合でも適切な操作を導き出す 事が容易です。 必要なセッティング調整は、いつでも容易に 且つ迅速に行えます。 さらに、少ない温度差に設定する場合の 限界値もユ-ザ-に提供します。(グラフ "4" ) 又、この限界値 を下回らない様に自動的に流量を制限します。 1 冷房・暖房機器の出力 デルタ-T マネ-ジャ-は、パワー制御、流量制御、位置制御の 2 給水と排水の温度差 動作モードでアクティブにする事ができます。 3 損失ゾ-ン(冷・暖機器の出力飽和) 4 調整可能な最小温度差 制御入力信号と通信の ウェブサ-バ-のパラメ-タ-設定により、内蔵のウェブサ-バ-、BACnet、Modbus、MPバス 併用(ハイブリッドモ-ド) は、外部電圧によるアナログ制御と併用して、フィ-ドバック情報を通信する事が出来ます。 パワ-とエネルギ- アクチュエイタ-は、2つの温度センサ-を備えています。 センサ- (T2) をバルブに設置し、センサ- (T1) のモニタ-機能 は水循環の他サイド (バルブが供給サイドの場合、排水サイド又は、その逆) に設置されなければ いけません。 既に配線されシステムに組込まれた、これらのセンサ-は、冷暖房機器の供給水温と排水温 を記録するのに使用されます。 また、システムに組み込まれた体積流量センサ-により、水量も分かるので 、冷暖房機器のパワ-を計算させる事が出来、さらに、冷暖房機器のエネルギ-も、パワ-の経時変化から 自動計算されます。 現在の測定デ-タ (例えば温度、体積流量、熱交換器エネルギ-消費 等) は、 いつでもウェブブラウザ-や通信 (BACnet 、Modbus、 MPバス)によってアクセスや記録が出来ます。 デ-タの記録 記録デ-タ (13ヶ月間記録した内部データ) は、システム全体の最適化や熱交換器の性能の判断に使う事 が出来る。 ウェブブラウザ-を通してcsvファイルの形でダウンロ-ドします。 ベリモ・クラウド ベリモ・クラウドに接続した場合、更なるサ-ビスが利用出来ます。:例)複数台のオンライン管理が可能。 又、ベリモの専門家が、デルタ-Tの分析やパフォ-マンスレポ-トのサ-ビスを提供する事が出来ます。 特定の条件下では、該当する販売条件に沿った製品保証の延長が、行われる事もあります。 詳細は、[www.belimo.com/ext-warranty] グリコール・モニター グリコール・モニターは、安全な操作と熱交換器の最適化に、必要な実際のグリコール含有量を測定します。 アナログ位置フィードバック 流量センサーのエラーにより流量測定出来ない場合、アナログ位置フィードバックU に、0.3 Vで示されます。 によるエラーの読取り これは、アナログ位置フィードバックU が流量に設定され、且つ、信号範囲の下限値が、0.5 V以上である場合 のみ有効です。 V 2024-07-24 - 5 -
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エナジーバルブ          EV..R2+BAC 製品の特徴 手動制御機能 押しボタンにより手動制御が可能。 (ボタンが押され続けている間ギアの噛合いは外れています。) 高い信頼性(位置合わせ) 過電流保護機能を内蔵しており、リミットSW無しでメカニカルエンドに達すると自動停止します。 納入品目 納入品目 内 容 型 式 RJ 接続モジュ-ル用グロ-メット (防水カバ-)、クランプ A-22PEM-A04 浸水保護管、50 mm、G 1/4"、SW17 A-22PE-A07 アクセサリー スペアパーツ 内 容 型 式 熱量計 センサーモジュール (DN 15) R-22PE-0UC 熱量計 センサーモジュール (DN 20) R-22PE-0UD 熱量計 センサーモジュール (DN 25) R-22PE-0UE 熱量計 センサーモジュール (DN 32) R-22PE-0UF 熱量計 センサーモジュール (DN 40) R-22PE-0UG 熱量計 センサーモジュール (DN 50) R-22PE-0UH サービス ツール 内 容 型 式 試運転、設定、メンテナンス用スマートフォーンアプリ: Belimo アシスタントアプリ Belimoアシスタントアプリ ブルートゥース / NFC コンバーター ZIP-BT-NFC ゲートウェイ 内 容 型 式 M-Busコンバーター G-22PEM-A01 アクセサリー 内 容 型 式 温度センサー保護管付きDN15直管 A-22PE-A01 温度センサー保護管付きDN20直管 A-22PE-A02 温度センサー保護管付きDN25直管 A-22PE-A03 温度センサー保護管付きDN32直管 A-22PE-A04 温度センサー保護管付きDN40直管 A-22PE-A05 温度センサー保護管付きDN50直管 A-22PE-A06 ステンレス製温度センサー保護管 (80 mm、G 1/2"、SW27) A-22PE-A08 DN15 直管 EXT-SH-15F DN20 直管 EXT-SH-20F DN25 直管 EXT-SH-25F DN32 直管 EXT-SH-32F DN40 直管 EXT-SH-40F DN50 直管 EXT-SH-50F ボールバルブ用バルブネック延長 DN15 - 50 ZR-EXT-01 ボールバルブ接続直管 (DN 15、Rp 1/2" めねじ) ZR2315 ボールバルブ接続直管 (DN 20、Rp 3/4" めねじ) ZR2320 ボールバルブ接続直管 (DN 25、Rp 1" めねじ) ZR2325 ボールバルブ接続直管 (DN 32、Rp 1 1/4" めねじ) ZR2332 ボールバルブ接続直管 (DN 40、Rp 1 1/2" めねじ) ZR2340 ボールバルブ接続直管 (DN 50、Rp 2" めねじ) ZR2350 配線図 注意! ・ 安全用絶縁変圧器による電源供給を行って下さい。 ・ 他のアクチュエイターとは並列に接続してください。  機器仕様を参考にしてください。 ・ Modbus (RTU) / BACnet (MS/TP)の配線は、該当するRS485の規格に従って行って下さい。 ・ Modbus / BACnet:電源と通信は電気的に絶縁されていません。各機器のア-ス信号線を接続して下さい。 ・ センサー接続:追加でセンサー(パッシブ温度センサー Pt1000、Ni1000、NTC10k(10k2)、DC 0~10V出力の アクティブセンサー、接点スイッチ)を接続できます。それらのアナログ信号は、熱量計でデジタル化して、 対応するバスシステムに転送出来ます。 ・ アナログ出力:流量、温度センサーT1 / T2の信号を熱量計(5番ケーブル)から、アナログ値(DC 0~10V、 DC 0.5~10V又は、DC 2~10V)として出力できます。 V 2024-07-24 - 6 -
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エナジーバルブ          EV..R2+BAC 配線図 比例制御 BACnet IP / Modbus TCP PoE with BACnet IP / Modbus TCP ケ-ブル色: 1 = 黒 2 = 赤 3 = 白 5 = 燈 6 = 桃 7 = 灰 BACnet MS/TP / Modbus RTU RJ45コネクター経由でパラメーター設定、手動制御 を行う為のPC接続 内蔵のWebサーバーにアクセスする為のRJ45接続 (PCへの直接接続/イントラネット、又はインターネット 経由での接続) 6(C₁) = D- = A 7(C₂) = D+ = B パッシブセンサ- 外部スイッチ アクティブセンサー の接続 の接続 の接続 機能 リレー接点によるオーバーライド制御(AC 24 V 限定) リレ-接点とDC24Vによる機能制限と強制制御(アナログ制御、又はハイブリッド) 1) 位置制御 2) 流量制御 3) パワー制御 BACnet MS/TP、Modbus RTUと BACnet IP、Modbus TCPと アナログ制御 (ハイブリッドモード) アナログ制御 (ハイブリッドモード) V 2024-07-24 - 7 -
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エナジーバルブ        EV..R2+BAC 機能 MPバス接続(3線式、電源供給) MPバス接続(2線式、個別電源) MPバスとアナログ制御 (ハイブリッドモード) Mバス・コンバ-タ-の接続 MバスとModbus TCP又は、BACnet IP コンバ-タ-経由のMバス接続 のパラレル接続(PoE付き) MバスとModbus RTU又は、BACnet MS/TP MバスとModbus TCP又は、BACnet IP のパラレル接続 のパラレル接続 差圧制御用の差圧センサー22WDP-11..の接続 V 2024-07-24 - 8 -
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エナジーバルブ        EV..R2+BAC 操作制御と表示 操作項目 ❶ 緑色表示LED 点灯: 起動中 点滅: 稼働中(電源供給中) 消灯: 供給電圧なし ❷ 流れる方向 ❸ NFCインターフェース ❻ ギア開放押しボタン  押下げ時 :内部ギアが開放され、モータが停止し手動操作が可能になります。  引き上げ時:内部ギアの連動し、通常モードになります。 装置はシンクロナイゼーションを行います。 設置時の注意 設置の方向 ボールバルブは、垂直から水平に取付け可能。 吊下げ位置に設置してはいけません。 排水側での設置 設置は排水側をお勧めします。 推奨水質 ドイツ規格VDI 2035相当の水質をお勧めします。 ベリモのエナジ-バルブは熱交換器を制御します。 長期間正確に 機能する為に、ゴミや破片 (例えば、設置作業時の溶接ビ-ズ等) が流れて来ない様、維持しなければいけません。 適切なストレ-ナ-の設置を推奨します。 メンテナンス ボ-ルバルブ、アクチュエイタ-、センサ-は、メンテナンスフリーです。 メンテナンスを行う前には、必ず、電源供給を止める事が重要です。 関係する配管系にある どんなポンプも停止して、適切にスライドバルブを閉めて下さい。(必要に応じて、全てのクール ダウンとシステムの水圧を下げます。) 取扱説明に沿って、専門の訓練を受けた者がバルブと アクチュエイタ-を適切に設置し、適切な手順で配管に給水するまでシステムは停止して下さい。 給水方向 給水方向は、ハウジングに有る矢のマークに従って下さい。 (流量の誤測定防止の為) 配管清掃 熱量計を設置する前に、配管の水路内を完全にすすいで、不純物を除去して下さい。 配管ストレスの予防 熱量計の設置では、配管や継手によって引き起こされる過度のストレスに注意して下さい。 インレット配管部 規定の測定精度を得る為に、測定配管フランジから上流に、水流を安定にする流入部分(インレット配管) を 設けなければいけません。 長さは、使用口径(DN)の5倍以上になります。 温度センサ-と エナジ-バルブは、既に配線された 浸水保護管の設置 温度センサ-2個を備えています。 ・T2 : 熱量計の中に設置されています。 ・T1 : 熱交換器 (排水バルブ) の前、又は、     熱交換器 (給水バルブ) の後に設置します。 注意 温度センサ-とバルブ間のケ-ブルは、短くしたり、 長くしたりしてはいけません。 分割設置 バルブとアクチュエイタ-の組合せは、熱量計と 分けて設置する事が出来ます。 但し、流れる方向を守って下さい。 V 2024-07-24 - 9 -
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エナジーバルブ        EV..R2+BAC 一般的な注意事項 最小差圧 (減圧) 体積流量 Vmax時の必要最小差圧 (バルブ通過時の減圧) は、kvs値 ("タイプ"の項目を参照) と後述の公式 で計算出来ます。 計算された必要最小差圧値は、必要最大流量 Vmaxに依存しますが、バルブの制御 により常に、この値より高差圧になります。 公 式 Δpmin : kPa Vmax 2 Δpmin = 100 × ( Vmax : m 3/h kvs theor. ) kvs theor. : m3/h 例 (DN25のエナジ-バルブで必要最大流量 = 50% Vnomの場合) EV025R2+BAC kvs theor. = 8.8 m3/h Vnom = 58.3 l/min Vmax = 58.3 l/min × 50% = 29.2 l/min = 1.75 m3/h Vmax 2 1.75 m3/h 2 Δpmin = 100 × ( ) = 100 × ( ) = 4 kPa kvs theor. 8.8 m3/h センサ-エラ-時の動作 流量センサ-エラ-の場合、エナジ-バルブはパワ-又は流量制御から位置制御に切替ります。 (デルタTマネ-ジャ-は無効。) エラ-が消えると、通常の制御設定に戻ります。(デルタTマネ-ジャ-は起動。) 寸法 / 重量 V 2024-07-24 - 10 -
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据付要領 EV..R2+BAC V 2022-10 - 11 -
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据付要領 EV..R2+BAC BACnet IP / Modbus TCP PoE BACnet IP / Modbus TCP 1 = GND 2 = AC/DC 24 V 3 = センサ- 5 = MP、DC 0~10 V 6 = C1 = D- = A 7 = C2 = D+ = B BACnet MSTP / Modbus RTU MP-バス M-バス M-バス / BACnet MSTP / Modbus RTU BACnet IP / Modbus TCP PoE BACnet IP / Modbus TCP V 2022-10 - 12 -
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据付要領 EV..R2+BAC 追加センサー V 2022-10 - 13 -