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「工場の自動化」のなかでも、IoT活用にスポットを当て、IoT化をした場合に期待される効果や導入方法の一例を掲載しています。
【関連キーワード】
測定機、手入力、検査表、計測データ
改ざん防止、工程、傾向、品質、省力化
自動化、システム、DX、ペーパーレス化、スマートファクトリー
このカタログについて
ドキュメント名 | 工場の自動化基礎知識 |
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ドキュメント種別 | ハンドブック |
ファイルサイズ | 185.2Kb |
取り扱い企業 | 株式会社アサカ理研 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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工場の自動化
基礎知識
IoT? AI? 5G? とは
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工場における「自動化」とは
近年、工場の自動化のためにロボットの導入などが進んでおり
「スマートファクトリー」等、工場の自動化を示す言葉をよく耳にするようになりました。
その目的は、生産性を向上することで売上をアップさせたり、人的ミスの削減による品質改善など、
近年の製造業に求められていることばかりです。
さて、「自動化」の手法を大きく分けると下記の3つに分類されます。
①IoT
モノをネットワークに接続することで、設備を制御やデータの自動収集が可能になります
②AI
機械学習による、オペレーションの高度な自動化が可能になります
③5G
「高速大容量」「高信頼・低遅延通信」「多数同時接続」という特徴を持つ次世代の通信規格です。
以上3つのうち、今回は「IoT化」に関してご説明します。
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工場における「IoT化」と期待される効果
品質の向上
• データの記録漏れ、記入ミスの防止
• 品質傾向の見える化
• 改ざん/不正防止
情報の蓄積
• 設備稼働状況・結果を常に取得でき、一元管理も容易に
• 異常がおきている工程をリアルタイムで把握
• トレーサビリティが向上し、効率的な生産活動のための対策が打てる
ムダ作業・コスト削減
• 膨大な書類作成、情報伝達コストの削減
• 人が行っている業務のムダを排除
• ムダ作業減らし、付加価値を生む業務に人材を充てられる
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品質検査現場を例にしたIoT化の手法
測定機から出力されるデータを自動的に取込むことで、
検査員の能力差・疲労による作業品質のバラツキやミスの排除や、検査工数を削減が可能です。
同時に、「いつ」「どこで」「誰が」「どの検査を行った」といった、
すべてのデータが一元管理されるので、データの保全性や検索性が向上します。