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品質管理の基本のキ【ヒストグラム編】

その他

新入社員の方、もう一度品質管理の基本に立ち返りたい方など 品質管理に関わる豆知識をご紹介!

株式会社アサカ理研では、品質管理ソフト【Mr.Manmos】をご提案しております。
※導入事例もぜひダウンロードください!

「Mr.Manmos」は、検査データを保護し改ざんを防止する品質管理システムです。

近年、検査データ改ざん問題により、あたらめて見直される品質管理・情報セキュリティの重要性
品質管理のシステム化でコストダウンとデータ保護の両立が可能です!

「Mr.Manmos」の導入改善事例として、製品検査時の課題解決事例を進呈しております。

※詳細は資料請求して頂くか、ダウンロードからPDFデータをご覧下さい

【関連キーワード】
測定機、手入力、検査表、計測データ
改ざん防止、工程、傾向、品質、省力化
自動化、システム、DX、ペーパーレス化、スマートファクトリー

このカタログについて

ドキュメント名 品質管理の基本のキ【ヒストグラム編】
ドキュメント種別 その他
ファイルサイズ 406.5Kb
取り扱い企業 株式会社アサカ理研 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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今さら聞けない 品質管理の 基本のキ (ヒストグラム編) 【現場にやさしいアサカ理研の 品質管理ソフト Mr.Manmos!】 導入 社 実績200以上
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統計管理から⾒る品質管理 ≪品質管理とは≫ ・品質管理とは、品質方針を定め、それらを品質システムの抽 出、品質計画、品質管理⼿法、品質保証及び品質改善などに よって実施する全般的な経営機能の全ての活動とISO 8402︓1994で定められています。 ・しかし、品質には必ずばらつきが存在しそれを避けることは 難しいと認識しなければなりません。 ・ばらつきの要因としては、部品・材料の違い、機械の故障、 ヒトによるミス、加工方法の違いが上げられます。 ・各工場では、これらのばらつきをどのように抑えるか、ばら つきをどう扱うかが問題になり、 ・それらを管理するのが品質管理になります。 ≪統計学を使い解説≫ ・ばらつきを管理する上で必要になってくるのが測定。 ・先述した通り、測定にもばらつき(誤差)が生じます。 ・誤差の種類としては、機械の故障やヒトによるミス、温度や 湿度によるミスなど測定したばらつきがどうなっているのかを 把握するために、ヒストグラムが必要になります。 次にヒストグラムとは、何かを解説していきたいと思いま す︕︕
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≪ヒストグラムとは≫ • ヒストグラムは、測定データをいくつかの区間 に分けて分類し、ばらつきを把握するものです。 • ヒストグラムの求め方は下記の通りです。 製造されている製品の測定値をn個抜き出し、 測定値をいくつかに分類します。 分類する区間の数(X)の求め方は、 X=1+ 3.32*LOG10(n)、 区間の幅(Y)は、 Y=(測定値の最大―最小)/ X ※Yは後述aの整数倍が望ましい ここで測定のきざみ a を設定し 第一区間の下側境界値(Z)は、 Z=最小値- a /2 上記で求めた値を基に各区間に該当する 測定値の数量を度数として、度数を基に グラフを作成します。
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≪ヒストグラムを作成してみよう≫ • 例題を⽤いて、ヒストグラムを理解しましょう 例題)n=15、a=0.2として、X、Y、Zを求めて グラフ迄作成しましょう n=15より、X=1+ 3.32*LOG10(n) =1+ 3.32*LOG10(15)=4.9≒5 X=5より、Y=(5.7-3.9)/5=0.36≒0.4 a=0.1より、Z=3.9-(0.2/2)=3.8 ここから度数分布表とヒストグラムを作成する と下記の通りになる 測定値 度数分布 4.5 5.6 3.9 区間 中心値 度数 4.3 5.1 5.7 3.8~4.2 4.0 2 4.9 4.9 5.1 4.2~4.6 4.4 3 4.7 4.9 4.7 4.6~5.0 4.8 6 5.0~5.4 5.2 2 4.1 4.8 4.4 5.4~5.8 5.6 2