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高減衰性ゴムカップリング
高減衰性ゴムカップリングの特徴、構造や仕様などを掲載した製品カタログです。
製品選定の際にご活用いただけます。
このカタログについて
ドキュメント名 | サーボフレックス SFR |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 448.4Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 三木プーリ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
NEW
Resonance damping coupling
サーボフレックス SFR
Page2
SERVOFLEX
高減衰性ゴムカップリング
新開発のゴムエレメントにより高い減衰性能を実現。サーボモータなどの高速・高精度運転に対応可能な高減衰性能カップリングです。
動力伝達をすべて摩擦結合によって行うため、ノーバックラッシ。エレメントに HNBR を採用することで、金属性エレメントを用
いたフレキシブルカップリングと比べて素早く振動を減衰します。これにより、モータなどのドライブラインで懸念される共振現象を
抑制し、幅広い運転速度範囲で共振を回避可能。安定した高速制御を提供します。さらに、組立構造とすることでミス
アライメントによる軸反力の低減も実現。相手軸や軸受けへの負担も大幅に軽減することが可能です。
優れた減衰性能
ゴムエレメントのサーボフレックスSFRモデルは金属板ばねタイプのサーボフレックスと比べて優れた減衰性能を発揮します。
高減衰性ゴムカップリング 金属板ばねカップリング
0.04 0.04
0.03 0.03
0.02 0.02
0.01 0.01
0 0
-0.01 -0.01
-0.02 -0.02
-0.03 -0.03
-0.04 -0.04
0 1 2 3 0 1 2 3
時間[s] 時間[s]
軸反力の低減も実現 ※ 特許審査請求中
ゴムエレメントとクランプハブを組立構造とし、解放面を設けることで偏心方向や軸方向への反力を大幅に低減します。
偏心反力の比較 軸方向反力の比較
400 1600
350 1400
300 単層ゴムエレメント
ング 1200 単層ゴムエレメント
カップリ カップリング
250 1000
200 800
150 SFRモデル 600
100 400
50 200
SFRモデル
0 0
0 0.05 0.10 0.15 0.20 0 0.1 0.2 0.3
変位[mm] 変位[mm]
002 MIKI PULLEY SERVOFLEX
荷重[N] 揺動角度[°]
荷重[N] 揺動角度[°]
Page3
充実のバリエーションとオプション対応
穴径連動型のクランプハブ形状の組み合わせで、低慣性を追求。また、さまざまなオプションを選択可能です。
ご採用いただく穴径に連動したクランプハブ外径形状の組み合わせで、可能な限 標準は丸軸h7級公差に対応。オプションにてj6・k6級、テーパ軸、キー溝加工など
り慣性モーメントを低減することで高速度運転に貢献できます。 さまざまな軸に対応可能です。
テーパアダプタ
TYPE B
TYPE A TYPE C
軸公差j6・k6級対応
※ 形状TYPE(A・B・C)はご採用 キー溝加工追加
いただく穴径の組み合わせによ
り自動的に決定いたしますのでご
指示いただくことはできません。
硬質ゴムとインサートの一体型エレメント構造
クランプハブとエレメントをボルト連結した組立構造。最新のCAEシステム、FEM(有限要素法)の援用による最適な設計。
クランプボルト クランプハブ TORQUE THRUST
材質:構造用合金鋼 材質:高力アルミ合金
表面処理:固体潤滑被膜処理 表面処理:アルマイト処理
アルミインサート
ゴムエレメント
材質:HNBR
ボルト
材質:構造用合金鋼
表面処理:三価クロメート処理
BENDING RADIAL
※これらの測定結果は弊社独自の実験結果によるもので性能を保証するものではありません。
MIKI PULLEY SERVOFLEX 003
Page4
SERVOFLEX SFR
SFR MODEL
■ 仕様
許容 許容誤差
形状 最高 ねじりばね 軸方向 慣性 質量 価格
型式
TYPE トルク 偏心 偏角 軸方向 回転速度 定数 ばね定数 モーメント
[N・m] [mm] [°] [mm] [min-1] [N・m/rad] [N/mm] [kg・m2] [kg] [ 円 ]
A 5 0.2 1.5 ±0.3 10000 396 413 6.62×10-6 0.048 7,320
SFR-030SA1 B 5 0.2 1.5 ±0.3 10000 396 413 8.65×10-6 0.054 7,320
C 5 0.2 1.5 ±0.3 10000 396 413 10.76×10-6 0.063 7,320
SFR-035SA1 C 10 0.2 1.5 ±0.3 10000 607 416 26.98×10-6 0.105 8,480
A 12 0.2 1.5 ±0.3 10000 1128 605 25.37×10-6 0.103 10,230
SFR-040SA1 B 12 0.2 1.5 ±0.3 10000 1128 605 31.96×10-6 0.114 10,230
C 12 0.2 1.5 ±0.3 10000 1128 605 38.64×10-6 0.128 10,230
A 25 0.2 1.5 ±0.3 10000 2775 658 85.36×10-6 0.216 12,420
SFR-050SA1 B 25 0.2 1.5 ±0.3 10000 2775 658 105.75×10-6 0.234 12,420
C 25 0.2 1.5 ±0.3 10000 2775 658 128.36×10-6 0.263 12,420
※ 形状 TYPE(A・B・C)はご採用いただく穴径の組み合わせにより自動的に決定いたしますのでご指示いただくことはできません。 ※ 軸締結部分の保持力により許容トルクが制限を受ける場合がありますので、「標準穴径」
でご確認ください。 ※ 最高回転速度は動バランスを考慮しておりません。 ※ ねじりばね定数の値は、20℃におけるエレメント部の解析値です。 ※ 慣性モーメントおよび質量は、最大穴径時の値となります。
■ 寸法
L L L
S S S
LP LF LP LF LP LF
C C M C
M M
形状TYPE A 形状TYPE B 形状TYPE C
形状 d1 [mm] d2 [mm] D N L LF LP S A1 A2 C d3 M 締め付けトルク
型式
TYPE 最小 最大 最小 最大 [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] 数量 - 呼び [N・m]
A 5 10 5 10 34 21.6 37.8 12.4 11 1 8 - 3.75 15.5 1-M3 1.5 ~ 1.9
SFR-030SA1 B 5 10 10を超え 16 34 21.6 37.8 12.4 11 1 8 12.5 3.75 15.5 1-M3 1.5 ~ 1.9
C 10を超え 15 10を超え 16 34 - 37.8 12.4 11 1 - 12.5 3.75 15.5 1-M3 1.5 ~ 1.9
SFR-035SA1 C 6 18 6 19 39 - 48 15.5 15 1 - 14 4.5 18.5 1-M4 3.4 ~ 4.1
A 8 15 8 15 44 29.6 48 15.5 15 1 11 - 4.5 23.5 1-M4 3.4 ~ 4.1
SFR-040SA1 B 8 15 15を超え 24 44 29.6 48 15.5 15 1 11 17 4.5 23.5 1-M4 3.4 ~ 4.1
C 15を超え 22 15を超え 24 44 - 48 15.5 15 1 - 17 4.5 23.5 1-M4 3.4 ~ 4.1
A 8 19 8 19 56 38 59.8 20.5 17.4 0.7 14.5 - 6 29.5 1-M5 7.0 ~ 8.5
SFR-050SA1 B 8 19 19を超え 30 56 38 59.8 20.5 17.4 0.7 14.5 22 6 29.5 1-M5 7.0 ~ 8.5
C 19を超え 28 19を超え 30 56 - 59.8 20.5 17.4 0.7 - 22 6 29.5 1-M5 7.0 ~ 8.5
※ 形状 TYPE(A・B・C)はご採用いただく穴径の組み合わせにより自動的に決定いたしますのでご指示いただくことはできません。 ※ d3 寸法は、エレメント内径の寸法です。この値を超える d2 寸法の場合、d2 側のハ
ブに軸は LF 寸法までしか挿入できません。 ※ クランプボルトMの呼びは数量 - ねじの呼びで、数量は片側ハブの数量です。
004 MIKI PULLEY SERVOFLEX
φN
A1
φd1
φd3
φd2
φD
φN
A1
φd1
φd3
φd2
φD
A2
φd1
φd3
φd2
φD
Page5
■ 標準穴径
標準(オプション)穴径 d1・d2 [mm] と制限を受ける許容トルク[N・m]
穴径呼び 5 6 6.35 7 8 9 9.525 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 22 24 25 28 30
軸公差 h7(h6・g6) B ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
軸公差 j6 (オプション) J ○ ○ ○ ○
軸公差 k6(オプション) K ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
d1 2.8 3.4 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-030SA1
d2 2.8 3.4 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
d1 5 5 6.6 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-035SA1
d2 5 5 6.6 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
d1 9 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-040SA1
d2 9 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
d1 18 20 22 22 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-050SA1
d2 18 20 22 22 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
※ 標準穴径は、軸公差 h7(h6・g6)用:呼びBとなります。 ※ 軸公差 j6・k6用:呼び J・Kはオプション対応となり、○印の穴径のみの対応となります。 ※ ●印と数値の入っている欄の穴径は標準穴径として対応しています。
上表以外の穴径については、別途対応可能な場合がありますのでお問い合わせください。 ※ 数値の入っている欄の穴径は、その穴径が小さいため、軸締結部分での保持力によって許容トルクが制限を受けます。数値はその許
容トルク[N・m]を示しています。
ご注文に際して SFR-030SA1-10B-14K
サイズ 対応軸公差
B:h7(h6・g6)軸対応(オプション J:j6 軸対応、K:k6軸対応)
穴径 d1(小径)
※穴径呼びは d1(小径)-d2(大径)の順にご指示ください。
穴径 d2(大径) ※d1=d2(同一径)の場合はB・J・Kの順にご指示ください。
MIKI PULLEY SERVOFLEX 005
Page6
SERVOFLEX SFR TAPERD SHAFT SUPPORTED
テーパ軸対応 オプション
サーボモータのテーパ軸にテーパアダプタを取り付けることにより、クランプハブによる締結が可能となります。
■ 仕様
許容誤差
形状 許容 最高 ねじりばね 軸方向 慣性 質量 価格
型式
TYPE トルク 偏心 偏角 軸方向 回転速度 定数 ばね定数 モーメント
[N・m] [mm] [°] [mm] [min-1] [N・m/rad] [N/mm] [kg・m2] [kg] [ 円 ]
B 12 0.15 1.5 ±0.3 10000 1128 605 35.95×10-6 0.162 12,520
SFR-040SA1-□B-11BC
C 12 0.15 1.5 ±0.3 10000 1128 605 42.24×10-6 0.174 12,520
B 25 0.15 1.5 ±0.3 10000 2775 658 111.04×10-6 0.297 14,710
SFR-050SA1-□B-11BC
C 25 0.15 1.5 ±0.3 10000 2775 658 133.26×10-6 0.325 14,710
B 25 0.15 1.5 ±0.3 10000 2775 658 118.21×10-6 0.328 14,830
SFR-050SA1-□B-14BC
C 25 0.15 1.5 ±0.3 10000 2775 658 141.08×10-6 0.369 14,830
B 25 0.15 1.5 ±0.3 10000 2775 658 124.92×10-6 0.366 14,960
SFR-050SA1-□B-16BC
C 25 0.15 1.5 ±0.3 10000 2775 658 147.53×10-6 0.395 14,960
※ 形状 TYPE(B・C)はご採用いただく穴径の組み合わせにより自動的に決定いたしますのでご指示いただくことはできません。 ※ 軸締結部分の保持力により許容トルクが制限を受ける場合がありますので、「標準穴径」で
ご確認ください。 ※ 最高回転速度は動バランスを考慮しておりません。 ※ ねじりばね定数の値は、20℃におけるエレメント部の解析値です。 ※ 慣性モーメントおよび質量は、最大穴径時の値となります。
■ 寸法
LL
L CAD
LF WA
M LA W+0.030
0
C d2
形状TYPE B 形状TYPE C
型式 d2 W T WA LA dA DA LL D L LF C A1 A2 M
[mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] 数量 -呼び
SFR-040SA1-□B-11BC 11 4 12.2 18 16 17 22 58 44 48 15.5 4.5 11 17 1-M4
SFR-050SA1-□B-11BC 11 4 12.2 18 16 17 22 64.8 56 59.8 20.5 6 14.5 22 1-M5
SFR-050SA1-□B-14BC 14 4 15.1 24 19 22 28 69.8 56 59.8 20.5 6 14.5 22 1-M5
SFR-050SA1-□B-16BC 16 5 17.3 24 29 26 30 79.8 56 59.8 20.5 6 14.5 22 1-M5
※上記以外の寸法につきましては、SFR MODELの寸法をご参照ください。
■ 標準穴径
標準(オプション)穴径 d1 [mm] と制限を受ける許容トルク[N・m]
穴径呼び 8 9 9.525 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 22 24 25 28 30
軸公差 h7(h6・g6) B ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
軸公差 j6(オプション) J ○ ○ ○ ○
軸公差 k6(オプション) K ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
SFR-040SA1-□B-11BC 9 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-050SA1-□B-11BC 18 20 22 22 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-050SA1-□B-14BC 18 20 22 22 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-050SA1-□B-16BC 18 20 22 22 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
※ 標準穴径は、軸公差 h7(h6・g6)用:呼びBとなります。 ※ 軸公差 j6・k6用:呼び J・Kはオプション対応となり、○印の穴径のみの対応となります。 ※ ●印と数値の入っている欄の穴径は標準穴径として対応しています。
上表以外の穴径については、別途対応可能な場合がありますのでお問い合わせください。 ※ 数値の入っている欄の穴径は、その穴径が小さいため、軸締結部分での保持力によって許容トルクが制限を受けます。数値はその許
容トルク[N・m]を示しています。
ご注文に際して SFR-050SA1-12B-14BC
サイズ [d2]BC
BC:テーパアダプタ ※BCは d2にご指示ください。
穴径 d1
対応軸公差
B : h7(h6・g6)、(オプション J : j6、K : k6)
006 MIKI PULLEY SERVOFLEX
A1
A2
φdA
φDA
φD
T +0.3 0
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SERVOFLEX SFR FOR KEYWAY MILLING APPLICATIONS
キー溝加工対応 オプション
キー付きの軸にご採用いただく場合、ご要望によりクランプハブにキー溝加工を施します。
■ キー溝加工規格
d2
φ
φ
d1
2
W
W
1
T1
キー溝幅H9規格対応 キー溝幅 JS9規格対応
穴径呼び 穴径 キー溝幅 キー溝高さ 穴径呼び 穴径 キー溝幅 キー溝高さ 穴径呼び 穴径 キー溝幅 キー溝高さ 穴径呼び 穴径 キー溝幅 キー溝高さ
軸 軸公差 d1・d2 W1・W2 T1・T2 軸 軸公差 d1・d2 W1・W2 T1・T2 軸 軸公差 d1・d2 W1・W2 T1・T2 軸 軸公差 d1・d2 W1・W2 T1・T2
径 h7 j6 k6 [mm] [mm] [mm] 径 h7 j6 k6 [mm] [mm] [mm] 径 h7 j6 k6 [mm] [mm] [mm] 径 h7 j6 k6 [mm] [mm] [mm]
8 BH - KH 8 3 +0.025
0 9.4 +0.3
0 17 BH - - 17 5 +0.030
0 19.3 +0.3
0 8 BJ - KJ 8 3 ±0.0125 9.4 +0.3
0 17 BJ - - 17 5 ±0.0150 19.3 +0.3
0
9 BH - KH 9 3 +0.025
0 10.4 +0.3
0 18 BH - - 18 6 +0.030 20.8 +0.3
0 0 9 BJ - KJ 9 3 ±0.0125 10.4 +0.3
0 18 BJ - - 18 6 ±0.0150 20.8 +0.3
0
10 BH - - 10 3 +0.025
0 11.4 +0.3
0 19 BH JH KH 19 6 +0.030 21.8 +0.3
0 0 10 BJ - - 10 3 ±0.0125 11.4 +0.3
0 19 BJ JJ KJ 19 6 ±0.0150 21.8 +0.3
0
11 BH - - 11 4 +0.030
0 12.8 +0.3
0 20 BH - - 20 6 +0.030 22.8 +0.3
0 0 11 BJ - - 11 4 ±0.0150 12.8 +0.3
0 20 BJ - - 20 6 ±0.0150 22.8 +0.3
0
12 BH - - 12 4 +0.030
0 13.8 +0.3
0 22 BH JH KH 22 6 +0.030 24.8 +0.3
0 0 12 BJ - - 12 4 ±0.0150 13.8 +0.3
0 22 BJ JJ KJ 22 6 ±0.0150 24.8 +0.3
0
13 BH - - 13 5 +0.030
0 15.3 +0.3
0 24 BH JH KH 24 8 +0.036 27.3 +0.3
0 0 13 BJ - - 13 5 ±0.0150 15.3 +0.3
0 24 BJ JJ KJ 24 8 ±0.0180 27.3 +0.3
0
14 BH - KH 14 5 +0.030
0 16.3 +0.3
0 25 BH - - 25 8 +0.036 28.3 +0.3
0 0 14 BJ - KJ 14 5 ±0.0150 16.3 +0.3
0 25 BJ - - 25 8 ±0.0180 28.3 +0.3
0
15 BH - - 15 5 +0.030
0 17.3 +0.3
0 28 BH JH - 28 8 +0.036 31.3 +0.3
0 0 15 BJ - - 15 5 ±0.0150 17.3 +0.3
0 28 BJ JJ - 28 8 ±0.0180 31.3 +0.3
0
16 BH - KH 16 5 +0.030
0 18.3 +0.3
0 30 BH - - 30 8 +0.036 33.3 +0.3
0 0 16 BJ - KJ 16 5 ±0.0150 18.3 +0.3
0 30 BJ - - 30 8 ±0.0180 33.3 +0.3
0
※ 上表にない規格にも対応いたします。お問い合わせください。
■ 標準穴径
標準(オプション)穴径 d1・d2 [mm] と制限を受ける許容トルク[N・m]
穴径呼び 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 22 24 25 28 30
軸公差 h7(h6・g6) B ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
軸公差 j6 (オプション) J ○ ○ ○ ○
軸公差 k6(オプション) K ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
d1 ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-030SA1
d2 ● ● ● ● ● ● ● ● ●
d1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-035SA1
d2 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
d1 9 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-040SA1
d2 9 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
d1 18 20 22 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
SFR-050SA1
d2 18 20 22 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
※ 標準穴径は、軸公差 h7(h6・g6)用:呼びBとなります。 ※ 軸公差 j6・k6用:呼び J・Kはオプション対応となり、○印の穴径のみの対応となります。 ※ ●印と数値の入っている欄の穴径は標準穴径として対応して
います。上表以外の穴径については、別途対応可能な場合がありますのでお問い合わせください。 ※ 数値の入っている欄の穴径は、その穴径が小さいため、軸締結部分での保持力によって許容トルクが制限を受けます。数値
はその許容トルク[N・m]を示しています。
ご注文に際して SFR-050SA1-12BH-14KJ
サイズ 締結方法 ※穴径呼びは d1(小径)-d2(大径)の順にご指示
KJ : k6 軸用 ください。
穴径 d1( 小径) +JS9キー溝 ※d1=d2(同一径)の場合の対応軸は、以下の順に
締結方法 ご指示ください。
BH:h7(h6・g6)軸用 穴径 d2( 大径) B・J・K・BH・BJ・JH・JJ・KH・KJ
+H9キー溝
MIKI PULLEY SERVOFLEX 007
T2
Page8
SERVOFLEX SFR
設計上の確認事項
■ ばね特性
■ 軸方向荷重と変位量
140
SFR-050
120
100
SFR-040
SFR-035
80
SFR-030
60
40
20
0
0 0.05 0.1 0.15 0.2 0.25 0.3 0.35
軸方向変位[mm]
■ 偏心方向荷重と変位量
350
300
SFR-050
250
200
SFR-035
SFR-040
150 SFR-030
100
50
0
0 0.05 0.1 0.15 0.2 0.25
偏心変位[mm]
008 MIKI PULLEY SERVOFLEX
荷重[N] 荷重[N]
Page9
■ 特にご注意いただきたい事項
以下の内容については、お客様でのトラブル防止のためにも特にご注意ください。 (5) 軸のカップリングへの挿入長さは、下図のようにそれぞれの相手取り付け
(1) 偏心・偏角・軸方向の許容誤差は必ず守ってください。 軸がカップリングのクランプハブ全長(LF寸法)にわたって軸と接し、
かつ、エレメント、スペーサおよびもう一方の軸と干渉しないように軸を
(2) ボルト類は必ず定められたトルクで締め付けてください。
挿入して取り付けてください。
■ 取り扱い上の注意 LF LF
カップリングにおける左右内径の同心度は、専用治具を使用することにより
高精度に組み立てられております。
万が一、カップリングに強い衝撃を与えた場合には、組み立て精度が維持さ
れず使用中に破損してしまう可能性がありますので、取り扱いは十分注意し
てください。
型式 LF [mm]
(1) 使用雰囲気温度範囲は-20℃~80℃です。水・油・酸・アルカリ・オ
SFR-030 12.4
ゾン・化学薬品などにさらされる環境での使用は避けてください。 SFR-035 15.5
また、直射日光下での使用や保管もエレメントの寿命を縮める可能性が SFR-040 15.5
ありますので適当なカバーで覆ってください。 SFR-050 20.5
(2) 取り付け軸を挿入する前にクランプボルトを締め込まないでください。 (6) 軸方向に圧縮・引っ張りなどの力が作用していないか確認した後、2本
(3) 取り付け軸は丸軸を前提としております。 のクランプボルトを締め付けてください。
クランプボルトの締め付けは、校正されたトルクレンチを使用し、以下
■ 取り付け の締め付けトルクの範囲内で行ってください。
(1) カップリングのクランプボルトがゆるんでいることを確認し、軸および カップリング クランプ クランプボルト
カップリングの内径面のさび、ほこり、油分などを除去してください。 サイズ ボルト呼び 締め付けトルク [N・m]
特に摩擦係数に著しく影響を及ぼすモリブデン系、シリコン系、フッ素 SFR-030 M3 1.5 ~ 1.9
系の減摩剤などを含んだオイルやグリース類は絶対に付着させないでく SFR-035・040 M4 3.4 ~ 4.1
ださい。 SFR-050 M5 7.0 ~ 8.5
※ 締め付けトルクの値は、最小~最大の値です。この範囲の締め付けトルクで締め付けてください。
(2) 軸にカップリングを挿入するとき、エレメントに圧縮、引っ張りなどの
無理な力が加わらないように挿入してください。特にモータへカップリ ■ 適合トルクドライバー・トルクレンチ
ングを取り付けた後に相手軸へカップリングを挿入する際、誤って過大
な圧縮力を加えてしまうことがありますのでご注意ください。 クランプ トルクドライバー ヘキサゴンビット
ボルト呼び (レンチ) (ヘッド)
(3) 2本のクランプボルトをゆるめた状態で、カップリングが軸方向、回転 M3 CN200LTDK SB 2.5mm
方向に軽く動くことを確認してください。 M4 CN500LTDK SB 3mm
軸方向 M5 N10LTDK SB 4mm
回転方向 ※ トルクドライバー(レンチ)・ビット(ヘッド)の型式は株式会社中村製作所製品を示しています。
■ クランプボルトについて
クランプボルトには固体潤滑皮膜処理が施されていますので、弊社指定のクラ
ンプボルトをご使用ください。その際、接着剤などのゆるみ止めや油などを塗
布されますと、その潤滑成分により、トルク係数が変化し、過大な軸力が発生
スムーズに動かない場合は、2軸の心出しを再度調整してください。 しクランプボルトやカップリングが破損する可能性があります。また嫌気性
この方法は左右の同心度の簡易的な確認方法として推奨しております ねじロック剤は、エレメント部に悪影響を及ぼすことがありますので、絶対
が、同様の確認方法が不可能な場合は、機械部品精度管理、その他の方 に付着させないでください。
法にて取り付け精度を確認してください。
(4) 相手取り付け軸は丸軸が原則ですが、やむを得ず丸軸以外の軸をご使用 ■ カップリング穴径表面処理について
になる場合は、下図のように軸の取り付け位置にご注意ください。 穴径表面処理は、工程の都合により、処理付きと処理無しの部品が混在する
( の塗りつぶし部は、クランプ時にクランプハブが変位する部分を 場合がありますが、カップリングの性能上問題ありません。穴径表面処理の
示しています。この部分にキー溝・Dカットなどがこないようにご注意 有無についてご要望がございましたら、弊社までお問い合わせください。
ください。)軸の取り付け位置によってはカップリング本体の破損、軸
保持力の低下につながります。カップリングの性能を十分に満足いただ
くためには丸軸でのご使用を推奨します。
■ よい取り付け例 ■ 悪い取り付け例
MIKI PULLEY SERVOFLEX 009
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SERVOFLEX SFR
設計上の確認事項
■ キー溝加工付きオプションについて ■ 送りねじシステムにおける留意点
ご要望によりキー溝加工のオプションを用意しております。ただし、基本的 ステッピングモータやサーボモータを採用した送りねじシステムでは、ステッ
にはクランプ機構による摩擦締結にてトルク伝達を行うよう設計しておりま ピングモータ固有の脈動周波数とシステム全体のねじり固有振動数による共振
すので、カップリングの許容トルクを超えて使用しないでください。また、 や、サーボモータのゲイン調整による発振が起こる場合があります。
以下の点についてご留意の上ご採用ください。 共振の場合は共振回転速度を避ける、サーボモータの場合はフィルタ機能など
(1) キーは必ずキー溝幅以下のものをご使用ください。キーを圧入にてご使用 の電気的制御で調整し回避することなどが必要となります。
いただいた場合、取り付け時または、運転中に破損する場合があります。 いずれの場合でも、共振や発振現象はカップリングおよび送りねじ部のねじり
(2) キー溝加工の位置精度は目視のため、キー溝の各ハブに対する位置精度 剛性、慣性などの設計段階でのシステム全体でのねじり固有振動数の検討が必
が必要な場合はお問い合わせください。 要になります。これらについての不明点は、弊社までお問い合わせください。
(3) JS9級の公差をご採用いただく場合はしまりばめの勘合となり、軸への ■ 送りねじシステムの固有振動数の求め方
組み付けの際にカップリングを圧縮する可能性があります。圧縮が加わ
ステッピングモータ・サーボモータの常用トルクおよび最大トルクからカッ
らないようにご注意ください。
プリングを選定します。
(4) キーとキー溝の勘合をゆるく設定しすぎますとガタが生じ、粉じんの発生 次に下図の送りねじシステムにおいて、カップリングと送りねじのねじりば
する可能性があります。また、キーが抜けないようにご注意ください。 ね定数:κ、駆動側の慣性モーメント:J1、従動側の慣性モーメント:J2から、
(5) キー溝の上に止めねじを付加される場合は、クランプ機能は低下し、ご 全体の固有振動数:Nf を求めます。
使用になられるトルク範囲および正逆運転時などに止めねじがゆるむ危 モータ カップリング テーブル
険性があります。また、クランプハブの構造上強度が低下し、カップリ 送りねじ J2
ングが破損する恐れのあるため推奨できません。 J1
■ ご注文時の穴径呼び指示順序
κ
穴径の指示方法は、d1(小径)-d2(大径)、テーパ軸用アダプタ付きは必
ず d2 に指示、が基本となりますが、d1=d2(同一径)の場合、以下のよ
軸受
うに各穴径呼びの指示順序がありますので、ご注文時にご注意ください。
送りねじシステム全体の固有振動数Nf[Hz]
呼び記号 呼び記号の説明 種別 指示径 指示順序 κ カップリングと送りねじのねじりばね定数
B 軸公差 h7(h6・g6)対応 標準 d1・d2 1 Nf = 1 1 1 :
d1・d2 2π K J1+J2 [N・m/rad]
J 軸公差 j6対応 オプション 2 J1 :駆動側の慣性モーメント[kg・m²]
K 軸公差 k6対応 オプション d1・d2 3 J2 :従動側の慣性モーメント[kg・m²]
BH 軸公差 h7(h6・g6)対応 + キー溝H9 オプション d1・d2 4 カップリングと送りねじのねじりばね定数κ[N・m/rad]
BJ 軸公差 h7(h6・g6)対応 + キー溝 JS9 オプション d1・d2 5 1
d1・d2 = 1 1 κc:
K Kc +
カップリングのねじりばね定数 [N・m/rad]
JH 軸公差 j6対応 + キー溝H9 オプション 6 Kb κb:送りねじのねじりばね定数 [N・m/rad]
JJ 軸公差 j6対応 + キー溝 JS9 オプション d1・d2 7
KH 軸公差 k6対応 + キー溝H9 オプション d1・d2 8 駆動側の慣性モーメント J1[kg・m2]
KJ 軸公差 k6対応 + キー溝 JS9 オプション d1・d2 9 J1= Jm + Jc Jm:サーボモータの慣性モーメント [kg・m2]
BC テーパ軸用アダプタ付き オプション d2 10 2 Jc :カップリングの慣性モーメント [kg・m2]
従動側の慣性モーメント J2[kg・m2]
J2 = Jb + Jt + Jc Jb :送りねじの慣性モーメント [kg・m2]
2 Jt : テーブルの慣性モーメント [kg・m2]
Jc :カップリングの慣性モーメント [kg・m2]
テーブルの慣性モーメント Jt[kg・m2]
Jt = M×P2 M :テーブルの質量 [kg]
4π2 P :送りねじのリード [m]
固有振動数におけるゲイン余裕が10dB以下であると発振しやすい状態であ
るため、設計段階で固有振動数を高くしてゲイン余裕を増やすか、この固有
振動数をサーボモータの電気的チューニング機能(フィルタ機能)で調整し
て回避することが必要となります。
40
20 ゲイン余裕
0
-20
-40
-60
-80
360
180
0
-180
-360
-540
0.1 1 10 100 1000 4.5k
[Hz]
010 MIKI PULLEY SERVOFLEX
位相[°] ゲイン[dB]
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■ 選定手順
(1) 駆動機の出力容量:P、使用回転速度:n からカップリングに加わるト ■ 負荷の性質による補正係数:K1
ルク:Ta を求めます。 一定 変動:小 変動:中 変動:大
P [kW] 負荷の性質
Ta [N・m] = 9550 ×
n [min-1]
(2) 使用条件、運転条件などによるサービスファクター:K を決定し、カッ K1 1.0 1.25 1.75 2.25
プリングに加わる補正トルク:Td を求めてください。 ■ 稼働時間による補正係数:K2
Td [N・m] = Ta [N・m] × K1 × K2 × K3 × K4 時間/日 ~8 ~16 ~24
(3) カップリングの許容トルク:Tn が補正トルク:Td 以上になるようにサ K2 1.0 1.12 1.25
イズを選定してください。 ■ 起動・制動頻度による補正係数:K3
Tn [N・m] ≧ Td [N・m] 回/分 ~60 ~120 ~360 360超
(4) 必要とする軸径が選定サイズの最大穴径を超える場合は、それに適する K3 1.0 1.3 1.5 *
※*印については打ち合わせが必要です。
カップリングを選定してください。また、クランプハブは穴径により伝
達トルクが制限される場合があります。そのため選定されたカップリン ■ 雰囲気温度による補正係数:K4
グサイズの軸径における最大トルクがカップリングに加わるピークトル 温度[℃] -20~30 30~40 40~50 50~60 60~70 70~80
ク:Ts 以上になっていることを確認してください。 K4 1.0 1.1 1.2 1.4 1.6 1.8
■ 簡易選定表
一般的なサーボモータの定格出力、定格・最大トルクをもとにサイズ選定したものです。サーボモータのトルク特性はサーボモータメーカにより異なりますので、
最終的にはメーカカタログの仕様を確認してカップリングのサイズを選定してください。
サーボモータ仕様 対応サーボフレックス型式・仕様
定格出力 定格回転速度 定格トルク 最大トルク 軸径 許容トルク 最大穴径 外径
型式
[W] [kW] [min-1] [N・m] [N・m] [mm] [N・m] [mm] [mm]
300W 3000~ 6000 0.95 3.72 14 SFR-030SA1 5 16 34
400W 3000~ 6000 1.3 5 14 SFR-035SA1 10 19 39
450W 1500 2.86 8.92 19 SFR-040SA1 12 24 44
500W 2000 2.4 7.2 24 SFR-040SA1 12 24 44
600W 3000~ 6000 1.91 5.73 19 SFR-035SA1 10 19 39
750W 3000~ 6000 2.387 9 19 SFR-040SA1 12 24 44
750W 2000 3.6 10.7 22 SFR-050SA1 25 30 56
850W 1500 5.39 13.8 19 SFR-050SA1 25 30 56
1kW 3000~ 6000 3.18 12.5 24 SFR-050SA1 25 30 56
1kW 2000 5 16.6 24 SFR-050SA1 25 30 56
MIKI PULLEY SERVOFLEX 011
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※製品をご使用になられる前に「取扱説明書」をよくお読みのうえ正しくご使用ください。
※仕様・寸法・納入形態・価格などは予告なく変更することがあります。ご了承ください。
※このカタログに掲載されていない仕様・寸法の製品については別途ご相談ください。
営 業 窓 口 販 売 店
本社営業部 〒211-8577神奈川県川崎市中原区今井南町10-41 TEL 044-733-5151
北関東支店 〒370-0851群馬県高崎市上中居町43-1,102 TEL 027-321-5521
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東北営業所 〒992-0003山形県米沢市窪田町窪田字下前田2857-8 TEL 0238-40-0510
北陸営業所 〒920-0064石川県金沢市南新保町ヌ205,102 TEL 076-238-5588
'23.06-2-MP-SFR-001A