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高減衰かつ低反力性能ノーバックラッシカップリングSTF
積層ゴムエレメントが高減衰かつ低反力を実現。サーボ・ステッピングモータ用高減衰性能カップリングです。動力を伝達するエレメント部にHNBRを採用した一体構造でノーバックラッシ。弾性部に金属を用いたフレキシブルカップリングと比べて振動を素早く減衰します。これにより、ステッピングモータなどで発生が懸念される共振現象を抑制し、幅広い運転速度範囲で共振を回避可能。安定した高速制御を提供します。さらに、エレメント部は硬度の異なるHNBRで挟み込む積層ゴムエレメントとすることでミスアライメントによる軸反力の低減も実現。相手軸や軸受けへの負担も大幅に軽減することが可能です。
ステップフレックス製品特徴
・すぐれた高減衰性能
・軸反力の低減
・高ゲイン化が可能
・軟質ゴムと硬質ゴムの積層エレメント構造
関連メディア
このカタログについて
ドキュメント名 | 高減衰かつ低反力性能ノーバックラッシカップリングSTF |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 918.9Kb |
取り扱い企業 | 三木プーリ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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High precision dual rubber coupling
ステップフレックス STF
※ご使用前に「取扱説明書」をよくお読みのうえ正しくご使用ください。
※仕様・寸法・販売価格等は予告なく変更することがありますので予めご了承ください。
※このカタログに掲載されていない仕様・寸法の製品については別途ご相談ください。
営 業 窓 口 販 売 店
本 社 営 業 部 〒211-8577神奈川県川崎市中原区今井南町10-41 TEL 044-733-5151
北 関 東 支 店 〒370-0046群馬県高崎市上中居町43-1,102 TEL 027-321-5521
名 古 屋 支 店 〒462-0044愛知県名古屋市北区元志賀町2-10 TEL 052-911-6275
大 阪 支 店 〒564-0062大阪府吹田市垂水町3-3-23 TEL 06-6385-5321
西 日 本 支 店 〒812-0013福岡県福岡市博多区博多駅東1-11-15,505 TEL 092-474-3631
東 北 営 業 所 〒992-0003山形県米沢市窪田町窪田字下前田2857-8 TEL 0238-40-0510
北 陸 営 業 所 〒920-0064石川県金沢市南新保町ヌ 205,102 TEL 076-238-5588
中四国営業所 〒720-0065広島県福山市東桜町11-5,203 TEL 084-927-1511
'19.02-**-MP-STF-013C
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STEPFLEX
高減衰性能カップリング
新開発の積層ゴムエレメントが高減衰かつ低反力を実現。サーボ・ステッピングモータ用高減衰性能カップリングです。
動力を伝達するエレメント部に HNBR を採用した一体構造でノーバックラッシ。弾性部に金属を用いたフレキシブルカップリング
と比べて振動を素早く減衰します。これにより、ステッピングモータなどで発生が懸念される共振現象を抑制し、幅広い運転速度範囲
で共振を回避可能。安定した高速制御を提供します。
さらに、エレメント部は硬度の異なる HNBR で挟み込む積層ゴムエレメントとすることでミスアライメントによる軸反力
の低減も実現。相手軸や軸受けへの負担も大幅に軽減することが可能です。
※特許登録済
優れた減衰性能 高ゲイン化が可能
積層ゴムエレメントのステップフレックスは金属板ばねタイプと比べて優れた減衰性能を発揮します。 ボード線図からも減衰効果が確認でき、金属板ばねタイプのカップリングと比べてゲイン余裕が大きく、装置の高ゲイン化に貢献できます。
ステップフレックス 金属板ばねカップリング ステップフレックス 金属板ばねカップリング
0.04 0.04 40 40
20 ゲイン余裕 20 ゲイン余裕
0.03 0.03 0 0
-20 -20
0.02 0.02
-40 -40
0.01 0.01 -60 -60
-80 -80
0 0
360 360
-0.01 -0.01 180 180
-0.02 -0.02 0 0
-180 -180
-0.03 -0.03 -360 -360
-540 -540
-0.04 -0.04
0 1 2 3 0 1 2 3 0.1 1 10 100 1000 4.5k 0.1 1 10 100 1000 4.5k
時間[s] 時間[s] [Hz] [Hz]
軸反力の低減も実現 軟質ゴムと硬質ゴムの積層エレメント構造
異なる硬度の積層ゴムエレメントとすることで、偏心方向や軸方向への反力を大幅に低減します。 硬質ゴムを軟質ゴムで挟み込んだ積層ゴムのシンプルな一体構造。最新のCAEシステム、FEM(有限要素法)の援用による最適な設計。
クランプボルト TORQUE PARALLEL
偏心反力の比較 軸方向反力の比較 クランプハブ 材質:構造用合金鋼 材質:高力アルミ合金 表面処理:個体潤滑被膜処理
80 800 ※STF-013SA1のM1.6
クランプボルトは黒染め
70 700 処理です。
60
単層ゴムエレメント
600
単層ゴムエレメント
カップリング カップリング
50 500
40 400
30 300
20
ステップフレックス
200
ステップフレックス
10 100
硬質ゴム
0 0 軟質ゴム
0 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0 0.1 0.2 0.3
変位[mm] 変位[mm] 積層ゴムエレメント
材質:HNBR ANGULAR AXIAL
※これらの測定結果は弊社独自の実験結果によるもので性能を保証するものではありません。
002 MIKI PULLEY STEPFLEX MIKI PULLEY STEPFLEX 003
荷重[N] 揺動角度[°]
荷重[N] 揺動角度[°]
位相[°] ゲイン[dB]
位相[°] ゲイン[dB]
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STEPFLEX
高減衰性能カップリング
新開発の積層ゴムエレメントが高減衰かつ低反力を実現。サーボ・ステッピングモータ用高減衰性能カップリングです。
動力を伝達するエレメント部に HNBR を採用した一体構造でノーバックラッシ。弾性部に金属を用いたフレキシブルカップリング
と比べて振動を素早く減衰します。これにより、ステッピングモータなどで発生が懸念される共振現象を抑制し、幅広い運転速度範囲
で共振を回避可能。安定した高速制御を提供します。
さらに、エレメント部は硬度の異なる HNBR で挟み込む積層ゴムエレメントとすることでミスアライメントによる軸反力
の低減も実現。相手軸や軸受けへの負担も大幅に軽減することが可能です。
※特許登録済
優れた減衰性能 高ゲイン化が可能
積層ゴムエレメントのステップフレックスは金属板ばねタイプと比べて優れた減衰性能を発揮します。 ボード線図からも減衰効果が確認でき、金属板ばねタイプのカップリングと比べてゲイン余裕が大きく、装置の高ゲイン化に貢献できます。
ステップフレックス 金属板ばねカップリング ステップフレックス 金属板ばねカップリング
0.04 0.04 40 40
20 ゲイン余裕 20 ゲイン余裕
0.03 0.03 0 0
-20 -20
0.02 0.02
-40 -40
0.01 0.01 -60 -60
-80 -80
0 0
360 360
-0.01 -0.01 180 180
-0.02 -0.02 0 0
-180 -180
-0.03 -0.03 -360 -360
-540 -540
-0.04 -0.04
0 1 2 3 0 1 2 3 0.1 1 10 100 1000 4.5k 0.1 1 10 100 1000 4.5k
時間[s] 時間[s] [Hz] [Hz]
軸反力の低減も実現 軟質ゴムと硬質ゴムの積層エレメント構造
異なる硬度の積層ゴムエレメントとすることで、偏心方向や軸方向への反力を大幅に低減します。 硬質ゴムを軟質ゴムで挟み込んだ積層ゴムのシンプルな一体構造。最新のCAEシステム、FEM(有限要素法)の援用による最適な設計。
クランプボルト TORQUE PARALLEL
偏心反力の比較 軸方向反力の比較 クランプハブ 材質:構造用合金鋼 材質:高力アルミ合金 表面処理:個体潤滑被膜処理
80 800 ※STF-013SA1のM1.6
クランプボルトは黒染め
70 700 処理です。
60
単層ゴムエレメント
600
単層ゴムエレメント
カップリング カップリング
50 500
40 400
30 300
20
ステップフレックス
200
ステップフレックス
10 100
硬質ゴム
0 0 軟質ゴム
0 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0 0.1 0.2 0.3
変位[mm] 変位[mm] 積層ゴムエレメント
材質:HNBR ANGULAR AXIAL
※これらの測定結果は弊社独自の実験結果によるもので性能を保証するものではありません。
002 MIKI PULLEY STEPFLEX MIKI PULLEY STEPFLEX 003
荷重[N] 揺動角度[°]
荷重[N] 揺動角度[°]
位相[°] ゲイン[dB]
位相[°] ゲイン[dB]
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STEPFLEX
STF MODEL
■ 仕様 ■ 軸径における最大トルク
トルク 許容誤差 標準穴径 [mm] と軸径における最大トルク [N・m]
最高 静的ねじりばね 慣性 質量 価格 型式
型式 常用 最大 偏心 偏角 軸方向 回転速度 定数 モーメント 3 4 5 6 6.35 7 8 9 9.525 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 22 24 25 28 30
[N・m] [N・m] [mm] [°] [mm] [min-1] [N・m/rad] [kg・m2] [kg] [ 円 ] STF-013SA1 0.10 0.25 0.40
STF-013SA1 0.5 1 0.15 1.5 ±0.2 10000 15 0.11×10-6 0.004 4,010 STF-016SA1 0.5 0.6 0.7 0.8
STF-016SA1 1 2 0.15 1.5 ±0.2 10000 27 0.31×10-6 0.009 3,810 STF-019SA1 0.8 1.2 1.6 1.9 1.9 2.3 0.8
STF-019SA1 1.5 3 0.15 1.5 ±0.2 10000 38 0.70×10-6 0.013 3,660 STF-024SA1 1.6 2.1 2.1 2.6 3.3 4.0 4.0 4.7
STF-024SA1 2.5 5 0.15 1.5 ±0.2 10000 127 1.89×10-6 0.023 4,040 STF-029SA1 1.8 2.2 2.2 2.7 3.4 4.1 4.1 4.8 5.5 6.3 7.8 8.0
STF-029SA1 4 8 0.2 1.5 ±0.3 10000 201 4.40×10-6 0.034 4,250 STF-034SA1 2.7 3.0 3.0 3.3 4.0 4.8 4.8 5.6 6.5 7.8 9.0 10.7 12.0 12.0
STF-034SA1 6 12 0.2 1.5 ±0.3 10000 371 9.77×10-6 0.056 4,650 STF-039SA1 3.4 3.4 4.0 5.0 6.1 6.1 7.1 8.2 9.3 10.4 11.5 12.8 14.0 15.3 16.6 17.0
STF-039SA1 8.5 17 0.2 1.5 ±0.3 10000 485 21.13×10-6 0.091 5,420 STF-044SA1 6.0 8.3 8.3 9.8 11.3 12.8 14.3 16.0 17.3 18.8 20.3 21.8 23.5 24.8 27.8 30.0
STF-044SA1 15 30 0.2 1.5 ±0.3 10000 996 37.30×10-6 0.120 6,490 STF-056SA1 10.7 11.9 11.9 13.4 14.9 16.3 17.8 18.7 20.8 22.2 23.7 25.2 27.0 32.0 41.9 52.0 56.3 60.0 60.0
STF-056SA1 30 60 0.2 1.5 ±0.3 10000 2075 125.5×10-6 0.251 7,580 ※ 軸締結部分の保持力により常用・最大トルクが制限を受ける場合がありますので、上表でご確認ください。 ※ 制限を受ける常用・最大トルクは小径側(d1)のトルク値となります。ただし、STF-019SA1 の d1 または
※ 軸締結部分の保持力により常用・最大トルクが制限を受ける場合がありますので、「軸径における最大トルク」でご確認ください。 ※ 最高回転速度は動バランスを考慮しておりません。 ※ 静的ねじりばね定数の値は、 d2 がφ8mm の場合のみクランプボルトがサイズダウンするため、0.8N・m が制限値となりますのでご注意ください。
20℃のときの最大穴径時におけるエレメント部の解析値です。 ※ 慣性モーメントおよび質量は、最大穴径時の値となります。
■ STF-019SA1 の標準穴径と最大トルク
■ 寸法
最大 最大 最大 最大 最大 最大 最大
L d1-d2 トルク d1-d2 トルク d1-d2 トルク d1-d2 トルク d1-d2 トルク d1-d2 トルク d1-d2 トルク
S LF [N・m] [N・m] [N・m] [N・m] [N・m] [N・m] [N・m]
M C 3B-3B 0.8 3B-4B 0.8 3B-5B 0.8 3B-6B 0.8 3B-6.35B 0.8 3B-7B 0.8 3B-8B 0.8
4B-4B 1.2 4B-5B 1.2 4B-6B 1.2 4B-6.35B 1.2 4B-7B 1.2 4B-8B 0.8
5B-5B 1.6 5B-6B 1.6 5B-6.35B 1.6 5B-7B 1.6 5B-8B 0.8
6B-6B 1.9 6B-6.35B 1.9 6B-7B 1.9 6B-8B 0.8
6.35B-6.35B 1.9 6.35B-7B 1.9 6.35B-8B 0.8
7B-7B 2.3 7B-8B 0.8
8B-8B 0.8
d1・d2 [mm] D L LF S A C M 締め付けトルク
型式
最小 最大 [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] 数量 - 呼び [N・m] ご注文に際して STF-029SA1-10B-14B
STF-013SA1 3 5 13 18 6 6 3.9 2 1-M1.6 0.23 ~ 0.28
STF-016SA1 3 6 16 22 7.5 7 4.8 2.5 1-M2 0.4 ~ 0.5
STF-019SA1 3 8 19 25 9 7 5.8 (6) 3.15 1-M2.5 (M2) 1.0 ~ 1.1 (0.4 ~ 0.5)
サイズ 穴径 d1 穴径 d2
( 小径) ( 大径)
STF-024SA1 5 10 24 27 9 9 8.7 3.15 1-M2.5 1.0 ~ 1.1 締結方法
B:クランプ
STF-029SA1 5 14 29 30 10 10 11 3.3 1-M2.5 1.0 ~ 1.1
STF-034SA1 5 16 34 34 12 10 12.5 3.75 1-M3 1.5 ~ 1.9
STF-039SA1 6 19 39 41 15.5 10 14 4.5 1-M4 3.4 ~ 4.1
STF-044SA1 8 24 44 48 15.5 17 17 4.5 1-M4 3.4 ~ 4.1
STF-056SA1 8 30 56 60 20.5 19 22 6 1-M5 7.0 ~ 8.5
※ クランプボルトMの呼びは数量-ねじの呼びで、数量は片側ハブの数量です。 ※ STF-019の( )内の数値は、d1またはd2がφ8mmの場合の値となります。 ※ エレメント内径部の逃げはd2寸法(大径)+φ0.9mmとなっ
ています。 ※ 相手取り付け軸の寸法許容差は h7 級となります。
■ 標準穴径
標準穴径 d1・d2 [mm]
型式
3 4 5 6 6.35 7 8 9 9.525 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 22 24 25 28 30
STF-013SA1 ● ● ●
STF-016SA1 ● ● ● ●
STF-019SA1 ● ● ● ● ● ● ●
STF-024SA1 ● ● ● ● ● ● ● ●
STF-029SA1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
STF-034SA1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
STF-039SA1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
STF-044SA1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
STF-056SA1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
※ ●印の入っている欄の穴径は標準穴径として対応しています。 ※ ご採用いただく穴径によっては、軸締結部分での保持力により常用・最大トルクが制限を受けますので、「軸径における最大トルク」でご確認ください。
004 MIKI PULLEY STEPFLEX 各種データ・詳細資料 ダウンロードはこちら www.mikipulley.co.jp WEBコード A030 005
A
φd1
φd2
φD
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STEPFLEX
STF MODEL
■ 仕様 ■ 軸径における最大トルク
トルク 許容誤差 標準穴径 [mm] と軸径における最大トルク [N・m]
最高 静的ねじりばね 慣性 質量 価格 型式
型式 常用 最大 偏心 偏角 軸方向 回転速度 定数 モーメント 3 4 5 6 6.35 7 8 9 9.525 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 22 24 25 28 30
[N・m] [N・m] [mm] [°] [mm] [min-1] [N・m/rad] [kg・m2] [kg] [ 円 ] STF-013SA1 0.10 0.25 0.40
STF-013SA1 0.5 1 0.15 1.5 ±0.2 10000 15 0.11×10-6 0.004 4,010 STF-016SA1 0.5 0.6 0.7 0.8
STF-016SA1 1 2 0.15 1.5 ±0.2 10000 27 0.31×10-6 0.009 3,810 STF-019SA1 0.8 1.2 1.6 1.9 1.9 2.3 0.8
STF-019SA1 1.5 3 0.15 1.5 ±0.2 10000 38 0.70×10-6 0.013 3,660 STF-024SA1 1.6 2.1 2.1 2.6 3.3 4.0 4.0 4.7
STF-024SA1 2.5 5 0.15 1.5 ±0.2 10000 127 1.89×10-6 0.023 4,040 STF-029SA1 1.8 2.2 2.2 2.7 3.4 4.1 4.1 4.8 5.5 6.3 7.8 8.0
STF-029SA1 4 8 0.2 1.5 ±0.3 10000 201 4.40×10-6 0.034 4,250 STF-034SA1 2.7 3.0 3.0 3.3 4.0 4.8 4.8 5.6 6.5 7.8 9.0 10.7 12.0 12.0
STF-034SA1 6 12 0.2 1.5 ±0.3 10000 371 9.77×10-6 0.056 4,650 STF-039SA1 3.4 3.4 4.0 5.0 6.1 6.1 7.1 8.2 9.3 10.4 11.5 12.8 14.0 15.3 16.6 17.0
STF-039SA1 8.5 17 0.2 1.5 ±0.3 10000 485 21.13×10-6 0.091 5,420 STF-044SA1 6.0 8.3 8.3 9.8 11.3 12.8 14.3 16.0 17.3 18.8 20.3 21.8 23.5 24.8 27.8 30.0
STF-044SA1 15 30 0.2 1.5 ±0.3 10000 996 37.30×10-6 0.120 6,490 STF-056SA1 10.7 11.9 11.9 13.4 14.9 16.3 17.8 18.7 20.8 22.2 23.7 25.2 27.0 32.0 41.9 52.0 56.3 60.0 60.0
STF-056SA1 30 60 0.2 1.5 ±0.3 10000 2075 125.5×10-6 0.251 7,580 ※ 軸締結部分の保持力により常用・最大トルクが制限を受ける場合がありますので、上表でご確認ください。 ※ 制限を受ける常用・最大トルクは小径側(d1)のトルク値となります。ただし、STF-019SA1 の d1 または
※ 軸締結部分の保持力により常用・最大トルクが制限を受ける場合がありますので、「軸径における最大トルク」でご確認ください。 ※ 最高回転速度は動バランスを考慮しておりません。 ※ 静的ねじりばね定数の値は、 d2 がφ8mm の場合のみクランプボルトがサイズダウンするため、0.8N・m が制限値となりますのでご注意ください。
20℃のときの最大穴径時におけるエレメント部の解析値です。 ※ 慣性モーメントおよび質量は、最大穴径時の値となります。
■ STF-019SA1 の標準穴径と最大トルク
■ 寸法
最大 最大 最大 最大 最大 最大 最大
L d1-d2 トルク d1-d2 トルク d1-d2 トルク d1-d2 トルク d1-d2 トルク d1-d2 トルク d1-d2 トルク
S LF [N・m] [N・m] [N・m] [N・m] [N・m] [N・m] [N・m]
M C 3B-3B 0.8 3B-4B 0.8 3B-5B 0.8 3B-6B 0.8 3B-6.35B 0.8 3B-7B 0.8 3B-8B 0.8
4B-4B 1.2 4B-5B 1.2 4B-6B 1.2 4B-6.35B 1.2 4B-7B 1.2 4B-8B 0.8
5B-5B 1.6 5B-6B 1.6 5B-6.35B 1.6 5B-7B 1.6 5B-8B 0.8
6B-6B 1.9 6B-6.35B 1.9 6B-7B 1.9 6B-8B 0.8
6.35B-6.35B 1.9 6.35B-7B 1.9 6.35B-8B 0.8
7B-7B 2.3 7B-8B 0.8
8B-8B 0.8
d1・d2 [mm] D L LF S A C M 締め付けトルク
型式
最小 最大 [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] [mm] 数量 - 呼び [N・m] ご注文に際して STF-029SA1-10B-14B
STF-013SA1 3 5 13 18 6 6 3.9 2 1-M1.6 0.23 ~ 0.28
STF-016SA1 3 6 16 22 7.5 7 4.8 2.5 1-M2 0.4 ~ 0.5
STF-019SA1 3 8 19 25 9 7 5.8 (6) 3.15 1-M2.5 (M2) 1.0 ~ 1.1 (0.4 ~ 0.5)
サイズ 穴径 d1 穴径 d2
( 小径) ( 大径)
STF-024SA1 5 10 24 27 9 9 8.7 3.15 1-M2.5 1.0 ~ 1.1 締結方法
B:クランプ
STF-029SA1 5 14 29 30 10 10 11 3.3 1-M2.5 1.0 ~ 1.1
STF-034SA1 5 16 34 34 12 10 12.5 3.75 1-M3 1.5 ~ 1.9
STF-039SA1 6 19 39 41 15.5 10 14 4.5 1-M4 3.4 ~ 4.1
STF-044SA1 8 24 44 48 15.5 17 17 4.5 1-M4 3.4 ~ 4.1
STF-056SA1 8 30 56 60 20.5 19 22 6 1-M5 7.0 ~ 8.5
※ クランプボルトMの呼びは数量-ねじの呼びで、数量は片側ハブの数量です。 ※ STF-019の( )内の数値は、d1またはd2がφ8mmの場合の値となります。 ※ エレメント内径部の逃げはd2寸法(大径)+φ0.9mmとなっ
ています。 ※ 相手取り付け軸の寸法許容差は h7 級となります。
■ 標準穴径
標準穴径 d1・d2 [mm]
型式
3 4 5 6 6.35 7 8 9 9.525 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 22 24 25 28 30
STF-013SA1 ● ● ●
STF-016SA1 ● ● ● ●
STF-019SA1 ● ● ● ● ● ● ●
STF-024SA1 ● ● ● ● ● ● ● ●
STF-029SA1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
STF-034SA1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
STF-039SA1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
STF-044SA1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
STF-056SA1 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
※ ●印の入っている欄の穴径は標準穴径として対応しています。 ※ ご採用いただく穴径によっては、軸締結部分での保持力により常用・最大トルクが制限を受けますので、「軸径における最大トルク」でご確認ください。
004 MIKI PULLEY STEPFLEX 各種データ・詳細資料 ダウンロードはこちら www.mikipulley.co.jp WEBコード A030 005
A
φd1
φd2
φD
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STEPFLEX
設計上の確認事項
■ 特にご注意いただきたい事項 ■ 送りねじシステムにおける留意点 ■ 選定手順
以下の内容については、お客様でのトラブル防止のためにも特にご注意ください。 (5) 軸のカップリングへの挿入長さは、下図のようにそれぞれの相手取り付 ステップフレックスカップリング STF モデルはステッピングモータによる (1) 駆動機の出力容量:P、使用回転速度:n からカップリングに加わるト
(1) 偏心・偏角・軸方向の許容誤差は必ず守ってください。 け軸がカップリングのクランプハブ全長(LF 寸法)にわたって軸と接し、 共振現象やサーボモータの発振現象を積層ゴムエレメントの減衰性を利用し ルク:Ta を求めます。
かつエレメントおよびもう一方の軸と干渉しないよう、軸を挿入して取 大幅に抑制・回避するカップリングで、比較的容易に選択が可能です。
(2) ボルト類は必ず定められたトルクで締め付けてください。 P [kW]
り付けてください。また、クランプハブ面間寸法(S 寸法)は基準値に より詳細に検討が必要な場合は、以下に述べる留意点に注意して検討を行っ Ta [N・m] = 9550 ×
-1
■ 取り扱い上の注意 対して軸方向変位の許容誤差内に抑えるようにしてください。ただし、 てください。
n [min ]
この値は偏心・偏角がいずれもゼロであることを想定した許容値です。 (2) 使用条件、運転条件などによるサービスファクター:K を決定し、カッ
(1) 使用雰囲気温度範囲は-20℃~80℃です。水・油・酸・アルカリ・オゾン・ ステッピングモータの共振、サーボモータの発振などの不明点は、弊社まで
できる限り小さくなるように調整してください。 お問い合わせください。 プリングに加わる補正トルク:Td を求めてください。化学薬品などにさらされる環境でのご使用は避けてください。
LF S LF
また、直射日光下での使用や保管もエレメントの寿命を縮める可能性が ■ ステッピングモータによる共振現象について Td [N・m] = Ta [N・m] × K1 × K2 × K3 × K4
ありますので適当なカバーで覆ってください。 ステッピングモータによる共振現象は、ステッピングモータの脈動周波数と ■ 負荷の性質による補正係数:K1
(2) 取り付け軸を挿入する前にクランプボルトを締め込まないでください。 システム全体のねじり固有振動数により、ある使用回転速度域で発生する現 一定 変動:小 変動:中 変動:大
象です。共振を回避するためには、そのまま共振回転速度を避けるか、ねじ 負荷の性質
■ 取り付け り固有振動数を設計段階で検討する必要があります。
(1) カップリングのクランプボルトがゆるんでいることを確認し、軸および ■ サーボモータの発振現象について K1 1.0 1.25 1.75 2.25
カップリングの内径面のさび、ほこり、油分などを除去してください。 型式 LF [mm] S [mm] サーボモータのゲイン調整によって、サーボモータの発振が起こる場合があ
特に摩擦係数に著しく影響を及ぼすモリブデン系、シリコン系、フッ素
■ 稼働時間による補正係数:K2
STF-013SA1 6 6 ります。
系の減摩剤などを含んだオイルやグリース類は絶対に付着させないでく STF-016SA1 7.5 7 サーボモータの発振現象は、主に送りねじシステム全体の固有振動数と電気
時間/日 ~8 ~16 ~24
ださい。 STF-019SA1 9 7 K2 1.0 1.12 1.25制御系の問題で起こります。
(2) 軸にカップリングを挿入するとき、エレメントに圧縮、引っ張りなどの
STF-024SA1 9 9
これらの問題は、カップリングおよび送りねじ部のねじり剛性、慣性などの ■ 起動・制動頻度による補正係数:K3
STF-029SA1 10 10
無理な力が加わらないように挿入してください。特にモータへカップリ STF-034SA1 12 10 システム全体での調整が必要であり、設計段階での検討により機械系のねじ 回/分 ~60 ~120 ~360 360超
ングを取り付けた後に相手軸へカップリングを挿入する際、誤って過大 STF-039SA1 15.5 10 り固有振動数を上げるか、サーボモータにおける電気的制御のチューニング K3 1.0 1.3 1.5 *
な圧縮力を加えてしまうことがありますのでご注意ください。 STF-044SA1 15.5 17 機能(フィルタ機能)で調整して回避することが必要となります。 ※*印については打ち合わせが必要です。
(3) 2本のクランプボルトをゆるめた状態で、カップリングが軸方向、回転 STF-056SA1 20.5 19 ■ 雰囲気温度による補正係数:K4
方向に軽く動くことを確認してください。 (6) 軸方向に圧縮・引っ張りなどの力が作用していないか確認した後、2本 ■ 送りねじシステムの固有振動数の求め方 温度[℃] -20~30 30~40 40~50 50~60 60~70 70~80
スムーズに動かない場合は、2軸の心出しを再度調整してください。 のクランプボルトを締め付けてください。 (1) サーボモータ・ステッピングモータの常用トルクおよび最大トルクから K4 1.0 1.1 1.2 1.4 1.6 1.8
この方法は左右の同心度の簡易的な確認方法として推奨しております クランプボルトの締め付けは、校正されたトルクドライバーを使用し、 カップリングを選定します。
が、同様の確認方法が不可能な場合は、機械部品精度管理、その他の方 下表のクランプボルト締め付けトルクの範囲内で行ってください。
(3) カップリングの常用トルク:Tn が補正トルク:Td 以上になるようにサ
(2) 下図の送りねじシステムにおいて、カップリングと送りねじのねじりば
法にて取り付け精度を確認してください。
イズを選定してください。
型式 クランプボルト呼び 締め付けトルク [N・m] ね定数:κ、駆動側の慣性モーメント:J1、従動側の慣性モーメント:
軸方向 Tn [N・m] ≧ Td [N・m]STF-013SA1 M1.6 0.23 ~ 0.28 J2 から、全体の固有振動数:Nf を求めます。
回転方向 STF-016SA1 M2 0.4 ~ 0.5 モータ カップリング テーブル (4) カップリングの最大トルク:Tm が駆動機、従動機または双方から発生
STF-019SA1 M2.5 (M2) 1.0 ~ 1.1 (0.4 ~ 0.5) 送りねじ するピークトルク:Ts 以上となるようにサイズを選定してください。
STF-024SA1 M2.5 1.0 ~ 1.1 最大トルクとは一時的にかかってよいトルクであり、一日8時間運転と
STF-029SA1 M2.5 1.0 ~ 1.1 した場合、最高10回程度をいいます。
STF-034SA1 M3 1.5 ~ 1.9
STF-039SA1 M4 3.4 ~ 4.1 Tm [N・m] ≧ Ts [N・m] × K4
STF-044SA1 M4 3.4 ~ 4.1 (5) 必要とする軸径が選定サイズの最大穴径を超える場合は、それに適する
(4) 相手取り付け軸は丸軸が原則ですが、やむを得ず丸軸以外の軸をご使用 STF-056SA1 M5 7.0 ~ 8.5 軸受 カップリングを選定してください。また、クランプハブは穴径により伝
になる場合は、下図のように軸の取り付け位置にご注意ください。 ※ STF-019SA1 は穴径φ8 の場合 M2 となります。 ※ 締め付けトルクの値は、最小~最大の値です。 1 1 1
この範囲の締め付けトルクで締め付けてください。 Nf = 2π
K
J1
+
J2 達トルクが制限される場合があります。そのため選定されたカップリン( の塗りつぶし部は、クランプ時にクランプハブが変位する部分を J2
J1 グサイズの軸径における最大トルクがカップリングに加わるピークトル
示しています。この部分にキー溝・Dカットなどがこないようにご注意 ■ 適合トルクドライバー Nf:送りねじシステム全体の固有振動数[Hz] ク:Ts 以上になっていることを確認してください。
ください。)軸の取り付け位置によってはカップリング本体の破損、軸 κ:カップリングと送りねじのねじりばね定数[N・m/rad]
保持力の低下につながります。カップリングの性能を十分に満足いただ ボルト 締め付け トルク ヘキサゴン カップリング J1:駆動側の慣性モーメント[kg・m²]呼び トルク [N・m] ドライバー ビット サイズ κ ■ サイズ選定の目安
くためには丸軸でのご使用を推奨します。 J2:従動側の慣性モーメント[kg・m²]M1.6 0.23 ~ 0.28 CN30LTDK CB1.5mm 013 一般的なステッピングモータの角数とサーボモータの定格出力に対するステ
■ よい取り付け例 M2 0.4 ~ 0.5 CN60LTDK SB1.5mm 016・019 ップフレックスカップリングの適応サイズを目安として示しています。
M2.5 1.0 ~ 1.1 CN120LTDK SB2mm 019・024・029 各モータのトルク特性などの仕様はモータメーカにより異なりますので、最
M3 1.5 ~ 1.9 CN200LTDK SB2.5mm 034
終的にはメーカカタログの仕様を確認してカップリングのサイズを選定して
M4 3.4 ~ 4.1 CN500LTDK SB3mm 039・044
M5 7.0 ~ 8.5 N10LTDK SB4mm 056 ください。
ステッピングモータ角数 サーボモータ定格出力 型式
サイズ 013・016・019(φ8)・056(φ19 以下 ) 左記サイズ以外 ■ クランプボルトについて □20 ~ 5W・10W STF-013SA1
■ 悪い取り付け例 クランプボルトには固体潤滑皮膜処理が施されています(STF-013SA1 の □30 ~ 20W・30W STF-016SA1
M1.6 を除く)ので、弊社指定のクランプボルトをご使用ください。その際、 □40 ~ 50W・100W STF-019SA1
□40 ~ 100W STF-024SA1
接着剤などのゆるみ止めや油などを塗布されますと、その潤滑成分により、
□50 ~ 200W STF-029SA1
トルク係数が変化し、過大な軸力が発生しクランプボルトやカップリングが □60 ~ 400W STF-034SA1
破損する可能性があります。また嫌気性ねじロック剤は、エレメント部に悪 □85 ~ 750W STF-039SA1
サイズ 013・016・019(φ8)・056(φ19 以下 ) 左記サイズ以外 影響を及ぼすことがありますので、絶対に付着させないでください。 □85 ~ 1kW STF-044SA1
□85 ~ 1.5kW STF-056SA1
006 MIKI PULLEY STEPFLEX MIKI PULLEY STEPFLEX 007
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STEPFLEX
設計上の確認事項
■ 特にご注意いただきたい事項 ■ 送りねじシステムにおける留意点 ■ 選定手順
以下の内容については、お客様でのトラブル防止のためにも特にご注意ください。 (5) 軸のカップリングへの挿入長さは、下図のようにそれぞれの相手取り付 ステップフレックスカップリング STF モデルはステッピングモータによる (1) 駆動機の出力容量:P、使用回転速度:n からカップリングに加わるト
(1) 偏心・偏角・軸方向の許容誤差は必ず守ってください。 け軸がカップリングのクランプハブ全長(LF 寸法)にわたって軸と接し、 共振現象やサーボモータの発振現象を積層ゴムエレメントの減衰性を利用し ルク:Ta を求めます。
かつエレメントおよびもう一方の軸と干渉しないよう、軸を挿入して取 大幅に抑制・回避するカップリングで、比較的容易に選択が可能です。
(2) ボルト類は必ず定められたトルクで締め付けてください。 P [kW]
り付けてください。また、クランプハブ面間寸法(S 寸法)は基準値に より詳細に検討が必要な場合は、以下に述べる留意点に注意して検討を行っ Ta [N・m] = 9550 ×
-1
■ 取り扱い上の注意 対して軸方向変位の許容誤差内に抑えるようにしてください。ただし、 てください。
n [min ]
この値は偏心・偏角がいずれもゼロであることを想定した許容値です。 (2) 使用条件、運転条件などによるサービスファクター:K を決定し、カッ
(1) 使用雰囲気温度範囲は-20℃~80℃です。水・油・酸・アルカリ・オゾン・ ステッピングモータの共振、サーボモータの発振などの不明点は、弊社まで
できる限り小さくなるように調整してください。 お問い合わせください。 プリングに加わる補正トルク:Td を求めてください。化学薬品などにさらされる環境でのご使用は避けてください。
LF S LF
また、直射日光下での使用や保管もエレメントの寿命を縮める可能性が ■ ステッピングモータによる共振現象について Td [N・m] = Ta [N・m] × K1 × K2 × K3 × K4
ありますので適当なカバーで覆ってください。 ステッピングモータによる共振現象は、ステッピングモータの脈動周波数と ■ 負荷の性質による補正係数:K1
(2) 取り付け軸を挿入する前にクランプボルトを締め込まないでください。 システム全体のねじり固有振動数により、ある使用回転速度域で発生する現 一定 変動:小 変動:中 変動:大
象です。共振を回避するためには、そのまま共振回転速度を避けるか、ねじ 負荷の性質
■ 取り付け り固有振動数を設計段階で検討する必要があります。
(1) カップリングのクランプボルトがゆるんでいることを確認し、軸および ■ サーボモータの発振現象について K1 1.0 1.25 1.75 2.25
カップリングの内径面のさび、ほこり、油分などを除去してください。 型式 LF [mm] S [mm] サーボモータのゲイン調整によって、サーボモータの発振が起こる場合があ
特に摩擦係数に著しく影響を及ぼすモリブデン系、シリコン系、フッ素
■ 稼働時間による補正係数:K2
STF-013SA1 6 6 ります。
系の減摩剤などを含んだオイルやグリース類は絶対に付着させないでく STF-016SA1 7.5 7 サーボモータの発振現象は、主に送りねじシステム全体の固有振動数と電気
時間/日 ~8 ~16 ~24
ださい。 STF-019SA1 9 7 K2 1.0 1.12 1.25制御系の問題で起こります。
(2) 軸にカップリングを挿入するとき、エレメントに圧縮、引っ張りなどの
STF-024SA1 9 9
これらの問題は、カップリングおよび送りねじ部のねじり剛性、慣性などの ■ 起動・制動頻度による補正係数:K3
STF-029SA1 10 10
無理な力が加わらないように挿入してください。特にモータへカップリ STF-034SA1 12 10 システム全体での調整が必要であり、設計段階での検討により機械系のねじ 回/分 ~60 ~120 ~360 360超
ングを取り付けた後に相手軸へカップリングを挿入する際、誤って過大 STF-039SA1 15.5 10 り固有振動数を上げるか、サーボモータにおける電気的制御のチューニング K3 1.0 1.3 1.5 *
な圧縮力を加えてしまうことがありますのでご注意ください。 STF-044SA1 15.5 17 機能(フィルタ機能)で調整して回避することが必要となります。 ※*印については打ち合わせが必要です。
(3) 2本のクランプボルトをゆるめた状態で、カップリングが軸方向、回転 STF-056SA1 20.5 19 ■ 雰囲気温度による補正係数:K4
方向に軽く動くことを確認してください。 (6) 軸方向に圧縮・引っ張りなどの力が作用していないか確認した後、2本 ■ 送りねじシステムの固有振動数の求め方 温度[℃] -20~30 30~40 40~50 50~60 60~70 70~80
スムーズに動かない場合は、2軸の心出しを再度調整してください。 のクランプボルトを締め付けてください。 (1) サーボモータ・ステッピングモータの常用トルクおよび最大トルクから K4 1.0 1.1 1.2 1.4 1.6 1.8
この方法は左右の同心度の簡易的な確認方法として推奨しております クランプボルトの締め付けは、校正されたトルクドライバーを使用し、 カップリングを選定します。
が、同様の確認方法が不可能な場合は、機械部品精度管理、その他の方 下表のクランプボルト締め付けトルクの範囲内で行ってください。
(3) カップリングの常用トルク:Tn が補正トルク:Td 以上になるようにサ
(2) 下図の送りねじシステムにおいて、カップリングと送りねじのねじりば
法にて取り付け精度を確認してください。
イズを選定してください。
型式 クランプボルト呼び 締め付けトルク [N・m] ね定数:κ、駆動側の慣性モーメント:J1、従動側の慣性モーメント:
軸方向 Tn [N・m] ≧ Td [N・m]STF-013SA1 M1.6 0.23 ~ 0.28 J2 から、全体の固有振動数:Nf を求めます。
回転方向 STF-016SA1 M2 0.4 ~ 0.5 モータ カップリング テーブル (4) カップリングの最大トルク:Tm が駆動機、従動機または双方から発生
STF-019SA1 M2.5 (M2) 1.0 ~ 1.1 (0.4 ~ 0.5) 送りねじ するピークトルク:Ts 以上となるようにサイズを選定してください。
STF-024SA1 M2.5 1.0 ~ 1.1 最大トルクとは一時的にかかってよいトルクであり、一日8時間運転と
STF-029SA1 M2.5 1.0 ~ 1.1 した場合、最高10回程度をいいます。
STF-034SA1 M3 1.5 ~ 1.9
STF-039SA1 M4 3.4 ~ 4.1 Tm [N・m] ≧ Ts [N・m] × K4
STF-044SA1 M4 3.4 ~ 4.1 (5) 必要とする軸径が選定サイズの最大穴径を超える場合は、それに適する
(4) 相手取り付け軸は丸軸が原則ですが、やむを得ず丸軸以外の軸をご使用 STF-056SA1 M5 7.0 ~ 8.5 軸受 カップリングを選定してください。また、クランプハブは穴径により伝
になる場合は、下図のように軸の取り付け位置にご注意ください。 ※ STF-019SA1 は穴径φ8 の場合 M2 となります。 ※ 締め付けトルクの値は、最小~最大の値です。 1 1 1
この範囲の締め付けトルクで締め付けてください。 Nf = 2π
K
J1
+
J2 達トルクが制限される場合があります。そのため選定されたカップリン( の塗りつぶし部は、クランプ時にクランプハブが変位する部分を J2
J1 グサイズの軸径における最大トルクがカップリングに加わるピークトル
示しています。この部分にキー溝・Dカットなどがこないようにご注意 ■ 適合トルクドライバー Nf:送りねじシステム全体の固有振動数[Hz] ク:Ts 以上になっていることを確認してください。
ください。)軸の取り付け位置によってはカップリング本体の破損、軸 κ:カップリングと送りねじのねじりばね定数[N・m/rad]
保持力の低下につながります。カップリングの性能を十分に満足いただ ボルト 締め付け トルク ヘキサゴン カップリング J1:駆動側の慣性モーメント[kg・m²]呼び トルク [N・m] ドライバー ビット サイズ κ ■ サイズ選定の目安
くためには丸軸でのご使用を推奨します。 J2:従動側の慣性モーメント[kg・m²]M1.6 0.23 ~ 0.28 CN30LTDK CB1.5mm 013 一般的なステッピングモータの角数とサーボモータの定格出力に対するステ
■ よい取り付け例 M2 0.4 ~ 0.5 CN60LTDK SB1.5mm 016・019 ップフレックスカップリングの適応サイズを目安として示しています。
M2.5 1.0 ~ 1.1 CN120LTDK SB2mm 019・024・029 各モータのトルク特性などの仕様はモータメーカにより異なりますので、最
M3 1.5 ~ 1.9 CN200LTDK SB2.5mm 034
終的にはメーカカタログの仕様を確認してカップリングのサイズを選定して
M4 3.4 ~ 4.1 CN500LTDK SB3mm 039・044
M5 7.0 ~ 8.5 N10LTDK SB4mm 056 ください。
ステッピングモータ角数 サーボモータ定格出力 型式
サイズ 013・016・019(φ8)・056(φ19 以下 ) 左記サイズ以外 ■ クランプボルトについて □20 ~ 5W・10W STF-013SA1
■ 悪い取り付け例 クランプボルトには固体潤滑皮膜処理が施されています(STF-013SA1 の □30 ~ 20W・30W STF-016SA1
M1.6 を除く)ので、弊社指定のクランプボルトをご使用ください。その際、 □40 ~ 50W・100W STF-019SA1
□40 ~ 100W STF-024SA1
接着剤などのゆるみ止めや油などを塗布されますと、その潤滑成分により、
□50 ~ 200W STF-029SA1
トルク係数が変化し、過大な軸力が発生しクランプボルトやカップリングが □60 ~ 400W STF-034SA1
破損する可能性があります。また嫌気性ねじロック剤は、エレメント部に悪 □85 ~ 750W STF-039SA1
サイズ 013・016・019(φ8)・056(φ19 以下 ) 左記サイズ以外 影響を及ぼすことがありますので、絶対に付着させないでください。 □85 ~ 1kW STF-044SA1
□85 ~ 1.5kW STF-056SA1
006 MIKI PULLEY STEPFLEX MIKI PULLEY STEPFLEX 007
Page8
High precision dual rubber coupling
ステップフレックス STF
※ご使用前に「取扱説明書」をよくお読みのうえ正しくご使用ください。
※仕様・寸法・販売価格等は予告なく変更することがありますので予めご了承ください。
※このカタログに掲載されていない仕様・寸法の製品については別途ご相談ください。
営 業 窓 口 販 売 店
本 社 営 業 部 〒211-8577神奈川県川崎市中原区今井南町10-41 TEL 044-733-5151
北 関 東 支 店 〒370-0046群馬県高崎市上中居町43-1,102 TEL 027-321-5521
名 古 屋 支 店 〒462-0044愛知県名古屋市北区元志賀町2-10 TEL 052-911-6275
大 阪 支 店 〒564-0062大阪府吹田市垂水町3-3-23 TEL 06-6385-5321
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東 北 営 業 所 〒992-0003山形県米沢市窪田町窪田字下前田2857-8 TEL 0238-40-0510
北 陸 営 業 所 〒920-0064石川県金沢市南新保町ヌ 205,102 TEL 076-238-5588
中四国営業所 〒720-0065広島県福山市東桜町11-5,203 TEL 084-927-1511
'19.02-**-MP-STF-013C