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CX-Wは設備の異常検知、予知保全を可能にします。独自のアルゴリズムが正常データの数値分布と項目間相関を学習してAIを生成し、設備の変化・異常を検知します。装置に組み込むことで素早く機能を追加できます
CX-Wは、お客様(製造業)の設備の異常検知・予知保全を可能にする装置・設備メーカー向けの組込用AIソフトウェアです。独自のAIアルゴリズム(機械学習)が正常データの数値分布と項目間相関を学習して推論モデル(監視閾値)を生成し、設備の変化・異常をリアルタイムに検知します。1つのソフトウェア内でデータ学習・推論モデル生成・監視を実現すると共に各機能はAPIで制御可能なため、装置に素早く機能を実装でき、異常検知のエッジコンピューティングを可能にします。これにより、装置・設備メーカーは、メンテナンス性の高い製品、サービスをお客様に提供することが可能になります。
このカタログについて
ドキュメント名 | 異常検知のための組込AIソフトウェア「CX-W」 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 172.2Kb |
取り扱い企業 | 東京エレクトロン デバイス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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異常検知・予兆検知 組込AIソフトウェア
学習と推論を
すべてエッジ処理
CX-Wは、装置の異常検知、予兆検知を実現するための組込用AIソフトウェアです。装置内(Windows/Linux OS上)で動作し、
データの学習、推論、診断理由を出力する機能を装置に追加することが可能です。異常データがなくても利用を開始でき、また監視項
目の数値と項目間の相関関係を同時に学習して警告の度合いを定量化するため、従来の閾値監視で発見できなかった変化を監視
できます。
AIを組込む
出力 学習
推論
自動学習・推論実行 変化を警告指数化
数値分布、項目間相関を学習 変化量を定量的に確認可能
オンライン状態監視 警告理由を出力
リアルタイムの推論実行 数値、相関異常の項目を出力
軽快なアプリ動作 APIで機能制御
少ないリソース環境で動作可能 自社装置へのSW組込が容易
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【組込実装イメージ】
お客様の装置に組み込むことができるCX-Wは、収集されたデータを読み込み、学習・推論を自動で行います。監視結果はファイルに
出力され、お客様はこのファイルをもとに結果に応じてメール通知などの処理を組合せることが可能です。ランチャーにプロセスを登録す
ることで、API(HTTP)を使ってプロセスごとに任意のタイミングで起動・停止を行うことができます。
CX-W 学習・推論プロセス
装置の データ読込 監視結果
データ収集 in
装置の
out 異常通知
プロセス プロセス
(※) (※)
Model 学習・推論 log
モデル入出力 履歴出力
CX-W プロセス管理ツール(ランチャー) ※お客様装置側の開発
組み込みOS(Windows, Linux)
【ソフトウェア動作ステップ】 【評価用簡易 GUIツール】
CX-Wには、簡易検証で利用できるGUIツールが用意され
❶設定ファイル読込 ています。APIを使った開発・実装前に、本ツールを使って
読み込みファイル情報、ランチャー管理プロセス情報 変化検知を検証いただくことが可能です。(一部の機能は、APIでしか利用できません)
❷CX-W起動
OS上にCX-Wを配置、ランチャー(またはAPI)で起動
❸学習・推論
APIで学習開始/終了/モデル切替/監視中断/開始
【ソフトウェア動作環境】
対応OS 対応CPU 推奨メモリ USBポート
Windows (32bit / 64bit) x86系、ARM系 2GB以上 1つ以上認証用USB挿入用Linux (32bit / 64bit) ※Embedded契約の場合はUSB不要
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