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早めの更新で、電気、設備の信頼性アップ
このカタログについて
ドキュメント名 | 【三菱電機】高圧配電制御機器・変圧器・進相コンデンサ設備『更新事例』 |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 3.2Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社RYODEN (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
Page1
三菱高圧配電制御機器・変圧器・進相コンデンサ設備
三菱高圧配電制御機器・
変圧器・進相コンデンサ設備 更新事例
真空遮断器 真空電磁接触器
〒100-8310 東京都千代田区丸の内2-7-3(東京ビル)
お問合せは下記へどうぞ
機 種 電 話 FAX
低圧遮断器(ノーヒューズ遮断器・漏電遮断器・MDUブレーカ・低圧気中遮断器・サーキットプロテクタなど) (052)719-4559 (084)926-8280
低圧開閉器(電磁開閉器・電磁接触器・サーマルリレー・ソリッドステートコンタクタなど) (052)719-4170 (0574)61-1955
電力管理用計器(計器用変成器・電力量計・指示電気計器・集合形漏電監視装置・自動力率調整装置など) (052)719-4556 (084)926-8340
省エネ支援機器(エネルギー計測ユニット・省エネデータ収集サーバなど) (052)719-4557 (084)926-8340
変圧器 ̶ (052)712-0013
高圧遮断器・高圧電磁接触器 (0877)24-8032 (0877)25-2573
保護継電器 (078)940-8126 (078)682-8051
マルチリレー(MP11A) (0877)24-8072 (0877)24-2685 保護継電器 保護継電器 負荷開閉器
ヒューズ・負荷開閉器・断路器 (0795)82-2038 (0795)82-5308 (高圧用) (特高高圧用)
北海道支社…………………………………〒060-8693 札幌市中央区北二条西4丁目1(北海道ビル)…………………………… (011)212-3789(機器一課)
東北支社……………………………………〒980-0013 仙台市青葉区花京院1-1-20(花京院スクエア)………………………… (022)216-4554(配電制御課)
関越支社……………………………………〒330-6034 さいたま市中央区新都心11-2(明治安田生命さいたま新都心ビルランド・アクシス・タワー)…… (048)600-5845(機器二課)
新潟支店……………………………………〒950-8504 新潟市中央区東大通1-4-1(マルタケビル) …………………………… (025)241-7227(機器課)
本社機器営業第一部………………………〒110-0016 東京都台東区台東1-30-7(秋葉原アイマークビル)…………………… (03)5812-1350(配電制御課)
神奈川支社…………………………………〒220-8118 横浜市西区みなとみらい2-2-1(横浜ランドマークタワー)…………… (045)224-2625(FA一課)
北陸支社……………………………………〒920-0031 金沢市広岡3-1-1(金沢パークビル)…………………………………… (076)233-5501(機器システム課)
中部支社……………………………………〒450-6423 名古屋市中村区名駅3-28-12(大名古屋ビルヂング)………………… (052)565-3340(電設機器課)
関西支社……………………………………〒530-8206 大阪市北区大深町4番20号(グランフロント大阪タワーA)…………… (06)6486-4097(電設機器課)
中国支社……………………………………〒730-8657 広島市中区中町7-32(ニッセイ広島ビル)……………………………… (082)248-5296(配電制御課)
四国支社……………………………………〒760-8654 高松市寿町1-1-8(日本生命高松駅前ビル)…………………………… (087)825-0072(FA二課)
九州支社……………………………………〒810-8686 福岡市中央区天神2-12-1(天神ビル)…………………………………… (092)721-2243(配電制御課)
高圧限流ヒューズ 油入変圧器 モールド変圧器
安全に関するご注意 本価格表に記載された製品を正しくお使いいただくため
ご使用の前に必ず「取扱説明書」(マニュアル)をよくお読みください。
進相コンデンサ 直列リアクトル 計器用変成器
K-K06-7-C7906-N 本2106〈IP〉 この印刷物は、2021年6月の発行です。なお、お断りなしに仕様を変更することがありますのでご了承ください。 2021年6月作成
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早めの更新で、 電気 設備の信頼性アップ。
多機能で広範囲に情報化の進んだ現在、電気は欠くことのできない社会インフラとなっており、
継続的に安定した電気を供給するため、電気設備の高信頼性が求められています。
このような悩みや経験がありませんか? 機器の寿命について
●保守人員の不足や、保守費用が気になる。
機器も老朽化すると、外観は正常に見えても、突然故障したり、復旧に時間がかかったりします。
●機器が老朽化してきており、継続使用に耐えるか心配だ。
ぜひこの機会に、予防保全活動への取組みをご検討ください。「備えあれば憂いなし」です。
●連続操業しているので、点検周期を延ばしたい。
●突然の停電で損害を被った。
初期故障期
●古い機器が故障したとき、機器の調達等、復旧に時間を要した。 偶発故障期 磨耗故障期
このような悩みや、経験をされた方は、ぜひ設備の更新をお奨めいたします。 故 更新推奨時期 重大事故、波及事故の
障 故障許容率 発生可能性大
率
もしも事故になれば大変です 寿命
使用年数
工場のFA・CIM化、ビルのOA・BA化などで、情報ネットワーク化が進んでおり、電力供給の信頼性向上は強く 保守点検による保全で使用可能な年数
求められています。今、皆様の会社で停電が起こったと仮定して、考えてみてください。
●1時間停電すると損失はいくらになりますか?
・製造ラインの停止によるロスは? ・計算機などシステムダウンの影響は?
●波及事故に至ると、周辺地域が停電となり社会的な影響もでます。 老朽化による機器の更新時期について
●修復に時間と費用がかかります。(古いと修復できない機器もあります)
日本電機工業会(JEMA)では、電気学会技術報告の[工場受配電機器の寿命実態]、国土交通省が実施した[建築
事故 電気設備の寿命アンケート結果]を踏まえ、各機器の更新推奨時期をまとめています。
及
波及停電 この更新推奨時期は、機能や性能に対するメーカの保証値ではなく、通常の環境の下で通常の保守点検を行いな
がら使用した場合に、機器構成材の老朽化などにより、新品と交換したほうが経済性を含めて有利と考えられる
絶縁劣化による
FA・CIM 設備の短絡事故 OA・BA 時期を示します。
各機器の更新推奨時期と経年劣化で発生する事象
工場A 工場B ビル
電気設備へのダメージ 機 種 更 新 推 奨 時 期 ( 使 用 開 始 後 ) 経 年 劣 化で発 生する事 象
絶 縁 劣 化 動 作 不 具 合
商業設備等への供給停止
屋内用 15年 または負荷電流開閉回数200回
高圧交流負荷開閉器* 屋外用 10年 または負荷電流開閉回数200回
GR付き開閉器の制御装置は使用開始後10年
* 手動操作 20年 または操作回数 100回
断路器
動力操作 20年 または操作回数 1,000回
高圧交流遮断器* 20年 または規定開閉回数
計器用変成器 15年
保護継電器* 15年
機器が老朽化するとこんなことが起こります 屋内用 15年
高圧限流ヒューズ
屋外用 10年
高圧交流電磁接触器* 15年 または規定開閉回数
●正常な動作(運転)ができなくなります。
高圧進相コンデンサ
・ 開閉器類:「投入できない」「引外しできない」など動作に支障をきたします。 15年
直 列リアクトル 、放 電コイル
・ 保護リレー:動作時間が長くなり、上位との保護協調がとれなくなります。 高圧配電用変圧器 20年
配線用遮断器
●短絡事故などに至る可能性もあります。 15年 または規定開閉回数
漏電遮断器
・ 開閉器類、計器用変成器:絶縁劣化により、短絡事故に至る可能性もあります。 電磁開閉器 10年 または規定開閉回数
・ 電力ヒューズ:通電電流で誤溶断し、遮断できずに破裂することがあります。 なお、*を付した機 器については、交 換 可 能な最 短 寿 命を表すものではなく、保 守・点 検 状 況またはメーカの推 奨する部 品 交 換 条 件に従って、
消 耗 部 品 、磨 耗 部 品 、電 子 部 品 等は適 宜 交 換されることを前 提としています。
また、長 期 間 保 管した予 備 品は、十 分な点 検 、整 備を行ってから使用されるようお願いします。
01 02
波
VCB/VMC Ry/CT/ZCT DS/LBS/PF TR / SC
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受配電設備機器劣化事象例
機器寿命を短くする要因 機器寿命を短くしない対策
事故例写真と影響 高圧キュービクルスケルトンモデル ● 屋外盤の設置環境が、塩害地域・腐食性ガス雰囲気である。 ● 環境影響の度合いが高い場合は、
● 隙間が多く、雨水の浸入、結露が認められる。 室内設置とする。
● 車の排気ガスが多い環境である。
● メッキの酸洗い、基板エッチング処理からの硝酸イオンが多い環境である。
● 定期点検で、清掃、グリースアップ、
●
VT 定期点検で、清掃・グリースアップ・注油を実施していない。 注油を確実に実施する。
VT経年劣化(過電圧・サージ)
過電圧、サージ電圧の侵入で一次コイル
焼損し、モールド部にクラックが発生。
需要家停電に至った。 事故例写真と影響
D S
VCT Wh
モールド部にクラック発生 DS 断路器経年劣化
CT PF VT UVR
CT経年劣化 グリース固化等による摺動部の固渋。
不完全投入による焼損。
部分放電劣化で
生産ライン停止に至った。
一次-二次間絶縁が CT OCR
破壊し、モールド部
クラックが発生。
需要家停電に至った。 DS DS DS
VCB
(クラック部拡大) VCB経年劣化 VCB経年劣化
グリース固 化 により 結露、化学性雰囲気等の
CB CB CB
機構部固渋が発生し、 環境要因での絶縁劣化
CT OCR CT OCR CT OCR コイル焼損に至る。 による短絡焼損。
ビルの1フロア停電に ライン停止に至った。
至った。
ZCT 3 DGR ZCT 3 DGR
SRX
DR
ZCT SC
保護継電器
保護継電器経年劣化
経年劣化により可動接点焼損により
LBS LBS 劣化による破損 動作不良に至った。
工場一部が停電に至った。
T T
ラッチ部固渋
LBS劣化(ヒューズ破損) LBS
ヒューズ
グリースアップや、清掃の保守 ヒューズ破裂
を長期間していなかったため、 経年的な繰り返し通電による熱的・機械的
ラッチ部が固 渋してストライカ MC MC ストレスにより、定格以下の電流でヒュー
引 外しができなくなり、ヒューズ MS MS ズエレメントが断線しため、アークを遮断
が破損した。 できず、ヒューズリンクが破裂した。
ビルが停電に至った。 THR THR
ビルの一部が停電に至った。
M S
変圧器 (劣化変圧器内部)
電磁開閉器経年劣化 変圧器経年劣化
経年劣化(開閉による接点消 コイルの絶縁経年劣化により内部
耗など)で可動接点が焼損し 絶縁不良に至った。
動作不良に至った。
工場一部が停電に至った。
工場の一部が停電に至った。
03 04
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真空遮断器(VCB)
1 VF-A手動パネル取付→VF-Dパネル手動取付への更新手順 2 各VCBの取替えに必要な時間と適用事例
備考
遮断器 遮断器の 既設品との 取替えに必要な
既設品の仕様確認(製造番号により仕様の調査が可能ですのでお問合せください) の種類 形式例 互換性 時間(概略) 適用事例 (停電時間に余裕がある場合
引外装置の種類は→過電流引外し,電圧引外し,不足電圧引外し,その他2種類以上の引外 の推奨作業)
装置の組み合わせです。 固定枠なし パネル取付:4時間 停電時間に
VF-D形VCBの引外し装置の組み合わせは最大2種類までです。 標準 VF-D -
本体なし 引出し:7時間 制限されない場合
コンデンサ引外し電源装置(CTD)を使用していませんか→更新推奨時期6年を過ぎると交換が
必要です。 VF-DBS形 固定枠あり ・盤側プラグ線の交換
補助接点数は →VF-Aの標準は3a3bです。 本体なし 2時間 停電時間が
互換機 短時間しか
使用している補助接点数を確認してください。 VF-DA形 本体あり 1時間 取れない場合 ・盤側プラグ線の交換
・固定枠の清掃・ジャンクションの注油
VF-Dの標準は2a2bです。オプションとして3a3bがあります。
補助接点に接続された負荷は→VF-Dの補助接点の定格内での使用となりますか。 3 その他VCB更新時の注意
主回路に接続された負荷は何ですか→サ-ジ保護装置は必要ありませんか。 詳細資料として更新マニュアルを参照願います。
VCB取付状況確認を行う→周囲に干渉物がありませんか。 1. 互換性(取付・配線工事)
取付方法はパネル取付、架台取付ですか。 (1)パネル取付形の場合
パネル取付の場合支柱を使用していませんか。 ①VF-A→VF-D
・取付パネル
新たにパネルカットが必要です。(既設のパネルカットに取付け出来ません)
代替品の仕様確定 更新用アダプターパネルを使用し、既設のパネルに更新用アダプターパネルを取付け、更新用アダプターパネ
引外装置の種類を決定します。 ルにVF-D形VCBを取付けます。
補助接点数を決定します。 ・配線
サージ保護装置の発注有無を決定します。 手動ばね操作のVF-DとVF-Aは補助接点数に違いがありますので選定に注意が必要です。
VCB取付方法の検討を行います。 注1:手動ばね操作の引外し装置の組み合わせは最大2種類までです。(従来は3種類あり)
付属品・関連器具を選定します。 ②VF-B→VF-D
・取付パネル
発注 新たにパネルカットが必要です。(既設のパネルカットに取付け出来ません)
VCBは仕様コードを指定します。 更新用アダプターパネルを使用し、既設のパネルに更新用アダプターパネルを取付け、更新用アダプターパネ
その他関連部品を指示します。 ルにVF-D形VCBを取付けます。
取付パネル
入着 ・配線
手動ばね操作のVF-DとVF-Aは補助接点数に違いがありますので選定に注意が必要です。
入着品の確認を行います。 注1:手動ばね操作の引外し装置の組み合わせは最大2種類までです。(従来は3種類あり)
取付工事 更新用VCB
③VF-C→VF-D
主回路ケーブルの取外しを行います。 操作ハンドル アダプターパネル VF08/13RHDの事例 ・取付パネル
VCB フェースプレート
制御回路の配線取外しを行います。 取付互換性があります。VF-Cのパネルカット寸法で使用できます。
既設VCBの取外しを行います。 注1:VF-D形VCBの操作機構部外形はVF-Cに比べ大きいのでパネルカット周辺に干渉物がないか確認が
必要です。 注2:主回路端子が32.5mm下がります。(N,Rタイプの場合)
パネルカットを行います。 ・配線
更新用アダプターパネルを取付けます。 パネルカットを行う 引外し装置(STC)の場合、再配線が必要です。(コネクタ接続からVCBへの端子台接続になったため)
代替品VCBの取付けを行います。 注1:手動ばね操作の引外し装置の組み合わせは最大2種類までです。(従来は3種類あり)
操作ハンドルを取付けます。
制御回路の配線接続を行います。 (2)引出形の場合
VCB本体
主回路ケーブル接続を行います。 ①標準形(VF-A→VF-D)
VF08/13RHD
取付パネル ・外形
パ VCB本体,固定枠共、取付互換性がありません。固定枠取付穴再加工、主回路端子への接続について検討
試験 ネ
ル が必要です。
リレーとの連動試験を行います。
VCB本体 VCB本体 ・配線
主回路、制御回路の絶縁抵抗測定を行います。
補助接点回路の接点 VF-Dは5a5bです。端子番号が異なるので注意が必要です。
VF08/13NHD VF08/13PHD
復電操作 ・VF-D形はDCコイル仕様品のみです。(VF-AはACコイル仕様あり)
・既設がAC入力の場合、CTD(KF-100E/200CD)と組み合わせてください。
引外し装置
・既設仕様がDC200Vの場合、VF-D形VCBはDC100/110V仕様+外部抵抗接続
としてください。
05 06
VCB/VMC
VCB/VMC
Page5
真空遮断器(VCB)
②標準形(VF-B→VF-D) 別表11 高圧真空遮断器機種選定表
・外形 表1.VF-D形VCB標準品と旧機種
VCB本体,固定枠共、取付互換性がありません。固定枠取付穴は同一ですが、 取付互換性は、旧機種に対するVF-D形VCBの互換性を示しています。
主回路端子への接続について検討が必要です。 VF形 VF-A形 VF-B形 VF-C形 VF-D形
・配線 構造 区分 1978~1982 取付 1982~1988 取付 1987~1995 取付
互換性 互換性 互換性 1995~2006 取付 2004-12~手動
互換性 2005-08~電動
補助接点回路の接点 VF-Dは5a5bです。端子番号は同一です。 VF08NH × VF08NHA × VF08NHB × VF08NHC ○ VF08NHD
VF08RH × VF08RHA × VF08RHB × VF08RHC ○ VF08RHD
・取付互換性があります。必要に応じ、標準又は微小負荷仕様の選定が必要です。 手動
VF08PH × VF08PHA × VF08PHB × VF08PHC ○ VF08PHD
パネル
引外し装置 ・VF-D形はDCコイル仕様のみです。(VF-BはACコイル仕様あり) 取付 CX ー ー ー ー VF08THB × ー ー VF08PHD
VF08NM × VF08NMA × VF08NMB × VF08NMC ○ VF08NMD
・既設がAC入力の場合、CTD(KF-100E/200CD)と組み合わせてください。 電動 VF08RM × VF08RMA × VF08RMB × VF08RMC ○ VF08RMD
V08PM × VF08PMA × VF08PMB × VF08PMC ○ VF08PMD
③標準形(VF-C→VF-D) ー ー ー ー ー ー VF08CHC ○ VF08CHD
手動 CW
ー ー ー ー ー ー VF08VHC ○ VF08VHD
・外形 ー ー ー ー VF08CMB ×
VCB本体、固定枠共、取付互換性があるため特に注意はありません。 CW ○ VF08CMD
VF08EM × VF08EMA × VF08EMB × VF08CMC
引出
・配線 電動 CW ー ー ー ー VF08VMB ×
(薄形) VF08KMB × VF08VMC ○ VF08VMD
ー ー ー ー
取付互換性があります。必要に応じ、標準又は微小負荷仕様の選定が必要です。 ー ー ー ー VF08DMB ×
PW
VF08FMB × VF08DMC ○ VF08DMD
汎用 VF08FM × VF08FMA ×
VF13NH × VF13NHA × VF13NHB × VF13NHC ○ VF13NHD
④互換機(VF-B→VF-DBS) ※操作及び動作は完全互換ではありません。 VF13RH × VF13RHA × VF13RHB × VF13RHC ○ VF13RHD
・外形 手動
VF13PH × VF13PHA × VF13PHB × VF13PHC ○ VF13PHD
パネル
固定枠込みで取付互換性があります(CW級のみ)。VCB本体は取付互換性がありません。 取付 CX ー ー ー ー VF13THB × ー ー VF13PHD
VF13NM × VF13NMA × VF13NMB × VF13NMC ○ VF13NMD
・配線 電動 VF13RM × VF13RMA × VF13RMB × VF13RMC ○ VF13RMD
VF13PM × VF13PMA × VF13PMB × VF13PMC ○ VF13PMD
必要に応じ、標準又は微小負荷仕様の選定が必要です。 ー ー ー ー ー ー VF13CHC ○ VF13CHD
補助接点回路の接点 手動 CW
補助接点数は、VF-DBSの方が多いので注意する必要はありません。 ー ー ー ー ー ー VF13VHC ○ VF13VHD
ー ー ー ー VF13CMB ×
・VF-DBS形はDCコイル仕様品のみです。(VF-BはACコイル仕様あり) CW VF13CMC ○ VF13CMD
引外し装置 VF13EM × VF13EMA × VF13EMB
引出 ×
・既設がAC入力の場合、CTD(KF-100E/200CD)と組み合わせてください。 CW ー ー ー ー VF13VMB
電動 ×
(薄形) VF13KMB VF13VMC ○ VF13VMD
ー ー ー ー ×
・付属品 ー ー ー ー VF13DMB
PW ×
VF13DMC ○ VF13DMD
VF13FM × VF13FMA × VF13FMB ×
標準付属品 手動蓄勢ハンドル、挿入/引出しハンドル、盤側プラグ、中継用リード線です。 ー ー VF08NHAZ × VF08NHBZ × VF08NHCG ○ VF08NHDG
ー ー VF08RHAZ × VF08RHBZ × VF08RHCG ○ VF08RHDG
手動
⑤互換機(VF-A→VF-DA) ※操作及び動作は完全互換ではありません。 ー ー VF08PHAZ × VF08PHBZ × VF08PHCG ○ VF08PHDG
パネル
取付 CX ー ー ー ー VF08THBZ × ー ー VF08PHDG
・外形 ー ー VF08NMAZ × VF08NMBZ × VF08NMCG ○ VF08NMDG
VCB本体/固定枠共、取付互換性があるため特に注意はありません。 電動 ー ー VF08RMAZ × VF08RMBZ × VF08RMCG ○ VF08RMDG
固定枠を含む更新を推奨いたします。 ー ー VF08PMAZ × VF08PMBZ × VF08PMCG ○ VF08PMDG
ー ー ー ー ー ー VF08CHCG ○ VF08CHDG
・配線 手動 CW
ー ー ー ー ー ー VF08VHCG ○ VF08VHDG
ー ー ー ー VF08CMBZ ×
補助接点回路の接点 2種類あり、既設品に合わせてください。(2a2b又は4a5b) CW
VF08EMBZ VF08CMCG ○ VF08CMDG
引出 ー ー VF08EMAZ × ×
・VF-DA形はDCコイル仕様品のみです。(VF-AはACコイル仕様あり) CW ー ー ー ー VF08VMBZ
電動 ×
(薄形) ○ VF08VMDG
・既設がAC入力の場合、CTD(KF-100E/200CD)と組み合わせてください。 ー ー ー ー VF08KMBZ VF08VMCG
×
引外し装置 ー ー ー ー VF08DMBZ ×
・既設仕様がDC200Vの場合、VF-DA形VCBはDC100/110V仕様+外部抵抗接続 PW VF08DMCG ○ VF08DMDG
低 ー ー VF08FMAZ × VF08FMBZ ×
としてください。 サージ ー ー VF13NHAZ × VF13NHBZ × VF13NHCG ○ VF13NHDG
× VF13RHBZ
手動 ー ー VF13RHAZ × VF13RHCG ○ VF13RHDG
・付属品 ー ー VF13PHAZ × VF13PHBZ × VF13PHCG ○ VF13PHDG
パネル
取付 CX ー ー ー ー VF13THBZ × ー ー VF13PHDG
標準付属品 手動蓄勢ハンドル、盤側プラグです。 ー ー VF13NMAZ × VF13NMBZ × VF13NMCG ○ VF13NMDG
電動 ー ー VF13RMAZ × VF13RMBZ × VF13RMCG ○ VF13RMDG
ー ー VF13PMAZ × VF13PMBZ × VF13PMCG ○ VF13PMDG
2.その他注意 ー ー ー ー ー
手動 CW ー VF13CHCG ○ VF13CHDG
(1)コンデンサ引外し電源装置(CTD) ー ー ー ー ー ー VF13VHCG ○ VF13VHDG
ー ー ー ー VF13CMBZ ×
推奨更新時期は6年です。ご使用のCTDが推奨更新時期を過ぎると交換が必要です。VCBと別に手配が CW VF13CMCG ○ VF13CMDG
引出 ー ー VF13EMAZ × VF13EMBZ ×
必要です。 VF13VMBZ
電動 CW ー ー ー ー ×
VF13VMCG ○ VF13VMDG
(2)サージ吸収用コンデンサ(CRサプレッサ) (薄形) ー ー ー ー VF13KMBZ ×
ー ー ー ー VF13DMBZ ×
推奨更新時期は15年です。ご使用のCRサプレッサが推奨更新時期を過ぎると交換が必要です。 PW
VF13FMBZ VF13DMCG ○ VF13DMDG
ー ー VF13FMAZ × ×
カタログ記載の取扱上の注意(高調波が含有する回路注意、取付方向、定期点検時の注意、耐電圧試験時の 仕様コ-ドについて:代替品VCBの仕様決定に際しては、上記形式以外に下記の仕様の選定が必要です。
注意)を参照願います。 既設品の仕様を確認後、代替品の仕様(コード)を指定願います。(詳細は製品カタログを参照願います)
①閉路操作電圧の種類(コード0,1,2,7,8) ②電圧引外し装置(コード0,1,7,8) ③不足電圧引外し装置(コード0,1)
④過電流引外し装置(コード0,3) ⑤制御回路接続方式(0,B) ⑥補助スイッチ仕様(0,S,3) ⑦位置スイッチ(0,1,2)
07 08
VCB/VMC
VCB/VMC
Page6
真空遮断器(VCB)
表 2 VF-DBS形VCB(VF-B形VCBの互換機)
取付互換性は、VF-B形に対するVF-DBS形VCBの互換性を示しています。
固定枠込みで取付互換性があります。 ※操作及び動作は完全互換ではありません。
VF-B形 VF-DBS形
構造 区分 1987~1995 取付互換性 2006-04~電動
VF08CMB ○
CW VF08CMDB-S
VF08EMB ○
CW VF08VMB ○
(薄形) VF08VMDB-S
VF08KMB ○
汎用
VF13CMB ○
CW VF13CMDB-S
VF13EMB ○
CW VF13VMB ○
(薄形) VF13VMDB-S
VF13KMB ○
引出 電動
VF08CMBZ ○
CW VF08CMDBGS
VF08EMBZ ○
CW VF08VMBZ ○
(薄形) VF08VMDBGS
低 VF08KMBZ ○
サージ
CW VF13CMBZ ○ VF13CMDBGS
VF13EMBZ ○
CW VF13VMBZ ○
(薄形) VF13VMDBGS
VF13KMBZ ○
仕様コ-ドについて:代替品VCBの仕様決定に際しては、上記形式以外に下記の仕様の選定が必要です。
既設品の仕様を確認後、代替品の仕様(コード)を指定願います。(詳細は製品カタログを参照願います)
①操作電圧の種類(コード1,2) ②動作回数計の有無(コード0,1) ③位置スイッチの有無(コード0,1,2)
表 3 VF-DA形VCB(VF-A形VCBの互換機)
取付互換性は、VF-A形に対するVF-DA形VCBの互換性を示しています。
VCB本体、固定枠共取付互換性があります。 ※操作及び動作は完全互換ではありません。
VF-A形 VF-DA形
構造 区分 1982~1988 取付互換性 2010~電動
E級 VF08EMA ○ VF08EMDA
F級 VF08FMA ○ VF08FMDA
汎用
E級 VF13EMA ○ VF13EMDA
F級 VF13FMA ○ VF13FMDA
引出 電動
E級 VF08EMAZ ○ VF08EMDAG
低 F級 VF08FMAZ ○ VF08FMDAG
サージ E級 VF13EMAZ ○ VF13EMDAG
F級 VF13FMAZ ○ VF13FMDAG
仕様コ-ドについて:代替品VCBの仕様決定に際しては、上記形式以外に下記の仕様の選定が必要です。
既設品の仕様を確認後、代替品の仕様(コード)を指定願います。(詳細は製品カタログを参照願います)
①操作電圧の種類(コード1,2,7,8) ②電圧引外し装置の種類(コード1,7,8) ③位置スイッチの有無(コード0,5,6)
④補助スイッチの仕様(コード0,4) ⑤固定枠の有無(コード0,×)
09 10
VCB/VMC
VCB/VMC
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真空電磁接触器(VMC)
1 VZ-C固定→VZ-E固定への更新手順 2 各VMCの取替えに必要な時間と適用事例
VMCの VMCの 既設品との 取替えに必要な 備考
既設品の仕様確認(製造番号により仕様の調査が可能ですのでお問合せください) 種類 適用事例 (停電時間に余裕がある場合
形式例 互換性 時間(概略)
常励式ですか。 ラッチ式ですか。 の推奨作業)
操作電圧の種類は→AC、DC、100V、200Vなど。 標準 VZ-E 固定枠なし 固定形:4時間 停電時間に
コンデンサ引外し電源装置(CTD)を使用していませんか→VZ-E用に交換が必要です。 本体なし 引出し:7時間 制限されない場合 -
補助接点数は→VZ-C常励式は3a2b、ラッチ式は2a3bです。代替品のVZ-Eは2a2bです。
互換機 VZ-ECS 固定枠あり 停電時間が
補助接点に接続された負荷は→VZ-Eの補助接点の定格内での使用となりますか。 短時間しか ・盤側リード線の交換
本体あり 2時間
取れない場合
主回路に接続された負荷は何ですか→サ-ジ保護装置は必要ありませんか。
主回路の端子配置の種類は→P形/N形があります。 3 その他VMC更新時の注意
VMC取付状況確認を行う→周囲に干渉物がありませんか。 1.互換性
代替品の仕様確定 (1)固定形
①VZ-C→VZ-E
操作方式、操作電圧を決定します。 ・外形
サージ保護装置の発注有無を決定します。 VMC本体取付穴の互換性がありません。互換用アダプターの使用により取付穴を合わすことは出来ますが主
VMC取付方法と制御回路変更方法の検討を行います。 回路端子位置がずれます。VZ-C形Nタイプの主回路端子と同一構造の製品はありません。VMC本体の制御
付属品・関連器具を選定します。 回路プラグの配置が変わり、延長ケーブルが必要な場合があります。
・配線
(P形には本体取付穴を合わす事が出来る互換用アダプターをオプションで準備しています) 操作回路の配線替えが必要です。補助接点回路の接点連続通電容量が小さくなります。
発注 操作電源容量が大きくなります。
VMCは仕様コードを指定します。 盤側の入/切指令接点に極性がある場合、VMC側の極性と合わせてください。
その他関連部品を指示します。 (2)引出形
入着 ①標準形(VZ-C→VZ-E)
入着品の確認を行います。 ・外形
固定枠取付穴はCW級の場合VZ-C形と同一ですが主回路は取付互換性がありません。主回路端子への接
取付工事 続について検討が必要です。
VMC本体の制御回路プラグの配置が変わり、延長ケーブルが必要な場合があります。
主回路ケーブルの取外しを行います。 VMC本体はVZ-C形固定枠との組み合わせが出来ません。
制御回路配線取外しを行います。 ・配線
VZ-E形VMC本体
既設VMCの取外しを行います。 電力ヒューズ溶断検出装置の接点数と連続通電容量が小さくなります。
操作回路の配線替えが必要です。
互換用アダプターを使用する場合代替品に VT付き仕様は盤側リード線の交換が必要です。
取付けます。 端子台(オプション) 補助接点回路の接点連続通電容量が小さくなります。
取付板に代替品を取付けます。 操作電源容量が大きくなります。
制御回路の配線変更を行います。 盤側の入/切指令接点に極性がある場合、VMC側の極性と合わせてください。
主回路ケーブル接続を行います。 ②互換機(VZ-C→VZ-ECS形) ※操作及び動作は完全互換ではありません。
・外形
試験 固定枠は取付穴、主回路端子とも取付互換性があります。
開閉動作の確認を行います。 VMC本体の高さが10mm高くなりますが、固定枠収納時の高さは同じです。
互換用アダプター 固定枠主回路端子の接続穴位置は同一ですが接続穴がφ14からφ13に小さくなります。
主回路、制御回路の絶縁抵抗測定を VMC取付ネジ
取付板 制御回路プラグの配置が左から右に変わります。変換ケーブルを間に接続してください。変換ケーブルを使用
行います。 しない場合は、長さが不足する場合があります。
試験・断路位置まで引き出した時、取手が固定枠より20mm前に出ます。
復電操作 ・配線
変換ケーブルを既設品との間に使用願います。
電力ヒューズ溶断検出装置の接点数は1a1bから1aになります。また、連続通電容量が小さくなります。
補助接点回路の接点連続通電容量が小さくなります。
操作電源容量が大きくなります。
2.その他
(1)コンデンサ引外し電源装置(CTD)
推奨更新時期は6年です。ご使用のCTDが推奨更新時期を過ぎると交換が必要です。VMCと別にVZ-E用又は
VZ-ECS用を手配願います。
(2)CRサプレッサ(サージ吸収用コンデンサ)
推奨更新時期は15年です。ご使用のCRサプレッサが推奨更新時期を過ぎると交換が必要です。
カタログ記載の取扱上の注意(高調波が含有する回路注意、取付方向、定期点検時の注意、耐電圧試験時の
11 注意)を参照願います。 12
VCB/VMC
VCB/VMC
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真空電磁接触器(VMC)
別表 1 高圧真空電磁接触器(VMC)機種選定表 表2.VZ-ECS形VMC ※操作及び動作は完全互換ではありません。
表1.VZ-E形VMC 旧機種形式 代替品形式
VZ-C VZ-ECS
旧機種形式 代替品形式 分類 構造 定格使用 定格使用 区分 操作方式
分類 構造 定格使用 定格使用 区分 操作方式 VZ-C VZ-E 電圧 電流 1982~1996 取付
互換性 2015~
電圧 電流 1982~1996 取付
互換性 2010~ VZ2CEC
常時励磁 ○ VZ2CEECS
常時励磁 VZ2PEC × VZ2PEE VZ2AEC
CW
固定 CX VZ2NEC VZ2CLC
ラッチ VZ2PLC コンビ ラッチ ○ VZ2CLECS
VZ2NLC × VZ2PLE VZ2ALC
ネ-ション 引出 6.6/3.3kV 200A
コンタクタ VZ2EEC VZ2KEC
常時励磁 × VZ2EEE ユニット 常時励磁 ○ VZ2VEECS
CW VZ2JEC CW VZ2HEC
ラッチ VZ2ELC × VZ2ELE (薄形) VZ2KLC
VZ2JLC ラッチ ○ VZ2VLECS
常時励磁 VZ2FEC × VZ2FEE VZ2HLC
PW ラッチ VZ2FLC × VZ2FLE 仕様コ-ドについて:代替品VZ-ECS形VMCの仕様決定に際しては、上記形式以外に下記の仕様の選定が必要です。
VZ2CEC 既設品の仕様を確認後、代替品の仕様(コード)を指定願います。(詳細は製品カタログを参照願います)
常時励磁 × VZ2CEE
6.6/3.3kV 200A VZ2AEC
CW (4) コンビネ-ション引出・固定
ラッチ VZ2CLC × VZ2CLE ①操作電圧の種類(コード1,2) ②電力ヒューズのサイズ(コード1~9) ③VTの個数(コード0,1,2)
引出 VZ2ALC ④VTの定格(コード0,1~8) ⑤位置スイッチの有無(コード0,1,2)
常時励磁 VZ2KEC × VZ2VEE
CW VZ2HEC
コンビ (薄形) ラッチ VZ2KLC × VZ2VLE
ネ-ション VZ2HLC
ユニット VZ2DEC
常時励磁 VZ2REC × VZ2DEE
PW VZ2BEC
VZ2DLC
ラッチ VZ2RLC × VZ2DLE
VZ2BLC
固定 CY 常時励磁 VZ2GEC × VZ2GEE
ラッチ VZ2GLC × VZ2GLE
常時励磁 VZ4PEC × VZ4PEE
固定 CX VZ4NEC
ラッチ VZ4PLC × VZ4PLE
VZ4NLC
コンタクタ 6.6/3.3kV 常時励磁 VZ4EEC × VZ4EEE
CW VZ4JEC
ラッチ VZ4ELC × VZ4ELE
VZ4JLC
PW 常時励磁 VZ4FEC × VZ4FEE
引出 ラッチ
400A VZ4FLC × VZ4FLE
常時励磁 VZ4CEC × VZ4CEE
CW VZ4AEC
ラッチ VZ4CLC × VZ4CLE
コンビ VZ4ALC
3.3kV専用
ネ-ション 常時励磁 VZ4DEC × VZ4DEE
ユニット 6.6kV専用 PW VZ4BEC
ラッチ VZ4DLC × VZ4DLE
VZ4BLC
固定 常時励磁 VZ4GEC × VZ4GEE
CY ラッチ VZ4GLC × VZ4GLE
仕様コ-ドについて:代替品VZ-E形VMCの仕様決定に際しては、上記形式以外に下記の仕様の選定が必要です。
既設品の仕様を確認後、代替品の仕様(コード)を指定願います。(詳細は製品カタログを参照願います)
(1) コンタクタ固定
①操作電圧の種類(コード1,2)
(2) コンタクタ引出
①操作電圧の種類(コード1,2) ②位置スイッチの有無(コード0,1,2)
(3) コンビネ-ション引出・固定
①操作電圧の種類(コード1,2) ②電力ヒューズのサイズ(コード1~9) ③VTの個数(コード0,1,2)
④VTの定格(コード0,1~8) ⑤位置スイッチの有無(コード0,1,2) ⑥CTの定格(コード0,A~QただしI、Oはなし)
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VCB/VMC
VCB/VMC
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気中電磁接触器(AMC)
1 SH-A/6SH-A 固定→VZ-E 固定への更新手順 2 AMCの取替えに必要な時間と適用事例
代替VMCの 既設品(AMC)と 取替えに必要な
既設品(SH-A/6SH-A)の仕様確認(本体の名板に表示しています) 形式例 の互換性 時間(概略)
常励式ですか。ラッチ式ですか。
操作電圧の種類は→AC,DC,100V,200V など。 固定枠、 固定形:4時間
コンデンサ引外し電源装置(CTD)を使用していませんか→VZ-E用に交換が必要です。(AMC用 VZ-E 本体共になし 引出し:7時間
は適用できません)
補助接点数は →SH-A/6SH-Aは3a2b(標準)です。
代替品のVZ-Eは2a2b です。
補助接点に接続された負荷は→VZ-Eの補助接点の定格内での使用となりますか。
主回路に接続された負荷は何ですか→サ-ジ保護装置は必要ありませんか。
主回路の端子配置の種類は①標準と②片側配置があります。(VMCと同一のタイプは②です) 3 その他VMC更新時の注意
AMC取付状況確認を行う→周囲に干渉物がありませんか。 1. 互換性
(1)固定形
代替品の仕様確定 ①SH-A/6SH-A→VZ-E
操作方式、操作電圧を決定します。 ・外形
VMC本体取付穴の互換性がありません。
サージ保護装置の発注有無を決定します。 VMCにはSH-A/6SH-A形標準タイプの主回路端子と同一構造の製品はありません。
VMC取付方法と制御回路変更方法の検討を行います。 コンタクタ本体の制御回路の接続が変わります。(端子台→制御プラグ)
付属品・関連器具を選定します。 ・配線
操作回路の配線替えが必要です。
補助接点回路の接点連続通電容量が小さくなります。
発注 操作電源容量が大きくなります。
CTD操作の場合、VZ-E用に交換後、VMCの配線に変更してください。
VMCは仕様コードを指定します。 盤側の入/切指令接点に極性がある場合、VMC側の極性と合わせてください。
その他関連部品を指示します。
(2)引出形
①標準形(SH-A/6SH-A→VZ-E)
入着 ・外形
入着品の確認を行います。 固定枠取付穴及び主回路端子の接続の互換性がありません。
コンタクタ本体の制御回路の接続が変わります。(ファストンコネクタ→マルチプルコネクタ)
・配線
電力ヒューズ溶断検出装置の接点数は同一ですが、連続通電容量が小さくなります。
取付工事 操作回路の配線替えが必要です。
主回路ケーブルの取外しを行います。 補助接点回路の接点連続通電容量が小さくなります。
制御回路配線取外しを行います。 操作電源容量が大きくなります。
既設AMCの取外しを行います。 CTD操作の場合、VZ-E用に交換後、VMCの配線に変更してください。
盤側の入/切指令接点に極性がある場合、VMC側の極性と合わせてください。
代替品を取付けます。
制御回路の配線変更を行います。 2. その他
主回路ケーブル接続を行います。 (1)コンデンサ引外し電源装置(CTD)
VZ-E形VMC用に取替えが必要です(AMC用は適用できません)。別途手配願います。
試験 (2)CRサプレッサ(サージ吸収用コンデンサ)
VMCのサージ保護基準に従い、設置の有無を決定願います。
開閉動作の確認を行います。 設置が必要な場合は、カタログ記載の取扱上の注意(高調波が含有する回路注意,取付方向,定期点検時の
主回路、制御回路の絶縁抵抗測定を行います。 注意,耐電圧試験時の注意)を参照願います。
CRサプレッサ推奨更新時期は15年です。
復電操作
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VCB/VMC
VCB/VMC
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気中電磁接触器(AMC)
別表 1 高圧電磁接触器(AMC→VMC)機種選定表
気中コンタクタ・コンビネ-ションスイッチ形式 代替品形式 SH形高圧電磁接触器の生産中止時期及び代替機種
分類 構造 定格使用 定格使用 遮断容量 操作 (AMC) (VMC)
電圧 電流 方式
1979~ 取付 2010~ 形名 定格および仕様 生産開始時期 生産中止時期 代替機種
互換性
100A 常時励磁 SH-A100D × VZ2PEE SH-105 3φ, 3450V, 100A, 15MVA 1958年2月
ラッチ SH-A100DL × VZ2PLE SH-105L 瞬時励磁式 1960年1月 1967年3月 SH-Aシリーズ
200A 25MVA 4kA 常時励磁 SH-A200D × VZ2PEE SH-205 3φ, 3450V, 200A, 25MVA 1961年4月
3.3kV ラッチ SH-A200DL × VZ2PLE SH-205L 瞬時励磁式 1962年6月
400A 常時励磁 SH-A400D × VZ4PEE SH-105/205K 神電EHキュービクル用特殊 1964年7月 1968年2月 なし
ラッチ SH-A400DL × VZ4PLE SH-55YD 3φ, 3500V, 遮断電流280A
コンタクタ・ 固定タイプ 100A 10MVA 1.5kA 常時励磁 SH-100ED × VZ2PEE スターデルタ用起動機 1964年11月 1966年6月 注2
固定 固定枠なし ラッチ SH-100EDL × VZ2PLE SH-55Y 3φ, 3500V, 10MVA 切換接触器
100A 常時励磁 6SH-A100D × VZ2PEE SH-105/205B 3φ, 3450V, 25MVA 1965年3月 1967年3月 SH-Aシリーズ
ラッチ 6SH-A100DL × VZ2PLE SH-105Y 3φ, 3450V, 100A, 10MVA 1966年6月 1968年4月 注2
25MVA 2kA
200A 常時励磁 6SH-A200D × VZ2PEE SH-105C 3φ, 3300V, 100A, 25MVA
6.6kV 1966年3月 1971年3月 SH-Aシリーズ
ラッチ 6SH-A200DL × VZ2PLE SH-205C 3φ, 3300V, 200A, 25MVA 1967年3月
200A 50MVA 4kA 常時励磁 6SH-A200WD × VZ2PEE SH-105BX 3φ, 6600V, 100A, 25MVA 1967年5月 1972年9月 6SH-Aシリーズ
*1 ラッチ 6SH-A200WDL × VZ2PLE SH-105/205CL 瞬時励磁式 1967年8月 SH-Aシリーズ
100A 常時励磁 SH-A100D-PM × VZ2FEE SH-105/205CK 神電EH-Nキュービクル用特殊 1968年2月 なし
ラッチ SH-A100DL-PM × VZ2FLE SH-65C 3φ, 3300V, 60A, 15MVA 1968年4月 SH-Aシリーズ
200A 25MVA 4kA 常時励磁 SH-A200D-PM × VZ2FEE SH-105CY 3φ, 3300V, 100A, 10MVA
3.3kV 1968年4月 1971年3月 注2
ラッチ SH-A200DL-PM × VZ2FLE スターデルタ用起動器
400A 常時励磁 SH-A400D-PM × VZ4FEE SH-105CM 磁気ラッチ式, 3φ, 3300V, 100A 1968年10月 なし
コンタクタ・ ブッシング仕様 ラッチ SH-A400DL-PM × VZ4FLE SH-405C 3φ, 3300V, 400A, 25MVA 1968年11月 SH-Aシリーズ
引出し 固定枠
100A 常時励磁 6SH-A100D-PM × VZ2FEE SH-100/200/400S□ 3φ, 3300V 1971年3月
ラッチ 6SH-A100DL-PM × VZ2FLE SH-100/200/400SD□(-RF) 100/200/400A, 25MVA 1979年1月 SH-Aシリーズ
25MVA 2kA
200A 常時励磁 6SH-A200D-PM × VZ2FEE SH-100/200/400S□-PFM 電力ヒューズ付引出形
6.6kV 1971年9月
ラッチ 6SH-A200DL-PM × VZ2FLE SH-100/200/400S□-PM 単体引出形
200A 50MVA 4kA 常時励磁 6SH-A200WD-PM × VZ2FEE 6SH-105/205C 3φ, 6600V, 100/200A, 25MVA 1971年9月 1972年9月
*1 ラッチ 6SH-A200WDL-PM × VZ2FLE 6SH-100/200S□ 3φ, 6600V 1972年9月
100A 常時励磁 SH-A100D-PFM × VZ2DEE 6SH-100/200SD□(-RF) 100/200A, 25MVA 6SH-Aシリーズ
ラッチ SH-A100DL-PFM × VZ2DLE 6SH-100/200S□-PFM 電力ヒューズ付引出形 1972年11月
200A 250MVA 常時励磁 SH-A200D-PFM × VZ2DEE 6SH-100/200S□-PM 単体引出形
3.3kV 1979年7月
ラッチ SH-A200DL-PFM × VZ2DLE 3φ, 6600V, 200/400A, 50MVA
400A 40kA 常時励磁 SH-A400D-PFM × VZ4DEE 6SH-200/400WD□(-RF) 固定形
コンビネ-ション 1976年1月 -
ユニット・ ブッシング仕様 ラッチ SH-A400DL-PFM × VZ4DLE 6SH-200/400WD□-PFM 電力ヒューズ付引出形
引出し 固定枠
100A 常時励磁 6SH-A100D-PFM × VZ2DEE 6SH-200/400WD□-PM 単体引出形
ラッチ 6SH-A100DL-PFM × VZ2DLE SH-100ED□(-RF) 3φ, 3300V, 100A, 10MVA 1977年3月
200A 500MVA 常時励磁 6SH-A200D-PFM × VZ2DEE SH-Aシリーズ 3φ, 3300V, 100/200/400A, 25MVA(4kA)
6.6kV ラッチ 6SH-A200DL-PFM × VZ2DLE SH-A100/200/400D□(-RF) 固定形 1979年1月
200A 40kA 常時励磁 6SH-A200WD-PFM × VZ2DEE SH-A100/200/400D□-PFM 電力ヒューズ付引出形
*1 ラッチ 6SH-A200WDL-PFM × VZ2DLE SH-A100/200/400D□-PM 単体引出形 現行機種 -
置き換え基準 6SH-Aシリーズ 3φ, 6600V, 100/200A, 25MVA(2kA)
定格:本表に記載した値にて同等です。他の電圧(ex.2.4kVや4.8kV)についてはお問い合わせください。 6SH-A100/200D□(-RF) 固定形
*1:短時間耐電流が気中コンタクタは6kA,真空コンタクタは4kAとなっていますので保護協調を確認願います。 1979年7月
6SH-A100/200D□-PFM 電力ヒューズ付引出形
適用上の注意(コンデンサ開閉、異系統突合せ、コンドルファ起動、可逆など)に対しては、VZ-Eのカタログ記載内容を参照願います。
外形:取付互換性はありませんが、外形は気中コンタクタより小さくなっております。 6SH-A100/200D□-PM 単体引出形
操作回路:入力端子、与える信号の時間及び種類など互換性はありません。又CTD を使用する場合はVMC 専用品を使用願います。 3φ, 3300V, 400A, 50MVA(8kA)
本表で選定した代替品(VZ-E形VMC)は、上記置き換え基準から気中コンタクタとの完全互換を保証するものではありません。最終選定の前にVZ-Eカタログ記載内容を SH-A400WD□(-RF) 固定形
確認願います。 1979年7月
SH-A400WD□-PFM 電力ヒューズ付引出形
注1.SH-A100RD/A200RD/A400RD(遅延釈放形)に対するVMCの代替品はありません。VMCを使用する場合タイマー等を追加し開極時間の遅延処置が必要です。 SH-A400WD□-PM 単体引出形 1990年9月 -
3φ, 6600V, 200/400A, 50MVA(4kA)
仕様コ-ドについて 6SH-A200/400WD□(-RF) 固定形
代替品VZ-E 形VMC の仕様決定に際しては、上記形式以外に下記の仕様の選定が必要です。 1979年7月
既設品の仕様を確認後、代替品の仕様(コード)を指定願います。(詳細は製品カタログを参照願います) 6SH-A200/400WD□-PFM 電力ヒューズ付引出形
(1) コンタクタ固定 6SH-A200/400WD□-PM 単体引出形
①操作電圧の種類(コード1,2)
(2) コンタクタ引出 注1.すべて取付互換性はありません。
①操作電圧の種類(コード1,2) ②位置スイッチの有無(コード0,1,2) 2.可逆式のSH-2×100ED(-RF)またはSH-2×A100D(-RF)となりますが、取付及び主回路・制御回路配線の互換性はありません。
(3) コンビネ-ションユニット引出
①操作電圧の種類(コード1,2) ②電力ヒューズのサイズ(コード1~9) ③VTの個数(コード0,1,2)
④VTの定格(コード0,1~8) ⑤位置スイッチの有無(コード0,1,2) ⑥CTの定格(コード0,A~QただしI、Oはなし)
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VCB/VMC
VCB/VMC
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保護継電器
1 更新事例(過電流継電器) 1.過電流継電器 更新時の注意事項
(1)過電流継電器は、電流引外し方式と電圧引外し方式の2種類あります。遮断器と同一の引外し方式としてください。
MOC-1TI-R形(既設品) MOC-A3T-R形(現行品)
引外し方式 既 設 品 形 名 変更後の外部接続例
COT-6-R、COT-6I-R、COT-4-R、 左図:電流引外し方式(例:MOC-1TI-R⇒MOC-A3T-R)
電流引外し COT-4I-R、MOC-1T-R、MOC-1TI-R、 外部接続図参照
MOC-2T-R、MOC-2TI-R、MOC-E1T-R
電
流 CO-6-R、COA-6-R、CO-6I-R、COA-6I-R、 左図:電圧引外し方式(例:CO-4I-R⇒MOC-A3V-R)
引 CO-4-R、COA-4-R、CO-4I-R、COA-4I-R、 外部接続図参照
外 電圧引外し MOC-1-R、MOC-1A-R、MOC-1I-R、
し
方 MOC-1AI-R、MOC-2-R、MOC-2I-R、
式 MOC-2B-R、MOC-2IB-R、MOC-E1V-R
CON-6-R、CON-6I-R、CON-4-R、 遮断器が無電圧引外し方式の場合、電圧引外し方式の
CON-4I-R、MOC-1N-R、MOC-1NI-R、 MOC-A3V-R形を適用しT1-T2端子間の接点がONした時
無電圧引外し MOC-E1V-R に、無電圧となる回路構成としてください。制御電源回路上
に100Ω、40W程度の外部抵抗を入れてください。
外 既設品R相OCRの端子番号C2及び、T2に接続されている線は、現行品のC2T2R端子に2つの線を接続します。また、
部 T相OCRの端子番号C2及び、T2に接続されている線は、現行品のC2T2T端子に2つの線を接続します。 詳細回路は、取扱説明書を参照してください。
接
続 CO-4I-R形(既設品) MOC-A3V-R形(現行品) (2)既設品が誘導円板形過電流継電器の電流引外し方式の場合、現行品に更新するとCT2次側に接続されている継電器の
例 使用負担が小さくなりますので、CTの定格負担を見直す必要があります。
①過電流引外し方式(変流器二次電流引外し方式)
過電流引外し方式は、事故時の過大な変流器二次電流を、継電器のb接点が開路し遮断器に転流することで遮断する方
式のため、事故電流の大きさによっては継電器のb接点が損傷することがあります。
電 特に一次電流が小さい変流器や定格負担と大きく異なる小さな負担で使用する時に影響が大きくなり損傷しやすくなります。
圧
引 そのために変流器の負担を下表の適用負担内で使用することが必要です。
外
し 組合せ機器の形名(当社製)
方 変流器 変流器の適用負担(注3)
式 過電流継電器 遮断器(注1)
定格負担 形名 定格一次電流(注2)
20A 7~10VA
10VA CD-10ANB
CD-10CNB 30~200A 5~10VA
VF-8□H-D/DG CD-25ANA 20A 20~25VA
MOC-A3T-R VF-13□H-D/DG CD-25CNA 30、40A 16~25VA
MOC-1TI-R形(既設品)取外し MOC-A3T-R形(現行品)取付け (過電流引外し装置付) 25VA CD-25ANB 50~200A
CD-25CNA 50A 10~25VA
CD-25CNB 60~200A
注1)遮断器形名の□枠内は取付方式により変わります。
注2)変流器の一次電流が40A以下の場合は、電圧引外し方式(コンデンサ引外し方式)を推奨致します。
注3)使用負担が、適用負担より小さい場合は、別売のT-100L形負担調整器(2、4、6、8VAの調整が可能)をご利用ください。
②電圧引外し方式(コンデンサ引外し方式)
遮断器の引外しを電圧引外し方式(コンデンサ引外し方式)で行うことにより、過電流継電器に対する信頼性が向上します。
適用負担は、当社製との組合せにて10VA定格品は5~10VA、25VA定格品は10~25VAです。
◆MOC-1形、又はMOC-2形は、MOC-A3形と取付け穴寸法が同一のためアダプタは不要です。 過電流継電器の瞬時電流の整定にあたっては、CTの過電流定数を参照し、整定値以上の二次電流を流すことができる旨を
取替手順 既設品2台から現行品1台となりますので穴を塞ぐためのアダプタWが必要です。 ご確認ください。
CO-4I-R形(既設品)取外し MOC-A3V-R形(現行品)取付け (3)現行品の動作時間特性は4特性搭載していますので、当社製他社製問わず誘導円板形からの更新において、保護協調の
検討が容易です。
形名 MOC-A3形の動作時間特性
CO-4形、CO-6形、MOC-1形 反限時特性(NI)が近似しています。
MOC-2形 強反限時特性(VI)が近似しています。
MOC-E形 超反限時特性(EI)が近似しています。
(4)MOC-E1形からの置換えについて、取付け穴寸法及び、保護相数が同一ですのでアダプタは不要です。
(5)取付け穴寸法が異なる場合、アダプタを適用することにより容易に更新が可能となります。
アダプタの適用については、形名変遷表を参照願います。
(6)他社製からの更新について
◆CO-6形又はCO-4形については、取りつけ穴寸法が異なるためアダプタUが必要です。 ①当社製アダプタを利用することによりパネル加工をせずに更新可能な機種もございます。
既設品2台から現行品1台となりますので穴を塞ぐためのアダプタXが必要です。 ②MOC-A3形には誘導円板形の特性を搭載していますので、保護協調の検討が容易にできます。
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保護継電器
2 更新事例(地絡継電器) 2.地絡方向継電器 更新時の注意事項
MGR-1C-R(既設品) MGR-A3T-R(現行品) 地絡方向継電器は、当該フィーダのみの地絡事故検出が可能です。他需要家や他回線での地絡事故によりもらい事故が発生す
ることはありません。設備の増設等がある場合には、設置する継電器の見直しをおすすめいたします。
MGR-1形以降に製造したMGR形地絡継電器の端子番号、取付け穴寸法は同一のためアダプタは不要です。
(1)既設品の地絡方向継電器や地絡継電器からの更新については、以下の点にご注意願います。
・更新する際は、周辺機器の更新も合わせて実施することをおすすめいたします。
①DGRとZVTの組合せ
保護継電器[ DGR] 零相電圧検出器[ ZVT]
形 式 製 造 年 MPD-2形 MPD-3形
MDG-1V-R ~1991年 ○:可能 ×:不可
MDG-E1V-R 1991年~2001年 ○(注1) ○
MDG-A1V-R 2001年~2020年 ○(注1) ○
MDG-A3V-R 2020年~ ×:不可 ○
(注1)継電器側にMPD-2/3の切り替えスイッチがありますので、使用の形式に設定願います。
( 弊社出荷時は、MPD-3に設定して出荷)
②接続台数
保護継電器[ DGR] 零相電圧検出器[ ZVT]
備考
形 式 製 造 年 MPD-2形 MPD-3形
MDG-1V-R ~1991年 10台まで ×:接続不可
外部
MDG-E1V-R 1991年~2001年 10台まで 5台まで Vo拡張端子有(注3)
接続例
MDG-A1V-R 2001年~2020年 10台まで 5台まで Vo拡張端子有(注3)
MDG-A3V-R 2020年~ ×:接続不可 20台まで Vo拡張端子有(注3)
(注3)MDG-E/Aシリーズ継電器には、Vo拡張端子により継電器1台あたり最大20台まで接続可能です。
(2)地絡方向継電器を選定する目安は、フィーダ長が50m(6.6kV系統、60Hz、ケーブル3C-38の場合*)以上の場合に適用してください。
*ケーブルの静電容量C=0.1μF/km程度、
高圧受電設備の対地充電電流 Ic = 2πf・C・E(A) 零相電流動作整定値0.2A
YES Ic×3 < 整定値 NO
MGR形地絡継電器 MDG形地絡方向継電器
地絡継電器(既設品)から地絡方向継電器へ更新される場合は、継電器以外にMPD-3形ZVTが別途必要となります。
(3)MZT形ZCTをご使用ください。他社製JIS規格品及び、JEC1201規格品は接続できません。
1.地絡継電器 更新時の注意事項 (4)ZCTには貫通形と分割形があります。既設品の更新には、分割形が便利です。
・地絡継電器は、電流引外し方式と電圧引外し方式の2種類あります。 (5)遮断器が電流引外し方式の場合、MDG-A3V-R形は電圧引外し方式のため、MGX-1形電流トリップ補助箱が別途必要です。
・遮断器と同一の引外し方式としてください。 (6)現行品のMDG-A3V-R形地絡方向継電器とMDG-A4V-R形地絡方向継電器は、零相電圧の検出器の違いにより形名が異
・更新する際は、周辺機器の更新も合わせて実施することをおすすめいたします。 なります。ZVTとの接続:MDG-A3V-R/RD形、EVTとの接続:MDG-A4V-R/RD形
・MZT形ZCTをご使用ください。他社製JIS規格品及び、JEC1201規格品は接続できません。 (7)MDG-1V-R形は、MDG-A3V-Rと取り付け穴寸法が異なるためアダプタUが必要です。
・ZCTには貫通形と分割形があります。既設品の更新には、分割形が便利です。 (8)MDG形には、地絡事故により継電器動作時の零相電流、零相電圧、位相が記録されていますので事故原因の早期究明、
速やかな運転復旧に貢献します。
(9)特高受電2次側の高圧系統にEVTを設置する場合、EVTのオープンデルタ回路にEG-4形電流制限抵抗器を接続してください。
6.6kV系統:EVT3次電圧が190Vの場合25Ω、110Vの場合8ΩでEVT1次側最大地絡有効電流は380mA流れます。
3.3kV系統:EVT3次電圧が190Vの場合、50Ω、110Vの場合、16Ωで同じ380mA流れます。
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保護継電器
3 更新事例(過電流継電器) 特高受電設備や変圧器2次側の設備等、重要回線には、JEC規格を準拠しているMELPRO-Dシリーズを推奨い
CO-□-D(既設品) たします。MELPRO-Dシリーズは、ネットワークシステムの構築に
※□には1桁又は2桁の数字が入ります。 より中央監視室から計測値、動作状態、整定値変更など遠隔操作や
データ収集ができますので保守の省力化が図れます。
また、常時自己監視の状態を外部出力していますので、
監視室等へ情報伝達することにより保守点検周期の延長化が
可能となります。
(MELPRO-Dシリーズ単体製品として最大6年まで延長可能)
1.共通事項
(1)誘導円板形からの更新については、別途、制御電源が必要です。
(2)制御電源がACであり停電時の対策として電源の確保が必要な
場合には、電源補償が可能な装置を設置してください。
2.配電線保護継電器の注意事項
(1)過電流継電器は、1相当たりの設置台数により代替品の形名が異なります。
(2)CFP1-A42D1形の地絡方向要素に必要な変成器は、JEC1201準拠品のZCT(200/1.5mA)とEVTになります。
また、CFP1-A44D1形の地絡方向要素に必要な変成器は、ZVT(MPD-3形)とZCT(MZT形)となります。
(3)電圧継電器の地絡過電圧要素はEVTのオープンデルタ
回路より零相電圧を取り込みます。
(4)CV形及びCWG形から現行品に変更する場合、動作整定値を
任意の値に設定する必要があります。
(5)JEC規格の過電流継電器は、瞬時要素の動作時間が
40ms以下で動作します。JIS規格品は50ms以下で動作
となりますので、特高受電の2次側が高圧系統のため
JIS規格品を適用すると、上位継電器と瞬時要素の
COC4-A41D1(現行品) 動作時間協調が取れなくなる場合がありますのでJEC規格
外部接続例 準拠のMELPRO-Dシリーズを推奨いたします。
3.変圧器保護継電器の注意事項
(1)現行品には、補償変流器は不要です。
(2)現行品のCAC1-A42D2形は、2巻線変圧器の結線及び、容量を問わず適用できます。
4.発電機護継電器の注意事項
(1)CGP1-A41D1形とCGP1-A42D1形は地絡検出方式が異なります。
CGP1-A41D1形 JEC1201準拠品のZCT(200/1.5mA)及びEVT接続による地絡方向要素
CGP1-A42D1形 3CTの残留回路による地絡過電流要素
(2)CGP1-A42D1形の過電流要素は、CTが3相分必要です。
(3)発電機停止時の保護要素ロックシーケンスを外部で構築されている場合、現行品ではロック機能搭載していますので
外部シーケンス回路を簡略化できます。
5.モーター保護継電器の注意事項
(1)CMP1-A42D1形とCMP1-A43D1形は地絡検出方式が異なります。
CMP1-A42D1形 JEC1201準拠品のZCT(200/1.5mA)及びEVT接続による地絡方向要素
CMP1-A43D1形 3CTの残留回路による地絡過電流要素
外形寸法及び取付け穴寸法は異なります。盤パネルの取付け位置がお客様により異なることや複数の
継電器から1台の複合形継電器へ更新となるためアダプタ等は準備しておりませんのでご了承願います。
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高圧受配電保護継電器の新旧形名変遷表 特高・高圧受配電保護継電器の新旧形名変遷表
自家用高圧受電設備に使用されている三菱保護継電器の形名変遷を下記に示します。 1.特高受配電保護、特高2次(高圧配電等)系統保護
更新時における既設品からの現行品への切替え、切替え時の機種選定手段の一つとしてご利用ください。 要 素 構 成 既 設 品 形 名
(器 具 番 号) 現 行 品 形 名
1.過電流継電器(OCR) アナログ形 MULTICAPシリーズ
50/51×1 CO-□-D,COG-2-D,TOG-2-D COC1-11-M1, COC1-20-M1
製造期間 COC1-A41D1
要素構成 '63-9~'71-6 '70-6~'78-12 '77-10~'83-3 '81-11~'98-9 '87-12~'02-3 '01-10~'20-12 '20-7~(現行品) COC1-E2-MD
引外し方式 50/51×2 CO-□-D COC2-11-M1, COC2-20-M1
電圧引外し(直流) CO-6-R CO-4-R MOC-1-R MOC-2-R MOC-E1V-R MOC-A1V-R MOC-A3V-R 50/51×3 CO-□-D COC3-11-M1, COC3-20-M1 COC3-A41D1
限時のみ 電流引外し COT-6-R COT-4-R MOC-1T-R MOC-2T-R MOC-E1T-R MOC-A1T-R MOC-A3T-R COC3-E1-MD
電圧引外し(交流) COA-6-R COA-4-R MOC-1A-R MOC-2-R MOC-E1V-R MOC-A1V-R MOC-A3V-R 50/51×3、51G COC4-20-M1, COC4-E1-MD
無電圧引外し(交流) CON-6-R CON-4-R MOC-1N-R
電圧引外し(直流) CO-6I-R CO-4I-R MOC-1I-R MOC-2I-R MOC-E1V-R MOC-A1V-R MOC-A3V-R CO-□-D + COG-2-D/CO-□-D COC4-10-M3 COC4-A41D1
限時+瞬時 電流引外し COT-6I-R COT-4I-R MOC-1TI-R MOC-2TI-R MOC-E1T-R MOC-A1T-R MOC-A3T-R 50/51×2、51G COC3-21-M1, COC3-30-M1
電圧引外し(交流) COA-6I-R COA-4I-R MOC-1AI-R
無電圧引外し(交流) CON-6I-R CON-4I-R MOC-1NI-R MOC-2I-R MOC-E1V-R MOC-A1V-R MOC-A3V-R 50/51×2、
67G(EVT) CO-□-D + CWG-2B-D CFP1-10-M3, CFP1-20-M3,CFP1-30-M1 CFP1-A42D1
警報接点付 電圧引外し(直流) MOC-1B-R CFP1-40-M1,CFP1-E2-MD
限時のみ 電圧引外し(交流) ー ー MOC-1AB-R MOC-2B-R 50/51×3、67G CO-□-D + DGB-3-D COC5-10-M3 CFP1-A43D1
警報接点付 電圧引外し(直流) MOC-1IB-R MOC-E1V-R MOC-A1V-R MOC-A3V-R 50/51×2、27 CO-□-D + CV-2-D COC6-10-M3 COC3-A41D1+CBV3-A41D1
限時+瞬時 電圧引外し(交流) ー ー MOC-1AIB-R MOC-2IB-R
27×3、59×3 CV-2-D + CV-5-D CUV3-20-M1, CBV2-E1-MD
MOC-1T、1TI-R+ MOC-2T、2TI-R+ CUV3-E1-MD, COV3-E1-MD CBV2-A41D1
警報接点付 電流引外し ー ー MOX-1形補助箱 MOX-1形補助箱 MOC-E1T-R MOC-A1T-R MOC-A3T-R 27×1、59×1、
64(EVT) CV-2-D + CV-5-D + CV-8-D CBV3-10-M3, CBV3-20-M1
CBV3-E1-MD CBV3-A41D1
2.地絡継電器(GR、DGR、OVGR) 27×3、64(EVT) CV-2-D + CV-8-D CBV4-10-M3 CBV2-A41D1
製造期間
要素構成 '64-5~'69-9 '69-6~'71-12 '71-9~'77-9 '77-6~'93-3 '93-4~'02-3 '01-10~'20-12 '20-7~(現行品) 2.変圧器保護
引外し方式 要 素 構 成 既 設 品 形 名
LOE-2-R 現 行 品 形 名
電圧引外し PB634 LOE-4V-R LOE-41V-R MGR-1V-R MGR-E1V-R MGR-A1V-R MGR-A3V-R (器 具 番 号) アナログ形 MULTICAPシリーズ
地絡 LOE-2-R 87T(2巻線用) CAT-D, TUB-2-D, HUB-2-D CAC1-10-M3 CAC1-A42D1
電流引外し PB635 LOE-4C-R LOE-41C-R MGR-1C-R MGR-E1T-R MGR-A1T-R MGR-A3T-R 87T(3巻線用) TUB-3-D, HUB-3-D ー CAC2-A31D2
電圧引外し LOE-3 MGR-1V-P、MGR-1V-F MGR-E1V-F MGR-A1V-F
地絡 PD831 LOE-5V LOE-51V MGR-1VB-F MGR-E1VB-F MGR-A1VB-F ー 3.発電機保護
(表面取付形) LOE-3+LOT-1 要 素 構 成 既 設 品 形 名
電流引外し PD832 ー ー ー ー ー (器 具 番 号) 現 行 品 形 名
アナログ形 MULTICAPシリーズ
電圧引外し '78-5~'91-12 '91-1~'02-3
MDG-1V-R MDG-E1V-R MDG-A1V-R MDG-A3V-R 50/51×2 or ×3 CO-□-D CGP2-10-M3 CGP1-A41D1
地絡方向 ー 27 CV-2-D [51×2,59,67P,46,67G,84] [50/51×2,27,59,67P,95L/H,46,
電流引外し MDG-1V-R+ MDG-E1V-R+ MDG-A1V-R+ MDG-A3V-R+ 59 CV-5-D CGP3-10-M3
MGX-1形補助箱 MGX-1形補助箱 MGX-1形補助箱 MGX-1形補助箱 64,67G,84]
67P CW-15-D [51×3,59,67P,46,51G,84]
電圧引外し MDG-E2V-R MDG-A2V-R MDG-A4V-R CGP1-A42D1
地絡方向 95L/H TF-1B-D CGP4-10-M3
ー ー MDG-E2V-R+ MDG-A2V-R+ MDG-A4V-R+ [50/51×3,27,59,67P,95L/H,46,
(EVT対応) 電流引外し 46 COQ-2-D, TOQ-1-D [51×2,59,67P,46,64,84]
MGX-1形補助箱 MGX-1形補助箱 MGX-1形補助箱 51G,84]
64(EVT) CV-8-D CFR1-10-M1[95L],CFR2-10-M1[95H],
地絡過電圧
(ZVT対応) 電圧引外し ー ー MVG-E1V-R MVG-A1V-R MVG-A3V-R 67G(EVT) CWG-2B-D CFR3-10-M1[95L/H]
51G CO-□-D [ ]内は搭載要素を示します [ ]内は搭載要素を示します
地絡過電圧 電圧引外し ー ー MVG-E2V-R MVG-A2V-R MVG-A4V-R 40 TZF-1-D CZF1-10-M1 CGP2-A41D1
(EVT対応) 87G CAG-D, TAG-2-D CAC3-10-M2 CGP2-A41D1,CGP2-A42D1
組合せ ZCT TB-S500形□A用 ZCT-□φ形 MZT-□形
専用機器 ZVT(ZPD) ー ー MPD-1 MPD-2 MPD-3 4.モーター保護
要 素 構 成 既 設 品 形 名
3.電圧継電器(UVR、OVR) (器 具 番 号) 現 行 品 形 名
アナログ形 MULTICAPシリーズ
製造期間 CMP2-10-M3 CMP1-A42D1
要素構成 '64-7~'85-12 '79-1~'94-9 '89-12~'02-3 '01-10~'20-12 '20-7~(現行品) 50/51×2 or ×3 CO-□-D
引外し方式 [50/51×2,49×2,46,67G,27] [50/51×3,49×3,46,67G,37,66]
CV-2-R MVR-1-R 49×2 or ×3 CO-□-D CMP3-10-M3 CMP1-A43D1
電圧引外し(直流)
不足電圧 CVA-2-R [50/51×3,49×3,46,51G,27] [50/51×3,49×3,46,51G,37,66]
電圧引外し(交流)
無電圧引外し(交流) CVN-2-R MVR-1A-R MUV-E1V-R MUV-A1V-R MUV-A3V-R 46 COQ-2-D, TOQ-1-D CMP4-10-M1
MVR-1B-R [50/51×2,49×2,46] [ ]内は搭載要素を示します
不足電圧 電圧引外し(直流)
(警報接点付) ー MVR-1AB-R 67G(EVT) CWG-2B-D [ ]内は搭載要素を示します
電圧引外し(交流)
電圧引外し(直流) CV-5-R MVR-2-R
過電圧 電圧引外し(交流) CVA-5-R 51G CO-□-D
無電圧引外し(交流) CVN-5-R MVR-2A-R MOV-E1V-R MOV-A1V-R MOV-A3V-R
過電圧 電圧引外し(直流) MVR-2B-R 27 CV-2-D
(警報接点付)電圧引外し(交流) ー MVR-2AB-R
注1)□には1桁又は2桁の数字が入ります。×1,2等は、検出相数を示します。
注1)製造期間は、工場で生産開始~生産中止を記載していますので販売開始との違いが若干あります。 注2)アナログ形からの置換えにおいて取り付け穴寸法の互換性はありません。
注2)アダプタを利用することにより現行品への置換えが容易に行えます。下記以外は、アダプタを使用せずに更新可能です。 注3)MULTICAPシリーズのM1形は現行品のD1形、M2形は現行品のD2形と取り付け穴寸法の互換性があります。
注3)詳細仕様につきましては、個々の取扱説明書をご参照ください。 注4)詳細仕様につきましては、個々の取扱説明書をご参照ください。
:アダプタU及びアダプタX : アダプタW : アダプタU [参考]
器 具 番 号 器 具 名 称 器 具 番 号 器 具 名 称 器 具 番 号 器 具 名 称
50/51 過電流継電器 64 地絡過電圧継電器 95H 過周波数継電器
51G 地絡過電流継電器 87T 変圧器用比率差動継電器 46 不平衡過電流継電器
67G 地絡方向継電器 87G 発電機用比率差動継電器 40 界磁喪失継電器
27 不足電圧継電器 67P 逆電力継電器 67S 短絡方向継電器
59 過電圧継電器 95L 不足周波数継電器 91L 不足電力継電器
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更新事例(VCBと保護継電器)
更新の目的に、設備の信頼性向上が挙げられます。電気設備はシステムとして運用されており、更新に当たっては設備全体 3 接続図例(過電流保護+方向性地絡保護の場合)
の信頼性向上が必要です。特に高圧回路においては、遮断器と切離すことのできない保護継電器も一緒に更新されること ①既設OCBあるいは、VCBが過電流引外しの仕様の時
を推奨します。
ここでは、VCBと保護継電器の更新例について説明いたします。 更新前 更新後
1 更新工事における注意事項 MDG-1V-R
DS
(1)既設機器の仕様確認と更新機器の手配(詳細は各機器の項を参照ください)
Kt a b c E
更新に合わせ、容量アップ等で仕様変更をされる場合もありますが、既設 K K
ZCT I Z1 Z2 Y1 Y2
品のメーカ名、形名、定格などを確認し、現行の製品から選定ください。 It P1 P2 B1 B2
L
(2)パネル加工等の資料準備 MPD-3
更新の場合、新旧の外形寸法等が異なる場合が多いので、寸法比較等 F MGX-1 電流トリップ補助箱
F T1 T2 01 02
F
の資料を事前に準備しておくと、現場での作業がスムーズに進みます。 ZVT 0 9 8 7
Y1
Y2
MGX-1
また、互換用アダプタを準備している機種もありますので、ご使用いただく VCB TC1 TC2 MPD-1又は2
P1 P2 S0 S1 S2
と作業が簡単になります。詳細は各機器のカタログ等をご覧ください。 1 2 3 4 5
(3)作業後のチェック MOC-2T-R MOC-2T-R 52a 52a
機器の取替えが完了したら、配線チェックを行い試験に入ります。 T2 T1 C2 C1 T2 T1 C2 C1
・接地を確認してください。(接地箇所・接地の種別)
・試験方法・判定基準は各機器の取扱説明書に従ってください。 CT
・既設のZCTを残す場合は、必ず2次側を短絡してください。
2 機種選定 ※端子配列は取扱説明書をご参照ください。
①既設のOCBあるいは、VCBが過電流引外し方式の仕様の時
VCB VF08□HD-0003, VF08□HDG0003
VF13□HD-0003, VF13□HDG0003 (DGは低サージ品) ②既設OCBあるいは、VCBが電圧引外しの仕様の時
OCR MOC-A3T-R
更新前 更新後
CT CD-□□ANB, CD-□□CNB (耐電流12.5kA 0.125秒以上のJISキュービクル用)
GR(方向性無) MGR-A3T-R
ZCT MZT-□(□ 貫通形), MZT-□□D(鉄心分離形)
DGR(方向性有) MDG-A3V-R, MDG-A3V-RD ( RDは引出形)
ZCT MZT-□(□ 貫通形), MZT-□□D(鉄心分離形)
ZVT MPD-3 MPD-3
電流トリップ補助箱 MGX-1 (電圧引外しを、電流引外しに変換するための装置) F
F
F
②既設のOCBあるいは、VCBが電圧引外しの仕様の時
VF08□MD-1100, VF08□MDG1100 (電動操作の場合) MPD-1又は2
VF13□HD-0100, VF13□HDG0100
VCB
VF08□HD-0100, VF08□HDG0100 (手動操作の場合)
VF13□MD-1100, VF13□MDG1100
CTD(AC電源) KF-100E (DC電源の場合は不要)
OCR MOC-A3V-R, MOC-A3V-RD
CT CD-□□ANB, CD-□□CNB
GR(方向性無) MGR-A3V-R
ZCT MZT-□(□ 貫通形), MZT-□□D(鉄心分離形) ※端子配列は取扱説明書をご参照ください。
DGR(方向性有) MDG-A3V-R, MDG-A3V-RD
ZCT MZT-□(□ 貫通形), MZT-□□D(鉄心分離形)
ZVT MPD-3
27 28
Ry/CT/ZCT
Ry/CT/ZCT
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マルチリレー(MP11)
1 更新事例 2 更新時の注意事項
(1)アナログ入力端子の配列
※52Xaは遮断器の52a接点を ※52Xaは52a接点を
P1 P2 P3 本体ユニット 微少電流対応に変換したもの 三相3線 微少電流対応に変換したもの CTやVTと接続する端子台の配列について、MP11とMP11Aでは零相電圧(Y1,Y2+)と零相電流(Z1+,Z2)の位置が異なっています。
1 2 3
CB-ANS 2A1 52Xa
CN1 MP11Aを盤に取り付ける際に、零相電圧と零相電流の入力線を入れ替えてください。
DC24V 汎用1 2B1
DC24V
P1 7 GND 汎用2 2A2 E N P + + + +
VT (ー) (+) Z2 Z1 Y2 Y1
( f ) ( a ) C3 +C3 C2 +C2 C1 +C1 P4 P3 P2 P1 E N P Y2 Y1
(ー) (+) ( f ) ( a ) Z2 Z1 C3 +C3 C2 +C2 C1 +C1 P4 P3 P2 P1
P2 CB-ANS 8 52Xa P1 DC24V 汎用3 2B2
P3 汎用1 2 P2 汎用4 2B3
P4 汎用2 9 P3 2A3
ED
汎用3 3 ED P4 CB-ON 2A4 CB-ON指令
汎用4 4 CB-OFF 2B4
+ CB-OFF指令
C1 DC24V 1 2B5 零相電流入力 零相電圧入力 零相電圧入力 零相電流入力
C1 +
GND C1
CB 2A5 ※外部電源
+
C2 10 2×CT C1 使用時
C2 CB-OFF 11 TC N 2B6
C2+
2B7 2A4 CB-ON指令
+ 5 52a DC24V
C3 C2
GND 2A6 2B4 CB-OFF指令
ED TRIP 12 (2)オプションユニット、付属ケーブルの交換
C3 C3+ 2B5
6 2B8
三相3線 ED C3 外部DC24V
2A8 オプションユニット、ケーブルはMP11Aの専用品となります。本体と合わせて更新をお願いいたします。
外 CN2 CN2
12p コネクタ K-CN2 ZM形 16p コネクタ 2A7 M-CN2
Z1 (3)変換ケーブル
Y1 +
部 V ZCT CB
0 +
Y2 Z2
TC N 万が一の故障等で早期交換が必要な場合、MP11用遮断器操作用ケーブルとMP11Aを接続する変換ケーブル(M-TR1)を準
接 ZM形 +
Z1 52b Y1(a) CB-ON 3B1
ZCT A0 V 3A1 52a
続 Z2 9 CC 0 Y2+(f) 備しています。トランスデューサのケーブルはそのままご使用いただけますが更新時には交換をお願いいたします。
CB-ON 1 P CB-OFF 3B2
ED 3A2 52b (4)パソコン設定ソフトウエア
例 50 10 P N ED
CC
51 2 TRIP 3B3
3A3 P MP11用パソコン設定ソフトウエアは使用できません。MP11A用パソコン設定ソフトウエア(形名 MP11A-PC)をご使用ください。
制御電源 67 11 ※故障接点 P(+)
27 は固定 N(-) 汎用1出力 3A4
3 (5)関連製品
P(+) 59 E 汎用2出力 3B4
12
N(-) 汎用3出力 3A5 ※故障接点の 関連製品(ZPD拡張ユニット(Z-T1)、EVT変換拡張ユニット(G-T1)、ZCT)の更新推奨時期も15年です。同時更新をおすすめ
4 設定が必要
E システム 13 ED 18p 汎用4出力 3B5 します。ACバックアップ電源(B-T1)をご使用の場合、更新推奨時期8年を過ぎたものは同時更新をお願いします。
汎用5出力 3A6
18p 異常 5 コネクタ
ED 端子台 14 端子台 3B6 (6)伝送アプリケーション
汎用接点1 6 3A7
汎用6出力 3B7 CC-Link伝送、B/NET伝送共に計測データの構成は同じですが、B/NET伝送データの入力情報など一部異なる部分があります。
汎用接点2 15
汎用7出力
7 3A8 これらのデータを使用している場合にはPLCのソフトウエアの変更をお願いいたします。
汎用接点3
16 汎用8出力 3A9
3B8
8
CN3 システム 3B9
16p コネクタ K-CN3 異常 3A10 3 機種変遷表
CN3 3B10 M-CN3 (1)本体機種変遷
20p コネクタ
MP11各機種に対するMP11Aの対応機種を示します。MP11Aへの置き換えにより、追加機能の欄に示した計測、保護要素が追
加されます。MP11Aでは制御機能無しの仕様が選択できます。制御機能有りの場合はMP11Aの機種名の①を“1”に、不要の
①MP11の取り外し 場合は“0”としてください。
既設MP11を取り外す前に、取扱説明書付属の整定表などに最新の設定値を記録してください。 MP11 MP11A
②MP11Aの取り付け 用 途 機 種 名 機 種 名 型 番 追 加 機 能
MP11Aを取り付けるための盤の穴あけ寸法はMP11と同じですので、MP11を取り外した穴へMP11Aをはめ込んでくださ MP11-AR1-T7-D 保護要素: 27,59、 計測要素: 電力量、無効電力(量)、力率
い。(外形寸法については厚さが3mm増加しています)盤への取り付けは、MP11と同じくMP11A付属の専用アダプタを デマンド無 MP11-AR2-T7-D -0①02 計測要素: 電力(量)、無効電力(量)、周波数、力率、零相電流、零相電圧(最大)
MP11-AR3-T7-D
用いて取り付けます。内部のばねが劣化している恐れがあるため、MP11で使用していたアダプタは使用しないでください。 受 電 MP11-DR1-T8-D MP11A-AR 保護要素: 27,59、 計測要素: 電力量、無効電力(量)、力率、デマンド電力(最大)
取 67 デマンド有 MP11-DR2-T8-D -1①02 計測要素: 電力(量)、無効電力(量)、周波数、力率、零相電流、零相電圧(最大)、デマンド電力(最大)
③付属ケーブルの接続 要素 MP11-DR3-T8-D
替 遮断器制御用ケーブルはMP11,MP11Aそれぞれ専用のケーブルです。したがって、遮断器側に接続されているMP11 デマンド無 MP11-AF1-T7-D 計測要素: 電力(量)
手 MP11-AF2-T7-D -0①02
のケーブルを取り外して、MP11Aのケーブルに交換する必要があります。(K-CN2,K-CN3→M-CN2,MCN3) フィーダ
デマンド有 MP11-DF1-T8-D MP11A-AF 計測要素: 電力(量)、デマンド電力(最大)
順 トランスデューサ用ケーブルは同一ですが更新時には交換をお願いいたします。 2 -1①02
× MP11-DF2-T8-D
C
④端子台の配線 T デマンド無 MP11-BR1-T7-D 保護要素: 27,59、 計測要素: 電力(量)、無効電力(量)、周波数、力率、零相電流
受 電 MP11-BR2-T7-D -0①02
MP11-ER1-T8-D MP11A-BR
CTやVTと接続する端子台の配列について、MP11とMP11Aでは零相電圧(Y1,Y2+)と零相電流(Z1+,Z2)の位置が デマンド有 保護要素: 27,59、 計測要素: 電力(量)、無効電力(量)、周波数、力率、零相電流、デマンド電力(最大)
51G MP11-ER2-T8-D -1①02
異なっています。MP11Aを盤に取り付ける際に、零相電圧と零相電流の入力線を入れ替えてください。 要素 デマンド無 MP11-BF1-T7-D 計測要素: 電力(量)、無効電力(量)、周波数、力率、零相電流
⑤各種設定 フィーダ MP11-BF2-T7-D -0①02
MP11A-BF
①で記録した設定値を元に、設定変更を実施してください。(MP11Aでは警報接点は汎用出力にて設定お願いいたします。) デマンド有 MP11-EF1-T8-D 計測要素: 電力(量)、無効電力(量)、周波数、力率、零相電流
MP11-EF2-T8-D -1①02
MP11Aで新たに追加された設定のうち、使用しないものについては初期値の状態でご使用ください。 母 線 MP11-CB1-T7-D MP11A-CB -0①02
3 受 電 デマンド無 -
MP11A-FR 0①02
× 51G デマンド有 -1①02
C 要素 デマンド無 -0①02
MP11機種(置き換え前) AR1 AR2 AR3 AF1 AF2 BR1 BR2 BF1 BF2 CB1 T フィーダ
DR1 DR2 DR3 DF1 DF2 ER1 ER2 EF1 EF2 デマンド有 MP11A-FF -1①02
MP11A機種(置き換え後) AR AF BR BF CB
(2)オプション機種変遷 MP11用形名 MP11A用形名
汎 用 1 出力 50 50 50 50 50 50 50 50 50 ー MP11用のオプションをMP11Aで使用することはできません。 トランスデューサ T D - A Z T D - A L
設 汎 用 2 出力 51 51 51 51 51 51 51 51 51 ー T D - B Z T D - B L
定 汎 用 3 出力 67 67 67 67 67 51G 51G 51G 51G 64 MP11の交換時にはオプションユニットも併せて交換をお願い 4-20mA T D - C Z T D - C L
の MP11Aの設定 汎 用 4 出力 ー 27 27 ー ー ー 27 ー ー 27 します。 B/NET伝送 T D - H T D - H A
汎 用 5 出力 ー 59 59 ー ー ー 59 ー ー 59 CC-L i n k伝送 T D - R T D - R A 、T D - R B
変 汎 用 6 出力 MP11の汎用1出力と同じ設定としてください CC-Linkオプション TD-RBはロック付裏面コネクタタイプです。
更 汎 用 7 出力 MP11の汎用2出力と同じ設定としてください
汎 用 8 出力 MP11の汎用3出力と同じ設定としてください (3)付属ケーブル機種変遷 MP11用形名 MP11A用形名
遮断器操作用のケーブルは形状が異なっています。トランス 遮断器制御用 K - C N 2 M - C N 2
K - C N 3 M - C N 3
MP11では警報接点は固定ですが、MP11Aでは汎用出力の接点に自由に割り付けることができます。 デューサ用ケーブルの形状は変化ありません。形名のみ変更 K - C N 4 A M - C N 4 A
MP11からの置き換えの場合は、上記設定をお願いします。 となります。交換時には、併せて交換をお願いします。 トランスデューサ K - C N 4 B M - C N 4 B
K - C N 4 C M - C N 4 C
29 30
Ry/CT/ZCT
Ry/CT/ZCT
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計器用変成器(VT・CT・EVT)
計器用変成器の更新推奨時期は15年です。使用年数が15年を経過すると絶縁破壊による事故発生の原因となりますので 3 計器用変圧器の更新機種
更新が必要です。
回路電圧 使用場所 用 途 シリーズ 既設品形名※ 定格負担 変圧比 確度階級
(VA) (V) (級) 準拠規格 現行品形名
1 機種選定 PD-50H 220/110,440/110 PD-50H
(1)既設品の仕様確認 PD-50HF(ヒューズ付) 50 220/110,440/110 PD-50HF
3300/110,6600/110 (ヒューズ付)
PD-100H 220/110,440/110 PD-100H
既設品から現行機種への切替えに際しては、下表の調査をした後、現行機種を選定してください。 EV-0 100 220/110,440/110 PD-100HF
一般計器用 PD-100HF(ヒューズ付) 3300/110,6600/110 1.0・1P (ヒューズ付)
継電器用 PD-200K 440/110 JIS C 1731-2 PD-200K
VTの場合 (旧製品の例) CTの場合 (旧製品の例) EVTの場合 (旧製品の例) EV-0 200 440/110 JEC-1201 PD-200KFH
PD-200KFH(ヒューズ付) 3300/110,6600/110 (ヒューズ付)
1.形名 (PD-50KFH) 1.形名 (CD-40) 1.形名 (EF-0F) PD PD-50KFH(ヒューズ付) 50 PD-50KFH
(ヒューズ付)
2.定格電圧 (6600/110V) 2.定格電流 (100/5A) 2.定格電圧 6600 110 6600-3300/110
( V) PD-100KFH(ヒューズ付) 100 3.0・3P PD-100KFH
√3 √3 (ヒューズ付)
PD-15KFH(ヒューズ付) 15 PD-15KFH
3.定格負担 (50VA) 3.定格負担 (40VA) 3.定格負担 (100VA) 3300/110 0.5 JIS C 1731-2 (ヒューズ付)
検定専用品 PD-25KFH(ヒューズ付) 25 PD-25KFH
4.確度階級 (1.0級) 4.確度階級 (1.0級) 4.確度階級 (1.0・1P級) 6600/110 (ヒューズ付)
6600V 屋内 PD-100KFH(ヒューズ付) 100 1.0・1P JIS C 1731-2 PD-100KFH
5.製造年 (1980年) 5.過電流強度 (40倍) 5.製造年 (1980年) 以下 JEC-1201 (ヒューズ付)
一般計器用 50 3300/110
EP EP-0FH(ヒューズ付) 100 6600/110 1.0・1P JIS C 1731-2 EP-0FH
6.製造番号 (32145) 6.過電流定数 (n>5) 6.製造番号 (54321) 継電器用 50 6600-3300/110 JEC-1201 (ヒューズ付)
7.製造年 (1980年) 100 3300 110 6600 110
EF-0F,EF-0FA(ヒューズ付) EF-0FC
8.製造番号 (43215) 200 √3 √3 、√3 √3 1P (ヒューズ付)
100/100 3300 110 190 110
√3 √3 3 3 EF-0XFC
(2)他社製品からの置換え EV-0X
一般計器用 EF-0XF,EF-0XFA(ヒューズ付) 6600 110 190 110 (ヒューズ付)
他社製から当社製に置き換える場合は、外形寸法、取付寸法、端子の高さ、端子ピッチ等が異なります。 継電器用 EF 200/200 JEC-1201
√3 √3 3 3
他社製の仕様が確認できましたら、右表を参照し計器用変成器カタログより選定してください。 1P/3G
EP-03X 3×100/ 190 110
EF-03XFC(ヒューズ付) 3×100 3300/110 3 3 EF-03XFC
(3)過電流継電器に使用する場合 (ヒューズ付)
3×200/ 190 110
三相用 3×200 6600/110 三相用
①過電流強度 3 3
短絡電流の増大に伴い、従来の過電流強度のものでは過電流強度が不足する場合が出てきますので、短絡電流 ※現行品と同一形名もあります。
を確認の上、変流器を選定してください。
JISC4620規格のキュービクルに使用する場合は、附属書Aで規定される変流器特性(12.5kA 0.125秒)に 4 変流器の更新機種
対応したキュービクル式高圧受電設備用変流器CD-AN、CNシリーズを選定すると過電流強度の検討が不要と
なります。 回路電圧 使用場所 用 途 シリーズ 既設品形名※ 定格 変流比 確度階級 過電流 過電流
負担 (A) (級) 強度 定数 準拠規格 現行品形名
②過電流定数
CD-40K 40 5~750/5 n>3 CD-25KB(一般計器用)
過電流継電器の瞬時要素が十分動作できる過電流定数をもった保護継電器用変流器を選定ください。 CD-25NB(継電器用)
CD-40 40 800~2000/5 40 n>5
(一般計器用変流器は使用できません。) CD-15 15 800~2000/5 CD-40H
CD-40N,NA 40 5~1200/5 n>10 CD-25NB,40H
一般計器用 CD-40BC,BD 40 5~400/5 1.0・1PS n>5 JIS C 1731-1
2 更新時の注意事項 継電器用 CD CD-15BC,BD 15 5~400/5 75 n>10 JEC-1201 CD-25ENB
CD-40EN,ENA 40 5~400/5
(1)取付寸法、端子寸法、端子ピッチについて CD-40G,GN,GNA 40 5~200/5 150 n>10 CD-40GNA
CD-40L,LN 40 5~100/5 300 n>10 CD-40LN
外形寸法が変更されている場合がありますので、取付寸法、端子寸法・端子ピッチを計器用変成器カタログで確認 CD-40KSA 40 10-5~500-250/5 n>5 生産中止(単比推奨)
CD-100,100C 100 5~500/5 40 n>4 生産中止(単比推奨)
してください。取付けができない場合があります。また、既設品の外形寸法をお知りになられたい時は、当社あるいは
6600V 屋内 検定専用品 CD-15BA
CD-15BB 15 5~400/5 0.5 40 - JIS C 1731-1 CD-15CB
ご購入窓口までご照会ください。 以下
一般計器用 EC-0 40 5~300/5 40 n>5 EC-0(LA)
継電器用 EC 40 10~1500/5 1.0・1PS JIS C 1731-1
n>10 JEC-1201 BN-0(LA)
(2)使用する前に、定格の確認(変圧比、変流比、定格負担)をしてください。 BN BN-0 10-5~1500-750/5 40~350 生産中止(単比推奨)
検定専用品 15 10~1500/5 0.5 - JIS C 1731-1 BN-0(LA)
CD-10AN,ANA 10 20~200/5 12.5kA CD-10ANB
(3)定格負担選定の注意 キュービクル CD-25AN,ANA 25 20~200/5
AN CD-40AN,ANA 40 20~200/5 0.125秒 JIS C 4620 CD-25ANA,ANB
定格負担は接続される負担の大きさによって選定してください。 式高圧受電
設備用 CN CD-10CN,CNA 10 20~200/5 1PS n>10
12.5kA (附属書) CD-10CNB
負担の小さい電子式計器と組み合わせる場合は、定格負担の小さいものを選定ください。 CD-25CN,CNA 25 20~200/5
CD-40CN,CNA 40 20~200/5 0.25秒 CD-25CNA,CNB
定格負担の大きいものを選定すると誤差がプラスとなり、表示値が大きくなります。 一般計器用 BS-MD 40 200~1500/5
継電器用 BS 300-150~4000-2000/5 1PS 40kA n>10 JEC-1201 BS-MD
BC-MC 40 400~4000/5 BS-MC
※現行品と同一形名もあります。
31 32
Ry/CT/ZCT
Ry/CT/ZCT
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屋内用断路器(DS) 屋内用負荷開閉器(LBS)
1 機種選定 1 機種選定
1.互換性 1.互換性
屋内用断路器は、更新推奨時期が20年です。更新推奨機種としては、DV形断路器をおすすめしますが、DV形断路器 当社製LBSは、1969年製作のものから、現在のGシリーズまで取付に互換性があります。
は旧機種の断路器とは互換性がない場合がありますので、取付の際は外形図を参照ください。旧断路器の外形図が
必要な場合は、当社あるいはご購入窓口までご照会ください。 2.他社製品からの置換え
他社製のLBSを当社製に置き換える場合は、LBS本体の寸法、取付ピッチが異なりますので、高圧交流負荷開閉器
2.他社製品からの置換え カタログ(K-C6795)の外形寸法、据付寸法をご参照ください。また、ヒューズ付LBSの場合は、必ずヒューズとLBSを
他社製の断路器を当社製に置き換える場合は、断路器本体の外形寸法、据付寸法が異なりますので、屋内用高圧断 あわせて更新ください。ヒューズとLBSは同メーカのものを使用しないとヒューズとLBS間の協調が取れません。
路器カタログ(K-K06-5-C1036)の外形寸法、据付寸法をご参照ください。
3.絶縁バリヤの取付について
3.取付方向 小動物対策や感電防止に絶縁バリヤを取付けると効果的ですので、更新の際は絶縁バリヤの取付けを推奨致します。
DV-1、DV-3は[、垂直[]水平下向]共用取付です。その他の断路器については[、垂直[]水平下向]取付が別仕様 GシリーズLBSでは、ワンタッチで簡単に取外しが可能です。
のものがありますので、屋内用高圧断路器カタログ(K-K06-5-C1036)をご参照ください。
4.取付方向
4.絶縁バリヤの取付について 2017年から製作開始のGシリーズLBSは、フック棒操作・遠方手動操作形で【垂直】【水平下向】の共用取付です。
小動物対策や感電防止に絶縁バリヤを取付けると効果的です。DV-3形断路器は、絶縁バリヤが断路器据付後でも 但し、電動操作式については【垂直】取付のみとなりますのでご注意ください。
容易に取付けできます。
※単極断路器の絶縁バリヤは製作していませんのであらかじめご了承ください。また、三極断路器でも年式・仕様に
よって絶縁バリヤを取付けできないものがあります。 2 更新時の注意事項
1.トリップコイルの焼損防止(電圧引外し装置付LBS)
MGR-1V形継電器
電圧引外し装置付LBSは、電圧引外しコイルがAC/DC 警報接点
2 屋内用断路器変遷表(代表例:DV形:単極単投、三極単投) 共用となっていますが瞬時定格ですので、右図のように
K kt k
旧形既納品 切替推奨品 Z1Z2 P1 P2 a b c B1B2
AC別電源(LBS一次側から供給)またはDC電源で 零相変流器
L
操作される場合は、必ず引外し回路用補助スイッチを操 ℓtℓ
計器用変圧器
製作期間 形名 電圧 電流 短時間耐電流 形名 電圧 電流 短時間耐電流 取付 接続
AC100V
(年) 形番 (kV)(A) (kA-秒) 形番 (kV)(A) (kA-秒) 互換 互換 仕様 作回路に入れて、引外し後に電流を遮断する必要があり
ブザー
LBS
ます。 SCL-G□□□□-T□□形 引き外しコイルNC NO
PF
200 12.5-1 200 12.5-1 引外し回路スイッチ
DV 7.2 DV-1 3.6/ フック棒 変圧器 COM
(単極単投) 400 12.5-1 (単極単投) 7.2 ○ ×
400 12.5-1 操作 (+)
DV 600 20-2 600 20-2
(単極単投) 7.2 DV 3.6/ フック棒
1200 20-2 (単極単投) 7.2 ○ ○
1200 20-2 操作 制御電源をLBS一次側から取った場合
DV-H 200 12.5-1
7.2 DV-3 3.6/ 200 12.5-1
1975~2004(三極単投) (三極単投) 7.2 ○ × フック棒
操作 3 屋内用負荷開閉器変遷表(代表例:SCL・SCT形 ヒューズ可動形)
400 12.5-1 400 12.5-1
屋内用負荷開閉器変遷表 (代表例:SCL・SCT形ヒューズ可動形)
200 12.5-1 ERM形 200 12.5-1 旧形既納品 切替推奨品
DV-RA 3.6/ 遠方手動
(三極単投) 7.2 遠方手動操作器 ○ ×
注 7.2 操作 製作期間 ストライカ 組合せ 適用 ストライカ 組合せ 適用
400 12.5-1 400 12.5-1 (年) 形名 形番 の ヒューズ ヒューズ 製作期間
(年) 形名 形番 の ヒューズ ヒューズ 互換性
有無 リンク リンク定格 有無 リンク リンク定格
注. 遠方手動操作器(別途手配品)ごとの更新をお願い致します。
1969~1972 A ○
5~60A
1972~1978 D なし CL形 ○
1978~1980 SCL J G5~60A
2017~ SCL GHS1R あり CL形 ○
もしくは G5~G75A
1981、 1982 SCT S G20~G60A (形番LB) ○
1983~2005 SB あり CL形 ○
(形番LB)G5~G75A
2004~2018 EHS1R ○
33 34
DS/LBS/PF
DS/LBS/PF
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高圧限流ヒューズ(PF)
1.機種選定
(1)用途別ヒューズ形名選定 ③多頻度で開閉する場合
ヒューズは、用途によって選定するヒューズが異なります。下表より、用途にあわせたヒューズ形名を選定ください。 CL形ヒューズは、変圧器用、コンデンサ用で3,000回の繰返し寿命を有していますが、多頻度で開閉される場合は、電動機
ヒューズ形名 用途 繰返し寿命 回路用のCLS-R形ヒューズのご使用をおすすめします。CLS-R形ヒューズに変圧器定格のT表示はありませんが、電動機
CL形 変圧器用、コンデンサ用 3,000回 定格のM表示をT表示の値としてヒューズカタログ(K-K06-6-C1034)の変圧器用電力ヒューズの推奨定格電流表より選
定ください。
CLS-R形 電動機回路用、多頻度開閉用 30,000回
CL-LD形 変圧器用(LBS専用) 3,000回
2.更新時の注意事項
更新推奨時期
(2)互換性 (1)ヒューズリンクの製造年月の表示について
CL形ヒューズリンクは寸法や特性に互換性がありますので、現行のヒューズをそのまま置換えることが可能です。 ヒューズリンクの製造年月は、表示棒側のキャップに 屋内用 15年
その他のヒューズリンク、ヒューズホルダは、ヒューズカタログ(K-K06-C1034)より切替推奨品を選定ください。 スタンプ又は刻印にてロット番号で表示しています。 屋外用 10年
置換えの際に不明な点や外形図が必要な場合は、当社までご照会ください。 ロット番号はアルファベットで下表のとおり製造年月
を示していますので、この表示を確認して更新推奨 アルファベット
2文字でロット番号を表示
(3)他社製品からの置換え 時期を超えたヒューズについては更新いただくこと
ヒューズは、同定格でもメーカによって特性が異なるため、置換えの際はヒューズに流れる電流を確認して、 をおすすめします。 (CL-LB形ヒューズ表示位置)
再度ヒューズ定格を選定してください。
第1ロット 第2ロット 第3ロット
製造年 製造月 製造年 製造月 製造年 製造月
(4)ヒューズ選定時の注意事項 1966年 A 1月 A 1992年 B 1月 M 2017年 A 1月 A
ヒューズの選定は、ヒューズカタログ(K-K06-6-C1034)の電力ヒューズ推奨定格電流の選定表を参照ください。 1967年 B 2月 B 1993年 C 2月 N 2018年 B 2月 B
1968年 C 3月 C 1994年 D 3月 O 2019年 C 3月 C
選定の際は特に①~③項についてご注意ください。 1969年 D 4月 D 1995年 E 4月 P 2020年 D 4月 D
1970年 E 5月 E 1996年 F 5月 Q 2021年 E 5月 E
1971年 F 6月 F 1997年 G 6月 R 2022年 F 6月 F
①変圧器を一括保護する場合 1972年 G 7月 G 1998年 H 7月 S 2023年 G 7月 G
1973年 H 8月 H 1999年 I 8月 T 2024年 H 8月 H
右図のように変圧器を一括でヒューズにより保護すると、変圧器個々での二次側 1974年 I 9月 I 2000年 J 9月 U 2025年 J 9月 J
1975年 J 10月 J 2001年 K 10月 V 2026年 K 10月 K
直下短絡時の保護ができなくなる場合があります。ヒューズカタログ(K-K06-6- 1976年 K 11月 K 2002年 L 11月 W 2027年 L 11月 L
C1034)の変圧器用電力ヒューズ推奨定格電流の最大値は、二次側直下短絡 1977年 L 12月 L 2003年 M 12月 X 2028年 M 12月 M
PF 1978年 M 2004年 N
時の保護を考えて、変圧器の定格電流×25倍の電流で2秒以内に遮断するも 1979年 N 2005年 O
1980年 O 2006年 P
のを選定しています。一括で保護したとき、定格電流の最大値を超えた場合は、 1981年 P 2007年 Q
1982年 Q 2008年 R
変圧器個々にヒューズを設置ください。変圧器を増設し、ヒューズ容量が大きくな SC Tr Tr 1983年 R 2009年 S
1984年 S 2010年 T
ることによって、既設の変圧器の二次側直下短絡時の保護ができなくなる場合 1985年 T 2011年 U
(変圧器一括回路例) 1986年 U 2012年 V
があります。増設によりヒューズ容量が大きくなった場合は、既設の変圧器の二 1987年 V 2013年 W
次側直下短絡時の保護についてもご確認ください。 1988年 W 2014年 X
1989年 X 2015年 Y
1990年 Y 2016年 Z
1991年 Z ロット番号組合せ一覧
②コンデンサが並列にある場合
右図のように並列コンデンサ(直列リアクトル無)がある場合は、入切時に並列
コンデンサから流れ込みがあるため、これに耐えうる大きな定格電流のヒューズを (2)予備ヒューズについて
選定する必要があります。同容量の並列コンデンサの選定や直列リアクトルが 予備ヒューズは三相用としては3本一組、単相用は2本一組として常時保有してください。
ある場合コンデンサの選定等はヒューズカタログ(K-K06-C1034)に選定表が 電力ヒューズは動作時に三相回路用3本、単相回路用2本のうち溶断せずに残ったヒューズがある場合、そのヒューズに
PF PF PF
ありますので、ご参照ください。異容量のコンデンサが並列にある場合やカタログ も事故電流が流れてヒューズエレメントが劣化している可能性があるので、3本または2本一組全部を取り替える必要が
の選定表に記載されていない選定については当社までご照会ください。 あります。また、予備ヒューズはヒューズ更新時の補充品ではなく、ヒューズ動作時の緊急用としてご使用いただき、更新
SC SC SC
コンデンサを増設の際は、既設のコンデンサ用のヒューズについても容量を変更 推奨時期に近いものは早い機会に新品のヒューズに交換ください。
しなければならない場合がありますので、増設のコンデンサ用だけでなく、既設の (並列コンデンサ回路例)
コンデンサ用のヒューズについても再度選定してください。 (3)ヒューズホルダの更新について
ヒューズホルダの更新寿命は、ヒューズリンクと同じく屋内用15年、屋外用10年となっていますので、
ヒューズリンクの更新の際はあわせてヒューズホルダも更新ください。
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DS/LBS/PF
DS/LBS/PF
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高圧限流ヒューズ(PF)
変遷表
CL形ヒューズリンク CLS形ヒューズリンク
旧形既納品 切替推奨品 旧形既納品 切替推奨品
製作 使用 定格 定格 リンク寸法 定格 定格 リンク寸法 寸法 特性 製作 使用 定格 定格 定格 定格
開始年 場所 形名 形番 電圧 電流 径×長さ 形名 形番 電圧 電流 径×長さ 互換 互換 開始年 場所 形名 形番 電圧 電流 リンク寸法 形名 形番 電圧 電流 リンク寸法 寸法 特性
(kV) (A) (kV) (A) (kV) (A) 径×長さ (kV) (A) 径×長さ 互換 互換
5~60 φ50×260 LB G5~G60 φ50×260 ○ ○ M20,M50,M100 φ60×200 × ○
75,100 G75,G100 ○ ○ 3.6 50~200SA φ77×290 3.6 M150,M200 φ77×200 × ○
3.6 φ60×310 3.6 φ60×310
150,200 ー G150,G200 ○ ○ M300,M400 φ87×250 × ○
屋内・ 1966 屋内用 CLS M CLS R
300,400 φ77×310 G300,G400 φ77×310 ○ ○ M20,M50 φ60×310 × ○
1966 屋外 CL ー CL
共用 5~60 φ50×260 LB G5~G60 φ50×260 ○ ○ 7.2 50~200SA φ77×450 7.2 M100,M150,M200 φ77×350 × ○
75,100 φ60×310 G75,G100 φ60×310 ○ ○ M300,M400 φ87×450 × ○
7.2 7.2
150,200 φ77×310 ー G150,G200 φ77×310 ○ ○
300,400 φ110×350 G300,G400 φ110×350 ○ ○
CLS形ヒューズホルダ
旧形既納品 切替推奨品
CL形ヒューズホルダ
定格 定格 定格 定格
旧形既納品 切替推奨品 製作 使用 形名 形番 電圧 電流 適用 適用
開始年 場所 (kV) (A) ヒューズリンク 形名 形番 電圧 電流 互換性
(kV) (A) ヒューズリンク
製作 使用 定格 定格 定格 定格
開始年 場所 形名 形番 電圧 電流 適用 適用
ヒューズリンク 形名 形番 電圧 電流 ヒューズリンク 互換性 CLS-R 3.6kV M20A
(kV) (A) (kV) (A) M100 CLS-R 3.6kV M50A ×
CL形 3.6kV 5~60A CL-LB形 3.6kV G5~G60A ×
50 V75 T50 CLS-R 3.6kV M100A
CLS-M形
CL形 7.2kV 5~60A CL-LB形 7.2kV G5~G60A ×
屋内 3.6 CLS-R 3.6kV M150A
3.6kV 50~200SA M200 ×
CL形 3.6kV 75A,100A CL形 3.6kV G75A,G100A ×
100 V100 T150 CLS-R 3.6kV M200A
CL形 7.2kV 75A,100A CL形 7.2kV G75,G100A ×
1966 ー CLS-R 3.6kV M300A
M400 ×
CL形 3.6kV 5~60A CL-LB形 3.6kV G5~G60A ×
50 B75 T50 CLS-R 3.6kV M400A
1966 屋内用 CLS M 3.6 200 CLS
CL形 7.2kV 5~60A CL-LB形 7.2kV G5~G60A × R
屋外 CLS-R 3.6kV M20A
M50 ×
CL形 3.6kV 75A,100A CL形 3.6kV G75A,G100A ×
100 B100 T150 CLS-R 3.6kV M50A
CL形 7.2kV 75A,100A CL形 7.2kV G75,G100A ×
7.2 CLS-R 3.6kV M100A
CLS-M形
CL形 3.6kV 5~60A CL-LB形 3.6kV G5~G60A ×
50 V75 T50 7.2 M200 CLS-R 3.6kV M150A ×
3.6kV 50~200SA
CL形 7.2kV 5~60A CL-LB形 7.2kV G5~G60A ×
1967 屋内 A CLS-R 3.6kV M200A
CL形 3.6kV 75A,100A CL形 3.6kV G75A,G100A ×
100 V100 T150 CLS-R 3.6kV M300A
M400 ×
CL形 7.2kV 75A,100A CL形 7.2kV G75,G100A × CLS-R 3.6kV M400A
200 CL形 7.2kV 150A,200A H200 CL形 7.2kV G150A,G200A ×
屋内
400 CL形 7.2kV 300A,400A H400 CL形 7.2kV G300A,G400A ×
1968 CL ー CL 7.2 T300
200 CL形 7.2kV 150A,200A B200 CL形 7.2kV G150A,G200A ×
屋外
400 CL形 7.2kV 300A,400A B400 CL形 7.2kV G300A,G400A ×
CL形 3.6kV 5~60A CL-LB形 3.6kV G5~G60A ×
50 V75 T50
CL形 7.2kV 5~60A CL-LB形 7.2kV G5~G60A ×
屋内 A
CL形 3.6kV 75A,100A CL形 3.6kV G75A,G100A ×
100 V100 T150
CL形 7.2kV 75A,100A CL形 7.2kV G75,G100A ×
7.2/3,6
CL形 3.6kV 5~60A CL-LB形 3.6kV G5~G60A ○
50 B75 T50
CL形 7.2kV 5~60A CL-LB形 7.2kV G5~G60A ○
1968 屋外 B
CL形 3.6kV 75A,100A CL形 3.6kV G75A,G100A ○
100 B100 T150
CL形 7.2kV 75A,100A CL形 7.2kV G75,G100A ○
200 CL形 3.6kV 150A,200A V100 T150 CL形 3.6kV G150A,G200A ×
屋内
400 CL形 3.6kV 300A,400A H200 T300 CL形 3.6kV G300A,G400A ×
ー 3.6
200 CL形 3.6kV 150A,200A B100 T150 CL形 3.6kV G150A,G200A ×
屋外
400 CL形 3.6kV 300A,400A B200 T300 CL形 3.6kV G300A,G400A ×
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DS/LBS/PF
DS/LBS/PF