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Vol.11 拡張アダプタ/拡張ボードとインテリジェント機能ユニットの違い

製品カタログ

機能を拡張する増設機器の違いについて説明しています。

このカタログについて

ドキュメント名 Vol.11 拡張アダプタ/拡張ボードとインテリジェント機能ユニットの違い
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 323.7Kb
取り扱い企業 株式会社RYODEN (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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11 FA用語講座 ~初級編~ POINT 2 使用するメモリとデータ処理について 拡張アダプタ/拡張ボードはCPUユニットのメモリ(特殊リレー、特殊レジスタ)を使用し、 ーボ 示器 今回のFA用語 サ 表 インテリジェント機能ユニットはインテリジェント機能ユニットのメモリ(バッファメモリ)を インバータ 使用します。また、演算(データ処理)を行うユニットも下記のように異なります。 拡張アダプタ/拡張ボードと 拡張アダプタ :FX5-4AD-ADPの場合 インテリジェント機能ユニット :FX5-4ADの場合 CPUユニットが演算 インテリジェント機能ユニットが演算 インテリジェント機能ユニットの違い (スケーリングや警報出力など) (スケーリングや警報出力など)アナログ アナログ シ 出力機器 出力機器ーケンサ 機能を拡張する増設機器には、 アナログ アナログ 拡張アダプタ、拡張ボード、インテリジェント機能ユニットがあります。 入力 入力FX5-4AD-ADP FX5-4AD ■データ処理の周期 拡張アダプタ インテリジェント 拡張アダプタ/拡張ボードは、CPUユニットの演算周期ごとにデータ処理をするため、データ取り込みタイミン 機能ユニット CPUユニットに向かって、拡張アダプ グにバラつきが発生します。インテリジェント機能ユニットは、CPUユニットの演算周期とは非同期のため、 タは左側、拡張ボードは正面、インテ 定周期で高速にデータを取り込むことができます。 リジェント機能ユニットは右側に接続 します。 FX3シリーズ以前の場合、FROM/TO命令を使用してバッファメモリの値を転送 それでは、それぞれの違いについて確認 していましたが、MELSEC iQ-Fシリーズにはバッファメモリの値を任意のデバイ していきましょう! ス(DやMなど)へ自動転送するリフレッシュ設定があります。GX Works3でパラ 拡張ボード メータを設定するだけで、FROM/TO命令を使用せずにデータの読出し/書込みができるので便利です。 POINT 1 特長や性能の違いについて より省スペースで低コストな構成をお求めなら! 拡張アダプタ/拡張ボードとインテリジェント機能ユニットは、下記の違いがあります。 項目 拡張アダプタ 拡張ボード インテリジェント機能ユニット FX5U CPUユニットとFX5UJ CPUユニットは、拡張ボー 種類 アナログ、通信 通信 アナログ/温度調節、通信/ネットワーク、 CPUユニット正面の安全制御、位置決め ドが使用できます。拡張ボードは拡張アダプタと同等の カバーを外して取付け 機能差 基本的な機能 多機能かつ高性能 機能があり、拡張アダプタよりもさらに省スペースで低 サイズ コンパクト CPUユニットと一体化 拡張アダプタよりも幅広 コストな構成が可能です。 標準価格 安価 高価 通信用拡張ボードと通信用拡張アダプタは、下記の違い アクセスメモリ CPUユニットのメモリ(特殊リレー/レジスタ) インテリジェント機能ユニットのメモリ があります。(バッファメモリ) 使用する命令 拡張アダプタ/拡張ボード用の命令 インテリジェント機能ユニット用の命令 項目 通信用拡張ボード 通信用拡張アダプタ (RS2命令、IVCK命令など) (FROM命令、TO命令など) 伝送規格 RS-232C、RS-485、 FX5U RS-232C、RS-485最大6台 最大1台 最大16台 RS-422(GOT接続用) 接続可能 FX5UC (通信用:最大2台、アナログ用:最大4台) ― 最大15台 絶縁方式 非絶縁 フォトカプラ絶縁 台数 FX5UJ 最大4台 最大1台 最大8台 (通信ラインとCPU間) (通信ラインとCPU間)(通信用:最大2台*、アナログ用:最大2台) FX5-232-BD:最長15m *:通信用拡張ボード使用時は、通信用拡張アダプタは最大1台になります。 伝送距離 FX5-485-BD:最長50m FX5-232ADP:最長15mFX5-422-BD-GOT: FX5-485ADP:最長1200m FX3シリーズ以前の場合、右側に接続する機器には増設ユニット、増設ブロック、 GOTの仕様による 特殊ユニット、特殊ブロックがあり、電源を内蔵しているものをユニット、内蔵し ていないものをブロックで区別していました。 ・本文中における会社名、システム名、製品名などは、一般に各社の登録商標または商標です。 ・本文中で、商標記号(™, ®)は明記していない場合があります。