【e-F@ctory導入事例/活用例_vol.6】サーモ監視で目視検査工数をゼロに削減！

導入事例／活用例 省人化 サーモ監視で 目視検査工数を ゼロに削減! 詳しくは 食品の梱包容器をヒートシール処理する工程で、専任の検査員が 中面へ! 製品を目視検査していたA社。『サーモ監視システム』の導入により、 製品検査を自動化し、無人化することに成功した。 その秘訣とは？

お客様の お困りごと 食品の梱包容器をヒートシール処理しているA社。 スープ等の具材の噛込みによってヒートシールできない場合があるため、 専任の検査員を配置して全数を目視検査をしていたが、 これを自動化できないかと考えていた。 ヒートシール製品 （レトルトのパウチ等） ヒートシール製品をすべて 目視検査するのは大変 ヒートシール処理 検査を自動化したいが どうすれば良いのか 搬送 具材の噛込みによる不良を 目視検査 見逃すわけにはいかない ヒートシール装置 改善 したこと 『サーモ監視システム』の導入により、従来専任の検査員が目視で行 なっていたヒートシール検査を自動化。検査結果がNGの際は、設備 のアラームを点灯してブザーを鳴らし、現場作業者に不良の発生を 通知することで、検査の無人化を実現。 Before Af ter 目視検査 工数 3,120 0 ゼロに約 時間／年 時間／年 削減

ココが ポ イ ン ト Point シーケンサとサーモグラフィカメラのみのシンプルな構成で 1 サーモ監視システムを実現。 Point サーモグラフィカメラの温度情報からOK/NGを判定し、 2 判定結果に基づいた設備制御へのフィードバックが可能。 サーバ、GOT等 具材を噛み込んだ 部分の温度が低下 画像や検出温度を転送 サーモ監視用PLC 温度情報から ヒートシール OK/NGを判定 製品 判定結果に基づいて制御 温度情報 サーモ監視画像 （アラーム点灯など） サーモグラフィカメラ ヒートシール装置 これなら検査を 自動化できるね サーモ監視システムの構成は次ページへ 費用対効果 費 用 構築期間 回収期間 約170〜360万円 1日 〜1ヵ月 約10ヵ月 ／設備（システム構築費込） ※回収期間の考え方 従来の目視検査時間が1日13時間、1ヵ月20日間の場合、1ヵ月で削減できる目視検査工数は、13時間 × 20日 = 260時間となる。検査員の時給が1000円の場合、1ヵ月間の削減費用は 1000円 × 260時間 = 26万円であり、構築費用が250万円だとすると、回収期間は250万円 ÷ 26万円 ≒ 10ヵ月となる。

サーモ監視システム概要 本活用例でご紹介したシステムは、汎用シーケンサMELSEC iQ-Rで構成されており、C言語インテリ ジェント機能ユニット（サーモ監視ソフトウェアプリインストールモデル）を利用することで、サーモ監視 システムを構築することが可能です。 必要に応じてご用意いただく機器 サーバ、GOT等 1 表示器GOT2000 Ethernet ご購入が必要な機器 サーモ監視用PLC 2 汎用シーケンサMELSEC iQ-R 温度の検査範囲は専用 ツールで簡単に設定可能 C言語インテリジェント 3 機能ユニット （サーモ監視ソフトウェアプリインストールモデル） CC-Link IE Fieldなど Ethernet ご購入が必要な機器 4 FLIR社製 GigE I/Fサーモグラフィカメラ ヒートシール装置 機器構成（例） タイプ 形 名 概 要 標準価格(円) 1 表示器GOT2000 GOT本体 GT2512-STBA サーモ画像の表示用 360,000 SDメモリカード NZ1MEM-4GBSD サーモ画像の保存用（GOTに装着） 50,000 2 汎用シーケンサMELSEC iQ-R シーケンサCPU R08CPU プログラム容量：80Kステップ（320Kバイト） 220,000 ベースユニット R35B 5スロット 21,000 電源ユニット R61P 入力：AC100〜240V 出力：DC5V 6.5A 20,000 3 C言語インテリジェント機能ユニット RD55UP06-V-B050 サーモ監視ソフトウェア設定ツール（サーモ監視ソフトウェアプリインストールモデル） （CA-THERMO Setting Tool for iQ-R）も同梱 オープン 4 サーモグラフィカメラ FLIR社製 GigE インタフェース 製品URL サーモグラフィカメラ FLIR A35 https://www.flir.jp/products/a35/ - 〒100-8310 東京都千代田区丸の内2-7-3（東京ビル） 商標、登録商標について 本社機器営業部…（03）3218-6760 神奈川支社………（045）224-2624 中国支社…………（082）248-5348 本文中における会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。 北海道支社………（011）212-3794 北陸支社…………（076）233-5502 四国支社…………（087）825-0055 東北支社………… （022）216-4546 中部支社………… （052）565-3314 九州支社………… （092）721-2247 安全に関するご注意 関越支社………… （048）600-5835 豊田支店………… （0565）34-4112 本資料に記載された製品を正しくお使いいただくため 新潟支店………… （025）241-7227 関西支社…………（06）6486-4122 ご使用の前に必ず「マニュアル」をお読みください。 この印刷物は、2020年10月の発行です。なお、この印刷物に掲載した内容は、改善のために予告 なく変更する場合がありますので、ご採用の節には、事前に弊社までお問い合わせください。 2020年10月作成