【e-F@ctory導入事例/活用例_vol.5】ロスの見える化でエネルギー使用量4%削減！

導入事例／活用例 省エネ ロスの見える化で エネルギー使用量 4%削減! 詳しくは エネルギー使用量を削減したいと考えていたA社。 中面へ! 各設備の稼働状況と紐づけたエネルギーロスの見える化により、 生産ラインのエネルギー使用量を4%削減することに成功した。 その秘訣とは？

お客様の お困りごと エネルギー使用量を削減したいと考えていたが、各設備のエネルギー使用量を 把握できておらず、どこから手を付けたら良いのか分からなかった。 また、設備の稼働状況と紐づけたエネルギー管理をしていなかったため、 原因を特定することもできなかった。 どこから省エネを始めれば よいのか分からない 使用エネルギーの ムダや要因が分からない 設備停止中もエネルギーを 使用していそうだが… 改善 したこと エネルギー使用量と設備稼働状況を紐づけて見える化することで、 各設備の些細なエネルギーの変化やムダを発見。例えば設備待機 中のエネルギーロスを把握し、待機時間の短縮や停止への切り替え といった施策を実施することで、エネルギー使用量を約4%削減。 Before After エネルギー 1182 t／年 1135 約4 ％使用量 t／年 （設備29台の合計、CO2換算） （設備29台の合計、CO2換算） 削減 ※ CO2排出係数：0.487t-CO2/千kWh (2013年、原発2基稼動時の電気事業連合会公表値)

ココが ポ イ ン ト Point 各設備のエネルギー使用量を見える化することで、 1 些細なエネルギーの変化やエネルギーのムダを確実に把握。 Point 設備の稼働状況と紐づけて見える化することで、設備待機中の 2 エネルギーロスを把握でき、ロス削減のための施策を検討可能。 サーバPC 分析スタッフ エネルギーロス 情報連携用 省エネデータ PLC 収集サーバ 各設備の稼働状況と エネルギー使用量を収集 稼働状況とエネルギー 稼働状況 エネルギー使用量 使用量を紐づけて見える化 設備ごとのエネルギー 使用量を計測 生産設備：計29台 これなら 制御用PLC エネルギーロスを 把握できるね エネルギーロス見える化のシステム構成は次ページへ 費用対効果 費 用 構築期間 回収期間 約900〜1,250万円 約1年 約5年 ／ライン（システム構築費込） （構想期間含む） ※回収期間の考え方 本事例では、エネルギー使用量の削減効果を「東京地球温暖化対策指針」に則ってCO2換算して記載したが、電気使用量としては約94MWh、燃料消費量としては2.7kLの削減であった。 電気代を19.8円/1kWh、燃料代を80円/Lだと仮定すると、年間の削減費用は電気代が94MWh × 19.8円/1kWh = 186.1万円、燃料代が2.7kL × 80円/L = 21.6万円である。 合計すると年間のエネルギー削減費用は186.1万円 + 21.6万円 = 207.7万円となるため、構築費用が1000万円だった場合の投資回収期間は1000万円÷207.7万円＝約5年となる。

エネルギーロス見える化の概要 本活用例でご紹介したシステムは、汎用シーケンサMELSEC iQ-R、MESインタフェースユニットおよび 省エネデータ収集サーバEcoServerⅢで構成されており、設備稼働状況とエネルギー使用量を紐づけ て見える化することで、エネルギーロスを把握できるようにしています。 PCやタブレットで閲覧 サーバPC 見える化ツール 市販の可視化ソフトで構築 ご購入が必要な機器 Ethernet 汎用シーケンサ １ MELSEC iQ-R 設定のみで生産ラインと データベースを連携可能 MES インタフェース 2 ユニット 簡単設定で計測機器 CC-Link IE 省エネデータ収集サーバ CC-Linkなど 3 からデータを収集 Fieldなど EcoServerⅢ 生産設備 (計29台) 4 エネルギー計測ユニット EcoMonitorPlus 機器構成（例）下記主要機器以外に接続するためのケーブル類は別途ご用意願います。 タイプ 形 名 概 要 標準価格(円) 1 汎用シーケンサMELSEC iQ-R シーケンサCPU R08CPU プログラム容量：80Kステップ（320Kバイト） 220,000 ベースユニット R35B 5スロット 21,000 電源ユニット R61P 入力：AC100〜240V 出力：DC5V 6.5A 20,000 CC-Link IEフィールド 装置内の制御用PLCから稼働状況を受信するためのネットワークユニット RJ71GF11-T2 50,000 ユニット ※本ユニットの要否は主に対象装置の制御装置に依存します。 MESインタフェース パラメータ設定のみで、生産ラインの情報をデータベースに自動登録するための 2 RD81MES96N 230,000 ユニット ユニット 3 省エネデータ収集サーバ EcoServerⅢ MES3-255C CC-Link通信品 470,000 4 エネルギー計測ユニット EcoMonitorPlus（設備ごとに1式必要） 基本ユニット EMU4-BM1-MB 経済品 35,000 増設ユニット EMU4-A2 電力計測用 37,000 CC-Link通信ユニット EMU4-CM-C 最大接続台数：本機器のみで構成した場合、最大42台まで接続可能 36,000 〒100-8310 東京都千代田区丸の内2-7-3（東京ビル） 商標、登録商標について 本文中における会社名、商品名は、各社の商標または 本社機器営業部…（03）3218-6760 神奈川支社………（045）224-2624 中国支社…………（082）248-5348 登録商標です。 北海道支社………（011）212-3794 北陸支社…………（076）233-5502 四国支社…………（087）825-0055 東北支社………… （022）216-4546 中部支社………… （052）565-3314 九州支社………… （092）721-2247 安全に関するご注意 関越支社………… （048）600-5835 豊田支店………… （0565）34-4112 本資料に記載された製品を正しくお使いいただくため 新潟支店………… （025）241-7227 関西支社…………（06）6486-4122 ご使用の前に必ず「マニュアル」をお読みください。 この印刷物は、2020年9月の発行です。なお、この印刷物に掲載した内容は、改善のために予告 なく変更する場合がありますので、ご採用の節には、事前に弊社までお問い合わせください。 2020年9月作成