【e-F@ctory導入事例/活用例_vol.4】工具摩耗診断で工作機械の工具費40%削減!

導入事例／活用例 予防保全 工具摩耗診断で 工作機械の工具費 40%削減! 詳しくは 工作機械の工具の使用回数を決めて、加工を行っていたA社。 中面へ! 工具摩耗診断システムの導入により、年間の工具費を40% 削減することに成功した。その秘訣とは？

お客様の お困りごと 製品ごとに工具の摩耗度合いは異なるが、交換頻度は使用回数で 決めていたので、まだまだ使えそうな工具も交換していた。 また、製品を全数検査できておらず、加工不良品の 流出が起きていないか心配だった。 使用回数を決めて工具を交換 してるけど、まだまだ使えそう 工具 量産加工なので、 全数検査が困難 加工不良による不良品 流出は絶対避けたい 工作機械 改善 したこと 『工具摩耗診断システム』の導入により、工具の寿命を予測。工具 交換回数を最適化し、工具コストを約40%削減するとともに、交換 作業に要していた工数も削減。さらに、加工直後に正常時状態との 差異から“いつもと違う”異常を検知し、不良品の流出も防止。 Before Af ter 工具費 233万円／年 138 約万円／年 40% （新品工具：86本、再研工具：174本） （新品工具：51本、再研工具：102本） 削減

ココが ポ イ ン ト Point 加工条件ごとの軸負荷の変動から工具の寿命を予測し、 1 工具を使用できる残回数を表示 Point 工具折損や欠損などにより加工異常が発生した際は、 2 正常時状態との差異から“いつもと違う”ことを即座に検知 1システムで工作機械を 最大10台まで接続可能 工具交換タイミングや加工異常 発生時に警報ランプ点灯 ・軸負荷 ・加工条件 工具交換 これなら 適切なタイミングで 工具を交換できるね 工具摩耗診断システムの構成は次ページへ 費用対効果 費 用 構築期間 回収期間 約300〜500万円 約1.5カ月 約1 年 ／システム（システム構築費込み） ※回収期間の考え方 本事例では、新品工具が1本1.5万円、再研価格が1本6千円であり、従来は1設備あたり86本を新品で購入し174本を再研してたため、年間86本×1.5万円 + 174本 × 6千円 = 233万円の 工具費が必要だった。本システム導入後は新品が51本、再研が102本となったため、工具費は年間51本×1.5万円 + 102本×6千円 = 138万円となった。 このため、1設備あたり年間233万円－138万円＝95万円の工具費を削減でき、費用が300万円で設備が3台の場合、回収期間は300万円 ÷(95万円×3台)≒ 1年となる。

工具摩耗診断システム概要 本活用例でご紹介した工具摩耗診断システムは、汎用シーケンサMELSEC iQ-Rと表示器 GOT2000で構成されており、既存の工作機械と接続し、制御プログラム、画面データをインストール するだけで簡単にシステム導入ができます。 1システムで工作機械を 工具摩耗診断システム 最大10台まで接続可能ご購入が必要な機器 3 iQ Monozukuri 1 表示器GOT2000 工作機械工具摩耗診断 イ GOT2000シリーズ用 ン GTWorks3プロジェクト ス 2 汎用シーケンサ トMELSEC iQ-R ー MELSEC iQ-Rシリーズ用ル GXWorks3プロジェクト Ethernet CC-Link IE Field 4 収集 CC-Link IEフィールドインタフェース AD変換ユニット プロトコル コンバータ CNC ドライブ A社工作機械 B社工作機械 C社工作機械 ユニット 機器構成（例） 下記主要機器以外に接続するためのケーブル類は別途ご用意願います。 タイプ 形 名 概 要 標準価格(円) 1 表示器GOT2000 GOT本体 GT2512-STBA 12.1型 SVGA[800×600] 65536色 360,000 SDメモリカード NZ1MEM-4GBSD GOT用 50,000 2 汎用シーケンサMELSEC iQ-R シーケンサCPU R16CPU ファームウェアバージョン”40”以降 380,000 拡張SRAMカセット NZ2MC-16MBS シーケンサCPU用 130,000 基本ベースユニット R35B 5スロット 21,000 電源ユニット R61P 入力：AC100〜240V 出力：DC5V 6.5A 20,000 高速データロガーユニット RD81DL96 180,000 SDメモリカード NZ1MEM-4GBSD 高速データロガーユニット用 50,000 CC-Link IEフィールドユニット RJ71GF11-T2 50,000 3 FAアプリケーションパッケージ iQ Monozukuri 工作機械工具摩耗診断 工作機械工具摩耗診断 AP10-MTD001AA-MA 1ライセンスで10台まで接続可能 500,000 ４ 収集インタフェース CC-Link IEフィールドAD変換ユニット NZ2GF2BN-60AD4 78,000 CC-Link IEフィールド増設AD変換ユニット NZ2EX2B-60AD4 収集インタフェースは工作機械ごとに一式必要。 58,000 CC-Link IEフィールド リモートIOユニット NZ2GF2B1-32DT 必要となる機器は工作機械によって異なります。 56,000 プロトコルコンバータ（他社製品） - - 〒100-8310 東京都千代田区丸の内2-7-3（東京ビル） 商標、登録商標について 本社機器営業部…（03）3218-6760 神奈川支社………（045）224-2624 中国支社…………（082）248-5348 本文中における会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。 北海道支社………（011）212-3794 北陸支社…………（076）233-5502 四国支社…………（087）825-0055 東北支社………… （022）216-4546 中部支社………… （052）565-3314 九州支社………… （092）721-2247 安全に関するご注意 関越支社………… （048）600-5835 豊田支店………… （0565）34-4112 本資料に記載された製品を正しくお使いいただくため 新潟支店………… （025）241-7227 関西支社…………（06）6486-4122 ご使用の前に必ず「マニュアル」をお読みください。 この印刷物は、2020年8月の発行です。なお、この印刷物に掲載した内容は、改善のために予告 なく変更する場合がありますので、ご採用の節には、事前に弊社までお問い合わせください。 2020年8月作成