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ConMas_i-Reporter_導入事例_株式会社トリドール様

製品カタログ

このカタログについて

ドキュメント名 ConMas_i-Reporter_導入事例_株式会社トリドール様
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 株式会社RYODEN (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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i-Reporter 導入事例 株式会社トリドール様 i-Reporterを国内800店舗に展開しQSCチェックを 電子化。年間約2400時間の業務時間削減を実現し、 掲示物の画像確認作業は3時間から10分に大幅短縮。 取材にご協力いただいたトリドールの皆様 iPad, iPhone, Windowsタブレットによる ペーパーレス『現場帳票』記録・報告・閲覧ソリューション
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i-Reporter 導入事例 株式会社トリドール様 1985年8月に兵庫県加古川市に開店した焼鳥居酒屋「トリドール三番館」をルーツとする 株式会社トリドール(以下、トリドール)は、日本全国に780以上の店舗を展開するセルフ 式の讃岐釡揚げうどん「丸亀製麺」を柱として、創業時のカラーを受け継ぐ焼鳥ファミ リーダイニング「とりどーる」、自家製にこだわった醤油ラーメン専門店「丸醤屋」、神戸・ 長田の名物ぼっかけが持ち味の焼きそば専門店「長田本庄軒」など、厳選された14ブラ ンドで国内外に1000店舗以上を展開。五感で体験する食の感動と、世界に誇る日本発の おもてなしの心で、あらゆる国の文化・地域性を尊重したグローバル外食のリーディン グカンパニーを目指している。 もし、画像回収作業をi-Reporterなしで行った場合、年間8回あるフェアだけでも約200万円の 人件費がかかる計算です。それがほぼ削減できる効果は大きいと思います。 株式会社トリドール 恩田 和樹氏 世界で1000店舗以上を展開する 各店舗の状況を本部が把握し切れず 日本発の食のグローバルカンパニー 管理が疎かになり店舗QSCが低下 トリドールは、全国に780店以上を展開するうどん業界No.1の讃岐 そうした食の感動を提供するために基礎としているのが、QSC 釡揚げうどん専門店「丸亀製麺」を事業の主軸とし、他にも焼鳥ファミ (Quality;品質、Service;サービス、Cleanliness;清潔さ)の可視 リーダイニングや醤油ラーメン専門店、焼きそば専門店、カフェなど厳 化と日々の実践である。メニューやサービスの品質を維持・向上し、店 選した14ブランドで国内に約800店舗を展開する外食チェーンだ。ま 内の事故を未然に防止する安全対策とともに、常に衛生管理上のリス た積極的なグローバル戦略も進め、27の国と地域にその国の文化・ クと向き合うための定期的な店舗の衛生点検、問題点の発見、改善方 地域性を尊重した業態を展開し、国内外を含めると1000店舗以上を 法の周知および徹底がその内容だ。そのため同社は、iPadで運用する 展開するなど、日本発の食のグローバルカンパニーとして多方面から ペーパーレス“現場帳票”記録・報告・閲覧ソリューション「ConMas 注目を集めている。 i-Reporter」(以下、i-Reporter)を導入し、国内約800店舗の全店で、 同社の最大の目的 QSCをはじめとする帳票類のデジタル化と情報共有を進め、従来紙で は、「食」を通じた満足 は困難だった視覚的な情報の回収手段としても利用している。 と感動を創造すること 「i-Reporterの導入以前は、紙の帳票で業態別のQSCのチェック にある。特に「手作り」 シートを作り、店舗ごとに管理するようにしていましたが、さまざまな課 と「できたて」に徹底し 題がありました」と、第1営業本部 本部長(取材当時:第1営業部  てこだわる。そのために 営業サポート部 部長)の恩田和樹氏は語る。 選択した方法は、効率 最優先のセントラル キッチン方式をあえて 排除し、各店舗に製麺 機を設置して職人が粉 から麺を打ち、打ちたて・茹でたての本物のうまさを提供することだっ た。丸亀製麺では全店舗でフルオープンキッチンのデザインを採用する ことで、料理人の巧みな手仕事による調理シーン、厨房の機敏な動きと 音、食欲をそそる香り、そしてそれらの期待を裏切らない絶妙な味の全 てを堪能できる快適で実演性豊かな食の空間を提供し、客と作り手が 一体となるようなエンターテインメント性も重要なサービスと考えてい る。また、調理過程を見せることが「安心」や「共感」にもつながると信じ ている。 ❶
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i-Reporter 導入事例 株式会社トリドール様 具体的な流れとしては、営業時間中にチェックしたシートを、閉店後 運営に関わる情報を扱うためセキュリティの堅牢性も外せなかったが、 に店長がスキャナーでスキャンしてPDF化し、メールに添付してマネー i-Reporterは専用サーバーでデータを一元管理し、ID・パスワードに ジャーに送信。マネージャーは管轄する約10店舗から送られるPDFの よるユーザー認証、帳票に対する参照権限設定、SSL暗号化通信など 内容をチェックし、再びメールに添付して今度は約50店舗を統括する に対応しており、情報漏洩防止などへのセキュリティ対策も万全だと判 チーフマネージャーに転送する。チーフマネージャーが内容をチェック 断された。 した後はサーバーにアップロードし、本社の管理部門がそのPDFを さらに、恩田氏はスモールスタートが可能なi-Reporterの柔軟性の チェックするといった多段階のフローで管理していた。 高さにも注目したという。「システムの導入において、私は最初から準備 その影響から、各店舗で発生していることを本部が把握し切れず、管 に時間をかけるよりは、1店舗でも早くパイロット導入を開始し、運用す 理が疎かになり店舗QSCの低下を引き起こしていたと恩田氏は話す。 る中でエラーとなる要因を抽出し改善していくサイクルを回すことが有 「当社は“手づくり”と“できたて”のメニューを提供するためにセントラ 効だと考えています。その点i-ReporterはiPadだけで運用を開始する ルキッチンを持たず、各店舗で手仕込みの調理を行っているので、他の ことができるので、小規模で始めてノウハウを蓄積しながら順次拡大 外食チェーン店に比べて店舗サイドでの作業が増え、品質のブレが生 し、もし途中で致命的な欠陥が見つかっても大きな損失を被る前に抜 じやすい環境にあります。そのため、各店舗では工場と同じレベルの 本的な対策が打てると考えました」 QSCチェックを数時間ごとに実施して品質に気を配らなければなけれ ばなりません。しかし、従来の紙のチェックシートによる運用では手間 や時間がかかる上に、ルール通りにチェックしているのか、あるいは 100%提出されているのかを確認する術がなく、特にチーフマネー 紙の帳票では確認困難な店舗状況を ジャーや本社の管理部門は膨大な数のPDFを日々閲覧すること自体 画像回収で一目瞭然に状況を確認 が困難で、積極的な出店も続く中、QSCの状態をくまなく把握すること が難しい状況が続いていたのです」 トリドールは2014年2月にi-Reporterの導入を正式に決定した。最 そんな状況を改善するため、店舗がルール通りにQSCを実施し、そ 初は神戸市中央区の本社近くにある1店舗で試験的に運用を開始し、 のチェック結果が自動で回収されて、マネージャーや本部が正しく管 8月には首都圏を含めた10店舗に拡大。そして2015年2月に全店舗 理・把握した上でフィードバックできるような新たな仕組み作りが必 約800店への配備を完了した。 要になっていたという。 i-Reporterの導入により、店舗では画面上のチェックシートをタッ チしてQSCの結果を入力できるようになったほか、その情報を直接本 部のサーバーにアップロードする方法に変えたことで、蓄積した情報を 使い慣れた帳票をそのまま電子化可能と聞き B(I Business Intelligence)でさまざまな形に集計できるよう工夫した。また、独自の社内システムの「トリなび」にチェックデータやiPadで 導入までの時間とコストを削減できると直感 撮影した画像データを全て集約し、それをマネージャー、チーフマネー ジャー、本社の管理者が権限に応じて必要な項目を確認できるように システム化に向けた条件としては、1)店舗には顧客満足に直結する している。 サービスに注力してもらいたいので、使用者が使いやすいシステムであ ること 2)今後店舗が増えても管理者側の負担が増えない効率的に情 報集約が可能なシステムの2点が考えられた。 ペーパーレス化を徹底し、店舗でのPDF化やメール送信といった事 務処理を削減するため、まずはiPadをツールとしたソリューションの導 入を想定したという恩田氏。しかしその上で動くシステムをどのように 作るかの具体的なアイデアは当時なかったという。 「最初はシステムをフルスクラッチで開発することも考えましたが、効 果検証するまで時間がかかり、コストも増えてしまいます。そこで、でき るだけ理想に近いパッケージを導入しようとWebで探し回ったのです が、これがなかなか見つからなかったのです」 問題となったのは画面のデザインだった。店舗で働く社員には中高 年のスタッフも多いため、iPadになっても従来の紙のイメージに近い フォーマットで運用したかったのだが、iPad用ツールは画面に表示する 帳票デザインの柔軟性に欠けるものが多く、そのままでは採用は難し かったという。 「ある日、iPadを活用した導入事例をWebで検索していたところ、シ ムトップスのホームページでi-Reporterを見つけました。その紹介動 画を眺めていると、使い慣れた帳票をそのままのイメージで電子帳票 化できるというではないですか。これなら開発から導入するまでの時間 とコストを削減できるかもしれないと直感したのです」 そこでトリドールは、2013年12月にi-Reporterの検討を本格的に 開始し、クラウド環境での検証を実施した。その結果、データを収集す るためのツールとしての汎用性や、帳票作成などの生産性の高さに加 え、データを集める際の即時性が優れていると評価された。また、店舗 ❷
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i-Reporter 導入事例 株式会社トリドール様 店舗側でも、まずはQSC 「もし、画像回収作業をi-Reporterなしで行った場合、店長が会社 を含めた使用頻度の高い帳 支給携帯でPOP掲示の写真を撮り、それをメールに添付してマネー 票を優先してi-Reporterで ジャーに送信するとなると、年間8回あるフェアだけでも約200万円の 触ってもらうところからス 人件費がかかる計算です。それがほぼ削減できる効果は大きいと思い タートし、回収したデータを ます(」恩田氏) 元に現場へのフィードバッ さらに、報告方法が簡単になったため、迅速な回収が可能となり、本 クを継続することで習慣化。 部側の作業効率も大幅アップしているという。また、データ活用の面で そして徐々に帳票の種類を はi-Reporterと外部システムとの連携を株式会社ワイ・ディ・シーが 増加させ、現在は1日平均 行い、店舗が利用する帳票の事前準備から、記入後のデータ分析ま 営業時間中7回あるQSCチェックは、閉店後に まとめて報告していたものが、i-Reporter導入 95%以上の店舗が最低1回 で、スムーズに行うことができるようになった。 後リアルタイムでの報告が可能となり、QSCの は帳票を使用するほど業務 「i-Reporterは帳票だけ 質的向上を実現 に浸透している。 ではなくアイデア次第でさ 以前は、営業中に行う1日7回のチェック結果をその都度チェック まざまな活用方法がありま シートに記入し、閉店後それをPDF化して送付していた。現在は、 す。そのため、今後はより多 i-Reporteで帳票を電子化したため、チェック結果はすぐにデータ送 くの社員がi-Reporterを活 信、集約され、「店舗ごとの実施有無」や「全体の実施率」などの数値結 用できるよう触れる機会を 果として共有されている。情報収集の即時性アップと、結果の見える化 増やして行きたいと考えて によって改善が促進され、QSC自体の質は格段に向上している。セント います」と恩田氏は語ってく ラルキッチンを持たない丸亀製麺の超多忙な厨房においてこれほどの QSCチェック項目は全部で50件と多いが、紙の帳 れた。 頻度で活用されていることは、i-Reporterの運用容易性を証明するも 票よりは格段に使いやすく工夫されている 丸亀製麺を始めとするト のとして注目に値するだろう。 リドールの店舗網が今後、2000店、3000店と拡大しても「できたて 運用が軌道に乗った頃、 の、本物のおいしさを、すべてのお客様へ」という原点への思いは変わ 恩田氏は特に写真データが らずに持ち続けるだろう。そんな効率とは対極にある食の感動を追い 重要だと改めて感じたとい 求めるトリドールとともに、シムトップスはi-Reporterの拡張性と使い う。「季節ごとに新しいメ 勝手をさらに向上させて支援し続けたいと考えている。 ニューを開発し、それをフェ アとして拡販する際、各店舗 の入り口にPOP広告のパネ ルを掲示するようにしてい ます。紙のチェックシートの i-Reporterが搭載されたiPadは、防水、防塵処理 時は定位置に掲示されてい がなされたカバーで保護されている るか否かを◯か×で記入す るだけで、実際にはどのように置かれているかを確認することは困難で したが、i-Reporterになってからは入り口の風景を撮影した画像を回 収するだけで、マネージャーが一目瞭然に状況を確認しやすくなり、不 適切な場合はすぐに指示することができるようになりました」 また、試験的ではあるが、閉店後に冷蔵庫に残っている材料の写真 iPad, iPhone, Windowsタブレットによるペーパーレス『現場帳票』記録・報告・閲覧ソリューション を送ってもらうようにしたことで、過剰在庫を削減し、マネージャーは 店舗ごとの原価管理をより精密に実施する可能性が見えてきたとい う。効果が確認できればこの運用も標準フローに含めていく考えだ。 http://conmas.jp/ 紙帳票を廃止しi-Reporterに変更後 株式会社シムトップス i-Reporter & MC-Web CONTROLLER 営業グループ 年間約220万円のコストが削減 メール:conmas-sales@cimtops.co.jp 導入効果を試算したところ、報告方法を従来の紙帳票でのチェック / PDF化/メール送信から、iPad / i-Reporter運用にしたことで、 全店舗で年間約2400時間、金額に直すと約220万円の削減が可能 になる計算となった。 また、POPの画像回収作業で考えると、従来はチーフマネージャー が各店舗に設置された防犯用Webカメラをリモートで動かして店頭に http://www.cimtops.co.jp POPが正しく掲載されているかを1店舗ずつ確認していたため、約50 店舗管轄しているのでそれだけで3時間ほどかかる計算だが、 <東京本社> i-Reporter導入後は一斉に各店舗から画像が送られてくるため、確認 〒153-0061 東京都目黒区中目黒2-6-20 京急イマスビル6FTEL : 03-5721-4610 FAX : 03-5721-4612 作業は18分の1のわずか10分で済むようになったという。 ❸