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このカタログについて
ドキュメント名 | ConMas_i-Reporter_導入事例_日精株式会社様 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.2Mb |
取り扱い企業 | 株式会社RYODEN (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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i-Reporter 導入事例
日精株式会社様
機械駐車設備の保守点検の報告書作成にi-Reporterを採用。
メンテナンスサービスと営業部門の大幅な業務効率化を実現。
iPad, iPhone, Windowsタブレットによる
ペーパーレス『現場帳票』記録・報告・閲覧ソリューション
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i-Reporter 導入事例 日精株式会社様
1953年に設立された日精株式会社(以下、日精)は、メーカー機能と商社機
能を併せ持つ日立製作所の関連企業。メーカー機能としては主にビルやマ
ンションの附帯設備として設置される機械駐車場を設計・製造する機械駐
車設備部門、フリーズドライなどの高い技術を持つ凍結乾燥機部門などを
展開。商社機能としては産業用機械や通信機器を中心に取り扱っている。特
に地下設置式機械駐車設備では、業界トップクラスのシェアを誇るリーディ
ングカンパニーとして名を馳せており、東京スカイツリーなど多くのランド
マーク、オフィスビルに納入実績がある。近年は、東南アジアを中心にグロー
バルの事業展開も積極的に推進している。
エンジニアが現場でも操作しやすいタブレット上で稼働し、オフラインの利用も可能な
i-Reporterは、当社の報告書をデジタル化するのに最適なツールです。
日精株式会社 パーキングシステム事業部 メンテナンス本部 技術部 部長代理 及川知治氏
メーカー機能と商社機能を併せ持つ日精 紙で運用してきたメンテナンス報告書
機械駐車設備メーカーとして市場を牽引する 業務を非効率化する課題が山積
日精は、旧・久原財閥を源流とする久原商会を母体に1953年に設 機械駐車設備メーカーである日精では、設備の保守メンテナンス
立された企業。1962年に設立母体の久原商事を吸収合併するととも サービスも重要な業務の一つだ。機械駐車設備は数十年もの長期間
に、同じく旧・久原財閥系の日立製作所、日本鉱業(現・JXTGホール 使用し続けるため、安全な運用を担保するためには不可欠な業務と
ディングス)、日立造船の資本参加を得て企業規模を拡大。現在は日 なっている。そんな機械駐車設備のメンテナンス業務を担当するのが、
立製作所の関連企業として安定成長を続けている。 パーキングシステム事業部 メンテナンス本部。同本部 技術部 部長代
同社の特長は、メーカー機能と商社機能を併せ持っている点だ。 理の及川知治氏によると、日精では日本全国に約70カ所のサービス拠
メーカーとしては機械駐車設備、凍結乾燥機を中心に事業を展開して 点を構え、各拠点の保守メンテナンス担当エンジニアが機械駐車設備
いる。特に機械駐車設備の歴史は古く、1962年にドイツ・クルップ社 の設置場所を定期的に巡回して保守点検作業を行っているという。
との提携により事業に参入し、1963年には日本初の地下設置式機械 「当社では、全国約
駐車設備を製品化した。以来、機械駐車設備のリーディングカンパ 3,700カ所のビルやマ
ニーとして業界を牽引する立場にあり、オフィスビル、ホテル・デパート ンションと保守メンテナ
などの商業用施設、マンション・集合住宅など、さまざまな駐車場ニー ンス契約を結んでおり、
ズに対応するパーキングシステムを作り続けている。 サービス拠点のエンジ
また、医薬や食品製造現場で使われる真空凍結乾燥機メーカーとし ニアが各ビル等に設置
ても定評がある。真空・凍結・乾燥・減菌技術を融合させた同社の された機械駐車設備の
凍結乾燥機は、幅広い領域で高いシェアを誇っている。2008年度には 保守点検作業を行って
密閉チューブ方式の凍結乾燥機が日本産業機械工業会の機械振興 結果を報告書にまとめ
賞経済産業大臣賞を受賞するという実績も持つ。 ています。報告書は、契
一方、商社としては有力専門メーカーと連携し、加工、溶接、塗装な 約先であるビルやマン
どの各種機器をはじめ、表面実装関連機器、プリント基板製造設備、公 ションの管理会社、マン
害防止関連機器、環境保全機器など先端メカトロニクス技術を駆使し ションの管理組合等に
た産業用機械設備を取り扱っている。また、生分解性プラスチックなど 内容を確認してもらった
環境に配慮した物資・化成品、高度情報化社会に適合した情報・通 のち、各拠点ごとに束 日精株式会社
信機器などの製品・サービスを提供している。さらに近年は、グローバ ね、月1回程度の頻度で パーキングシステム事業部 メンテナンス本部技術部 部長代理 及川知治氏
ル化を見据えて海外へ進出。2013年には東南アジアにおける産業用 から本社へ送付してい
機械、物資・化成品の販売を目的とした子会社をタイに設立している。 ます(」及川氏)
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i-Reporter 導入事例 日精株式会社様
この報告書は、日精が機械駐車設備を取り扱い始めてから60年以 ジェクトを立ち上げ、ツールに求める要件を詰めていった。
上にわたって、すべて紙で行われていた。ここに業務の効率化が進まな 「まず、エンジニアが現場でも操作しやすいタブレット上で稼働する
い課題があったという。特に営業部門にとって大きな課題だったと、メン ツールを導入することに決めました。また、機械駐車設備の大半は地
テナンス本部 東日本メンテナンス営業部 部長の山内善光氏は話す。 下に設置されており、電波が届かない場所も多いため、オフラインでも
「営業部では、報告書に記載されている内容を見て、メンテナンスに 稼働するツールも要件にしました。さらに、設備が設置されているビル
必要な部品交換、設備の改修・更新などをお客様に提案することにな の物件情報を基幹システムからインポートできるシステム連携機能を
ります。しかし、本社に届いた紙の報告書の内容を確かめるのは、手間 備えていること、使い慣れた表計算ソフトで作成した報告書の画面を
も時間もかかる作業でした。場合によっては、メンテナンスが必要な案 取り込めるデザインツールを備えていることといった要件も挙げまし
件を見落としてしまうこともあります。また、各拠点から本社へ報告書 た(」及川氏)
が届くのは月1回程度なの
で、保守点検の結果をリア
ルタイムに把握できないこ
とも大きな課題でした」 i-Reporterで報告書をデジタル化
(山内氏) 保守サービスと営業部の業務効率化を実現
営業部が目を通す報告
書は、毎月300~ 400枚 日精からこれらの要件を満たすツールを探して欲しいという依頼を
程度。報告書の閲覧だけ 受けたニッセイコムが提案したのが、シムトップスの「ConMas
でも数時間を要していた i-Reporter」(以下、i-Reporter)だった。
という。情報の検索性が 「私たちもさまざまなツールを探しましたが、当社の要件に合致して
まったくない紙による弊害 いたのはi-Reporterが唯一でした。そのため、他のツールと比較するこ
と言ってよいだろう。 ともなく、i-Reporterを採用することにしました(」及川氏)
日精株式会社 日精では、まずは本社に
パーキングシステム事業部 メンテナンス本部 近いサービス拠点にアップ
東日本メンテナンス営業部 部長 山内善光氏 ル製タブレット「iPad」を導
入。i-Reporterを インス
トールしてデジタル化した
オフラインで稼働し基幹システム連携が必須 報告書のPoC(概念検証)
すべての要件を満たしたi-Reporterを採用 を入念に行った。PoCに協力した東京中央サービスセ
ンター センター長の小澤
こうした報告書に関する課題を解決するために、メンテナンス本部で 経一朗氏によると、導入当
は及川氏が中心となって報告書のペーパーレス化を検討し始めた。 初はエンジニアの間で戸惑
「紙の報告書をやめてデジタル化するにはどうすればよいか、手探り いがあったものの、業務効
で模索しました。まず、考えたのはMicrosoft Excelを使って報告書を
日精エンジニアリング株式会社 率化の効果は大きいと話
デジタル化するというものです。しかし、保守点検作業を実施するエン 東京中央サービスセンター センター長 す。
ジニアが現場でパソコンを開いて入力作業を行うのは大変です。同様 小澤経一朗氏 「タブレットを使った報告
の保守メンテナンス業務を行っている他社の中には、エンジニアが拠点 書を導入したことで、お客様に保守点検の結果を理解してもらいやすく
に戻ってからExcelに入力するようにしているケースもありましたが、そ なりました。従来の紙の報告書では、複写紙を使って報告書の一部を
れでは同じ作業を二度繰り返すことになり、効率的ではありません」 お客様に渡していましたが、筆圧の関係で文字のかすれが生じたり、エ
(及川氏) ンジニアが手書きした字が下手で読めなかったりしてクレームが入る
及川氏は解決策を探るべく、日精のIT部門である管理本部 情報シ こともしばしばありました。現在はタブレットで作成した報告書をモバ
ステムセンタの元木裕哉氏に相談した。 イルプリンタを使ってその場で印刷してお渡ししているので、非常に分
「メンテナンス本部からの かりやすいと好評です」(小澤氏)
相談を受け、当初はWeb また、これまでは設備の不具合個所をデジタルカメラで撮影し、事務
ベースの報告書システムを 所に戻ってから写真をプリントして報告書に添付するという作業を
内製化できないか検討しま 行っていたが、現在はタブレットで直接写真を撮影して報告書の中に
した。しかし、内製化すると 表示できるようになった。さらに、過去の点検履歴を確認したり、急遽
開発や運用管理の負荷が 必要になったマニュアルなどの資料を閲覧したりといったことも、わざ
かかります。そこで当社の情 わざ事務所に戻ることなく、現場でできるようになったことが大きな効
報システム子会社である 果だと話す。
ニッセイコムを通じ、報告書
に最適な帳票作成ツールを
探すことにしました」(元木
氏)
メンテナンス本部と情報 日精株式会社
システムセンタは、報告書の パーキングシステム事業部 メンテナンス本部
管理本部 情報システムセンタ 元木裕哉氏
デジタル化に向けたプロ
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i-Reporter 導入事例 日精株式会社様
メンテナンス本部 東日本
メンテナンス営業部 部長代
理の齊藤正志氏によると、
営 業 部 に と っ て も
i-Reporterの導入効果は
絶大だという。
「報告書がデジタル化さ
れたことで、営業に必要な情
報をすぐに検索し、お客様に
メンテナンスの提案を迅速
に行えるようになりました。
電話で指摘された不具合の
日精株式会社
パーキングシステム事業部 メンテナンス本部 個所も、リアルタイムの報告
東日本メンテナンス営業部 部長代理 書を閲覧できるのですぐに
齊藤正志氏
確認できます。定量的な効
果を計測しているわけではありませんが、間違いなく業務の生産性は向
上したと思います(」齊藤氏)
メンテナンスの早期対応が可能に
経営層から高い評価を得る
iPad, iPhone, Windowsタブレットによる
報告書のデジタル化を主導した及川氏によると、今回のi-Reporter ペーパーレス『現場帳票』記録・報告・閲覧ソリューション
は経営層の評価も上々だという。
「従来の紙の報告書とは違い、デジタル化された報告書では点検結
果をリアルタイムに監視し、メンテナンスが必要な場合には早期対応が
可能になりました。これにより、お客様の視点に立った高品質のサービ
スが提供できるようになったと、経営層からは高く評価されています」 http://conmas.jp/
(及川氏) 株式会社シムトップス ConMas i-Reporter 営業チーム
IT部門の元木氏は、報告書をデジタル化したことによって、データの メール:conmas-sales@cimtops.co.jp
二次利用を視野に入れているという。
「i-Reporterによって報告書をデータベース化することができました
が、今後は報告書のデータを“見える化”し、分析処理を行ってメンテナ
ンスや営業活動に二次利用できないか、現在検討を進めています」(元
木氏)
一方で元木氏は、i-Reporterに対する要望も忘れてはいない。
「ツールとしては非常に使いやすく、バグ対応を素早く実施してくれ 株式会社 シムトップス
るなどシムトップスのサポート体制には非常に満足しています。いまは http://www.cimtops.co.jp
i-Reporterに関する機能の改善要望を上げていますが、これも迅速に <東京本社>
対応してくれるものと期待しています」(元木氏) 〒153-0061
日本を代表する機械駐車設備メーカーとして、パーキングシステム 東京都目黒区中目黒2-6-20 京急イマスビル6F
TEL : 03-5721-4610 FAX : 03-5721-4612
市場を牽引する日精。同社が注力する保守メンテナンス業務の効率
化、品質向上を実現するためにも、i-Reporterは有効なツールとして <中部エリアオフィス>
今後も活用されていくに違いない。シムトップスでは、日精のように帳票 〒450-0857
のデジタル化を推進する企業の生産性向上を支援すべく、今後も 愛知県名古屋市中村区名駅2-45-14東進名駅ビル4階
i-Reporterの機能拡張や使い勝手の向上に取り組んでいく予定だ。 TEL:052-856-2060
<刈谷セミナールーム>
〒448-0857
愛知県刈谷市大手町2-29INO(イノ)ビル5階
TEL:052-856-2060
<関西エリアオフィス>
〒600-8009
京都府京都市下京区四条通り宝町東入ル函谷鉾町79
ヤサカ四条烏丸ビル4階
TEL:075-585-5310
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