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dbSheetClientを導入し、シャープ、九州旅客鉄道(JR九州)、鴻池組、紀文食品、日鉄物流広畑、呉信用金庫など、Excel管理の業務効率を上げたユーザー事例集
『dbSheetClient』は、工数管理、請求書発行などExcelで管理しているデータをカンタンに低コストで管理・集計できるWebシステムです。データの入力には慣れ親しんだExcelシートをそのまま使えるので、システム移行時の教育工数がかかりません。
【掲載企業】
■シャープ株式会社様(新PSIシステム)
■九州旅客鉄道株式会社 (JR九州) 様(勘定明細内訳システム/予算申請システム )
■株式会社鴻池組様(プロジェクト/ 原価管理システム)
■株式会社紀文食品様(品質検査システム)
■日鉄物流広畑株式会社様(能力評価管理システム)
■呉信用金庫様(出資受付登録 / 案件総合管理)
■産業用電気機器 卸売業様(営業支援システム)
■SOLIZE Products株式会社様(生産管理システム/生産管理・業務支援システム)
■ナラサキ産業株式会社様(成約引合管理システム)
■株式会社デンソーテン様(生産情報管理システム)
■株式会社永谷園様(検査情報システム)
■他
このカタログについて
ドキュメント名 | dbSheetClient ディービーシート・クライアント ユーザー事例集(20社収録) |
---|---|
ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 28.8Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社ニューコム (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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安く・早く・確実に Excel・Access の
現場業務を改善したいシステム担当者様へ
多くの企業に、多くの人に…
拡がる活Excel
1 業務の精度とスピードの大幅アップ
2 セキュリティ機能を活用し、内部統制もクリア
3 現場で慣れ親しんだ Excel / Access 画面をそのまま活用
4 変化に迅速対応し易い、内製化が可能
ディービーシート・クライアント
ユーザー事例集
( シャープ様など 20 社の導入事例 )
・株式会社 デンソーテン ・株式会社 紀文食品 ・一宮運輸 株式会社
生産情報管理システム 品質検査システム 国際物流管理システム
株式会社 永谷園 ・富士ゼロックス 株式会社 ・株式会社 鴻池組
検査情報システム 請求書カスタマイズシステム プロジェクト / 原価管理システム
・シャープ 株式会社
・綜合エナジー 株式会社 ・NEC ネクサソリューションズ
新 PSI システム
総合管理システム 予算マネジメントシステム
・株式会社 黒田製作所 ・ナラサキ産業 株式会社 ・日鉄物流広畑 株式会社
金型製作専用システム 成約引合管理システム 能力評価管理システム
・SOLIZE Products 株式会社
・産業用電気機器 卸売業 ・呉信用金庫
生産管理システム
営業支援システム 出資受付登録 / 案件総合管理
生産管理・業務支援システム(第二弾)
・株式会社 上州屋 ・荒川区社会福祉協議会
・株式会社 みうら 勤怠・シフト管理システム 勤怠管理・職員人事台帳システム
見積作成、納期・工程進捗管理
・ (JR 九州)
・ウシオ電機 株式会社 勘定明細内訳システム
見販売見通計画システム 予算申請システム( 第二弾)
株式会社ニューコム
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INFORMATION
この冊子でご紹介しているユーザー事例内容は、弊社ホームページにも掲載させていただい
ております。ホームページではより詳細な内容を掲載しておりますので、
ぜひ「ユーザー導入事例」ページも合わせてご覧ください。
https://www.newcom07.jp/uservoice
dbSheetClient( ディービーシート・クライアント ) の詳細については、当社ホームページ
の dbSheetClient ページをご覧ください。
https://www.newcom07.jp/dbsc
プレゼンセミナーでは、初めての方にも事例を交えて解りやすく説明していますので、
ぜひセミナーをご活用ください。
https://www.newcom07.jp/seminar
モバイルからのアクセスは
QR コードをご活用ください。
Excel / Access はマイクロソフト社の商標または登録商標です。
SAP、SAP ロゴ、記載されているすべての SAP 製品およびサービス名はドイツにある
SAP SE やその他世界各国に おける登録商標または商標です。
その他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
株式会社ニューコムはマイクロソフト社の認定ゴールドパートナーです。
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contents
株式会社 デンソーテン 様 ............................................................................................................. 4
株式会社 永谷園 様 ......................................................................................................................... 6
シャープ 株式会社 様 ..................................................................................................................... 8
株式会社 黒田製作所 様 .............................................................................................................. 10
SOLIZE Products 株式会社 様 ............................................................................................... 12
SOLIZE Products 株式会社 様(第二弾) .............................................................................. 14
株式会社 みうら 様 ...................................................................................................................... 16
ウシオ電機 株式会社 様 .............................................................................................................. 18
株式会社 紀文食品 様 .................................................................................................................. 20
富士ゼロックス 株式会社 様 ...................................................................................................... 22
綜合エナジー 株式会社 様 .......................................................................................................... 24
ナラサキ産業 株式会社 様 .......................................................................................................... 26
産業用電気機器 卸売業 様 (本社所在地 : 東京都) ............................................................... 28
株式会社 上州屋 様 ...................................................................................................................... 30
........................................................................................................................................................ 32
.....................................................................(...第....二....弾....).................................................................... 34
一宮運輸 株式会社 様 .................................................................................................................. 36
株式会社 鴻池組 様 ...................................................................................................................... 38
NEC ネクサソリューションズ 株式会社 様 ............................................................................. 40
日鉄物流広畑 株式会社 様 .......................................................................................................... 42
呉信用金庫 様 ............................................................................................................................... 44
社会福祉法人 荒川区社会福祉協議会 様 ................................................................................... 46
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株式会社 デンソーテン 様 https://www.denso-ten.com/jp/
dbSheetClient を使って MS-Access で作成した ADP 資産を
そのまま活用して「生産情報管理システム(ProMAS)」を
新システムへレベルアップ !!
dbSheetClient サーバーで、リソースの一元管理(集中管理)を実現 !!
スクラッチ開発(VB)と比較して、開発費用(約 1/10)、開発工数(約 1/3)で、新システム構築 !!
基幹システム(生産管理)と連携(各種マスターデータなど)、また、製造に関わる各種システムとも連携して、全体最適なシステムを目指します !!
システム構成図
生産情報管理システム(通称:ProMAS)
利用部門:生産管理室、製造室
利用人数:150 名
ProMAS は、以下の 3 つのサブシステムから構成されます。
日程計画、負荷工数、生産指示、かんばん設定表、
①マシン工程
生産進捗、稼働実績、検査・修理実績
生産指示、基準日程表、少量品管理、倉入実績、
②組立工程
負荷工数、加工日程表、作業日報
DB ダウンロード処理
③マスター管理
(ホスト基幹システム⇒ ProMAS)
システム規模
□ フォーム数:465 □ ストアドプロシージャ:433
( サブフォームを含む) □ 開発着手 : 2019年4月
□ テーブル数:193 □ 本番稼働 : 2020年1月
※小山製作所では、カーナビゲーション、マルチアングルビジョンを製造
□ レポート数:98
システム概要
当社、小山製作所では、2005 年に MS-Access(MDB)を使っ □ 作業日報(実績取り組み) □ 小日程計画画面
て、製造工程管理支援システムを構築しました。このシステムは、
各組立ラインの作業実績管理(作業日報)と生産進捗管理を支援
するツールとしてスタートしました。作業実績管理では製品別作
業工数を集計し、ホスト基幹システム(原価計算)へのデータ転
送作業を自動化しました。
2010 年には、生産量に応じて中量品はトヨタ後補充生産の
仕組みを取り入れ、小量品については新たに日程計画作成機能を
構築し、生産管理業務の効率化を図りました。更に基板実装ライ
ンの工程管理システムを構築しデータ連携を行いました。しか
し、データ量の増加にともない、レスポンスの悪化が課題となり、
データベースを SQL Server へ移行し、システムを再構築(ADP
化)することにより、レベルアップを行ってきました。その後も
ユーザーのニーズに応じたシステム改善と機能追加を行い、生産 □ マシン稼働実績入力 ⇒ 仕掛完了
情報管理システム「ProMAS」として運用して来ましたが、今回、
MS-Access2010 のサポート終了(2020 年 10 月)により、
ADP I/F が廃止されたため、dbSheetClient を導入して MS-
Access(ADP 資産)をそのまま活用した新システムへ移行する
ことができました。
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□ 画像検査>稼働実績入力 ⇒ 仕掛完了
□ 加工日程検索画面
□ 仕掛実績検索画面
□ 検査実績入力 ⇒ 仕掛完了
システム導入前の課題・要望
MS-AccessのADP I/Fを使ったシステムは、特に問題はありませんでした。MS-Access2010のサポートが終了(2020年10月)することで、
MS-Access2013 以降のバージョンから ADP I/F が廃止されたことが大きな問題となり、システム再構築の検討をスタートしました。本音を言
えば、マイクロソフトさんが MS-Access2013 以降でも ADP I/F を継承していただければ問題は無く、ニューコムさんにも問合せすることも
無かったと思います。MS-Access と SQL Server を使用したシステム開発で ADP I/F はすごくいい仕組みで操作性やレスポンスもまったく問
題ありませんでした。
当社デンソーテングループの標準は、Microsoft Office365 に移行しており、このままでは MS-Access(ADP)で構築したシステムが使用
できなくなり、業務への影響が大きいため、対象システムを洗い出し、最優先で生産情報管理システム「ProMAS」の移行方法について、関係部
門と検討を始めました。それが 2018 年の 8 月頃でした。
dbSheetClient・Access 対応版を採用した理由
上記の通り、MS-Access2010 のサポート終了と MS-Access2013 以降では、ADP I/F が廃止されたことで、先ず、生産情報管理システム
「ProMAS」の移行について、次の順番で検討を行いました。
まず最初に、ProMAS の機能別に必要性(無くなった場合の影響度)を調査し、代替え手段や別システムへの移行を検討しました。
当社の神戸本社や中津川製作所のシステムで利用できるものはないか、また、平行して情報システム部門にシステム再構築を依頼しましたが、
納期(2020 年 10 月)までに出来ないということで、次に外部のシステム開発会社に相談したところ、スクラッチ開発になり、その開発費用が
想定以上で納期も 2 年以上掛かることで断念しました。そしてインターネットで調べていたところ、ニューコムさんの「dbSheetClient」という
製品を見つけました。
ちょうどそのころ製品紹介のセミナーがあり、情報収集を兼ねて参加させていただきました。セミナー終了後、開発部門の方と話しをさせてい
ただき、現行システムの画面やレポートをそのまま使用することで開発工数が短縮できることがわかりました。そこで気になったのは処理レスポ
ンスです。現行システムと比べて、dbSheetClient は、専用のサーバーシステムを使用するためです。そこでニューコムさんの開発スタッフに協
力していただき、当社の開発環境でテストを行い、処理レスポンスは問題ないレベルであることを確認しました。
そうして、2019 年度の設備投資予算の確保と稟議決裁をいただき、dbSheetClient による開発に着手することができました。開発費用はスク
ラッチ開発(Visual Basic)と比べて約 1/10、開発工数は約 1/3(8 ヶ月)で新システムが完成しました。
システム導入の効果
開発者の立場 一つは、システムのバージョン管理ですね。常に最新のシステムをユーザー(利用者)に提供できること。dbSheetClient サー
バーに変更した Access プログラムをアップロードすれば、自動的に更新される。この仕組みには助かります。これで、各クラ
イアント PC に、Access プログラムをコピーする手間がなくなりました。そして、やはり現行システムの画面やレポートがそ
のまま使用できたので、開発工数が大幅に削減できました。今までの開発してきた資産(Access ADP I/F システム)がそのま
ま使えるのが何よりもメリットです。今回は、優先度により ProMAS を移行しましたが、それ以外のシステムも効率良く移行す
ることが可能になりました。
利用者の立場 今回のシステム再構築において効果は正直ないのですが、2020 年問題(MS-Access2010 のサポート終了)にともなう、
代替えシステムへの移行やマニュアル作業の増加を考えると、余計な負担や工数が増えずに、今まで通り、同じシステム(画面、
レポート)が同等の操作性で使えることが何よりもメリットだと思っています。
管理者の立場 MS-Access2010 のサポート終了(2020 年 10 月)までに、問題なく、そして余裕を持って、新システムに移行すること
ができたことです。もちろん、開発費用、開発工数について、当初、スクラッチ開発を検討した時はどうなることかと思ってい
ましたが、幸い、早い時期にニューコムさんと縁を持たせてもらって、当社として、ベストな選択ができたと思っています。あ
りがとうございました。
今後について
今年度に入って、他部門のシステムを dbSheetClient を使用して、ProMAS 同様に再構築を進めています。特にホスト基幹システム(生産管
理)の各種マスターデータは、同じようなデータを使用していたので、ProMAS のデータベースで一元管理を行い、共有することでデータ管
理の効率化を図っています。開発部員も 1 名増員して、更に現場の業務改善も含めて、dbSheetClient を有効に活用できると思っています。
dbSheetClient には Excel 版もありますので、Excel 業務のシステム化にも取り組んで行きたいと思っています。
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株式会社 永谷園 様 http://www.nagatanien.co.jp/
食の安全に関わる検査「微生物、理化学、残留農薬、食物アレル
ギー、重金属など」約 350 項目に及ぶ「検査情報システム」を、
dbSheetClient で構築!
検査データを一元管理することにより、検査依頼者も検査担当者も業務効率が格段に向上!
検査依頼者と検査担当者の業務時間を、年間、約 1,000 時間削減!
システム規模 システム構成図
検査情報システム
■ 入力画面:41
■ 内部処理用:7
■ 印刷:3
■ マスタ入力用:6
■ SQL:78
■ マクロ:19
■ 開発着手 : 2018年5月
■ 本番稼働 : 2019年6月
システム概要
当社、中央検査室では、各部署「商品開発、商品企画、原料購買、研究開発部門、品証部門」などからの検査依頼を受け、安全性の検証な
どを、検査、試験を実施し、検査結果を依頼部署に回答しています。
検査内容としては、商品原材料の定期的な検査や、生産された商品の検査に加え、新商品の開発段階における安全性の検証や、商品設計の
妥当性を評価する場面においても、特性に応じた様々な検査や試験を行っています。
検査項目には、微生物検査、一般理化学検査、食物アレルギー、残留農薬、動物用医薬品、重金属、食品成分、カビ毒などがあり、年間約
2,300 検体に対して 15,000 件を超える検査を行っています。
これら一連の検査作業を、今回、dbSheetClient を導入して「N-Labosystem:株式会社永谷園 検査情報システム」を構築して、検査
業務全般について行っています。
□ トップ画面
□ 検査依頼一覧画面
□ 検査依頼画面
□ 結果入力画面
□ 検査結果検索画面
□ 検査成績書画面
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システム導入前の課題・要望
当社、中央検査室では、先にも述べましたが、食の安全に関する、微生物、理化学、残留農薬などと言った、高度で多岐に渡る厳しい、検
査を日々実施してきました。
その検査の種類・項目に合わせ、チームごとに MS-Access で、それぞれに検査システムを構築していましたが、それに伴いデータベー
スも増えて行きました。最終的には、5 個のデータベースがありました。
この様に、データベースが増えることにより、情報の共有が十分とは言えませんでしたので、過去の検査データを十分に把握できずに、同
じモノの検査依頼など、類似の重複検査なども結構ありました。
また、検査依頼の書類も複数あり、依頼者も、どの書類を使い、どこに依頼を出せば良いのか、迷うことも結構ありました。さらに、それ
らの説明にも時間が掛かり、本来の検査業務以外の作業に追われることも多々ありました。
年々、増加してくる検査依頼件数や、検査項目要望の対処にも限界を感じつつある中、さらに上記に示した多くの課題もあり、それらの解
決が、現場からも急がれていました。
dbSheetClient を採用した理由
上記の課題と要望を解決する為に、dbSheetClient と、各種パッケージソフトについて比較検討しました。
選定基準で、重要なことは「従来の仕組みを残せること」を念頭に検討した時、パッケージソフトは、現場業務をパッケージソフトに合わ
せる必要があり、現場業務の流れを変えることになり抵抗がありました。さらに、パッケージソフトには、当社では不要な機能があったり、
当社の業務の流れで、カスタマイズを行う場合、費用が高額になると判断しました。
逆に、dbSheetClient は、他社さんの事例を見て「これは良いのでは」と思い、ニューコムさんに来て頂き、説明を聞いて、下記内容を確認し、
導入を進めていきました。
① 現状の仕組みに合わせて、カスタマイズができること。
② データ統合(一元管理)ができること。
③ 現状の課題・要望が解決できること。
④ 開発の協力を行って頂けること。
dbSheetClient を導入して、ニューコムさんに開発の協力(受託開発)を行って頂きながら、下記内容を整理してシステム構築して行きました。
① 現在の検査内容・品質基準を落とさずに、検査の流れや書類を整理しました。
② MS-Access で構築した検査システムはありましたが、そのまま残して、今回は思い切って、その検査の流れや書類を、MS-Excel に置
き換えて、dbSheetClient でシステムを構築して行きました。
システム導入の効果
やはり、大きなメリットとしては、データベースを一つにまとめることにより、検査依頼者も検査担当者も業務効率が格段に向上しました。
具体的には、
① 過去、誰が、どの様な検査依頼を出したのか、画面を見れば分かるので、同じ様な重複した検査依頼もかなり減りました。
② 検査依頼者から検査担当者に、過去の「年間のこれくらいの検査結果を下さい」「こう言ったデータが欲しいな」と言う時に、聞かなくても、
自分で調べられるので、互いに仕事がしやすくなりました。
③ 導入前は、検査項目ごとに検査依頼を出していましたが、導入後は、一回入力して、検査依頼と検体サンプルを出せば、必要な検査項目
を実施してくれるので、検査依頼者側も業務効率が向上しました。
④ 導入前は、検査依頼を出しても、その進捗状況が見えづらく「いつ終わるのかな?」と言った、ストレスがあったのですが、今は、画面
で進捗状況が一目でわかるようになりました。
⑤ さらに、報告書が必要であれば、検査依頼者が必要に応じて、pdf ファイルに出力できるので、検査担当者が作成することは7・8割、
軽減されました。
他にも、下記のような効果がありました。
① 社内の仕組み上、検査依頼のルートを統一しにくかった検査も、一律に今回のシステムに乗せることができました。
② 検査の流れと書類が整理されることにより、検査依頼者への説明時間が軽減されました。
③ 検査依頼者も、検体サンプルをどこに持って行けば良いのかが、すぐにわかるようになりました。
④ 協力会社や産休から戻ってきたメンバーへの、検査業務の教育、検査の流れの説明時間も軽減できました。
⑤ 検体サンプル返却の流れも、明確にすることができました。
現時点で、導入前と導入後の検査依頼者、検査担当者の業務時間を比較算出したところ、年間、約 1,000 時間の削減が実現できるようになりました。
今後について
今回は、中央検査室の中での、データベースの統合でしたが、フェーズⅡの計画として、今後は、各工場間を結んで、さらなる品質向上に
努めて行きたいと思います。
また、将来的には、検査機器の種類等の課題はありますが、それらの検査機器からデータを取得し、今回のシステムと連携して、さらなる
業務効率の改善を行いたいと思います。
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シャープ 株式会社 様 http://www.sharp.co.jp/
Excel I/F の新 PSI システムを構築!
各営業部門と生産企画部門における情報一元化を実現!
生産投入の精度向上と経営課題である在庫削減にも貢献!
約 600 名がシステムを利用、更に新 PSI システムは進化を継続中!
システム規模 システム構成図
新 PSI システム 新 PSI システム
■ テーブル数:150 ■ マクロ数:352
■ 画面数:90 ■ シート数:8
■ 印刷(帳票数):31 ■ 開発着手:2015 年 8 月
■ タスクセット数:1030 ■ 本番稼働:2016 年 1 月
■ SQL:196
※ 開始着手から本番稼働後もしばらくは、ニューコムさんの協力を
いただきましたが、 現在は、当社のスタッフだけで、開発・メン
テナンスを行っています。
システム概要
新 PSI システム(PSI 管理機能) <システム運用イメージ>
当社では、喫緊 ( きっきん ) の経営課題である在庫削減と販売機会の 営業部門と生産企画部門の間で連携される「販売見込」と「生産手配」
最大化に向けて、販売系 PSI 業務において生産投入の精度向上を目的と を一箇所で集計/管理する仕組みを構築
して、先ず情報一元化による販売系 PSI の効率化を図るため、各事業部
営業部門と生産企画部門の要望を盛り込み、新 PSI システムを構築しま
した。
システムの主な機能は、「PSI 入力」、「会議資料出力」、「SAP データ
取込」、「実績データ取込」、「履歴保存」、「締管理」、「システム連携」、「マ
スタメンテナンス」になります。それぞれの機能概要は、以下の通りです。 新 PSI システム
・PSI 入力・・・営業部門、生産企画部門において、PSI データの登録、参照
・会議資料出力・・・PSI 会議のための会議資料の出力及び各種データ抽出
・SAP データ取込・・・自動で SAP データの取込 □ 営業部門 入力画面1
・実績データ取込・・・実績データの取込
・履歴保存・・・PSI 会議の結果を履歴として保存
・締管理・・・データ入力の締を管理
・システム連携・・・ SAP システムへの納期回答送付
・マスタメンテナンス・・・通貨レートや各種属性情報のマスタのメンテナンス
□ 営業部門 入力画面 2
□ 新 PSI システム トップ画面
□ 営業部門 入力画面 3
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□ 生産企画部門 入力画面 □ システムの特徴
① 色々な状況や特徴の異なる事業毎に
柔軟に調整された入力画面がある。
□ PSI 会議 集計画面
②
その情報が上手く統一されたフォーマットに
取りまとめられ会議資料となってそのまま
使用できる。
システム導入前の課題・要望
2015 年 4 月から 6 月にかけて、各事業部営業部門と生産企画部門を対象に、課題・要望をヒアリングしました。
※ヒアリング時には、これから構築するシステムを想像し易くするため dbSheetClient でデモシステムを構築(2015 年 2 月)して紹介しました。ヒ
アリングの結果、大きく 5 つの課題と要望が上がってきました(以下)。
① 営業部門では、SAP に売上情報を入力している。同一情報の二重入力による手間と人為的な転記ミスは避けたい。また、色々なデータベースに登録さ
れているマスタを参照できるように、他システムとの連携 (SAP システム / マスタ他 ) を可能にしてほしい。
② データには、「実際の数字」と「必達目標を表す数字 ( 目標値 )」があり、現場では、両方を管理する必要があるため、両方の情報を一元管理できるよう
にしてほしい。これにより、例えば、目標値に対し、どういう進捗なのか等のスムーズな管理を実現できるとよい。
③ 組織間 ( 営業部門と生産企画部門 ) の情報共有が図れていない。例えば、情報交換している担当者同士ではわかっていても、上司に伝わっていないとか。
このため、営業部門が更新した情報の通知機能やデータベース機能等によって、リアルタイムに組織間で共有できる仕組みを構築してほしい。
④ 各事業部の営業部門毎に何種類もの入力フォームがあり管理すべき軸も異なっている。さらに PSI 会議で使うフォームも存在する。現場にこのシステ
ムを抵抗なく根付かせるためには、このような様々な入力フォームの意味を理解し継承し対応してほしい(強引な統一化不可)。
⑤ 各事業部の営業部門、また担当者で、数字の確からしさ ( 信憑性 )、いわゆるランク付けの共通認識が取れていないので、ランク基準の明確化、更には、
ランクの自動算出ができるようにしてほしい。
以上、SAP システムや他システムとの連携、データベース一元管理で、各事業部営業部門と生産企画部門間の情報不整合の解消や業務の効率化を実現す
るシステムの方針を決定しました。
dbSheetClient・Excel 版を採用した理由
2014 年当時、PSI 業務を刷新する必要性に迫られていました。その理由は、在庫が増えていたことと、その改善を図ろうにも、営業の販売見込みの精
度が低く、生産投入が遅れがちになるとか、過剰生産につながるといった悪循環に入ってしまっていて、これの一点突破が願われていたためです。当初は
何社かの比較をしていましたが、最終的にニューコムさんともう 1 社の 2 社に絞って、比較しました。
検討したポイントについて
① 機能的な面では、現場が Excel 業務主体なので Excel 機能がそのまま使えること、それでいてデータベース化ができ、オンライン更新ができること。但し、
営業は業務上オフラインで Excel 編集でき、それを取り込む機能も求めるので、必要シートのダウンロード ( 出力 ) と編集後のシートのアップロード ( 取
込 ) もできること。
② システムを開発会社に作ってもらっても、メンテナンスは自社サイドで受け取れること。従って、開発可能な環境があって、それでシステムを拡張できること。
③ 現場には多くの Excel 業務が散在しているため、他の業務にも展開可能であること。
以上の 3 点について、比較検討を重ねた結果、ニューコムさんに決めたわけです。
システム導入の効果
これまで、Excel を複数部門がメールで送受信し、その Excel を何度も集計しながら更新していましたが、今回、新 PSI システムが立ち上がることで、
全ての入力データをデータベースに格納するようになり、関係する複数部門が同時にアクセスして販売見込情報や生産情報の一元管理を実現できたので、
営業部門と生産企画部門の Excel のやりとりやそれに付随する全ての業務が不要になりました。これにより、現場からも「これまで苦労していた業務が楽
になっただけでなく何時でも正確な最新情報が共有できるようになった」という声が聞けるようになりました。
これまでも、業務効率化のためのシステム化をするアプローチは色々とトライしてきましたが、今回のニューコムさんの dbSheetClient を使って 1 番
良かったことは、ユーザーインターフェースが Excel だったことです。現場が今まで業務で活用してきた使い慣れた Excel 画面をそのまま使い入力でき、
しかもそれがそのままデータベースに格納されることで、システム化により要求される機能を実現していくことができました。すなわち、新 PSI システム
導入により、今の状況をタイムリーに確認でき、それに応じた手を打てるようになり、管理の精度が格段にレベルアップできたことは事業健全化に貢献し
てくれていると思っています。具体的には、営業の実際の数字の変化が毎週、毎週、皆で確認でき、その意味合いや課題の共有が図れ、経営計画の見直し
などがスムーズとなり、経営計画に対する事業管理の精度が確実に上がっています。
以上のことから、定量的に表すのは難しいですけれど、かなり大きな効果が出せるシステムが構築できたと思っています。
今後について
2017 年度上期、新 PSI システム上に、基本計画システムを融合して、10 月以降の基本計画を登録、ディスプレイデバイスカンパニー全体の情報の一元化
を図りました。2017 年度下期は、ハンド集計作業・重複作業の撲滅に向けて、「基本計画 - 実績・見込対比」実業務へのシステム利用を推進したいと思います。
また、dbSheetClient を導入した目的の 1 つには、他 Excel 業務のシステム化があります。これからは、これにも目を向けて取り組んでいきたいと思います。
まず、ターゲットとしては、経理業務における情報の共有化など、できる所から取り組んでいくつもりです。
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株式会社 黒田製作所 様 http://www.kk-kuroda.co.jp/
dbSheetClient を使って内製化
金型製作における専用システムとして、
基幹データベースシステム「KUROP(クロップ)」を構築!
マスタデータ管理、金型受注管理、金型入出庫管理、仕入販売在庫管理など、現場業務を強力に支援する専用システムが稼働中!
入力時間の大幅な短縮! 部門間の情報共有も実現! 更に、現場業務を支援する専用システムを検討・開発中!
システム構成図
既存の CSV データを SQL データへ移行し、 管理部・営業部 技術部・製造部
黒田製作所の基幹データベースシステム 黒田製作所 _ マスターデータ 旧 CSV-DB
として運用しています。 (dbSheetClient) システム
dbSheetClient で構築されたシステム名を 【 既存エクセルマクロブック 】
「KUROP(クロップ)」の愛称で利用しています。 金型受注管理システム 金型入出庫管理システム ・作業日報 / 集計(dbSheetClient) (dbSheetClient) ・加工工程計画 / 加工指示書
KUROP = kuroda production control system ・部品表・・等
利用者:管理部・技術部・営業部・製造部 仕入販売在庫管理システム なんでも情報閲覧エリア
(dbSheetClient)
約 30 名 / 利用拠点:日本国内 (dbSheetClient)
システム概要・規模
1:黒田製作所 _ マスターデータ管理 2:金型受注管理システム
定型情報をマスター化し、紐付く全ての情報を 金型製造指示書を DB 化、金型手配進行表
一元管理化しました。 (社内/国内/海外)を自動作成、配信します。
また情報をマスター化することで、管理部及び さらに SQL-DB から CSV を自動出力し、
各部門長がそれぞれで幾つも作成している帳票 既存 CSV の DB である「型別概略」の機
の作成工数を削減する原本データとなります。 能に問題無き様、システムを構築しました。
■テーブル数 : 16 ■ 画面数 : 20 ■テーブル数 : 5 ■画面数 :10
■印刷(帳票数) : 0 ■タスク数 :122 ■印刷(帳票数) : 6 ■タスク数 : 176
■ SQL 数 :SQL 実行(53) データ照会(13) テーブル更新(22) ■ SQL 数 :SQL 実行(92) データ照会(10) テーブル更新(41)
■マクロ数 :3 ■計算式数 : 100 ■シート数 : 25 ■マクロ数 :1 ■計算式数 : 400 ■シート数 : 15
■開発着手 : 2013 年 11 月 ■本番稼働 : 2015 年 11 月 ■開発着手 : 2014 年 11 月 ■本番稼働 : 2015 年 11 月
3:黒田金型入出庫管理システム(金型設変・修正指示書管理/トラック手配管理)
営業から発行される全ての修正・設変指示書へ管理 No を発行し、指示書をデータベー
スで管理するようにしました。それまで製造部で発行・管理していた帳票は廃止とし、
それに代わる場内回付帳票を自動出力しています。
そして上記までの情報を基にトラック手配の管理を行います。また毎日、20型を超え
る割り込みが入るため、トラック運行ルートの作成・変更をシステム化する事で、手作
■テーブル数 : 5 ■画面数 :18 業で行っていたトラック管理の煩雑な業務を簡略化し、見える化を実現しています。
■印刷(帳票数) : 11 ■タスク数 : 303
■ SQL 数 :SQL 実行(165) データ照会(15) さらにシステムでは混載・往復便への対応、日割り社内便ルート指示書、運送会社への
■マクロ数 :13 ■計算式数 : 425 ■シート数 : 31 注文書自動発行等の機能を設けています。
■開発着手 : 2015 年 4 月 ■本番稼働 : 2016 年 2 月
4:仕入販売在庫管理システム 5:なんでも情報閲覧エリア
型番と購買品、修正・設変管理 No につ データベースにある情報を、場内各組織の閲
いて、全てが紐付いた形で管理が出来る 覧権限にて閲覧出来る仕組みを構築しまし
仕組みを構築しました。そして今まで使 た。さらに各織体・部門毎に専用の閲覧ペー
用していたシステムは廃止としました。 ジを用意し、情報の共有化を図っています。
■テーブル数 : 6 ■画面数 :18 ■テーブル数 : 2(ビュー) ■画面数 :11
■印刷(帳票数) : 9 ■タスク数 : 261 ■印刷(帳票数) : 1 ■タスク数 : 135
■ SQL 数 :SQL 実行(83) データ照会(42) ■ SQL 数 :SQL 実行(15) データ照会(29)
■マクロ数 :4 ■計算式数 : 335 ■シート数 : 25 ■マクロ数 :0 ■計算式数 : 30 ■シート数 : 10
■開発着手 : 2016 年 2 月 ■本番稼働 : 2016 年 5 月 ■開発着手 : 2016 年 1 月 ■本番稼働 : 2016 年 3 月
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システム導入前の課題・要望
① 当社は、これまで CSV データを使ったデータベースをサーバー上で運用管理し、有用な蓄積データを後工程で活用してきました。
前工程で入力したエクセルデータはエクセルマクロによりサーバーへ送信、CSV 形式で保管・管理され、後工程でデータを活用する事で同じ
情報を再度入力しない仕組みを、長年を掛け第一製造部において開発・運用してきました。しかし、年々マクロの数が膨大になり、複数に渡る
CSV データへのアクセスと、それからのレスポンスや画面に表示するだけでも時間がかかり、限界を感じていました。さらに、それらの CSV デー
タやマクロを作成してきた担当者が、定年を迎える時期にありましたので、なによりも喫緊の課題でした。
② エクセルで、トラックの手配書を作成していました。
新規の金型や修正・設計変更の金型を、社内便・社外便・客先便などを使い移動するのですが、毎日 20 型前後の割り込みが入る状況の中、
運行・空き状況の確認・変更の業務は殆ど手作業状態でした。データベースにも残らず、あとで集計したりする事もできない状況でした。
③ 別システムで、仕入購買管理をしていました。
これはエクセルではなく、別のシステムでデータ(注文内容、出荷日、入荷日、金額)を一明細ずつ入力する必要があり、大量注文時には入力に
かなりの時間が必要で、更にデータベースにも残らず毎回同様の作業を続けていました。 また入力ミスや発注漏れに繋がったり、毎月何万点も
の部品が発注される中で、それらの手配状況を旧システムでは確認できず、全て担当者への電話確認に集中すると言う状況でした。
上記の課題を踏まえて、下記の要望がありました。
① 今まで、構築してきたエクセルのマクロやCSVデータは膨大であり、そのマクロやCSVデータも活かしたい。
② 金型管理情報と合わせて、別システムで対応していた仕入購買在庫管理や、殆ど手書きでやっていたトラック手配なども、SQL のデータ
ベースにひとつにまとめて登録し、複数の部署で同様のデータ入力する作業を削減し、従業員の負担を軽くしたい。
③ 誰でも何処でも、可能な限り情報(例:トラック手配状況、部品発注状況など)を、共有出来るようにしたい。
④ 自分たちでも自由に構築し、カスタマイズできるソフトを導入したい。
dbSheetClient Excel 版を採用した理由
市販の工程管理ソフトは高額な物も有りますが、それらのソフトは、頻繁にやってくる修正・設計変更指示により、工程変更が多発するこの金型業
界 の仕組みには向いていないと思い色々リサーチしていたところで dbSheetClient を見つけ、ニューコムさんのセミナーに参加させて頂き、 これな
らば弊社の要望にもあった内容を満たす事が出来ると思いました。 また、これならば自分でも何とかなりそうだ。自分で何とか出来れば、後にも引
き継げると思って導入しました。しかし最初は dbSheetClient の事や、SQL の事も全く分からない所から始めましたので、 自分で教科書等にて学習
しつつニューコムさんのサポートセンターへ連絡し教えて頂き、少しずつ試行錯誤を繰り返しながら最初の「マスターデータ管理システム」を 構築
しました。一つ目のそれが出来た後は、横展開と言うか、かなり早いペースで 5 個のシステムを構築できました。
システム導入の効果
管理部(金型受注管理)では
管理部の金型の新型の手配において KUROP では、金型製造指示書を入力するだけで他の一覧表などに反映されるようになり、 入力作業が 8 割ほ
ど減りました。情報変更の場合も金型製造指示書を変更するだけで反映されるため、変更忘れの心配がなくなりました。
管理部(仕入販売在庫管理)では
以前のシステムでは、商品名・発注日・金額等の入力を一明細ずつ登録する必要があり、大量に注文する際には、入力内容の確認や登録にかなりの
時間が必要となっていました。現在の KUROP に移行後、注文内容を Excel から読込できる様になったことで、大量の注文が短時間でできる様に
なり、入力時間の大幅な短縮となりました。 また、商品入荷後の登録においても、注文内容の通りに反映されている為、入力相違等も少なくなり、
細かい入力作業時間が解消されました。
全社では
「なんでも情報閲覧システム」は、金型の受注状況、部品の手配と納入状況、トラック手配状況などと言った情報の共有と言う所で、 活用の幅が広がっ
ており、その部分は間違いなく良くなっています。更に社内からの問い合わせによる確認作業の負担も減りました。 また、現場から「こう言う事
は出来るか?」と聞かれても、データベースが蓄積されていますので、その中から何と何を繋ぎあわせれば良いか直ぐに答える事も出来るようにな
りました。 逆に直ぐに対応出来ないにしても、不足しているデータベースの追加も出来るので、 次の改善と言う所でも役にたっていると思います。
更に手書きでやっていた部分もデータとして残り、後で統計もとれますので、当社に とっては遥かに有用な物となっています。
今後の予定について
① 現在、勤怠管理システムでは、工数の集計とかもマクロで出していますので、このマクロを活かして、日報を含む集計作業と届書管理のコスト低
減を図りたいと思っています。
② 金型の情報管理システムでは、受注条件 / 契約内容チェックシート作成と同時に、上記、「金型受注管理」の SQL-DB と紐付けされる仕組みを
構築したいと思っています。
③ 金型工程管理システムでは、大日程の仕組みを基に、部品表と加工工程計画書から計画された情報を加え、各部品の状況をオンラインで把握でき
る仕組みを作りたいと思っています。
④ 総合的工数と収支管理システムでは、各金型毎に、金型受注費・工数費・仕入費・外注費をデータベースから取出し、総合的なコストを自動計算
する仕組みを構築したいと 考えています。更に SQL の仕組みを最大限に生かし、蓄えた膨大な DB から様々な切り口からの統計が可能なシステ
ムを構築したいと思っています。
⑤ 現在 KUROP の利用は日本国内のみですが、ゆくゆくは海外拠点(中国、台湾、タイ)へと繋げたいと思っています。
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SOLIZE Products 株式会社 様 https://www.solize-products.com/
dbSheetClient を使って
試作ビジネス・製造部門の全工程を見える化
できる生産管理システムを構築
Excel 資産を活用して、3D データを利用した試作品の受注から出荷までの全工程の見える化を実現 !!
営業の納期回答にもスムーズに対応 !! 製造部門管理者及び現場作業者のモチベーション向上に貢献 !!
システム規模
■ 画面数:22 ■ 帳票:5
システム構成図
生産管理・業務支援システム (PRODIGI)
dbSheetClient 実行版:50 ユーザー
受注データ ( お客様情報 )
生産管理担当者
現場作業担当者
社内 DB 作業日程 ( 予定・実績 )、
加工情報・工数登録
・作業指示書 ( 技術要件 )
・納品書
VPN ・受領書・寸法検査表
・発送伝票
dbSheetClient サーバ
システム概要
生産管理・業務支援システム
当社、試作ビジネスの製造部門では、dbSheetClient を導入し、製造部門が主体となって、新生産管理・業務支援システム
(以下、新システムという)を構築しお客様に対し短納期に高品質の試作品をご提供する仕組みを構築しています。
新システムの概要は以下の通りです。
PRODIGI-V の画面
1. 生産日程管理(名称:PRODIGI - V(プロデジ-ブイ))
受注情報を元に、生産予定、納期管理を一画面で行える機能を備えています。
生産の各工程管理者が生産予定を登録し、作業担当者が工数登録を行うことで、リアルタイ
ムに予定と進捗状況を確認、管理することが出来ます。
また生産情報及び技術情報伝達、作業補助ツールも備えています。
2. 生産技術情報管理(名称:PRODIGI -設計(プロデジ-セッケイ)) PRODIGI- 設計の画面
受注情報およびお客様から受領した 3D データを元に、技術者が造形(加工)データと品質
要件に対する技術情報を作成します。
これら情報と共に、どの造形機(加工機)で、何時から、どういう加工をするかという製造
情報を登録します。
造形日程と製造情報は、後工程(造形、仕上げ、検査、出荷)にて PRODIGI-V を通じ確認され、
特に品質要件に対する技術情報は PRODIGI-V を通じ全ての後工程に伝達されます。
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システム開発の目的と開発手法の検討
当社、試作ビジネスの製造部門では、商品が多様化する試作市場の変化への対応と、試作ビジネスにおいて特有な受注後の要求仕様
変更に対し、より短期間に対応することを目的として従来より運用している生産管理・業務支援システム(以下、既存システムという)
に対し大きなシステム改善が必要になっていました。その際、
・ 製造部門が主体となってシステムの運用、改善ができる仕組みであること
・ マイクロソフトの Excel VBA を駆使して作成した、業務効率化の為の多くの Excel の資産を再活用すること
を前提に、新システムを選定することにしました。 既存システム、今回導入したニューコムの dbSheetClient、
さらに他 2 社の製品で、導入における比較検討を行いました。比較検討のポイントは、以下 4 つの視点です。
1) 開発要件 実装のし易さ 2) 機能要件 機能拡張要求に対応できる柔軟性
3) 性能要件 システム自体のキャパシティ 4) メンテナンス性 保守・メンテナンスのし易さ
dbSheetClient を採用した理由と開発経緯
2009 年 9 月から導入ツールの選定を開始し、約 3 ヶ月を掛けて既存システムと 3 社の製品について、導入に向けた比較検討を行い、
ニューコムの dbSheetClient を導入することに決定しました。
自社開発、およびシステム構築完了後のメンテナンスを自部門でまかなうことを前提とした当社の開発環境にあって、現場のニーズ( 改
善要望)への即時対応を可能にする機能性と、継続的な運営維持管理を実現するために不可欠なメンテナンス性の 2 つがとても大切な
要件であり、これらを踏まえた選定を進めた結果、dbSheetClient が当社のニーズをもっとも満たすという結論に至りました。
開発工数は、DB 設計 0.5 人月、画面描画の VBA コーディング 1.5 人月、dbSheetClient 構築 1 人月という配分で、現場作業も兼任して、
3 段階(第 1 版:2010 年 4 月初)(第 2 版:2010 年 6 月初)(第 3 版:2010 年 7 月初)で、開発を進めました。
開発形態と導入効果について
既存の Excel 資産を活用して、dbSheetClient でシステム化を図るわけですが、なるべく、この製品の持つ機能を活かして開発す
ることを試みました。この製品には、タスクタイプという部品があって、これを組み合わせることでかなり複雑なロジックも組むこ
とができました。 しかし、今回、自分たちの求めた機能を全てタスクタイプだけで表現できたわけではありません。不足する部分は、
Excel VBA も駆使しました。勿論、開発途中ではニューコムさんに技術支援をして頂き、計画したシステムを構築することができまし
たので、大変満足しています。
新システムの導入効果は大きく 2 つあります。
1 つ目は、日程管理の工数削減と、お客様からの仕様変更に対する納期回答が短時間で行える様になったことです。
新システムでは、受注から出荷まで、工程毎に一番理解しやすい単位で情報を表示し、見える化を実現しました。例えば、オーダー全
体を見渡す生産管理工程では、受注物件を基本単位として、全工程の予定工数と進捗状況をガントチャートで把握できるようにしまし
た。造形(加工)工程では、造形機(加工機)を基本単位として、造形機の稼働状況と、先々の予定がガントチャートで把握できますし、
仕上げ工程では仕上げ作業者のリソースと進捗を確認できます。出荷工程では、出荷単位でその日に出荷すべきものがリスト表示され、
出荷予定のものはどの様な進捗状況なのかが把握できるようになっています。このように工場の進捗状況だけではなく、生産予定を見
える化したこと、そして予定の登録、組み換え作業を楽に実施できるインターフェイスを設けたことで、お客様からの要求変更(製作
個数の増減や、材料の変更、形状の変更など)に対し、営業の納期回答も、製造の現場対応も、より短期間に行えるようになりました。
受注物件からみた全工程画面(ガントチャート) 造形機からみた稼働状況(ガントチャート)
2 つ目は、システムへの要求仕様変更に短時間で対応できるようになっ
たことです。例えば、生産実績の集計、分析、レポートを全自動で実施し グラフ形式の情報を整理(目標値に対する実績)
ていますが、工程毎に、また現場改善の段階毎に、見るべき指標は変化し
ます。既存システムは java により作られていましたのでちょっとした変化
への対応も工数を要しましたが、新システムでは画面がエクセルと VBA で
作られている為、短時間に対応することができます。タイムリーに効果的
な生産指標を現場に届けることができるようになり、現場作業者の改善業
務に対するモチベーション向上に役立っています。
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SOLIZE Products 株式会社 様(第二弾) https://www.solize-products.com/
ユーザー事例 第二弾「生産管理・業務支援システム(PRODIGI-V)」の構築から 6 年!
第 3 世代「 (PRODIGI-BEATS)」をフル活用!
基幹(ERP)システムとの連携も実現!
DB のダウンサイジング(PostgreSQL)にも対応!
Excel 資産を活用して、3D データを利用した試作品の受注から出荷までの全工程の見える化が更に進化!
現場主導で、システムへの改善要望が上がり、日々、システムは進化を継続中!
システム規模 システム構成図
生産管理・業務支援システム(PRODIGI-BEATS)
■テーブル数 : 23 ■画面数 (Form 数 ) : 11
■印刷(帳票数) : 5 ■タスク数 : 695
■ SQL 数 : 125
■マクロ数 : DBSC に登録しているマクロ数:221
ブック内の VBA 数:628
■計算式数 : 59 ■シート数 : 31
■開発着手 :2015 年 10 月 テーブル設計開始
/ 11 月 VBA 構築開始
/ 12 月 サーバー構築開始
2016 年 1 月 ODBC 接続完了
/ dbsc プロジェクト実装開始
2016 年 3-4 月 単体検証
/ 5-6 月 連結検証 / 7 月 ERP 連携検証
■本番稼働 :2016 年 11 月
システム概要
今回、ERP システムとの連携対応や新 DB への対応を含めて、第 3 世
代の生産管理・業務支援システム(PRODIGI-BEATS)を 2016 年 11
月にリリースし、運用を行っています。
当社は、2009 年末に dbSheetClient を導入して、Excel ベースの生
産管理・業務支援システム(PRODIGI-V)を 2010 年に開発して運用し
てきました。約 4 年間(2010 年~ 2014 年)に、200 回以上の機能
改善に対応して、製造現場の基幹システムとして定着しました。その後、
2014 年に、第 2 世代の生産管理・業務支援システム(PRODIGI BM/
PM)をリリースして、約 2 年間(2015 年~ 2016 年)運用しました。
右の図は、dbSheetClient を 2009 年末に導入後、3 世代に渡って、開
発・運用してきた PRODIGI(プロデジ)開発の歴史です。
dbSheetClient を導入された経緯について ※ Excel ベースの旧システムとの関係について
製品の多様化、市場の変化への対応が必要になりましたが、旧システムの改修が困難でした。またシステムの成長性を考慮し、システ
ム構築後に製造部門が主体となりシステム運用、改善を実施できる仕組みを求めた結果、dbSheetClient を導入することにしました。
具体的には、製造部門の各部課、工程で自発的に作成されるエクセルツールやエクセル帳票類を管理、運用するために、DB の統一とツー
ル間の連携が必要でした。特に Excel を DB にセキュア(安全)に連携させることを考えたとき、dbSheetClient には必要な機能が揃っ
ていました。
もともと、業務システムは、内製化していく方針が強かったものですから、販売管理システム、生産管理システムなど、多くのシステ
ムを社内で構築し運用していました。しかし、メンテナンス負荷の増加や市場変化からの乖離など、時代の変化に追いついていないと感
じてきたことから、もう少し手軽に自分達でメンテナンス出来る仕組みにしたい、ということが、一番のきっかけでした。
システム構築に対し、ユーザーとして一番取り組みやすい Excel から着手し、今の PRODIGI に成長してきているわけですけど、
Excel であり続けているところと、それを活かせる dbSheetClient との組み合わせが、今でも最大のポイントであると感じています。
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dbSheetClient 2015 を使ってシステム化された理由について ※システム化のポイントについて
PRODIGI-BEATS(第 3 世代) <PRODIGI-BEATS トップ画面>
Office バージョンの EOL(End Of Life:製品寿命の終わり)への対応が
先ず挙げられます。
※ Excel 2007 から Excel 2010 以降のバージョンへの対応
システム化のポイントについては、次の 3 点です。
・基幹システム(ERP)との連携対応
・DB(PostgreSQL)への対応
・プロジェクトの結合対応
今回、基幹システム(ERP)を切替えるということで、一番大きな変更
は DB 側の変更になりました。従い、PRODIGI 側は大きな変更をさせず、
フロントエンドと大きな機能はそのままで、DB の改修に伴う対応として、
PRODIGI の DB 設計、クエリ開発、dbSheetClient の定義作成などに約
半年強を掛けた後、2016 年 11 月にリリースしました。
DB は従来の Oracle から PostgreSQL に切り替えることでコスト削減
を狙いました。一方で dbSheetClient 2015 は Native のクライアント <PRODIGI-BEATS 光造形進捗画面>
に対応してない(接続可能データベースとして保証していない)ことが懸
案でしたので実は少しチャレンジでした。実際に dbSheetClient2015
での ODBC 設定は、すんなりとはいかなかったのですが、接続文字列の
サンプルや ODBC ドライバに関するアドバイスなどニューコムさんにサ
ポートして頂き、無事実装することができました。
他システムとの連携について
基幹システム(ERP)と ODBC 接続で連携しています。基幹システム
(ERP)は、インターネット上(クラウドサーバー)で動かし、 PRODIGI は、 <PRODIGI-BEATS 出荷リスト画面>
社内に置いているサーバーを中間サーバーとして利用しています。基本的
には、基幹システム(ERP)からデータを受け取り、それを PRODIGI に
表示する形になります。
一部、生産実績の工数や原価計算に関わるデータを基幹システム(ERP)
側にアウトバウンドするということを行っています。
dbSheetClient を使ってみて、良かった点、改善して欲しい点について
<良かった点> <改善して欲しい点>
・EUC ツールとして優れていること。 Excel 側の『名前の定義』設定が増えた場合の管理が手間です。システム規模が大きくなった時に、
・フロントエンドに優れている(※ UX が高い)。 定義した名前の名称管理がつらいな、というのがあると思います。他社さんで出ているかわかりませ
※ UX :ユーザーエクスペリエンス んが、開発する中で、名前を一覧に出す VB を別に書いたり、整合を取る管理用のリストを作ったり、
などという別管理が発生してしまうところがあります。是非とも改善をお願いします。
dbSheetClient2015 で、作り直す時に感じられたことについて
当社は、2009 年に dbSheetClient の Ver.4 を導入しました。そのバージョンと比べて、dbSheetClient 2015 は、開発版の UI が大きく変わり、格
段に使いやすくなったと思います。合わせて、動作レスポンスが、ものすごく速くなりましたね。これは、開発版、実行版の双方ともに、圧倒的に違うと
感じています。利用ユーザー(現場)は、実行版のレスポンスの速さに喜んでいます。
利用ユーザーにとって大切なところは、使いやすいこと、わかりやすいこと、速いこと。間違えてもやり直しが可能なのは、画面が Excel であるか
らこそ使いやすい仕組みだと思います。こう言うと、Excel がフロントで使えることだけが良いだけじゃないかと思われてしまうかもしれませんが、
dbSheetClient 2015 は、アカウント管理、ロール管理、ログ蓄積などの機能を備え、セキュアに Excel をフル活用できる専用ツールだと言う点がメリッ
トであり、この点を改めて認識しました。
現場からの要望事項の取り扱い、その対応について
社内掲示板には、要望打ち上げ窓口を設けており、いつでも誰でも要望を上げることができるようになっています。基本的には、部署内、工程内で整合をとっ
た要望を提出してもらいます。要望については、その効果と優先度を判断し、都度対応しています。要望が多岐にわたる場合は、要望を蓄積し、改善プロジェ
クトを組み、対応を実施しています。PRODIGI BM/PM から PRODIGI-BEATS に変わり、初めの 3 ヶ月は、2 日に 1 件の要望・問合せが入ってくると
いう感じでしたが、その後は要望打ち上げも終息しています。
今後の予定について
今後、会社の成長とともに基幹システム(ERP)も成長が求められます。その中では、基幹システム(ERP)と PRODIGI-BEATS 間で連携するフィー
ルドの変化も発生すると予想しており、この対応が最も重要で工数を要する活動になります。また、現場は常に改善を繰り返していますので、その中で発
せられた声をしっかり汲み取り、製造現場を支える仕組みとして PRODIGI を成長させていきたいと考えています。
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株式会社 みうら 様 http://miura-wood.com/
dbSheetClient を使って内製化
Excel I/F を活かした見積作成及び納期・工程進捗管理システムを短期間で構築!
見積作成から生産管理システムへのシームレスな情報連携も実現!
営業 / 業務課 / 工場における事務作業が大幅に軽減!
情報共有の精度とスピードが向上し、部署間の調整がスムーズに!
迅速かつ確実な納期回答によりお客様満足度向上!
システム規模 システム構成図
見積作成システム
□ 入力画面 : 2 □ 開発着手 : 2016 年4月
□ 印刷(帳票) : 2 □ 本番稼働 : 2016 年6月
□ SQL : 3
納期・工程進捗管理システム
□ 入力画面 : 2 □ 開発着手 : 2016 年4月
□ 印刷(帳票) : 2 □ 本番稼働 : 2016 年6月
□ マスタ入力画面 : 1
□ SQL : 3
□ マクロ数 : 1
システム概要
見積作成システム 当社は、生産管理システムを導入して、業務における「全体最
内装品(建具枠、建具、床、サッシ枠、階段、棚、家具、他)につ 適化」を目指しています。但し、一部業務は、生産管理システム
いて、見積情報を作成するシステムです。その見積情報から受注が に合わせることが出来ない部分や一部入力作業の二重化などがあ
確定した時点で、生産管理システムへ取込むための CSV ファイル りました。 左記2つのシステムは、業務の「全体最適化」を目指
を出力する機能も実装しました。そのために、生産管理システムの す観点で、生産管理システムの補完システムとして、また、業務
DB のマスター情報を直接参照しています。 改善支援システムとして位置付け、活用しています。
納期・工程進捗管理システム 生産管理システムと dbSheetClient の連携フロー図(概要)
上記、見積情報を元に、物件予定表か 納期・工程進捗管理システム トップ画面
ら物件工程表と生産スケジュール表を
作成し、進捗と納期情報を共有するシ
ステムです。
見積作成システム トップ画面
納期・工程進捗管理システム 物件予定表画面
見積作成システム 入力画面
納期・工程進捗管理システム 物件工程表画面
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システム導入の課題・要望
生産管理システムを導入して、本番稼働に移行したが、販売関連の入力作業負荷(営業)、製品納期関連の煩雑な作業(業務課)が課題となっ
た。システム導入の要望としては、
<営業> <業務課>
・見積情報を生産管理システムに連携する事で二重入力をなくしたい。 ・見積情報を元に、これまで運用してきた物件予定表から物件工程表と
( 見積情報 ⇒ CSV ファイル ⇒ 生産管理システム(受注取込) 生産スケジュール表を作成でき、進捗と納期情報を共有したい。
⇒ 売上 ⇒ 請求) (営業は外出先から)
・生産管理システムの DB から売上一覧表、得意先別個人別実績表、 ・見積情報(明細)から引用し、作業指示書を容易に作成したい。
他管理資料を自動作成したい。 ・出荷、未出荷の情報共有を営業、工場側とリアルタイムに共有したい。
出荷予定 ⇒ 工場出荷 ⇒ 製品出荷日(業務と工場で、納期を一元管理)
・入力、変更などがあった場合には通知なども欲しい。(メールでの通知)
生産管理システムを導入したものの、現場の業務に合わないところは、従来通り、Excel シートを駆使して業務を行ってきたが、Excel が故
の様々な課題(セキュリティも含む)の解決と、上記、各現場の要望を実現できるシステムを探していました。
dbSheetClient Excel 版を採用した理由
当社の業務は、Excel が主流なんです。 Excel には、現場の英知が蓄積されていて、マクロとか、関数とか。 これまで、作られている
ものが結構あって、これが当社の財産になります。 生産管理システムの枝葉となるところに、この Excel が活かせるものはないかと、情報
を集めていたところ、ニューコムさんのセミナー案内(2015 年 6 月広島会場)が届いたわけです。 実際に参加してみて、データベース
(Excel ⇒ DB)が使えるところや、排他制御機能に関心を持ちました。 その後、営業の方に訪問してもらい、今回のシステム導入における課題・
要望が、すべて解決できる目途が立ったので、dbSheetClient を採用することになったわけです。
システム導入の効果
■ Excel I/F のシステムが短期間で内製化できました。 ■ 情報伝達の精度とスピードが向上、各部署間の調整(コミュ
■ 営業 / 業務課 / 工場の事務作業が大幅に軽減できました。 ニケーション)がスムーズに出来るようになりました。
■ 確実な納期を早期にお客様へお伝え出来るようになりました。
<開発> dbSheetClient の開発版は、ノンプログラミングで非常にわかりやすいプロセスになっていますが、Excel 自体をよく理解する
必要がありますね。 あと、SQL やデータベースも理解する必要がありますね。 しかし、ニューコムさんの技術支援サービスのお
陰で、理解できるようになりました。 また、当初の予定よりも早くシステムを構築することが出来ました。
<営業> 見積情報を元に「生産管理システム」の受注情報を作成し、二重入力がなくなり営業事務の作業負荷が大幅に軽減できました。
物件予定表・工程表(Excel)を開いたままであれば、他の人が開けられない状態だったので、システム化により、同時に参照・
編集ができるようになりました。 一旦、入力できないで後回しすると、結局入力するべきものもすっかり忘れていて、大きな問題(発
注モレ、納期オクレ、変更モレなど)になるケースもありました。 システム化により、タイムリーに入力することでき、ストレス低減、
時間短縮にも確実につながっていますし、問題が発生することは、ほぼなくなると思います。
<業務課> 見積情報を元に「生産管理システム」の受注情報を作成し、二重入力がなくなり営業事務の作業負荷が大幅に軽減できました。
物件予定表・工程表(Excel)を開いたままであれば、他の人が開けられない状態だったので、システム化により、同時に参照・
編集ができるようになりました。 一旦、入力できないで後回しすると、結局入力するべきものもすっかり忘れていて、大きな問題(発
注モレ、納期オクレ、変更モレなど)になるケースもありました。 システム化により、タイムリーに入力することでき、ストレス低減、
時間短縮にも確実につながっていますし、問題が発生することは、ほぼなくなると思います。
今後の予定について ベンダーの声
今回、内装品のシステム化が実装できたので、次回は、イン 富士ゼロックス山口株式会社
テリア品について、同様に、見積作成及び物件予定表・物件工 弊社の親会社である、富士ゼロックスでも「dbSheetClient」は、利
程表のシステム化に取り組みたいと考えています。 また、今 用されているので、言行一致という観点でも紹介しやすい製品です。
回のシステムで実現できなかった「作業指示書」の機能も実装 Excel の持つ課題(データの複数人同時入力や集計業務)を簡単に解決
したいと思います。 できるソリューションとしてお客様に紹介しやすいと思います。
営業からは、生産管理システムの実績集計管理と数か月先ま (1)パッケージに業務を合せることが難しいお客様は、パッケージのカスタマイズをす
での見込集計管理の要望がありますので、dbSheetClient で るよりも、パッケージの周辺業務(業務が合わないところ)は、dbSheetClient
システム化に取り組みたいと思います。 で開発するメリットがあると感じます。 実際、みうら様でも生産管理システムの
今回、dbSheetClient を使ったシステム化の実績を持って、 周辺業務システムを実現するため、dbSheetClient を導入されました。
現場の様々な Excel 業務において、データの共有化(DB 化) (2)一からスクラッチ開発するよりも、Excel で行っている業務は、dbSheetClient
を図ることで、業務改善が実現できることを確信しました。 でレベルアップを図る方がお客様にとっても投資対効果が高いと感じます。
今後とも、ニューコムさんのシステム開発のサポートを受けて、
当社における様々な「業務改善支援システム」を 構築してい (3)富士ゼロックス山口でもソリューションに力を入れていますが、dbSheetClient は、
きたいと思っています。 富士ゼロックスにとっても良きソリューション製品だと感じます。その理由は、導
入されたお客様が喜んで下さっていることと、安価にシステム化ができる点です。
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ウシオ電機 株式会社 様 http://www.ushio.co.jp/
dbSheetClient を使って
国内・海外を網羅した販売見通計画システムを構築!
従来から使い慣れたExcel I/F にこだわり、海外展開もスムーズに!
営業担当、管理担当のデータ入力、チェック作業の削減と定型資料作成の工数削減を実現! !
本社(日本)に居ながら、国内外の販売見通計画の情報をリアルタイムで共有化(一元管理)を実現中! !
ウシオ電機様のご紹介 システム構成図
「光」イノベーション・カンパニー
~ 光とともに、これまでもこれからも ~
1964 年、産業用光源メーカーとしてスタート
したウシオは、新光源や光学技術の開発を核に、
独自の応用技術を拡げ、光のユニット、光の装置、
光のシステム、さらには光のソリューションを 北京
提供する「光創造企業」へと発展してきました。
これらの光技術は、「あかり」の領域にとどま
らず、「エネルギー」として利用・応用される新
しい領域を拓き、世界のさまざまな産業分野で 成都 日本
活用されています。 上海
技術革新のボトルネックを解決する有効な手 広州
段として「光」への期待は、ますます大きくな
りつつあります。ウシオは、「光のイノベーショ 深圳
ン」を通じて、豊かな社会・生活の発展に貢献
してまいります。 香港 台湾
日本のデータセンターにサーバーを設置して、
※超高圧 UV ランプ 国内・海外から利用しています。
システム開発の経緯及び規模
当社では、Excel を使った情報共有が多く行われています。その中で、dbSheetClient でシステム化する事により効果が大きい業務を
選定し順次業務システムを構築・運用しております。今回は、国内外を網羅した販売見通計画システムの内容について紹介します。
(1) 第一ステップ 国内工場 棚卸業務で dbSheetClient を利用
月末の原材料棚卸業務の一部で Excel を利用していましたが、dbSheetClient 活用することで帳簿棚卸リストを自動作成し、
実棚結果を入力する仕組みを導入しました。一次 / 二次締め機能により棚卸進捗管理や業務の標準化が可能となり、結果棚卸効率
が向上し、時間短縮と棚卸要員の半減が実現できました。
■画面数:17 ■帳票:3 ■開発着手:2009年12月 ■本番稼働:2010年2月
次に各海外現地法人の販売見通管理の課題に対して、第一ステップの成功をもとに dbSheetClient を活用したシステム化を進めて
おります。
(2) 第二ステップ 販売見通計画システム / 日本国内と香港、広州(生産工場) 対象製品:ランプ類
国内外の販売見通明細情報が入力可能な仕組みを構築し、国内外の生産拠点にデータ連携する仕組みを dbSheetClient で構築
しました。
■画面数:15 ■帳票:11 ■開発着手:2010年4月 ■本番稼働:2010年10月
(3) 第三ステップ 販売見通計画システム / 中国(上海、北京、深圳、成都) 対象製品:ランプ類、装置類
中国国内の複数の遠隔販売拠点を統合した販売見通計画システムを dbSheetClient で構築しました。
■画面数:22 ■帳票:7 ■開発着手:2011年10月 ■本番稼働:2012年4月
(4) 第四ステップ 販売見通計画システム / 台湾 対象製品:ランプ類、装置類
第三ステップの中国向けの販売見通計画システムを水平展開し、最小限のカスタマイズにて台湾向け販売見通計画システムを構築
しました。
■画面数:22 ■帳票:8 ■開発着手:2013年4月 ■本番稼働:2013年10月
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システム概要
□ 販売見通計画システム 利用拠点:日本国内販売 / 生産拠点と香港、広州(生産工場)
販売見通計画入力 分析レポート 効果
(営業部門) ・「週次生計」実現に
国内外の販売 出荷計画表 向けた販売見通情報
見通計画入力 連携
・従来の Excel ベースによる情報共有方法から、国内外の販売、生産拠点を含めたデータベース化による情報共有を可能とする。
・生産工場側で週次生産計画を実現するため、国内外の販社の販売見通計画情報をスムーズに連携可能なシステムの構築を実現する。
□ 販売見通計画システム 利用拠点:中国(北京、上海、深圳、成都) / 台湾
販売見通計画入力 分析レポート 効果
・販売見通計画情報の
予算入力 予算見込実績表 敏速な把握
見通入力 ・入力精度の向上
・分析帳票の自動化
・各拠点の営業担当が製品毎 / 顧客毎の販売見通明細情報を数年先(重視するのは今期分)まで入力可能とする。
・海外現地法人の要望を取り入れた各種分析帳表(予算・実績、前月差異など)がリアルタイムで参照可能とする。
・エラーメッセージを英語と日本語の併記対応可能とする。
■棚卸業務システムの画面例 ■販売見通計画システムの画面例1
■販売見通計画システムの画面例2 ■販売見通計画システムの画面例3
dbSheetClient を採用した理由
「ソフトウェア開発環境展」という展示会で知ったのがきっかけとなりました。dbSheetClient は Excel I/F により、業務データがデータ
ベースで一元管理できる点に着目しました。当社では、業務情報の共有には Excel が多く利用されている一方で、Excel 共有ではバージョン管理
など運用 / 管理面で多くの課題があり、販売見通計画情報の入力 / 管理がスムーズに行える仕組みが必要となりました。特に、海外現地法人向け
のシステム展開においては、単純に出来上がったパッケージを導入する方法ではなく、使い慣れた Excel をそのまま利用できる仕組みを検討し、
dbSheetClient が最適と考えました。
国内工場での棚卸管理システム構築後、海外現地法人から販売見通計画システム構築の要望がありました。dbSheetClient は Excel をフロント
にしているため、ユーザ(利用者)も使いやすく、Excel I/F によりデータベースに一元管理が実現できました。また、ターミナルサービスを組み
合わせることでレスポンス改善も実現できました。実際の dbSheetClient による開発は、ニューコムさんから技術支援を頂き、開発ノウハウを活
かしながら、最適なシステム開発が実現できています。
導入効果
□ 棚卸管理システム
・dbSheetClient を初めて導入し、どれくらい効果があるか不安でした。しかし、Excelをそのまま活用でき、また全社で使用する
Oracle にネイティブに接続できたことで、大幅に業務改善することができる有効なツールであることを認識することができました。
□ 販売見通計画システム
・遠隔地の各海外現地法人の販売見通情報を統合管理することができました。
・販売見通計画システムを他の海外現地法人へ水平展開することで、グループ内で共通のシステム化を導入することができました。
・管理者の立場から見た場合、システムの運用管理が国内で可能であり、現地の要員を増やすことなく(コストアップすることなく)構築でき
た点が、スムーズに水平展開できた要因だと感じています。
・販売見通入力の精度が格段に上がったため、分析業務が実現可能となり、今まで見えなかったことが見えるようになったことで問題の早期発
見と意思決定の迅速化が実現できました。
□ 海外展開
・システム導入時にはデータ整備・操作説明のため現地で指導を行いましたが、その後は日本からのサポートで十分稼働させることができました。
今後の取り組み
海外現地法人における販売見通計画システムの展開と国内(本社)との一層の連携強化を実現していく予定です。
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株式会社 紀文食品 様 http://www.kibun.co.jp/
dbSheetClient を使って
チルド加工食品における「品質検査管理システム」を構築!
品質検査データの進捗状況を部門間で共有化の推進、
大幅な業務効率向上を実現!
既存の Excel シートをそのまま活用でき、品質検査データの一元管理を実現 !!
2014 年 1 月、工場版が本稼働することで、国内工場の品質検査データ年間 10 万件以上のデータ管理を実現 !!
紀文食品様のご紹介 システム構成図
レッド(赤い色)は、人間性を大切にする温かい気 品質検査管理システム
持ちや情熱を表す色。KIBUN レッドと呼ばれるこの赤 dbSheetClient サーバ
と、ハートとハートのインターロック(強い結合)は、
作り手の私たち-消費者の皆様-流通の皆様、三者の
心と心のふれあいの大切さ、パートナーシップの素晴 Excel2010
らしさと感謝の気持ちを表現しています。 +
dbSheetClient
Windows Server +
「紀文」の焼印は品質の証 SQL Server Windows7バーコード
リーダー ラベルプリンタ 検査受付 検査予定 まだパッケージもなく、おでん種やはんぺんが売ら 結果入力
れていた頃は、どんなに優れた品質であっても、店頭 品質検査センター 判定検査受付
に並べられてしまえば、他社の商品と区別がつきませ
んでした。紀文の商品は、品質に自信と責任を持ち、 インターネットVPN
お客様に「紀文」ブランドの素晴らしさを知ってほし
いという思いから、昭和 26 年(1951 年)、「紀文」
の焼印を押した商品の販売をスタートしました。
検査依頼
これで、どこに置かれても、お客様に「紀文ブランド」を一目で 検査結果照会
見分けていただけるようになりましたが、逆に商品に問題があれば 検査予定
信用を失うことになると、私たち自身が常に「品質第一」を心に焼 結果入力・判定
き付けることになりました。「紀文」の焼印は、”私たちが品質を保 国内工場 帳票出力 本社及び支社
証します。”という責任の所在を明らかにしたものなのです。今では 恵庭工場 横浜工場 北海道支社 関東支社
焼印の工程を自動化した商品もありますが、心を込めて一つひとつ 東京工場 静岡工場 東関東信越支社 東京支社
手作業で押していた頃の気持ちを忘れずに、高品質の商品づくりに 船橋工場 岡山総社工場 中部支社 関西支社
努めています。 (※)東京工場(工場版)は導入準備中 中四国支社 九州支社
システム規模
品質検査センター版
■入力画面:35 ■内部処理用:12 ■印刷(ラベル):4 ■印刷(帳票 ):7 ■マスタ入力画面:7 ■ SQL:131
■マクロ:9 ■開発着手:2012 年 5 月 ■本番稼動:2013 年 1 月
工場版
■入力画面:36 ■内部処理用:10 ■印刷(ラベル):5 ■印刷(帳票 ):7 ■マスタ入力画面:4 ■ SQL:91
■マクロ:6 ■開発着手:2013 年 5 月 ■本番稼動:2014 年 1 月
■品質検査管理システム Ver2(検査センター版、工場版) 開発着手 : 2014 年 5 月
■品質検査管理システム Ver2(検査センター版、工場版) 本番稼働 : 2014 年 9 月
システム概要
品質検査管理システム
チルド食品(魚肉ねり製品(はんぺん、ちくわ、さつま揚げ等々)、惣菜)に関する品質検査(微生物検査等)業務を管理するシステムです。
今回のシステム化により、品質検査センターと商品開発部門・仕入部門・本社品質管理部門・工場間での品質検査データ(微生物検査デー
タおよび進捗管理など)の情報共有が実現できました。
■品質検査センターと商品開発部門の利用者数
・品質検査センター(千葉県船橋市) : 8 人
・商品開発部門および仕入部門 本社および 3 支社 : 60 人
・本社および、国内 6 工場(※)の品質管理部門 : 50 人
■トップ画面 ■検査依頼書入力画面 ■検査結果入力画面(微生物検査)
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