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ハンドブック, デジタイザとAWGの機能と用途_ver18

製品カタログ

ハンドブック, デジタイザとAWGの機能と用途_ver17

ハンドブック, デジタイザとAWGの機能と用途を詳細に説明

このカタログについて

ドキュメント名 ハンドブック, デジタイザとAWGの機能と用途_ver18
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 株式会社エレクトロニカ IMT事業部 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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事例紹介

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このカタログの内容

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徹底解説! デジタイザと AWGの機能と用途 ver18 機能や用途について 具体的にわかりやすく解説!
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目次 1. デジタイザとAWGの機能と形状 2-1. インターフェース PCIeとLXI 2-2. デジタイザの概要 2-3. デジタイザとオシロスコープとの違いは? 2-4. デジタイザの機能と特徴 2-5. デジタイザの機能と特徴解説1 2-6. デジタイザの機能と特徴解説2 3-1. AWG(任意波形発生器)の概要 3-2. AWGとファンクションジェネレータとの違いは? 3-3. AWGの機能と特徴 3-4. AWGの機能と特徴解説1 3-5. AWGの機能と特徴解説2 4. 製品カタログ デジタイザ 5. 製品カタログ AWG(任意波形発生器) 6. 製品カタログ hybridNETBOX 7. DIOの機能と特徴 8. 製品カタログ DIO 9. アプリケーション例
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1. デジタイザとAWGの機能と形状 製品の機能と形状 digitizerNETBOXとPCを用いて、信号を補足・表示・格納 イーサネット 有線 無線 NETBOX PC+SBench6* SBench6*を用いてLAN経由で、それぞれの計測条件をコントロール、計測結果表示+演算/報告書 デスクトップに挿入しての使用 (装置への組み込み用途) AWG DIO デジタイザ ボードをデスクトップPCに挿入 8カードまで同期可能 ソフトウェア対応 SBench6 https://www.imt-elk.com/products/sbench6 主な機能 Standard:波形表示、データ保存、データ生成他 SBench6-Pro:種々の演算(FFT、SN比計測)、レポーティングをサポート デジタルデータの表示、収集データの内挿・補間機能 Sbench6-Multi: SBench6-Proと一緒に使用して、複数台を同期した場合の操作 Scriptツールにより、自動化と外部ソフトウェアからのコントロールが可能 各種ソフトウェア対応 Windows/Linux環境下で、様々なプログラム言語によりコントロールする事ができます。 C/C++, Visual basic, VB.NET, C#, Delphi, Python, JAVA, LabVIEW etc.
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2-1. インターフェース PCIeとLXI PCIeについて PCIe(PCI Express)とは、パソコン内にある周辺機器増設用の非常に高速なシリアルインタェー スです。パソコン内のグラフィックカードもPCIeで接続されています。 デジタイザ、AWGもパソコンに組み込むためにPCIeを使用しており、Gen3 x16(Generation 3, 16レーン)では、約12.8GB/sの高速度でパソコンへのデータ転送が可能となっています。 電圧 デジタイザ、AWG アナログ電圧信号 入力、出力 時間 パソコンとのデータ転送 M5iの場合 デジタル信号 PCIe Gen 2, x8 0110110010110000 12.8GB/s程度 0110111111000001 ・ 0110100100101011 この高速PCIeインタフェースにより、リアルタイムでのデータ収集、データ出力、データ転送、 処理、デジタイザとAWGの連係動作が可能となります。 LXIについて LXI(LAN eXtensions for Instrumentation)とは、Ethernet Interfaceを測定器用に拡張した規格で、使用 中のLANを介してデジタイザ、AWG等とパソコン、ノートパソコン等を簡単に接続できます。これ により、パソコンとデジタイザ、AWGの設置自由度が高まり、デジタイザ、AWGを分散設置して遠 隔制御し、測定することも可能になります。 データ転送速度は、使用のLAN環境に依存しますが、Gigabit Ethernet環境では最大100MB/s程度 とです。 電圧 デジタイザ、AWG アナログ電圧信号 NETBOX 入力、出力 時間 LAN環境 LANケーブル モバイル、 直結 サービス用途
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2-2. デジタイザの概要 特長 省スペース、収集データを高速にPCに転送 PCに挿入PCIeインタフェース)、PXIeシャーシに挿入(PXIeインタフェース)或いは、PCと LAN接続(NETBOX) 手持ちのPCがオシロスコープに! 主な機能 サンプリング速度:1kS/s~10GS/s 分解能:8ビット~16ビット チャネル数:1,2,4,8,16 ~48 豊富な解析機能(SBench6-Pro) デジタイザとは、アナログ量をデジタルデータに変換する装置です。 ここでは、アナログ電圧信号をデジタルデータに変換する装置に関しての説明をします。 アナログ電圧信号をデジタルデータに変換する装置と言うと、AD変換器(Analog-to-digital converter)ですが、デジタイザは、AD変換器に、プリアンプ、メモリ、パソコンからの制御、 パソコンへのデータ転送を可能にする機構が組み込まれています。 デジタイザ 電圧 データ処理、解析、制御 アナログ電圧信号 パソコンから制御 入力電圧 パソコンに出力 時間 電圧 電圧信号 デジタルデータ 01101100 01101101 時間 01101111 ・ 01101001 デジタルデータに変換する事・により、 パソコン上で種々の処理が容易に行えます。 用途 分光計、医療機器(OCTなど)、自動車関連、自動試験装置、大規模物理実験装置、レーザ応用(Lidarな ど)、航空宇宙、レーダー、超音波、電波望遠鏡
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2-3. デジタイザとオシロスコープとの違いは? オシロスコープとの違いは? 近年、オシロスコープはデジタル化され、DSO(デジタルストレージオシロスコープ)と呼ばれて おり、オシロスコープの中にはデジタイザの機能が含まれています。 オシロスコープとデジタイザは、同じ様な機能を持った測定器なのですが、下記のような特徴が あります。 オシロスコープ デジタイザ オシロスコープ デジタイザ 主に波形観測(既知の信号) 主に波形観測(未知の信号) ・一定の測定条件下で、収集データ ・測定条件(レンジ、サンプリング をPC等へ高速に転送する。 レート)を変更しながらディスプレイ 基本機能 ・高速のトリガ繰り返し信号を、連続 上の波形を観測する。 して格納する事ができる。 ・表示更新は速いが、測定データ格 ・連続計測モード(Streaming Mode) 納は早くない。 がある。 形態 スタンドアロン(持ち運び可能) 組み込み用(PCとの連携) 主な用途 実験、故障解析、デバッグ 検査、観測、大規模装置 データ転送速度 遅い(~5MB/s) 速い(~12.8GB/s) 入力チャンネル数 1~8程度 1 ~ 128 以上 単体価格 安い 高い トータルコスト 高い 安い
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2-4.デジタイザの機能と特徴 同時サンプリング SPECTRUM社のデジタイザは、独立したAD変換器を持ち全て完全な 同時サンプリングを実現しています。全てのチャネルは、独立し た入力アンプを持っており、入力チャネルに関連する種々のセッ ティングは、全て個々に設定することができます。 内蔵FPGAによる演算機能 ◆PCIe 33xx、44xx、22xxシリーズとPXIe、digitizerNETBOXの44xxと 22xxシリーズのデジタイザは、全て搭載されたFPGAにより機能拡 張されます。 Block Average Processingは、多くの繰り返し信号の積算と平均化が 行えます。Block Statistics Processingは、収集データの最小、最大の ピークを求めます。 ◆PCIe、PXIe、digitizerNETBOXの44xxシリーズには、移動平均機能 が組み込まれており、ノイズを平滑して、SNR、SFDR、ENOB等を 向上する事ができます。 トランジェント キャプチャ/リング バッファ モード このモードでは、トリガイベント毎に、pre, postトリガを含むデー タがバッファメモリに連続して書き込まれます。さらに、データ 収集中でも、トリガ毎にデータが格納されます。 FIFOモード FIFOモードでは、デジタイザとPCメモリ或いはハードディスク間 の連続的なデータ転送を行えます。ボード上のメモリを実際の FIFOバッファとし、非常に信頼性の高い転送を実現しています。 最大3.4GB/sで連続的な転送速度を目的としています。 マルチレコードモード このモードは、ハードウェアをソフトウェアで再スタートせずに、 トリガ毎にデータ収集を可能にします。デジタイザの内蔵メモリ は、セグメントに分割され、各トリガ毎に、データを記録します。 ゲーティドレコード モード このモードのデータ収集は、外部ゲート信号により制御されます。 ゲート信号がプログラムされた値に達した場合に、各ゲートの前 後に設定されたデータ数が収集されます。 ABAモード/デュアル タイムベース ABAモードは、マルチレコードモードに似ていますが、セグメント データ間の指定した範囲で(例えば、データモニタなどの目的の ために)より遅いサンプリングレートでのデータ収集を行えます。 ABAモードでは、1つの測定器の中で、トランジェントレコーダと 一般的なレコーダのコンビネーションが可能です。 タイムスタンプ タイムスタンプは、計測スタートからの時間、計測トリガ、GPSか らの受信信号に同期して出力されます。 これにより、異なる位置にあるシステムの収集データを正確な時 間関係で測定可能にします。
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2-5. デジタイザの機能と特徴解説1 デジタイザの基本 デジタイザの基本性能を表すものとして、下記があります。 入力レンジ:入力の電圧レンジの事です。1Vレンジの場合、通常-0.5V~+0.5Vの電圧を扱う事ができます。 入力レンジは、50mV~10V程度で、切り替え可能です。 入力インピーダンス:通常50Ωか1MΩのものがほとんどです。 変換ビット数:入力の電圧信号を、何ビットのデジタル信号に変換するかのビット数の事で、ビット数が多い程、 変換に時間がかかるため、変換速度が遅くなります。 サンプリング周波数:1秒間に何回入力電圧信号を、デジタル信号に変換するかの頻度を周波数(Hz)または サンプル数(Sa/s)で表します。 通常デジタイザの最大値を言い、1kHz(1kS/s)~10GHz(10GS/s)程度の値になります。 プラットフォーム(インターフェース):パソコンとの接続方法の事で、PCI、PCIe、PXI、PXIe、LXIなどが使われています。 ・入力レンジ 電圧 デジタイザ ・入力インピーダンス アナログ電圧信号 ・変換ビット数 ・サンプリング周波数 入力 ・プラットフォーム 時間 デジタル信号 電圧 01101100 電圧 電圧信号 AD変換 01101101 パソコンに出力 01101111 ・ 時間 01101001 アベレージャについて デジタイザにはFPGA(Field Programmable Gate Array)を搭載している製品があり、これによりデジタイザ 自身で各種信号処理を行うことができます。 代表的な信号処理機能としては、アベレージャ(通常はオプション機能)があり、周期的な信号を何万回 も積算しての積算値、或いは積算後の平均値をPCに出力する事が可能です。このアベレージャ機能により、 ノイズに埋もれた繰り返し信号を検出することができます。これは、積算処理によりランダムなノイズ成分 が相殺されるのに対して、周期的な信号は積算されて行くためです。 パソコン上でも同様の処理が可能ですが、デジタイザに搭載されたFPGAでアベレージ処理を行い、結果の みをパソコンに転送する事により、収集周期ごとのパソコンへのデータ転送が不要となります。これにより、 パソコンへのデータ転送速度が処理のネックとならず、遙かに高速な繰り返し信号の処理が可能となります。 PC 電圧 デジタイザ 繰り返し信号 積算結果のみ 入力 パソコンに出力 … 時間 電圧 転送データ量が ランダムノイズ 大幅に低減 … 時間 積算後ランダムノイズが大きく低減
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2-6. デジタイザの機能と特徴解説2 大量データの高速・並列処理 デジタイザには、FPGA(Field Programmable Gate Array)を搭載している製品があり、積算・ 平均化処理(アベレージャ)など各種信号処理を行う事が可能です。 しかし、FPGAで処理できるデータ長はFPGAの性能などで制限されます(アベレージャでは、通常 データ長128KS ~ 640KS程度まで処理可能)ので、非常に長い繰り返しデータの積算・平均化処 理を行いたい場合は、パソコンでの処理となります。この場合、デジタイザからパソコンへの データ転送速度がボトルネックとなったり、またパソコン自体の演算処理速度が不足する場合が あります。この様な場合、OSが介入しないPCIe直接転送RDMAと、スーパーコンピュータ並みの高速 演算処理が可能なNVIDIAのGPUを使用したCUDAによるSCAPP(以下参照)が、お勧めです。 電圧 デジタイザのFPGA上で PC 繰り返し信号 積算、平均化処理を実施 積算結果のみ 入力 … パソコンに出力 時間 電圧 転送データ量が ランダム・ノイズ 大幅に低減 … 時間 積算後ランダムノイズが大きく低減 SCAPP(Spectrum CUDA Access for Parallel Processing) Spectrum社デジタイザ 応用例 (M5i, M4i, M4X, M2p) リアルタイム処理(高速処理)要求への対応 (FFT、フィルタリング、積算・平均化処理等の演算) CPU (通常の処理) 特長 デジタイザで測定したデータをCUDAの環 ドライバオプション 境下で直接GPUに送り、GPUでの演算結果 RDMAによりデータ をCPUに送る事により、リアルタイム処理 を直接GPUに転送 に対応可能。 M5iの場合 (GPUの処理能力は、CPUの数百倍以上) PCIe Gen3 x16 転送速度(12.8GB/s) 演算結果をCPUへ CUDA:グラフィックカードメーカーNVIDIA社が提供する GPUコンピューティング向けの統合開発環境。プログラム 記述、コンパイラ、ライブラリ、デバッガなどから構成 NVIDIA GPU されており、C言語によるプログラミングの経験があれば (Graphic Processing Unit) 扱いやすくなっています。 PCIe OS環境:LINUX、Windows
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3-1 AWG(任意関数発生器)の概要 特長 省スペース、収集データを高速にPCに転送 :PCに挿入(PCIeインタフェース)、PXIeシャーシに挿入(PXIeインタフェース)或いは、PCと LAN接続(NETBOX) 主な機能 サンプリング速度:40MS/s~1.25GS/s 分解能:16ビット チャネル数:1,2,4,8,16 豊富な解析機能(SBench6-Pro) 箱型と比較して高コストパフォーマンス AWG (Arbitrary Waveform Generator) とは、日本語で「任意波形発生器」と呼ばれており、文字 通り、実験、測定、検査などで必要とされる任意のアナログ波形を発生する装置の事です。 電圧 波形データ作成、加工、制御 AWG 電圧信号 制御 アナログ波形出力 波形データ転送 時間 1 ~ 8 channel 16 bit Low pass DAC filter 1 16 bit 1 channel 50 ohm amp memory PCIe Low pass filter 4 8 channel sampling trigger clock パソコンからのプログラミング、付属のGUI "SBench6"からの設定により、AWGから任意の アナログ波形を生成し、測定対象に印加することができます。 用途 Stimulus-Response-System (刺激応答システム) Receiver-Transmitter (レシーバ/トランスミッタ) Closed-Loop Test-System (閉ループテストシステム) 刺激 応答 AWG ) ) ) ) ) DUT ) ) ) ) ) Digitizer 測定対象 観測対象
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3-2. AWGとファンクションジェネレータとの違いは? ファンクションジェネレータとの違いは? パルス(ファンクション)ジェネレータとAWGは、それぞれ得意領域がありますので、用途に応じて 使い分けることが、測定・検査の品質・スループット向上、トータルコスト削減につながります。 ファンクションジェネレータ AWG ファンクションジェネレータ AWG サイン、パルス、バースト波形など 任意波形の生成 基本機能 の定型波形の生成 (定型波形の生成も可能) (任意波形の生成も可能) 装置組み込み用(PCとの連携) スタンドアロン(持ち運び可能) ソフトウエアのインストールなど 基本形態 電源ONですぐに使用できる が必要 人手によるコントロール パソコンからのコントロール 複雑な波形の生成、実際の波形の シミュレート、長大波形の生成、 実験、デバッグ、故障解析(トラブ 測定対象からの応答に従って出力 主な用途 ルシューティング)などで必要な、 波形を変更したい場合。自動テス 定型波形の生成 ト、自動観測、大規模測定、高精 度測定などでの波形生成 入力チャンネル数 1~2程度 1~64以上(増設可能) データメモリ 少ない(kB, MB程度) 多い(GB程度) 困難(任意波形の生成、外部からの 容易(C++, LabVIEW, MATLAB ...に カスタマイズ 制御は不得意) より、制御が容易) トータルコスト 低い(GPIB, LAN, USB ...) 高い(PCIe x4, x8)
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3.3- AWGの機能と特徴 AWG(任意波形発生器)の機能と特長 任意波形発生器(AWG)は、アナログ信号を発生する装置です。 デジタイザは、波形をサンプリングし、それをデジタル化し、メモリに格 納しますが、AWGは、内蔵メモリに波形の数値を格納します。選択され た波形データは、DATA変換器(DAC)へ送られ、適切なフィルタリング及 び信号処理をされて、アナログ波形として出力されます。 シングルショット プログラムされた波形は、外部トリガ或いはソフトウェアトリガ毎に一度 出力されます。 リピート出力 プログラムされた波形は、あらかじめ設定された数分、或いは停止コマ ンンドまで実行します。 シングル リスタート リプレイモード このモードは、各トリガ毎に、メモリに内蔵されているデータ波形を一度 出力します。 FIFOリプレイモード このモードは、SPECTRUM社のAWGに特有の動作モードです。 これは、コンピュータのメモリ、ハードディスクとAWG間の連続的なデー タ転送を行うように設計されています。データストリームのコントロール は、割り込みリクエスト方式で、ドライバによって自動的に行われます。 AWGの内蔵メモリは、連続的なストーリーミングのデータのバッファとし て使用されます。 マルチ リプレイモード このモードは、トリガ毎に波形を出力します。内蔵のメモリは、いくつか の等しいサイズのセグメントに分割されます。セグメントはそれぞれ、ど のメモリの内容が、どのトリガにより波形出力されるのかというデータを 含みます。そのため、このモードでは、非常に高速での反復波形出力 が可能です。 ゲーティド リプレイモード このモードは、外部ゲート信号によってコントロールされ波形データを出 力します。ゲート信号が、あらかじめプログラムされたレベルに達すると、 データは、再び出力されます。 シーケンス リプレイモード このモードは、内部メモリを異なる長さのデータセグメントに分割し、そこ に波形データを格納します。これらのデータセグメントは、シーケンスメ モリを使用して、ユーザが設定した順に接続されます。シーケンスメモリ は、各セグメントのループの数とセグメント出力の命令を決定します。ト リガ条件は、セグメントからセグメントへの切り替えを定義することがで きます。単純にソフトウェアコマンドによる切り替えで切り替わるか、他 のセグメントの波形が出力されている間に、別のセグメントに波形デー タを並行再定義することが可能です。
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3-4. AWGの機能と特徴解説1 AWGの基本機能 AWGの基本性能を表すものとして下記があります。 サンプリングレート:1秒間に何回デジタル信号を、アナログ信号に変換するかの頻度を周波数(Hz)または、 サンプル数(Sa/s)で表します。 ビット数:何ビットのデジタル信号を、アナログ信号に変換するかのビット数の事で、ビット数が多い程、 なめらかで複雑な形状のアナログ信号を生成できます。 周波数帯域幅(Band Width):出力可能な最大周波数の事です。通常サンプリング周波数の1/2以下です。 最大出力電圧:出力可能なアナログ信号の最大電圧の事で、通常50Ω負荷で±1V~±5V程度です。 出力インピーダンス:通常50Ωです。 インターフェース:パソコンとの接続方法の事、PCI、PCIe、PXI、PXIe、LXIなどが使われます。 AWG ・サンプリング周波数 電圧 ・ビット数 アナログ電圧信号 ・周波数帯域幅 アナログ電圧出力 ・最大出力電圧 時間 ・出力インピーダンス ・プラットフォーム 電圧 電圧信号 デジタル信号 DA変換 0110110010110000 0110110100010110 0110111111000001 ・ 0110100100101011 時間 AWGとデジタイザとの連携動作 PCからのプログラミング、付属のGUI "SBench6"からの設定により、AWGから任意のアナログ波形を生成し、 測定対象に印加することができます。また、デジタイザから取得した実際の波形を、AWGから再生したり、さら にパソコンで加工、処理した波形を出力することもできます。 “SBench6”:プログラムなしで、測定条件の設定、測定データの表示、格納他を行うことが出来ます。 AWG 制御 パソコン アナログ波形出力 波形データ転送 波形データ作成、 1 ~ 8 channel 16 bit 加工、制御。制御 デジタイザ PCのソフトウエア制御 DUT 応答 ハードウエア同期 解析、加工 実験、測定 制御 検査対象 アナログ波形入力 hybridNETBOX 取得データ転送 1 ~ 8 channel 16 bit
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3-5. AWGの機能と特徴解説2 AWGとデジタイザの連携動作での高速演算処理 実験、測定、検査対象に、AWGからのアナログ波形を入力し、その応答をデジタイザで取得し、パソコン で解析を行い、さらにその解析結果に基づいてAWGからのアナログ出力を変更して、対象の応答を測定す るなの処理が行われています。 この様な状況で、複雑な波形解析、加工処理を高速に実行する必要がある場合、NVIDIA製GPUを使用す るSCAPP optionにより、演算処理時間が大幅に短縮できます。 AWG 制御 パソコン アナログ波形出力 波形データ転送 波形データ作成、 1 ~ 8 channel 加工、制御 16 bit DUT 応答 PCのソフトウエア制御 実験、測定、 ハードウエア同期 検査対象 デジタイザ アナログ波形入力 制御 取得データ転送 解析、加工 1 ~ 8 channel 16 bit SCAPP: NVIDIA GPUを使用した、取得デー タのスーパーコンピュータ並みの 高速解析、加工処理 SCAPP(Spectrum CUDA Access for Parallel Processing) Spectrum社デジタイザ、AWG 応用例 (M5i, M4i, M4X, M2p) リアルタイム処理(高速処理)要求への対応 (FFT、フィルタリング、積算・平均化処理等の演算) CPU (通常の処理) 特長 デジタイザで測定したデータをCUDAの環 ドライバオプション 境下で直接GPUに送り、GPUでの演算結果 RDMAによりデータ をCPUに送る事により、リアルタイム処理 を直接GPUに転送 に対応可能。 M5iの場合 (GPUの処理能力は、CPUの数百倍以上) PCIe Gen3 x16 転送速度(12.8GB/s) 演算結果をCPUへ CUDA:グラフィックカードメーカーNVIDIA社が提供する GPUコンピューティング向けの統合開発環境。プログラ ム記述、コンパイラ、ライブラリ、デバッガなどから構 NVIDIA GPU 成されており、C言語によるプログラミングの経験があ (Graphic Processing Unit) れば扱いやすくなっています。 PCIe OS環境:LINUX、Windows
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4. 製品カタログ デジタイザ 33xxシリーズ 12ビット 高速デジタイザ(~10 GS/s) ・分解能 12ビット ・M5i.3321-x16: 3.2GS/s(2ch) 帯域幅 1GHz M5i.3330-x16: 6.4GS/s(1ch) 2GHz M5i.3337-x16: 3.2GS/s(2ch), 6.4GS/s(1ch) 帯域幅 2GHz M5i.3350-x16: 10GS/s(1ch) 3GHz M5i.3357-x16: 5GS/s(2ch), 10GS/s(1ch) 3GHz M5i.3360-x16: 10GS/s(1ch) 4.7GHz M5i.3367-x16: 5GS/s(2ch), 10GS/s(1ch) 4.7GHz ・内蔵のデータメモリ 2 GSamples(4 GByte)、8 GSamples(16 GByte)オプション ・PCIe上で最高12.8 GByte/sの高速データ転送 PCIe x16 Gen3インタフェース ・トリガモード:チャネル、External、Edge、Software、Window、Re-arm、OR/AND、Delay ・データ収集モード:Single-Shot、Streaming、Multiple Recording、FIFO、Timestamp ・カード内蔵データ分析信号処理 :ブロック平均(Average) option ・デジタルパルスおよびパルス列を最大4出力 オプション PCIe ・PCIe x16 Gen3 NEW! ・転送速度:12.8GB/s ・SMAコネクタ ・同期:Star-Hub 8カード連携 ・SCAPPオプション、DDC機能付き ・8ビットStreamingモード オプション 22xxシリーズ 8ビット 高速デジタイザ(~5GS/s) ・サンプリングレート:1.25GS/s~5GS/s ・帯域:500MHz~1.5GHz (入力インピーダンス 50Ω) ・マルチチャネル対応:1~32チャネル(カード)、8~24チャネル(NETBOX) ・機能/モード:リングバッファ、マルチレコードモード、ゲーティドレコードモード、ABAモード、タイムスタンプ ・カード内蔵データ分析信号処理 :ブロック平均およびピーク検知 ・トリガ機能:レベル、エッジ、ウィンドウ、re-Arm、OR/AND ・デジタルパルスおよびパルス列を最大4出力 オプション PCIe PXIe ・GBitイーサネット ・GBitイーサネット ・リモートコントロール ・リモートコントロール ・転送速度:100MB/s ・転送速度:100MB/s ・SMAコネクタ ・SMAコネクタ ・DC駆動オプション ・12/16/20/24チャネル ・2/4/8チャネル ・PCIe x8 Gen2 ・PXIe x4 Gen2 ・転送速度:3.4GB/s ・転送速度:1.7GB/s ・同期:Star-Hub 8カード ・PXIe reference ・SMA、MMCXコネクタ clock/ trigger サポート ・SCAPP・DDCオプション
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4. 製品カタログ デジタイザ 44xxシリーズ 14/16ビット 高速・高分解能デジタイザ(~500MS/s) ・サンプリングレート:130MS/s~500MS/s ・帯域:50MHz~1.5GHz(入力インピーダンス 1MΩ/50Ω) ・マルチチャネル対応:1~32チャネル ・機能/モード:リングバッファ、マルチレコードモード、ゲーティドレコードモード、ABAモード、タイムスタンプ ・カード内蔵データ分析信号処理 :ブロック平均およびピーク検知、BOXCAR平均(移動平均) ・トリガ機能:レベル、エッジ、ウィンドウ、re-Arm、OR/AND ・デジタルパルスおよびパルス列を最大4出力 オプション PCIe DIオプション PXIe M4i.44xx-DigSMA ・PCIe x8 Gen2 ・形状:SMAタイプ 8チャネル ・PXIe x4 Gen2 ・転送速度:3.4GB/s M4i.44カードの隣に実装 ・転送速度:1.7GB/s ・同期:Star-Hub 8カード (1スロット専有) ・PXIe reference clock/ ・SMA、MMCXコネクタ ・デジタイザに同期してDIデータ収集 trigger サポート ・SCAPP・DDCオプション 44xxシリーズ 14/16ビット 高速・高分解能デジタイザ(~500MS/s) NETBOX ・サンプリングレート:130MS/s~500MS/s ・帯域:50MHz~1.5GHz(入力インピーダンス 1MΩ/50Ω) ・マルチチャネル対応:8~24チャネル ・機能/モード:リングバッファ、マルチレコードモード、ゲーティドレコードモード、ABAモード、タイムスタンプ ・カード内蔵データ分析信号処理 :ブロック平均およびピーク検知、BOXCAR平均(移動平均) ・トリガ機能:レベル、エッジ、ウィンドウ、re-Arm、OR/AND ・デジタルパルスおよびパルス列を最大4出力 オプション ・GBitイーサネット ・GBitイーサネット ・リモートコントロール ・リモートコントロール ・転送速度:100MB/s ・転送速度:100MB/s ・SMA、MMCX ・SMA、MMCX ・DC駆動オプション ・12/16/20/24チャネル ・2/4/8チャネル
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4. 製品カタログ デジタイザ 591x~596xシリーズ 16ビット 汎用デジタイザ(5MS/s~125MS/s) ・サンプリングレート:5MS/s~125MS/s ・帯域:2.5MHz~60MHz (入力インピーダンス1MΩ/50Ω) ・マルチチャネル対応:1~128チャネル ・機能/モード:リングバッファ、マルチレコードモード、ゲーティドレコードモード、ABAモード、タイムスタンプ ・トリガ機能:レベル、エッジ、ウィンドウ、re-Arm、OR/AND ・デジタルパルスおよびパルス列を最大4出力 オプション DIOオプション M2p.xxxx-DigFX2 M2p.xxxx-DigSMB ・形状:FX2タイプとSMBタイプの2種類 M2pカードの piggy back(子ガメ)として取 り付け ・XIOの拡張16チャネル:M2pデジタイザに ・PCIe x4 Gen1 同期してDIデータ収集、トリガなど非同期 ・転送速度:700MB/s 信号の入出力 ・同期:Star-Hubによる 16カード連携 ・DN2、DN6にも機能追加可能 ・SMA、MMCXコネクタ ・SCAPP・DDCオプション 59xxシリーズ 16ビット 汎用デジタイザ(NETBOX) ・サンプリングレート:5MS/s~125MS/s ・帯域:2.5MHz~60MHz (入力インピーダンス1MΩ/50Ω) ・マルチチャネル対応:16~48チャネル ・機能/モード:リングバッファ、マルチレコードモード、ゲーティドレコードモード、ABAモード、タイムスタンプ ・トリガ機能:レベル、エッジ、ウィンドウ、re-Arm、OR/AND ・デジタルパルスおよびパルス列を最大4出力 オプション ・GBitイーサネット ・GBitイーサネット ・リモートコントロール ・リモートコントロール ・転送速度:100MB/s ・転送速度:100MB/s ・BNCコネクタ ・BNCコネクタ ・DC駆動オプション ・24/32/40/48チャネル ・4/8/16チャネル DN2.59x-08のディジタル入力オプション アナログ入力:8チャネル ディジタル入力:11チャネル
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5. 製品カタログ AWG(任意波形発生器) 66xxシリーズ 16ビット 高速任意波形発生器(AWG) ・サンプリングレート:625MS/s~1.25GS/s ・帯域:200MHz~400MHz ・分解能:16 ビット ・マルチチャネル対応:1~32チャネル(カード)、8~24チャネル(NETBOX) ・機能/モード : シングルショット、マルチリプレイ、ゲーティドリプレイ、FIFOリプレイ、シーケンスリプレイ ・デジタルパルスおよびパルス列を最大4出力 オプション ・DDS(Direct Digital Synthesis)搭載可能 PCIe PXIe ・GBitイーサネット ・GBitイーサネット ・リモートコントロール ・リモートコントロール ・転送速度:100MB/s ・転送速度:100MB/s ・SMAコネクタ ・SMAコネクタ ・DC駆動オプション ・12/16/20/24チャネル ・2/4/8チャネル ・PCIe x8 Gen2 ・PCIe x4 Gen2 ・転送速度:3.4GB/s ・転送速度:1.7GB/s ・同期:Star-Hub 8カード ・PXIe reference clock/ ・SMA、MMCXコネクタ trigger サポート ・SCAPPオプション 65xxシリーズ 16ビット 汎用任意波形発生器(AWG) ・サンプリングレート:40MS/s~125MS/s ・帯域:20MHz~70MHz ・分解能:16 ビット ・マルチチャネル対応:1~128チャネル(カード)、4/8/16チャネル(NETBOX) ・機能/モード :シングルショット、マルチリプレイ、ゲーティドリプレイ、FIFOリプレイ、シーケンスリプレイ ・出力振幅:±3V(50Ω負荷の場合)/ ± 6V(1MΩ負荷の場合、 高電圧出力タイプの場合 ± 6V/±12V) ・デジタルパルスおよびパルス列を最大4出力 オプション DIOオプション M2p.xxxx-DigFX2 ・GBitイーサネット M2p.65xx-x4 M2p.xxxx-DigSMB ・GBitイーサネット ・リモートコントロール ・リモートコントロール ・転送速度:100MB/s ・転送速度:100MB/s ・BNCコネクタ ・BNCコネクタ ・DC駆動オプション ・24/32/40/48チャネル ・4/8/16チャネル ・形状:FX2タイプとSMBタイプ ・PCIe x4 Gen1 M2pカードの piggy backとし ・転送速度:700MB/s て取り付け ・同期:Star-Hubによる ・XIOの拡張16チャネル 16カード連携 :M2pAWGに同期して ・SMA、MMCXコネクタ DOデータ出力、トリガなど ・SCAPPオプション 非同期信号の入出力
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6. 製品カタログ hybridNETBOX デジタイザとAWGを同一BOX Gbitイーサネット接続 hybridNETBOX 80x/81xシリーズ デジタイザ・任意波形発生器(AWG) ・2+2/4+4/8+8チャネル ・分解能:16 ビット ・サンプリングレート:40MS/s, 125MS/s ・帯域:20MHz, 70MHz ・データメモリ:512Mサンプル ・デジタイザ:6入力レンジ(±200mV~±10V) ・AWG出力振幅: 81シリーズ ±6V(50Ω負荷の場合)、 ± 12V(1MΩ負荷の場合) ・機能/モード : マルチレコード、Gatedレコード、マルチリプレイ、シーケンスリプレイ、タイムスタンプ ・DC駆動オプション(12V/24V) ・デジタルパルスおよびパルス列を最大4出力 オプション hybridNETBOX 82xシリーズ デジタイザ・任意波形発生器(AWG) ・2+2/4+4チャネル ・分解能:デジタイザ 14/16ビット、AWG 16 ビット ・サンプリングレート:デジタイザ 250MS/s, 500MS/s AWG 625MS/s, 1.25GS/s ・データメモリ:2Gサンプル ・デジタイザ:6入力レンジ(±200mV~±10V) ・AWG出力振幅:2出力±2V(50Ω負荷の場合)、 ± 4V(1MΩ負荷の場合) 4出力 ±2.5V(50Ω負荷の場合)、 ± 5V(1MΩ負荷の場合) ・機能/モード : マルチレコード、Gatedレコード、マルチリプレイ、シーケンスリプレイ、タイムスタンプ
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7. DIOの機能と特徴 Digital I/Oの機能 DIの機能と特長 FIFOモード FIFOモーでは、DIとPCメモリ或いはハードディスク間の連続的なデータ転送を行えます。ボード上のメモリを実際のFIFOバッ ファとし、非常に信頼性の高い転送を実現しています。M4i.77xx-x8は、最大3.4GB/sで連続的な転送速度を実現しています。 マルチ レコードモード モードコノでは、ハードウェアをソフトウェアで再スタートせずに、トリガ毎にデータ収集を可能にします。DIの内蔵メモリは、セグ メントに分割され、各トリガ毎に、データを記録します。 トリガソース 測定は、信号とは別に設定されたトリガ信号、或いは、プログラムされたパターントリガにより行われます。 さらに、それらのOR 或いはANDでも可能です.。 External クロック サンプリングクロックは、外部信号によっても行う事ができます。この信号は、同期収集のために、内部サンプリングクロックの ためのreferenceとしても使用できます。さらに、この信号は、いかなる周波数変更、或いはクロックギャップがあっても影響を受 けない(SDRとDDR)の上のプログラマブル・クロック遅れおよび直接サンプリングのstate clockとしても扱うことができます。 ゲーティド レコード モード このモードのデータ収集は、外部ゲート信号により制御されます。ゲート信号がプログラムされた値に達した場合に、各ゲート の前後に設定されたデータ数が収集されます。 タイムスタンプ タイムスタンプは、計測スタートからの時間、計測トリガ、GPSからの受信信号に同期して出力されます。 これにより、異なる位置にあるシステムの収集データを正確な時間関係で測定可能にします。 DOの機能と特長 シングル 出力モード オンボードメモリのデータを1回だけ再生します。 トリガソースは外部トリガ入力又はソフトウェアトリガです。 リピート 出力モード オンボードメモリのデータをプログラムされた回数連続或いは、停止コマンドが実行されるまで出力します。 シングルリピート 出力モード オンボードメモリのデータは各トリガ後に1回再生します。 トリガソースは外部トリガ入力又はソフトウェアトリガです。 FIFO モード FIFO(ストリーミングモード)は、カードとPCメモリ間の継続的なデータ転送用に設計されています。 。 M2p.7515-x4 (PCI Express x4 Gen1インタフェース)は、最大700MB/sのストリーミング速度、M4i.77xx-x8(PCI Express x8 Gen2インタフェース)は、 最大3.4GB/sのストリーミング速度で出力可能です。 マルチ 出力モード いくつかのトリガ毎に、ハードウェアを再起動せずに高速出力可能です 。オンボードメモリは、いくつかのセグメントに分割され ており、各セグメントには、異なるデータを含めることが可能です。 ゲーティド 出力モード 外部ゲート信号によって制御されるデータ再生が可能、データは、ゲート信号がプログラムされたレベルに達した場合にのみ 再生します。 シーケンス モード オンボードメモリを異なる長さのいくつかのデータセグメントに分割可能です。 これらのデータセグメントは、追加のシーケンス メモリを使用してユーザーが選択した順序でチェーンされます。 このシーケンスメモリでは、各セグメントのループ数をプログラ ムし、セグメントからセグメントに進むようにトリガ条件を定義できます。 シーケンスモードを使用すると、簡単なソフトウェアコマ ンドで再生波形を切り替えたり、他のセグメントの再生中に同時にセグメントの波形データを再定義したりすることも可能になり ます。 トリガ関連およびソフトウェアコマンド関連のすべての機能は、単一のカードでのみ機能します。