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ポリオレフィン、PS、ABS、各種エンプラ、難燃性樹脂に至るまで成型機の色替え、樹脂替え、留め置き材料としても効果を発揮します。
このカタログについて
ドキュメント名 | 射出成型用洗浄剤『プラクレール®』 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
取り扱い企業 | 東京インキ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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射出成形用洗浄剤 プラクレール®
射出成形用のペレット状洗浄剤です。色替え、樹脂替え時間を短縮します。
使用目的に応じたグレードを取り揃えています。
プラクレールを使用することによって、廃棄物の減量、省エネルギー、省資源になります。
品名 適用樹脂 推奨使用温度 タイプ 特徴 安全性※
・特に塩化ビニル添加型難燃 ABSに高い効果
VS 難燃 ABS
その他難燃 PS 170~280℃ フィラー
タイプ ・滑性効果をアップさて、成形機内の残留性が改善 —
・難燃 ABS、PS 等、比較的低温成形の樹脂に効果
PP
P-2 PE ラー ・滞留させると使用量が更に減少
一般 ABS 200~260℃ ノンフィ
タイプ ・PP、ABS 等の汎用樹脂の樹脂置換、色替えに効果 —
その他
変性 PPO
EP-1 耐熱 ABS フ ・流動性の低い耐熱 ABS 等に効果あり
PC 200~350℃ ィラー
タイプ ・高温成形(約350℃)での使用可能 —
その他
良好
J-1 PP 180~280℃ フィラー ・置換性
タイプ ・成形機停止時のシール材として使用可能 —
・高洗浄タイプ
・エンプラにも効果あり
PP ・押出機、成形機の洗浄時、スクリュー抜き材として
J-2 PE 160~320℃ フィラー —
汎用エンプラ タイプ も使用実績あり
・高洗浄タイプ
・成形機停止時のシール材として使用可能
J-3 PP 180~260℃ ノンフィラー ・ホットランナーまで洗浄可能
タイプ ・成形機停止時のシール材として使用可能 △
・易置換性タイプ
※「国ポジティブリスト(国 PL)」への適合状況、および「ポリオレフィン等衛生協議会ポジティブリスト(POPL)」への確認登録状況または適合状況(2020年5月末現在)
安全性(〇):国 PL 適合 / POPL 確認登録済み(継続登録を検討中)または適合
安全性(△):国 PL 適合 / POPL 不適合
安全性(—):国 PL 不適合/ POPL 不適合
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射出成形用洗浄剤 プラクレール®
■ 洗浄剤選出フローチャート
特徴
成形方法 パージ方法 樹脂 品名
セールスポイント
PP、PE プラクレール ノンフィラータイプ/ 汎用樹脂用
一般ABS、他 P-2 滞留させると使用量を削減
プラクレール フィラータイプ/ PP 用
PP J-1 高洗浄タイプ、置換性良好
シリンダー PP、PE プラクレール フィラータイプ/ エンプラなどその他樹脂
のみ その他 J-2 スクリュー抜き材としても使用可能
PA、PC プラクレール フィラータイプ/ エンプラ用
耐熱ABS、他 EP-1 高温耐熱性良好
射出成形
難燃ABS プラクレール フィラータイプ/ 難燃 ABS、難燃 PS 他用
難燃PS、他 VS 低温成形に効果あり
ホット プラクレール ノンフィラータイプ/ 型内パージ、 PP 用
PP
ランナー J-3 易置換性
押出機などの PP、PE プラクレール フィラータイプ/ 洗浄性良好、スクリュー抜き材
分解掃除 その他樹脂 J-2 パージ剤の抜けが良く、製品への混入を嫌うケースで有効
■ プラクレールの使用方法
射出成形機の場合
① 前の材料をできるだけ出し切ってください。
② ホッパーを十分洗浄してください。
③ プラクレールをホッパーに投入してください。
④ 高背圧、高速射出でシリンダーを洗浄してください。
(スクリュー位置は前進限、短く射出を繰り返すとより効果的です)
⑤ できるだけプラクレールを出し切ってください。
⑥ ホッパーを洗浄後、次の材料を投入してください。
⑦ パージ作業終了
成形機停止時のシール材としての使用
成形機の停止から立ち上げ時、シリンダー内に残留した樹脂起因によるヤケの発生が問題になることがあります。
J-1、J-2、J-3 は樹脂ヤケが発生しにくい処方です。更に滞留することにより、樹脂ヤケを落ち易くする処方となって
います。そのため、樹脂ヤケ発生防止のシール材としても使用することができます。
この場合、シリンダー内が空にならないように J-1、J-2、J-3 で充満させて停止してください。
※この資料に掲載したグレードの他にも品揃えしておりますので係員までお申し付けください。
※マスターバッチ使用に際しては「製品安全データシート(SDS)」を用意しておりますので、内容を確認の上ご使用ください。
※保管につきましては吸湿性の高いものもございますので高温多湿下での保管はさけてください。また、アルミシール袋の製品はなるべく開封後は使い切ってください。やむを得ず保管する場合すみやかに再シールしてください。
※この資料に記載されている事項は、細心の注意を払って行った当社のデータに基づいたものです。実際のご使用に当たっては効果等を保証するものではありません。
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東京インキ株式会社 https://www.tokyoink.co.jp/
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