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グランドセル農道橋段差抑制工法

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ドキュメント名 グランドセル農道橋段差抑制工法
ドキュメント種別 製品カタログ
取り扱い企業 東京インキ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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グランドセル路盤補強工法 経過報告 グランドセル路盤補強工法(農道側) 農道橋段差抑制工法 施工直後 施工5ヶ月後 -グランドセル- Groundcell® 農業用水路を跨ぐ農道橋の段差抑制工対策に グランドセル路盤補強工法(農地側) グランドセルを使用した路盤補強工法とは、路盤上に展開したグランドセルに砕石等を充填し、グランドセルの拘束力 施工直後 施工5ヶ月後 により安定した路盤を構築することで、車両の輪荷重を分散し、轍掘れや不等沈下を軽減して路盤の強化・安定をはか る路盤安定システムです。 段差の現状 ■農道橋(簡易橋) 農道橋は農地への往来に使用し、大型農業用水路に直接荷重がかからない ように設置されています。乗り入れは急勾配スロープで擦り付け、敷砂利 となっています。 テラセル擁壁工法 ■スロープ部の沈下による段差の発生 施工直後 施工5ヶ月後 積雪および堆雪の影響と大型農業機械の重荷重によりスロープ部の沈下が 起こり、大きな段差が生じています。また、緩んだ状態で大型農業機械が 頻繁に往来し、法面も崩れさらに段差を起こす原因となっています。その ため、毎年土砂や砂利などを補充し、補修を行っています。 ■段差による影響 大型農業機械が段差を乗り越える際、スロープの角度が急になることで、 横転などの危険性が増します。また、運搬の際に大きな段差により荷崩れ を起こし、農作業や農作物に支障を来すことも考えられます。 大型重機が起きる 製造元 http://www.tokyoink.co.jp http://www.nihon-samicon.co.jp 段差 札幌営業所 〒065-0020 札幌支店 〒004-0042 段差 札幌市東区北二十条東 18-2-1 札幌市厚別区大谷地西一丁目 10 番 1 号 TEL.011-784-7772 TEL.011-892-3381 段差乗り越え時の衝撃 2017.6.2K
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段差抑制工法の特徴 試験施工 ■高い耐久性・耐薬品性 段差抑制を目的とした「グランドセル路盤補強工法」の試験施工を、岩見沢地内にて平成 28年 11月に行いました。 グランドセル 段差抑制とともに、側面の拡散防止を兼ねて「テラセル擁壁工法」の試験施工も実施しました。 原料の高密度ポリエチレンに耐候安定剤が配合されており、耐 候性に優れています。長期にわたって太陽光線、風雨などによ グランドセル路盤補強工法 る劣化がありません。また、酸性土・アルカリ性土(石灰・セ メント安定処理土)に対しても十分な耐薬品性を有しています。 ■簡単で素早い施工性 使用する部材が少なく、施工方法も展開・充填・転圧の繰り返 し作業のため、施工期間の短縮が可能です。柔軟性にも優れて おり、路面の起伏や曲がりに追従します。また、コンクリート 掘 削 不織布敷設 グランドセル展開・設置 を使用しないため養生期間が不要で工期短縮が可能です。 ■軽量でコンパクト 軽量で圧縮強度を有するハニカム構造です。製品納入時はコン 中詰材 長繊維不織布 パクトに畳んであり、広い保管場所を必要としません。また、 砕石 (RC-40 または C-40) トレップ or タフネル 場内での運搬も軽量なため、人力のみで可能です。 中詰め材充填 締固め 完 成 ■グランドセル路盤補強工法用 製品規格 テラセル擁壁工法 セルサイズ セルサイズ(H×W) 型 式 標準展開寸法(H×W×L) セル数 展開面積 G-100MP 100 ㎜ ×2.56m×8.67m 8×30 22.19 ㎡ M 型 289 ㎜ ×320 ㎜ G-150MP 150 ㎜ ×2.56m×8.67m (横 × 縦) (1 枚当たり) G-200MP ※1 200 ㎜ ×2.56m×8.67m ※. 上記製品規格以外は、 特集生産になりますのでご相談ください。 ※1. G-200MP は、 地盤条件により段差がひどい場合にご相談ください。 ■ テラセル擁壁設置 締固め 完 成テラセル擁壁工法用 製品規格 (参考:グランドセル路盤補強工法およびテラセル擁壁工法の試験施工日数は、悪天候でしたが1日で完了) セルサイズ 型 式 標準展開寸法(H×W×L) 重量 カラー ■経過観測 グランドセルG-150MP(農地側) 単位:m 3 セルタイプ TW-150M 150 ㎜ ×2.56m×8.00m 約 4.0 kg/ 枚 ブラック グランドセル NO. ① ② ①−② 路盤補強工法(農地側) H28.11 H29.4 沈下量 ※. 上記製品規格以外は、 特集生産になりますのでご相談ください。 b 3 1 9.971 9.955 0.016b1 6 b2 9 12 2 9.984 9.963 0.021 3 9.969 9.934 0.035 ac ac1 2 4 9.657 9.635 0.022 ac2 5 ■ 8 11 5 9.715 9.698 0.017セルサイズと標準展開寸法 6 9.684 9.666 0.018 a 1 7 9.251 9.237 0.014a1 4 a2 7 10 8 9.317 9.287 0.030 9 9.278 9.260 0.018 320 ㎜ E 10 9.148 9.130 0.018D グランドセル C B A 11 9.135 9.116 0.019 路盤補強工法 12 9.133 9.093 0.040 (農道側) 平均沈下量 0.021テラセル擁壁工法 グランドセルG-100MP(農道側) 単位:m グランドセル 289 ㎜ 経過観測の結果を右表に示します。セルの高さは農地側で 150 ㎜、 NO. ① ② ①−② M 型 H28.11 H29.4 沈下量農道側で 100 ㎜とし、高さによる比較も検討しています。 a 9.980 9.968 0.012 L b 9.973 9.970 0.003 経過報告(沈下量) a1 9.595 9.557 0.038 W b1 9.603 9.561 0.042セルサイズ 【農地側】平均20㎜程度であり、ばらつきも少ないことが分かります。 a2 9.352 9.351 0.001約 2.4~2.7m H 【農道側】平均20㎜程度の沈下であったがばらつきが多く、最大で42㎜ b2 9.373 9.339 0.034 でした。今回、施工時に余盛りを 20~30㎜程度としていたの ac 9.971ac1 9.600 で、余盛りと測定誤差を考慮すれば沈下は抑制されています。 ac2 9.355 標準展開寸法 引き続き経過観測し、効果確認を行います。 ※ac、ac1、ac2 は、新規追加点 平均沈下量 0.022
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段差抑制工法の特徴 試験施工 ■高い耐久性・耐薬品性 段差抑制を目的とした「グランドセル路盤補強工法」の試験施工を、岩見沢地内にて平成 28年 11月に行いました。 グランドセル 段差抑制とともに、側面の拡散防止を兼ねて「テラセル擁壁工法」の試験施工も実施しました。 原料の高密度ポリエチレンに耐候安定剤が配合されており、耐 候性に優れています。長期にわたって太陽光線、風雨などによ グランドセル路盤補強工法 る劣化がありません。また、酸性土・アルカリ性土(石灰・セ メント安定処理土)に対しても十分な耐薬品性を有しています。 ■簡単で素早い施工性 使用する部材が少なく、施工方法も展開・充填・転圧の繰り返 し作業のため、施工期間の短縮が可能です。柔軟性にも優れて おり、路面の起伏や曲がりに追従します。また、コンクリート 掘 削 不織布敷設 グランドセル展開・設置 を使用しないため養生期間が不要で工期短縮が可能です。 ■軽量でコンパクト 軽量で圧縮強度を有するハニカム構造です。製品納入時はコン 中詰材 長繊維不織布 パクトに畳んであり、広い保管場所を必要としません。また、 砕石 (RC-40 または C-40) トレップ or タフネル 場内での運搬も軽量なため、人力のみで可能です。 中詰め材充填 締固め 完 成 ■グランドセル路盤補強工法用 製品規格 テラセル擁壁工法 セルサイズ セルサイズ(H×W) 型 式 標準展開寸法(H×W×L) セル数 展開面積 G-100MP 100 ㎜ ×2.56m×8.67m 8×30 22.19 ㎡ M 型 289 ㎜ ×320 ㎜ G-150MP 150 ㎜ ×2.56m×8.67m (横 × 縦) (1 枚当たり) G-200MP ※1 200 ㎜ ×2.56m×8.67m ※. 上記製品規格以外は、 特集生産になりますのでご相談ください。 ※1. G-200MP は、 地盤条件により段差がひどい場合にご相談ください。 ■ テラセル擁壁設置 締固め 完 成テラセル擁壁工法用 製品規格 (参考:グランドセル路盤補強工法およびテラセル擁壁工法の試験施工日数は、悪天候でしたが1日で完了) セルサイズ 型 式 標準展開寸法(H×W×L) 重量 カラー ■経過観測 グランドセルG-150MP(農地側) 単位:m 3 セルタイプ TW-150M 150 ㎜ ×2.56m×8.00m 約 4.0 kg/ 枚 ブラック グランドセル NO. ① ② ①−② 路盤補強工法(農地側) H28.11 H29.4 沈下量 ※. 上記製品規格以外は、 特集生産になりますのでご相談ください。 b 3 1 9.971 9.955 0.016b1 6 b2 9 12 2 9.984 9.963 0.021 3 9.969 9.934 0.035 ac ac1 2 4 9.657 9.635 0.022 ac2 5 ■ 8 11 5 9.715 9.698 0.017セルサイズと標準展開寸法 6 9.684 9.666 0.018 a 1 7 9.251 9.237 0.014a1 4 a2 7 10 8 9.317 9.287 0.030 9 9.278 9.260 0.018 320 ㎜ E 10 9.148 9.130 0.018D グランドセル C B A 11 9.135 9.116 0.019 路盤補強工法 12 9.133 9.093 0.040 (農道側) 平均沈下量 0.021テラセル擁壁工法 グランドセルG-100MP(農道側) 単位:m グランドセル 289 ㎜ 経過観測の結果を右表に示します。セルの高さは農地側で 150 ㎜、 NO. ① ② ①−② M 型 H28.11 H29.4 沈下量農道側で 100 ㎜とし、高さによる比較も検討しています。 a 9.980 9.968 0.012 L b 9.973 9.970 0.003 経過報告(沈下量) a1 9.595 9.557 0.038 W b1 9.603 9.561 0.042セルサイズ 【農地側】平均20㎜程度であり、ばらつきも少ないことが分かります。 a2 9.352 9.351 0.001約 2.4~2.7m H 【農道側】平均20㎜程度の沈下であったがばらつきが多く、最大で42㎜ b2 9.373 9.339 0.034 でした。今回、施工時に余盛りを 20~30㎜程度としていたの ac 9.971ac1 9.600 で、余盛りと測定誤差を考慮すれば沈下は抑制されています。 ac2 9.355 標準展開寸法 引き続き経過観測し、効果確認を行います。 ※ac、ac1、ac2 は、新規追加点 平均沈下量 0.022
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グランドセル路盤補強工法 経過報告 グランドセル路盤補強工法(農道側) 農道橋段差抑制工法 施工直後 施工5ヶ月後 -グランドセル- Groundcell® 農業用水路を跨ぐ農道橋の段差抑制工対策に グランドセル路盤補強工法(農地側) グランドセルを使用した路盤補強工法とは、路盤上に展開したグランドセルに砕石等を充填し、グランドセルの拘束力 施工直後 施工5ヶ月後 により安定した路盤を構築することで、車両の輪荷重を分散し、轍掘れや不等沈下を軽減して路盤の強化・安定をはか る路盤安定システムです。 段差の現状 ■農道橋(簡易橋) 農道橋は農地への往来に使用し、大型農業用水路に直接荷重がかからない ように設置されています。乗り入れは急勾配スロープで擦り付け、敷砂利 となっています。 テラセル擁壁工法 ■スロープ部の沈下による段差の発生 施工直後 施工5ヶ月後 積雪および堆雪の影響と大型農業機械の重荷重によりスロープ部の沈下が 起こり、大きな段差が生じています。また、緩んだ状態で大型農業機械が 頻繁に往来し、法面も崩れさらに段差を起こす原因となっています。その ため、毎年土砂や砂利などを補充し、補修を行っています。 ■段差による影響 大型農業機械が段差を乗り越える際、スロープの角度が急になることで、 横転などの危険性が増します。また、運搬の際に大きな段差により荷崩れ を起こし、農作業や農作物に支障を来すことも考えられます。 大型重機が起きる 製造元 http://www.tokyoink.co.jp http://www.nihon-samicon.co.jp 段差 札幌営業所 〒065-0020 札幌支店 〒004-0042 段差 札幌市東区北二十条東 18-2-1 札幌市厚別区大谷地西一丁目 10 番 1 号 TEL.011-784-7772 TEL.011-892-3381 段差乗り越え時の衝撃 2017.6.2K