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RLY-5416 GPB (オープンフレーム) / RLY-5416GPC (ケース入り)
本説明書は、「RLY-5416 GPB 」と「 RLY-5416GPC」について説明しています。
◆目次
【I】ご使用の前に
【II】使用方法
【III】各信号の機能
【IV】コネクタのピン配列表
【V】仕様
◆詳細はカタログをダウンロードしてご覧下さい。
このカタログについて
ドキュメント名 | GPIBリレーユニット |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 2.1Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | エムシーアイエンジニアリング株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
Page1
GPIBリレーユニット
RLY-5416GPB(オープンフレーム)
RLY-5416GPC(ケース入り)
取扱説明書
エムシ-アイエンジニアリング株式会社
〒194-0212 東京都 町田市 小山町 789-9
TEL 042-705-8312 FAX 042-794-8317
http://www.mci-eng.co.jp/
URL : http://www.mci-eng.co.jp
第1版 2017年03月21日
Page2
目次
【Ⅰ】ご使用の前に
[Ⅰ-1]機能の紹介 2
[Ⅰ-2]GPIBについて 2
[Ⅰ-3]RLY-5416GPB/Cの概略動作 3
[Ⅰ-4]取り扱い上のご注意 3
[Ⅰ-5]RLY-5416GPBの形状 4
[Ⅰ-6]RLY-5416GPCの形状 5
【Ⅱ】使用方法
[Ⅱ-1]使用開始の前に 6
[Ⅱ-2]電源の投入と初期化 8
[Ⅱ-3]リレーの制御 9
[Ⅱ-4]ステータスの読み取り 11
【Ⅲ】各信号の機能
[Ⅲ-1]GPIBの信号 12
[Ⅲ-2]端末側の信号 12
[Ⅲ-3]モニタLEDの信号 14
【Ⅳ】コネクタのピン配列表
[Ⅳ-1]GPIBコネクタ 15
[Ⅳ-2]5V電源用コネクタ 15
[Ⅳ-3]端末側コネクタ 16
[Ⅳ-3]モニタLEDコネクタ 17
【Ⅴ】仕様
[Ⅴ-1]総合仕様 18
[Ⅴ-2]GPIB仕様 18
[Ⅴ-3]端末側仕様 19
改版履歴 改版日付 改 版 内 容
第1版 2017年03月21日 付属品(5V電源コネクタ)の型式の誤記を訂正
第β版 2016年10月11日 初版
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【Ⅰ】ご使用の前に
本説明書は、「RLY-5416GPB」と「RLY-5416GPC」について説明しています。
本書では「RLY-5416GPB」と「RLY-5416GPC」の両方を指す場合
「RLY-5416GPB/C」または「本機」と記述してあります。
本機にはバイナリーモードとASCIIモードの二つのモードがあり、本書では二つのモードのハードの性能と
バイナリーモードの使用方法について記述してあります。
ASCIIモードの使用方法については「コマンド説明書 for ASCIIモード」をご参照ください。
[Ⅰ-2]機能の紹介
「RLY-5416GPB/C」はGPIBインターフェースを持ったミニパワーリレーユニットです。
「RLY-5416GPB」はオープンフレーム・タイプのボード型ユニットで、電源は+5Vを使用します。
「RLY-5416GPC」はケース入り・タイプの箱型ユニットで、電源はAC100V~AC240Vを
使用します。
本機はGPIBインターフェースと、16個のミニパワーリレーを内蔵しています。
リレー接点の出力は、ジャンパー設定でノーマルオープンまたはノーマルクローズを選択できます。
ホストマシン(パソコンなど)から16個のリレーを任意にON/OFF制御することができます。
7ビットのステータス入力も装備し、SRQの送出、シリアルポールへの応答機能があります。
バイナリーモードにおいてはリレーの制御はバイナリーコードで行います。
ASCIIモードにおいてはリレーの制御はASCII文字列で行います。
この他、バッファリングメモリを利用して一定間隔でリレーをON/OFF制御する、などの機能もあります。
[Ⅰ-2]GPIBについて
GPIBは、計測器などをコンピュ-タと接続し、自動化を行う場合のインタ-フェ-スバスとして標準化されて
いるものです。このバスは、他にIEEE-488インタ-フェ-スバス(IEEE-IB),HP-IBなどの
名称で呼ばれていますが、基本的には同じ規格のものです。
GPIBにつながる全ての機器は、上図のようにGPIBケ-ブルで並列に接続されます。
1システムに接続できる機器の数は15以内、ケ-ブルの長さは機器当たり2m以内、合計20m以内となって
います。
記号 機能
GPIBの規格では、右表の様な機能が用意されており、 SH ソースハンドシェイク
それぞれいくつかのグレードが存在します。 AH アクセプトハンドシェイク
T トーカ
そして各機能の必要に応じて、必要な機能の必要なグレ-ドを (TE) (拡張トーカ)
装備すれば、良い事になっています。 L リスナ
(LE) (拡張リスナ)
GPIBシステムでは全機器が並列に接続されるので、同時に C コントローラ
複数の機器がデ-タの送信を行う事ができません。 DT デバイストリガ
このため事前に全機器にアドレスと呼ぶ番号を割振っておいて、 DC デバイスクリア
コントロ-ラがアドレスを指定する事により指定された機器は PP パラレルポール
デ-タを送信したり受信したりします。 SR サービスリクエスト
RL リモート・ローカル
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[Ⅰ-3]RLY-5416GPB/Cの概略動作
本機は端末機器であり、コントローラ機能は持っていません。従って、本機をコントロールするために、
別途、GPIBコントローラが必要です。通常、コントローラ機能を持ったコンピュータがGPIB
コントローラになります。
☆ バイナリーモードの動作
GPIBコントローラから本機をリスナに指定すると、本機が受信したデータはリレー制御データとして
解釈され、リレーをON/OFF制御します。
GPIBコントローラから本機をトーカに指定すると、本機はGPIB上にバイナリコードの0を送出します。
どちらの場合も、本機内部でデータの加工を行いません。また、リレーを制御するためのコマンドは
存在しません。
「リスナに指定する」ことが、あとに続くデータで「リレーを制御する」ことになります。
GPIBコントローラから本機に対してシリアルポールを行うと、本機はステータス入力のデータを
GPIB上に送出します。
この場合、「シリアルポールを行う」ことが「ステータスをGPIB上に送出させる」ことになります。
なお、バイナリーモードでは、本機がリスナ時に受信するデータやトーカ時に送信するデータのデリミタは
扱うデータがバイナリーのため、EOIだけが使用できます。([Ⅱ-3-3][Ⅱ-4-3]を参照)
☆ ASCIIモードの動作
当モードでは、リレーを制御するためのコマンドが用意されています。
リレーを制御するためには、本機をリスナに指定して「出力コマンド」と「出力データ」を渡します。
ステータス入力のデータを読み取るには、本機をリスナに指定して「ステータス入力コマンド」を渡した後、
本機をトーカに指定して「ステータス入力データ」を引き取ります。
ASCIIモードにおいても、本機に対してシリアルポールを行うことができます。しかし、この場合に
GPIB上に送出されるデータはステータス入力のデータではなく、本機の内部情報に関するステータスです。
この内部情報に関するステータスはIEEE-488.2規格で定義されているステータスです。
デリミタについてIEEE-488.2規格ではLFとEOIを規定しています。ASCIIモードの場合、
本機ではこの規定されたデリミタの他、CRとの組み合わせも使用できるよう造られています。
(本書[Ⅱ-1-1]と「コマンド説明書」を参照)
[Ⅰ-4]取り扱い上のご注意
(a) RLY-5416GPBは、5V単一電源で使用して下さい。
RLY-5416GPCは、AC100V~AC240V(50~60Hz)電源で使用して下さい。
警 告
「RLY-5416GPC」(ケース入り)の場合のヒューズ交換について
ヒューズが切れた場合は、必ずACコードをコンセントから抜いて行って下さい。
ACコードが接続されたまま、交換作業をおこなうと感電するなどの危険があります。
(b) 高温多湿の場所では、使わないで下さい。
(c) 保証期間は納入日から1年です。ただし当社に責のない修理は有償になります。
なお、この保証期間は、日本国内のみ有効であり、製品が国外に搬出された場合は、
自動的に保証期間が無効となります。
(d) 上記保証期間中に納入者側の責により故障を生じた場合は、その機器の故障部分の交換、
または、修理を納入者側の責任において行います。
ただし、次に該当する場合は、この保証の対象範囲から除外させて頂きます。
①需要者側の不適当な取扱い、ならびに使用による場合。
②故障の原因が納入品以外の事由による場合。
③納入者以外の改造、または修理による場合。
④その他、天災、災害などで、納入者側の責にあらざる場合。
なお、ここでいう保証は、納入品単体の保証を意味するもので、
納入品の故障により誘発される損害はご容赦頂きます。
(e) 修理・保守について
修理の必要が生じた場合、当社まで輸送して下さい。出張修理はご容赦頂きます。
また、適格、迅速な修理なため、故障状況、原因と思われる点などをメモでお知らせ下さい。
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[Ⅰ-5]RLY-5416GPBの形状
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[Ⅰ-6]RLY-5416GPCの形状
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【Ⅱ】使用方法
[Ⅱ-1]使用開始の前に
[Ⅱ-1-1]ディップスイッチの設定
本機のGPIBアドレス、バイナリーモード/ASCIIモードなどの設定はパネル面から覗いている
ディップスイッチを使って設定します。
また、電源を投入している状態でこのディップスイッチの設定を変更すると、自動的に電源を再投入した
場合と同じ状態になります。(「[Ⅱ-2]電源の投入と初期化」を参照)
ON
1 2 3 4 5 6 7 8 OFF
データモード、アドレスモード、デリミタの設定
データモード設定
SW8=OFF(バイナリーモード)の場合、
データ送受をバイナリデータとして扱う。
デリミタはEOIのみが使用できる。
SW6とSW7はアドレスモードの選択SWになる。
SW8=ON(ASCIIモード)の場合、
データ送受をASCII文字データとして扱う。
SW6とSW7はデリミタの選択SWになる。
アドレスモードは常にアドレッサブルモードである。
アドレスモード設定(SW8=OFFの場合、有効)
SW6=ONの時、アドレッサブルモード(SW1~SW5が有効)
OFFの時、オンリーモード(SW7が有効)
SW7=ONの時、トークオンリー
OFFの時、リスンオンリー
アドレッサブルモード=コントローラから、アドレスにより
トーカやリスナの指定を行うモード
オンリーモード =コントローラからの指定とは
無関係にトーカやリスナである事
デリミタの設定(SW8=ONの場合、有効)
SW6とSW7の組み合わせで下表のようなデリミタが選択できる。
SW8=OFF SW8=ON
SW6 SW7
アドレスモード デリミタ選択
OFF OFF リスンオンリー CR+EOI
OFF ON トークオンリー CR+LF+EOI
ON OFF アドレッサブル EOI
ON ON モード LF+EOI
本機のアドレス設定(オンリーモードの場合、無効)
SW1を最下位ビット、SW5を最上位ビットとして2進数で設定する。
OFF(下)が0、ON(上)が1となり、00000(0)から
11110(30)の範囲で設定する。
★ たとえば3番に設定したい場合は、
SW1とSW2をON(上)にし、
SW3、SW4、SW5をOFF(下)にします。
★ アドレス0番はコントローラのアドレスに使われる場合が多いので
注意して下さい。
★ アドレス31番はGPIBの規格でトーカ/リスナの
解除コマンドとして使われていますので、設定しないで下さい。
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[Ⅱ-1-2]接点出力選択ジャンパの設定
初期化直後、本機のリレーのコイルに電圧は引加されていません。この状態の接点出力が
ノーマル・オープンかまたはノーマル・クローズかを選択することができます。
選択の方法は16個の各リレーごとに設けられたジャンパを設定することで行います。
設定用のジャンパは、ボード上に実装されておいます。「RLY-5416GPC」をご使用の方は
本機の電源を断にし、ACコードをコンセントから抜いてから、ケースの天板を開けて内部の
ボードが見えるようにしてください。下表にそれの一覧を示します。
リレー接点出力 ノーマル・オープン ノーマル・クローズ
LD11X~LD11Y JP11のNO側をショート JP11のNC側をショート
LD12X~LD12Y JP12のNO側をショート JP12のNC側をショート
LD13X~LD13Y JP13のNO側をショート JP13のNC側をショート
LD14X~LD14Y JP14のNO側をショート JP14のNC側をショート
LD15X~LD15Y JP15のNO側をショート JP15のNC側をショート
LD16X~LD16Y JP16のNO側をショート JP16のNC側をショート
LD17X~LD17Y JP17のNO側をショート JP17のNC側をショート
LD18X~LD18Y JP18のNO側をショート JP18のNC側をショート
LD21X~LD21Y JP21のNO側をショート JP21のNC側をショート
LD22X~LD22Y JP22のNO側をショート JP22のNC側をショート
LD23X~LD23Y JP23のNO側をショート JP23のNC側をショート
LD24X~LD24Y JP24のNO側をショート JP24のNC側をショート
LD25X~LD25Y JP25のNO側をショート JP25のNC側をショート
LD26X~LD26Y JP26のNO側をショート JP26のNC側をショート
LD27X~LD27Y JP27のNO側をショート JP27のNC側をショート
LD28X~LD28Y JP28のNO側をショート JP28のNC側をショート
なお、NO側をショートする場合は、NC側は必ず、オープンにして下さい。
NC側をショートする場合は、NO側は必ず、オープンにして下さい。
本説明書の中で、「リレーのON」、「リレーのOFF」という表現は、「リレーの動作」や
「リレーの復旧」を意味する言葉であり、接点のON/OFFではありません。
また、「リレーのON」の代わりに「リレーの動作」、「リレーのOFF」の代わりに「リレーの復旧」と
記述する場合もあります。
リレーが動作した場合、接点がONになるか、OFFになるかは、上表に従って設定した結果によります。
NC側に設定した場合は、「リレーのON」は「リレー接点のオープン」の意味になります。
「リレーのOFF」は「リレー接点のクローズ」の意味になります。
NO側に設定した場合は、「リレーのON」は「リレー接点のクローズ」の意味になります。
「リレーのOFF」は「リレー接点のオープン」の意味になります。
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[Ⅱ-2]電源の投入と初期化
[Ⅱ-2-1]電源の投入前の確認
RLY-5416GPBをお使いの方は、DC+5V±5%の電源の極性が間違いなく接続されていることを
ご確認ください。本機の5V電源コネクタ表は「Ⅳ-2」に記載されています。
RLY-5416GPCをお使いの方は、AC100V~AC200V(50~60Hz)の商用電源が
背面のAC電源コネクタ(インレット)に接続されていることをご確認ください。
[Ⅱ-2-2]電源の投入後の初期化
本機は電源を投入すると下記の状態に初期化されます。
また、電源を投入している状態でディップスイッチを変更した場合も下記と同じ初期化を行います。
1:16個のリレーはすべて復旧します。
2:負論理の出力信号は、すべてHighになります。
3:正論理の出力は、すべてLowになります。
4:GPIBインターフェースはIFCを受信した場合と同じ(トーカ/リスナ解除)になります。
5:ASCIIモードにおける、本機の動作に関係する本機内部の設定値も初期化されます。
(各設定値の初期値は「コマンド説明書」の各設定値の関係ページを参照)
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[Ⅱ-3]リレーの制御
本機のバイナリーモードでは、ONにしたいリレーに対応するビットを1,OFFにしたいリレーに対応する
ビットを0にしたリレー制御データをバイナリーコードで、本機に送信します。
ASCIIモードでは、GPIB上のデータの形式にASCII文字列が使用できます。
[Ⅱ-3-1]リレー制御データを作成する
本機には16個のリレーが搭載されているので、リレー制御データは16ビットで構成されます。
下図に16個のリレーと16ビットのリレー制御データの対応を示します。
リレー番号 LD28 LD27 LD26 LD25 LD24 LD23 LD22 LD21 LD18 LD17 LD16 LD15 LD14 LD13 LD12 LD11
リレー制御 Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit
データ 15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00
上記の対応表に従い、ONにしたいリレーに対応するビットを1、OFFにしたいリレーに対応するビットを
0にしたリレー制御データを作成します。
例えば、リレーLD27とLD01をONにし、他のリレーをOFFにしたい場合は下図のようになります。
リレー番号 LD28 LD27 LD26 LD25 LD24 LD23 LD22 LD21 LD18 LD17 LD16 LD15 LD14 LD13 LD12 LD11
リレー制御 Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit
データ 15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00
データの値 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
[Ⅱ-3-2]リレー制御データを本機に送信する
バイナリーモードでは、リレー制御データをバイナリーコードの形で本機に対して送信します。
(ASCIIモードの場合は、ASCII文字列で送信可能ですので、その方法については
「コマンド説明書」を参照してください。)
このリレー制御データ(16ビット)を上位8ビットと下位8ビットに分割し、下位8ビットを
先(1バイト目)に、上位8ビットを次(2バイト目)に、本機に対して送信します。
先に送信されるデータは
右のようになります。 DIOライン DIO8 DIO7 DIO6 DIO5 DIO4 DIO3 DIO2 DIO1
リレー番号 LD18 LD17 LD16 LD15 LD14 LD13 LD12 LD11
リレー制御 Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit
データ 07 06 05 04 03 02 01 00
データの値 0 0 0 0 0 0 0 1
次に送信されるデータは
右のようになります。 DIOライン DIO8 DIO7 DIO6 DIO5 DIO4 DIO3 DIO2 DIO1
リレー番号 LD28 LD27 LD26 LD25 LD24 LD23 LD22 LD21
リレー制御 Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit Bit
データ 15 14 13 12 11 10 09 08
データの値 0 1 0 0 0 0 0 0
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[Ⅱ-3-3]リレー制御データの送受タイミング
前述のリレー制御データを本機が受信し、リレーのON/OFF状態が更新されるようすを下図に示します。
DIOライン、DAV、EOIはデータを送信するパソコンなどが出力します。
DIOライン ① ②
DAV
EOI ③
LDC1
LD18~11の状態 ④
LDC2
LD28~21の状態 ⑤
①:[Ⅱ-3-2]で説明されている「下位8ビット」です。
リレーLD18~LD11の制御データです。
②:[Ⅱ-3-2]で説明されている「上位8ビット」です。
リレーLD28~LD21の制御データです。
③:デリミタです。最終バイト(この場合は「上位8ビット」)と同時にLowにします。
通常、デリミタとしてCRやLFなどが使われますが、本機のバイナリーモードではCRやLFは
使用できません。
CRやLFを使用すると、上図の②の後にCRやLFのコードがDIOライン上に現れて、
本機はそのコードをリレー制御データとして扱うため、予期しないリレーの制御が行われることが
あります。
④:リレー制御データの下位8ビットにより制御された結果のリレーLD18~11の
ON/OFF状態です。
⑤:リレー制御データの上位8ビットにより制御された結果のリレーLD28~21の
ON/OFF状態です。
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[Ⅱ-4]ステータスの読み取り
バイナリーモードでは、GPIBコントローラからのシリアルポールで、本機の端末側のステータス入力
「ST1~ST6、ST8」を読み取ることができます。
また、端末側のREQ信号にLowのパルスを入力することにより、GPIBのSRQラインをアクティブに
することができます。(ASCIIモードの場合のステータスに関しては「コマンド説明書」を参照)
REQ信号へパルス入力があると、以下の手順でGPIBコントローラへステータスが読み取られます。
①REQ信号に、幅が100nSec以上のLowの
パルスが入力される。 GPIB
コントローラ
②GPIB上のSRQラインがアクティブになる。
③GPIBコントローラはSRQラインが
アクティブになったことを検出し、
シリアルポールを行う。 RLY-716GPB/C
④GPIBコントローラから、全機器へ、 [ST1~ST6,ST8]
シリアルポールモード開始を伝える。
⑤GPIBコントローラから、本機を
トーカに指定します。
ユーザー回路
⑥「RLY-5416GPB/C」は、
シリアルポールモード中にトーカに指定されると
「ST1~ST6・ST8」に入力されているデータを
GPIB上に送出します。
⑦GPIBコントローラはGPIB上のデータをステータスとして読み込む。
ここでGPIBコントローラがGPIBコントローラ機能を持ったパソコンであっても同様です。
また、SRQラインがアクティブでない場合にシリアルポールしても構いません。
下図にステータス入力とGPIBコントローラが受け取ったステータスバイトとのビット関係を示します。
ステータスバイトのビ ット割付
BIT7 BIT6 BIT5 BIT4 BIT3 BIT2 BIT1 BIT0
ST8 * ST6 ST5 ST4 ST3 ST2 ST1
*は本機が、「SRQ」を送出した場合、 “1”
送出していない場合、“0”です。
端末側のステータス入力は負論理ですが、GPIBコントローラが受け取ったステータスバイトは正論理です。
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【Ⅲ】各信号の機能
[Ⅲ-1]GPIBの信号
GPIBの信号は全て負論理です。機能の概略を下表にまとめてあります。
信号名称 機 能 ドライブする装置
ATNがLowの時はGPIBコマンド、Highの時はデータが コントローラ
DIO1~DIO8
送受される8ビットパラレルの信号 トーカ
ATN DIOライン上の信号がGPIBコマンドかデータかを示す信号 コントローラ
システム立ち上げ直後などに、各装置のGPIBインターフェースを
IFC コントローラ
初期化するための100uSec以上のパルス信号
REN 各装置をコントローラの支配下に置くことを示す信号 コントローラ
DAV DIOライン上の信号が有効であることを示す信号 コントローラ
装置がDIOライン上の信号を受信する準備ができていないことを 非コントローラ
NRFD
示す信号 リスナ
非コントローラ
NDAC 装置がDIOライン上の信号の受信を終了していないことを示す信号
リスナ
DIOライン上の信号と同時にLowにすることにより
EOI トーカ
DIOライン上の信号が最終データであることを示す信号
SRQ コントローラに対して他の装置がサービスを要求する信号 非コントローラ
[Ⅲ-2]端末側の信号
機能の概略を下表に示します。
信号名称 機 能 論理 入力/出力
LD11X/Y~LD18X/Y リレーLD11~LD18の接点出力 出力
LD21X/Y~LD28X/Y リレーLD21~LD28の接点出力 出力
LDC1 リレーLD11~LD18のON/OFF状態の更新を示す信号 正 出力
LDC2 リレーLD21~LD28のON/OFF状態の更新を示す信号 正 出力
ST1~ST6,ST8 ステータス入力信号 負 入力
RMT 本機がコントローラの支配下に置かれていることを示す信号 負 出力
LCL 本機の端末側の支配権をローカル側に置くよう要求する信号 負 入力
REQ SRQラインをアクティブにするよう要求する信号 負 入力
RES-IN 本機を電源投入時と同じ初期状態にするための信号 負 入力
[Ⅲ-2-1]リレー接点出力(LD11X/Y~LD18X/YとLD21X/Y~LD28X/Y)とLDC1/LDC2信号
本機の16個のリレーはLD11~LD18の8個とLD21~LD28の8個に分けて考えることが
できます。LD11~LD18のリレーの状態が更新される時はその前に、LDC1信号が約1uSecの間、
Highになり、LD21~LD28のリレーの状態が更新される時はその前に、LDC2信号が約1uSecの間、
Highになります。
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[Ⅲ-2-2]RES-IN信号と初期化
この信号に20mSec以上のLowを入力すると、本機は初期化されます。([Ⅱ-2]を参照)
チャタリングがあったり、Lowの期間が20mSec以下の場合は動作の保証がされません。
[Ⅲ-2-3]REQ信号とサービスリクエスト
通常、GPIBコントローラが主体となり、そのプログラムに従ってトーカ、リスナが指定され、データの
伝送がおこなわれますが、実際のシステムでは不測の事態が起こったり、予定された動作でもいつ発生するか
わからない場合もあります。
一般に割込みという手法で対処する事が多いのと同様に、GPIBではSRQラインを用いて端末機器側から
コントローラにアクションを起こします。
GPIBのSRQラインがアクティブになると、コントローラはあらかじめ用意されたサービスプログラムへ
飛び、シリアルポールまたはパラレルポールによりサービスを開始します。
本機にはこのSRQラインをアクティブにする機能、及びシリアルポールに応答する機能があります。
バイナリーモードの場合
①本機の端末側コネクタのREQ信号に100nSec以上のLowのパルスを入力すると、GPIBの
SRQラインが、アクティブになります。
②GPIBコントローラがシリアルポールを開始すると、
本機は端末側コネクタのST1~ST6,ST8の信号をステータスとしてコントローラへ送出します。
ASCIIモードの場合
①本機の端末側コネクタのREQ信号に100nSec以上のLowのパルスを入力すると、GPIBの
SRQラインが、アクティブになります。
ただし、関連するレジスタの内容でREQ信号によるSRQ送出が許可されていなければなりません。
(コマンド説明書[Ⅲ-3]を参照)
②GPIBコントローラはシリアルポール、またはIEEE488.2によるクエリコマンド
(問い合わせコマンド)で外部ステータスとしてST1~ST6,ST8を読み取ることができます。
[Ⅲ-2-4]RMT信号とLCL信号とリモート/ローカル
ある装置を、GPIBを使ってコンピュータ制御する方法とマニュアルスイッチを使って制御する方法との
両方式を共存させる場合、二つの方法で随時、ランダムに制御したのでは、不都合が生じる事があります。
この様な場合、その装置がコンピュータの制御下に置かれるべき事を示す出力信号RMT信号が、本機に
用意されています。
両方式を共存させる場合、このRMT信号を利用して、不都合が生じないようなシステムが構築されなければ
なりません。
下図に、RMT信号がどのように働くかを示します。
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[Ⅲ-3]モニタLEDの信号
機能の概略を下表に示します。
信号名称 機 能 論理 入力/出力
LD11~LD18 リレーLD11~LD18の動作モニタ 負 出力
LD21~LD28 リレーLD21~LD28の動作モニタ 負 出力
LED-COM モニタLEDのアノードコモン用+5V電源 出力
当コネクタに下図のようにLEDを接続することにより、リレーの動作状態をモニタすることができます。
いずれの信号も、リレーがON(動作)している時、モニタLEDも点灯します。
LEDの電流制限抵抗の680Ωは本機のボード上に実装されていますから外部接続はLEDだけです。
「RLY-5416GPC」にはLED回路がプリント基板化され、フロントパネルからLEDが見えるよう、
配置実装されています。
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【Ⅳ】コネクタの信号配列表
[Ⅳ-1]GPIBコネクタ
信号名 ピン番号 信号名
DIO1 1 13 DIO5
DIO2 2 14 DIO6
DIO3 3 15 DIO7
DIO4 4 16 DIO8
EOI 5 17 REN
DAV 6 18 GND
NRFD 7 19 GND
NDAC 8 20 GND
IFC 9 21 GND
SRQ 10 22 GND
ATN 11 23 GND
シールド 12 24 GND
*使用コネクタ 57LE-20240-77COD35(第一電子工業製)
*適合ケーブル 408Jxx (第一電子工業製) xxはケーブル長
注 意
☆ コネクタの脱着は、電源を断にしてから行って下さい。
誤動作の原因となることがあります。
☆ 12番ピン「シールド」ラインの取り扱いについて
「シールド」ラインは本機ボード内でいずれのパターンにも接続されていません。
システムの置かれている状況に応じて信号グランド、フレームグランドなどに接続する
必要がある場合があります。(強力なノイズなどによるシステムの誤動作など)
本機ボード上のJP1をショートすると「シールド」ラインがFG(フレームグランド)に
JP2をショートすると「シールド」ラインがSG(信号グランド)に接続されます。
[Ⅳ-2]5V電源用コネクタ
5V電源用コネクタはボード上に実装されています。RLY-5416GPCでは本体内にAC/DC電源を
内蔵していますので、接続作業の必要はありません。
RLY-5416GPBをご使用の方のみ、+5V±5%の電源を接続してください。
ピン番号 信号名
1 +5V
2 N.C.
3 GND
*使用コネクタ B3B-XH-A (JST製)
*適合ソケット XHP-3 (JST製)
*適合コンタクトピン BXH-001T-P0.6(JST製)
注 意
★ 電源は必ず+5V±5%のものをご使用下さい。それ以外の電源をご使用になると、
誤動作または最悪の場合、破損・焼損し、火災の原因になることがあります。
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[Ⅳ-3]端末側コネクタ
入力/出力 信号名 ピン番号 信号名 入力/出力
LD11X 1 2 LD11Y
LD12X 3 4 LD12Y
LD13X 5 6 LD13Y
LD14X 7 8 LD14Y
出力 出力
LD15X 9 10 LD15Y
LD16X 11 12 LD16Y
LD17X 13 14 LD17Y
LD18X 15 16 LD18Y
LD21X 17 18 LD21Y
LD22X 19 20 LD22Y
LD23X 21 22 LD23Y
LD24X 23 24 LD24Y
出力 出力
LD25X 25 26 LD25Y
LD26X 27 28 LD26Y
LD27X 29 30 LD27Y
LD28X 31 32 LD28Y
GND 33 34 GND
ST1 35 36 ST2
入力 ST3 37 38 ST4
入力
ST5 39 40 ST6
GND 41 42 ST8
REQ 43 44 GND
入力
LCL 45 46 RMT
出力
出力 LDC1 47 48 LDC2
入力 RES-IN 49 50 GND
*使用コネクタ HIF3BB-50PA-2.54DS(ヒロセ電機製)
*適合ソケット HIF3BB-50D-2.54C (ヒロセ電機製)バラ接続用
*適合コンタクトピン HIF3-2226SC 等 (ヒロセ電機製)
*適合ソケット HIF3BB-50D-2.54R (ヒロセ電機製)フラットケーブル用
49 47 3 1
端末側コネクタの正面図
50 48 4 2
注 意
☆ コネクタの脱着は、電源を断にしてから行って下さい。
誤動作の原因となることがあります。
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[Ⅳ-4]モニタLEDコネクタ
入力/出力 信号名 ピン番号 信号名 入力/出力
LD11 1 2 LD12
LD13 3 4 LD14
LD15 5 6 LD16
LD17 7 8 LD18
出力 出力
LD21 9 10 LD21
LD23 11 12 LD22
LD25 13 14 LD26
LD27 15 16 LD28
未接続 未接続 17 18 未接続 未接続
出力 LED-COM 19 20 LED-COM 出力
*使用コネクタ HIF3FC-20PA-2.54DSA(ヒロセ電機製)
*適合ソケット HIF3BA-20D-2.54C (ヒロセ電機製)バラ接続用
*適合コンタクトピン HIF3-2226SC 等 (ヒロセ電機製)
*適合ソケット HIF3BA-20D-2.54R (ヒロセ電機製)フラットケーブル用
モニタLEDコネクタの正面図
注 意
☆ コネクタの脱着は、電源を断にしてから行って下さい。
誤動作の原因となることがあります。
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【Ⅴ】仕様
[Ⅴ-1]総合仕様
バス転送速度 バイナリーモード時、最大25Kバイト/秒 *3
無電圧接点数 16点(メーク接点またはブレーク接点をジャンパー設定で選択可能)
最大引加電圧 AC120VまたはDC110V
接点出力
最大通電電流 1A
最大負荷 ACの場合50VAまたはDCの場合60W
DC5V±5% 全リレーがOFFの場合:0.35A以下
RLY-5416GPB
DC5V±5% 全リレーがONの場合 :1.05A以下
消費電力
AC100V±15%(50Hz~60Hz)
RLY-5416GPC
全リレーがONの場合 :22VA以下
使用環境 0℃~45℃(結露しないこと)
RLY-5416GPB 118W×180L×22H(mm)(突出部を含まず)
外形寸法
RLY-5416GPC 210W×187L×41H(mm)(突出部を含まず)
取扱説明書 1部
コマンド説明書 1部
端末側コネクタ用 コネクタ(HIF3BB-50D-2.54R)(ヒロセ電機製) 1個
コネクタ(XHP-3)(JST製) 1個 *1
付属品 5V電源コネクタ用
コンタクトピン(BXH-001T-P0.6)(JST製) 3個 *1
モニタLEDコネクタ用 コネクタ(HIF3BA-20D-2.54R)(ヒロセ電機製) 1個 *1
AC電源用 インレットコード(2P3P変換プラグ付き) 1組 *2
予備ヒューズ ガラス管ヒューズ1A 1個 *2
*1:RLY-5416GPBに付属します。(RLY-5416GPCには組み込み済みです。)
*2:RLY-5416GPCに付属します。
*3:ASCIIモード時のバス転送速度はコマンド文字列の内容により大きく変化します。
[Ⅴ-2]GPIB仕様
バイナリーモード IEEE-Std.488-1978
規格
ASCIIモード IEEE-Std.488.2-1992
バイナリーモード SH1,AH1,T5,L3,SR1,RL1,PP0,DC0,DT0,C0
サブセット
ASCIIモード SH1,AH1,T5,L3,SR1,RL1,PP0,DC1,DT1,C0
バイナリーモード 「EOI」のみ(CRやLFなどはデータとして扱う)
デリミタ
ASCIIモード ディップスイッチで選択
コントロールLSI NAT9914BPDF(ナショナルインスツルメンツ社製)
使用IC
ドライバ/レシーバ SN75160B/161B(テキサスインスツルメンツ社製相当)
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[Ⅴ-3]端末側仕様
出力信号
信号名 出力回路の概要 接続可能な最大負荷
RMT CMOS(74VHCT32A相当)出力 Highレベル時
流れ出し=8mA以下
LDC1 Lowレベル時
CMOS(74AHCT132N相当)出力 流れ込み=8mA以下
LDC2 電圧=+5V±10%
動作モニタ トランジスタ(ダーリントン)オープンコレクタ出力 点灯時
LD11~LD28 (電流制限抵抗を内蔵) 7.3mA以下
リレー接点 無電圧の、 ACの場合
LD11X,Y リレーのメーク接点またはブレーク接点と 100V以下かつ
~LD28X,Y コモン端子 1A以下かつ50VA以下
DCの場合
100V以下かつ
1A以下かつ60W以下
入力信号
信号名 入力回路の概要 規格
ST1~ST6,ST8 10KΩで+5Vにプルアップされた Lowレベルを入力時
REQ CMOS(電源3.3Vの74LCX540相当)入力 流れ出し=560uA以下
Highレベルの電圧
LCL +5.3V以下
RES-IN /RES-IN 信号をLOWにする場合、
内部のコンデンサ10uFから
470オームを通しての放電電流が
発生するので注意を要する。
参考資料:リレーの仕様(G6E・オムロン(株)製)
接点定格 (抵抗負荷(COSφ=1)において)
定格負荷 AC125V 0.4A DC30V 2V
定格通電電流 3A
接点電圧 最大 AC250V DC220V
接点電流 最大 AC3A DC3A
開閉容量 最大 50VA 60W
最小負荷(参考値) DC 10mV 100μA
リレー性能 (表は初期における値です。*印は実力値です。)
接触抵抗 50mΩ以下
動作時間 5mS以下(*約2.9mS)
復帰時間 5mS以下(*約1.3mS)
機械的 36,000回/時
最大開閉頻度
電機的 1,800回/時(定格負荷)
絶縁抵抗 1,000MΩ以上(DC500Vメガにて)
AC1,500V 50/60Hz 1分間
耐電圧
(ただし、同極接点間はAC1,000V 50/60Hz 1分間)
耐衝撃電圧 1,500V 10×160(μS)(FCC Part68)
耐久 10~55Hz 複振幅5mm
振動
誤動作 10~55Hz 複振幅3.3mm
2
耐久 1,000m/S (約100G)
衝撃
2
誤動作 300m/S (30G)
機械的 1億回以上(開閉頻度36,000回/時)
寿命 10万回以上(AC定格負荷 開閉頻度1,800回/時)
電気的
50万回以上(DC定格負荷 開閉頻度1,800回/時)
重量 約2.7g
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