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【ホワイトペーパー】工場における 排水TOC計「導入経緯と概略図(6事例)」ハック・ウルトラ

ホワイトペーパー

工場向け排水TOC計:BioTector(バイオテクター)を導入いただいた6業界の工場における導入経緯と具体的な概要図をまとめました。

さまざまな工場における、排水TOC計導入経緯と概略図

Case.1 化学工場:有機汚濁物質モニターのオンライン化
Case.2 電子工場:部品交換頻度や労務工程の見直し、効率化
Case.3 食品工場(乳製品):水質分析のオンライン化
Case.4 飲料工場:有機汚濁物質モニターのオンライン化
Case.5 製紙工場:保全コストの削減、安定したTOC濃度のモニタリング
Case.6 製薬工場:水質分析のオンライン化

関連メディア

このカタログについて

ドキュメント名 【ホワイトペーパー】工場における 排水TOC計「導入経緯と概略図(6事例)」ハック・ウルトラ
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
ファイルサイズ 1.3Mb
取り扱い企業 株式会社ハックジャパン (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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ハック・ウルトラの排水 TOC計 さまざまな工場における 導入経緯と概略図 Case.1 化 学 工 場 : 有 機 汚 濁 物 質 モ ニ タ ー の オ ン ラ イ ン 化 Case.2 電子工場:部品交換頻度や労務工程の見直し、効率化 Case.3 食 品 工 場 ( 乳 製 品 ) : 水 質 分 析 の オ ン ラ イ ン 化 Case.4 飲 料 工 場 : 有 機 汚 濁 物 質 モ ニ タ ー の オ ン ラ イ ン 化 Case.5 製紙工場:保全コストの削減、安定した TOC 濃度のモニタリング Case.6 製 薬 工 場 : 水 質 分 析 の オ ン ラ イ ン 化 株式会社 ハック・ウルトラ https://hach.jp/ 1
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?工場排水向け TOC計測 「その 課題、どのように解決しますか」 工場稼働全体を取り巻く状況は、環境問題への対応、法令順守、コスト削減など、多面的な対応を求め られています。このことは、工場を稼働させているいかなる業態でも抱える課題は共通しています。 昨今では、長期化している新型感染症の影響により、現場対応を当たり前としていた業務も、より省人・自 動化を図り効率化を求められるようになりました。 「工場排水」という切り口で見てみると、省人という観点からは、課題は明確にあぶりだされているものの、具 体的な解決策に巡り合えていないケースも多く見受けられます。 よくある課題: ☹ サンプルチューブや希釈装置がすぐ詰まる ☹ ポンプが故障する ☹ 測定器の校正頻度が多い etc. 排水に含まれる残渣物を処理する上で、これらは切っても切り離せない課題です。そしてこれらの解決には、 以下のような対処が必要とされ、このことはそのまま企業のコスト負担や処理工程の停止、近隣対応など、 直接の経営問題に大きく響きます。 よくある課題への対処方法: ☹ 専属作業員の確保(→人件費の増大、清掃の手間) ☹ ポンプが故障する(→部品の在庫確保、メンテナンス費用) ☹ 自営復旧ができない場合、メーカー派遣要請(→外注コスト、施設停止)etc. ハック・ウルトラでは、このような課題解決のお手伝いを国内外で多く手掛けてまいりました。いち早くこれらの課題 に着手した工場は、具体的にどのような課題をどのように解決したのでしょうか。 本資料では、工場向け排水 TOC 計:BioTector(バイオテクター)を導入いただいた6業界の工場における 導入経緯と具体的な概要図をまとめました。ぜひご活用ください。 2
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☑工場排 水向け TOC計 BioTector(バイオテクター) ハック・ウルトラの BioTector シリーズは、排水の上流から最終排水まで適したオプションを取り揃えています。 そのため、次頁以降でご紹介するような多様な工場排水の計測を、スムーズに行うことが可能です。 ☺ 有機性物質による水質の汚染状態を、リアルタイム計測 ☺ 塩分、パーティクル、油分を含むサンプルの TOC 測定が可能 ☺ 最大 20,000ppm までの高濃度、最大 6 ライン同時に測定可能 ☺ わずか 7 分で測定完了(*1) ☺ 最大 2mm までの懸濁物もフィルターなしで計測可能(*2) ☺ 二段階湿式酸化方式により、燃焼式にはない堅牢さと信頼性 (*1)排水管理の項目として COD と TOC の相関をとります。 (*2)従来の燃焼式 TOC 計では、懸濁物有機炭素(POC)を過小評価し、溶存有機炭素(DOC)の値に大きく依存 してしまう問題点がありましたが、フィルターが不要になることでこれを解決できます。 (詳細は BioTector 製品カタログをダウンロードの上、ご確認ください。ダウンロードには情報入力が必要です) 3
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01_HACH BioTector 化学工場application-note

Application note HACHオンライン測定器 ― 排水TOC計納入事例 某化学⼯場様 原⽔(海⽔含む)↓ 放流⽔ → 調整槽 凝集槽 沈殿槽 中和槽 P (オフライン対応可)P P B7000i 2ch TOC計 B3500c 1ch TOC計 更新の経緯 既存機種 燃焼式TOC計 有機汚濁物質モニターのオンライン化のために導⼊ 使⽤年数 10年 更新理由 ① サンプル⽔中の懸濁物による経路の詰まりにより毎週清掃作業が発⽣する ② 海⽔による燃焼管の交換頻度が多い(触媒交換含む) ③ 内部ポンプの清掃頻度が多い ④ 労務⼯数を含む年間保全コストが⾼額である Hach BioTector更新によるメリット ① サンプル経路に内径3.2mmの配管を採⽤し清掃作業が不要 ② 湿式2段階酸化⽅式により、塩分を含んだサンプル測定が可能となった ③ 測定酸廃液による逆洗浄により、チューブ内洗浄作業が不要 同時に沈殿槽TOC濃度は原⽔側の影響を受けなくなった ④ チューブ式ポンプを採⽤しているため故障が無くなった ⑤ 結果として労務⼯数は半年毎のメンテナンス時のみとなった ⑥ ⻑期間安定運転が実現でき、薬品コストを抑えることが出来た Hach BioTector(バイオテクター)は、懸濁物のみならず塩分30%を含む排⽔に適⽤できる ヘビーデューティー仕様 かつ総合的に⼤幅な保全コストを削減可能なTOC計です。 ©K.K. Hach Ultra, 2020. All rights reserved.
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02_HACH BioTector 電子工場application-note

Application note HACHオンライン測定器 ― 排水TOC計納入事例 某電⼦⼯場様 前⼯程 エッチング → 次処理⼯程 → フッ酸廃⽔ 排⽔槽 B3500c 1ch TOC計 P 更新の経緯 既存機種 湿式透過膜内蔵TOC計 使⽤年数 10年 更新理由 ① フッ酸によるTOC計サンプル経路の部品交換頻度が多い ② 労務⼯数を含む年間保全コストが⾼額である Hach BioTector更新によるメリット ご使⽤年数 約5年 ① 酸化反応管にハステロイを採⽤しフッ酸を含んだサンプル測定が可能となった ② 結果として労務⼯数は半年毎のメンテナンス時のみとなった 電⼦⼯場での納⼊事例 B7000i ー 各種有機系・無機系排⽔、洗浄回収⽔ B3500cー 放流⽔ Hach BioTector(バイオテクター)は、特殊なアプリケーションや有機系の懸濁物排⽔に 適⽤できるヘビーデューティー仕様をラインナップしています。総合的に⼤幅な保全コストを削減 できるだけでなく、処理薬品コストも削減できるTOC計です。 ©K.K. Hach Ultra, 2020. All rights reserved.
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03_HACH BioTector 食品工場application-note

Application note HACHオンライン測定器 ― 排水TOC計納入事例 某乳製品⼯場様 原⽔ → 処理⽔ → 曝気槽 沈殿槽 B7000i 1ch TOC計 P (オフライン対応可) 更新の経緯 既存機種 燃焼式TOC計 外部機関に⽔質分析依頼をオンライン化するために導⼊ 使⽤年数 7年 更新理由 ① サンプル⽔中に含まれる乳脂肪分を含む懸濁物による経路の詰まりにより 毎週清掃作業が発⽣する ② 燃焼管の清掃頻度が多い(触媒交換含む) ③ 内部ポンプの清掃頻度が多い ④ 労務⼯数を含む年間保全コストが⾼額である ⑤ 運⽤が出来ずTOC計運転停⽌して外部機関へ再度分析依頼を余儀なくされた Hach BioTector更新によるメリット 乳製品⼯場排⽔⽤ 『デイリーオプション』 モデルを導⼊ ① アルカリ液によるサンプル経路を洗浄することで配管内の詰まりが無くなり清掃作業が不要 ② 湿式リアクター式により清掃や触媒交換が不要 ③ チューブ式ポンプを採⽤しているため故障が無くなった ④ 結果として労務⼯数は半年毎のメンテナンス時のみとなった ⑤ 半年ごとの定期点検のみで運⽤出来、外部機関への⽔質分析費⽤が不要となった ⑥⻑期間安定運転が実現でき、薬品コストを抑えることが出来た 他の納⼊事例 処理前原⽔、総合放流⽔ Hach BioTector(バイオテクター)は、懸濁を含む排⽔に適⽤できるヘビーデューティー仕様 かつ、総合的に⼤幅な保全コストを削減可能なTOC計です。 ©K.K. Hach Ultra, 2020. All rights reserved.
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04_HACH BioTector 飲料工場application-note

Application note HACHオンライン測定器 ― 排水TOC計納入事例 某飲料⼯場様 原⽔ → 放流⽔ → 調整槽 曝気槽 沈殿槽 処理槽 (オフライン対応可) PP B7000i 2ch TOC計 更新の経緯 既存機種 燃焼式TOC計 有機汚濁物質モニターのオンライン化のために導⼊ 使⽤年数 10年 更新理由 ① サンプル⽔中の懸濁物による経路の詰まりにより毎週清掃作業が発⽣する ② 燃焼管の交換頻度が多い(触媒交換含む) ③ 内部ポンプの清掃頻度が多い ④ 労務⼯数を含む年間保全コストが⾼額である Hach BioTector更新によるメリット ① サンプル経路に内径3.2mmの配管採⽤し清掃作業が不要 ② 測定酸廃液による逆洗浄により、チューブ内洗浄作業が不要 同時に処理⽔TOC濃度は原⽔側の影響を受けなくなった ③ チューブ式ポンプを採⽤しているため故障が無くなった ④ 結果として労務⼯数は半年毎のメンテナンス時のみとなった ⑤ ⻑期間安定運転が実現でき、薬品コストを抑えることが出来た 他の納⼊事例 取⽔処理前後、回収⽔ Hach BioTector(バイオテクター)は、懸濁物を含む排⽔に適⽤できるヘビーデューティー仕様 かつ総合的に⼤幅な保全コストを削減可能なTOC計です。 ©K.K. Hach Ultra, 2020. All rights reserved.
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05_HACH BioTector 製紙工場application-note

Application note HACHオンライン測定器 ― 排水TOC計納入事例 某製紙⼯場様 クラリファイヤー前後 処理⽔ → 原⽔ → P(オフライン対応可) P B7000i 2ch TOC計 更新の経緯 既存機種 燃焼式TOC計 使⽤年数 10年 更新理由 ① サンプル⽔中の懸濁物による経路の詰まりにより毎週清掃作業が発⽣する ② 燃焼管の清掃頻度が多い(触媒交換含む) ③ 内部ポンプの清掃頻度が多い ④ 労務⼯数を含む年間保全コストが⾼額である ⑤ 処理⽔TOC濃度が原⽔によりキャリーオーバーとなる Hach BioTector更新によるメリット ① サンプル経路に内径3.2mmの配管を採⽤し清掃作業が不要 ② 測定酸廃液による逆洗浄により、チューブ内洗浄作業が不要 同時に処理⽔TOC濃度は原⽔側の影響を受けなくなった ③ 湿式リアクター式により清掃や触媒交換が不要 ④ チューブ式ポンプを採⽤しているため故障が無くなった ⑤ 結果として労務⼯数は半年毎のメンテナンス時のみとなった ⑥ 測定酸廃液による洗浄により、TOC濃度が安定してモニターできるようになった 他の納⼊事例 原質系排⽔、総合放流⽔ Hach BioTector(バイオテクター)は、懸濁を含む排⽔に適⽤できるヘビーデューティー仕様 かつ、総合的に⼤幅な保全コストを削減可能なTOC計です。 ©K.K. Hach Ultra, 2020. All rights reserved.
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06_HACH BioTector 製薬工場application-note

Application note HACHオンライン測定器 ― 排水TOC計納入事例 某製薬⼯場様 原⽔ → 処理⽔ → 曝気槽 沈殿槽 B7000i 3ch TOC計 P (オフライン対応可) P ⾬⽔ → P 更新の経緯 既存機種 燃焼式TOC計 外部機関に⽔質分析依頼をオンライン化するために導⼊ 使⽤年数 4年 更新理由 ① サンプル⽔中の懸濁物による経路の詰まりにより毎週清掃作業が発⽣する ② 燃焼管の清掃頻度が多い(触媒交換含む) ③ 内部ポンプの清掃頻度が多い ④ 労務⼯数を含む年間保全コストが⾼額である ⑤ 運⽤が出来ずTOC計運転停⽌して外部機関へ再度分析依頼を余儀なくされた Hach BioTector更新によるメリット ① サンプル経路に内径3.2mmの配管を採⽤し清掃作業が不要 ② 湿式リアクター式により清掃や触媒交換が不要 ③ チューブ式ポンプを採⽤しているため故障が無くなった ④ 結果として労務⼯数は半年毎のメンテナンス時のみとなった ⑤ 半年ごとの定期点検のみで運⽤出来、外部機関への⽔質分析費⽤が不要となった ⑥ ⻑期間安定運転が実現でき、薬品コストを抑えることが出来た Hach BioTector(バイオテクター)は、懸濁を含む排⽔に適⽤できるヘビーデューティー仕様 かつ、総合的に⼤幅な保全コストを削減可能なTOC計です。 ©K.K. Hach Ultra, 2020. All rights reserved.
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製品に関するお問い合わせ 株式会社ハック・ウルトラ 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 1-29-9 TD ビル 5F https://hach.jp/ 03-6205-5510 *当社は機器の改善改良に伴い事前に予なく仕様等の変更を行う権利を有します。(202105) 4