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News「HPCクラスタ向け、シミュレーションでの並列試験の実現」

ホワイトペーパー

CarMaker7.0では、外部スケジューラを追加し、膨大な量の並列演算を高速で行うことができます。

CarMaker製品群のバージョン7.0は、HPCクラスタに対応することとなりました。今日、ADAS/自動運転の開発では、膨大なシミュレーション走行が求められており、処理能力の高いHPCが必要不可欠です。7.0では、HPCクラスタに対応しているだけでなく、HPC用スケジューラも利用できるため、外部スケジューラを追加し膨大な量の並列演算を高速で行うことができます。

内容概略:
1. HPCを使う目的
2. HPC Lightとは
3. 並列試験を行う多様な目的

このカタログについて

ドキュメント名 News「HPCクラスタ向け、シミュレーションでの並列試験の実現」
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
ファイルサイズ 597.5Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 IPG Automotive株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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(原文はこちらよりご確認いただけます。)

Ne ws (原文はこちらよりご確認いただけます。) 2018/4 HPCクラスタ向け、シミュレーションでの並列試験の実現 IPG Automotiveは、お客様が直面している問題や挑戦を同じように受け入れ、タイムリーなソリューションを提 供させていただけるよう努めております。車両開発プロセスは、常に進化しているだけでなく、より複雑化されてき ています。今日、システムの互換性や、無限に近いほどのテストケース数は必要不可欠となっていますが、その 裏側には、時間の短縮をしながら、膨大な試験をこなしていくという大きな課題が掲げられているからです。 CarMaker 製品群のリリース 7.0 では、HPC クラスタを使うことで、車両開発のシミュレーションを最大限の高 速スピードで行うことが可能になりました。CarMaker で実現するバーチャル・テスト・ドライビングは、車両開発 の初期ステージから作業の効率性を上げることは勿論のこと、開発時間を短縮させます。 HPCを使う目的 HPC を使うことで、テストシナリオの並列演算によるシミュレーションを、高速で行い、膨大な処理時間の短縮 が可能です。さらに、CarMakerの Open性によって、例えば、高度の自動運転のアルゴリズムなどにおいても、 開発段階のシステムにも関わらず、FMI や Simulink ®など多様なインターフェイスを介して統合することができ ます。CarMaker では、モデル統合(例:FMU)を HPC クラスタ用にコンパイルする場合は、クラスタ全体で 並列演算を行います。 HPC Light とは HPC を使った CarMaker は、コンピューターセンタ全体は必要なく、オペレーティングシステムのみで機能します が、一方、HPC Lightは複数の CPU コアを使い、ワークステーションコンピュータで高速演算を行います。外部 スケジューラは、CarMakerの Test Manager と接続し、Test Catalogueの試験が高速で実施されます。 並列試験を行う多様な目的 IPG Automotive K.K. Page 1/2
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HPC と HPC Lightのどちらを使っても、時間を大きく短縮できます。それぞれ異なる特徴を持ちますので、お客 様のニーズに合わせてお選びいただけます。 IPG Automotiveについて IPG Automotive は、バーチャル・テスト・ドライビングのグローバルリーダーとして、車両開発向けの革新的なシミュレーション・ ソリューションを開発しています。シームレスな使用を考慮し設計された当社のソフトウエアとハードウエア製品は、コンセプト実 証(POC)から検証またはリリースに至るまで、開発プロセス全般にわたって活用できます。ユーザにバーチャル車両全体を 使って新しいシステムの開発とテストを行っていただける IPG Automotiveのバーチャル・プロトタイピング技術は、自動車のシ ステムズエンジニアリングを促進します。 IPG Automotive は、ADAS/自動運転、パワートレイン、ビークルダイナミクスという3つのアプリケーション領域でのバーチャ ル開発に特化したエキスパートです。当社の CarMaker 製品群は、現実に近い環境で、高度に再現された車両モデルを統 合することによって、先進運転支援システムと自動運転機能の開発とテストに関連した諸課題に取り組むべく、世界中で使 用されております。詳細なセンサモデルは、車両周辺環境で起こりうる影響を考慮しつつ、インフラと交通流といった要素に左 右されます。この環境モデルを用いて、バーチャルでありながら実世界と同じ状況を実現できます。 IPG Automotive は、①品質、②徹底したユーザ志向、③効率性、④イノベーションの促進、そして⑤長く続くパートナーシ ップを指針としております。 お問い合わせ先: IPG Automotive 株式会社 〒105-0003 東京都港区西新橋 2-9-1 PMO西新橋 9F Phone: 03-5826-4301 Email: sales-jp@ipg-automotive.com http://www.ipg-automotive.com/jp IPG Automotive K.K. Page 2/2