Ongoing dialog - Communication at Industry 4.0 level
オイヒナー史上最も小さい安全スイッチには、その見かけ以上に高い機能性が備わっています。実際の技術革新はその内部に隠されています。トランスポンダー コーデッド安全スイッチ CES-C07 は定評のある AR システム版を基本に、機能強化を図ったものです。
CES-C07 はより包括的な診断機能を備えています。それが、よく使用されるセンサー直列接続を補強します。さらに良い点として、このシステムはプロセス関連パラメーターをリアルタイムで提供できます。そこには当然、予防保全に役立つ情報も含まれています。関連する周囲パラメーターをセンサーが測定して示すため、問題があれば、故障が発生する前に突き止めることができます。このシステムはさらに、不正操作を検知できます。
安全モジュール ESM-CB を使用すると、この情報は系統内の各スイッチから自動的にポーリングされ、IO-Link 経由でコントロールシステムに送信されます。
言うまでもなく、このスイッチは、微弱レンジ表示機能および非常に見やすい表示 LED を備え、安全性カテゴリー 4/PLe に分類されています。
このスイッチは 3 方向からアプローチできるため、取り付けのポジションを自由に選ぶことができます。標準 M12 プラグがスイッチに直接取り付けられており、標準 M12 ケーブルを使用して接続することが可能です。
さらなるメリットとして、CES 装置の直列接続に機械式安全スイッチを組み込めるオプションがあります。
<Industry 4.0水準でのコミュニケーション >
この細長い安全モジュール ESM-CB は判定ユニット、安全リレー、IO-Link 装置が一体となった多機能製品です。わずか 17.5mm 幅のハウジングに、小型機械を保護するのに必要なすべてのものが含まれています。
入力には 2 つの安全回路を接続できます。例えば、一方の回路で、非常停止チェーンあるいは機械式安全スイッチのスイッチング接点を監視し、もう一方の回路で、新型安全スイッチ CES-C07 をその一部とするスイッチチェーンを判定できます。
2 つの冗長安全リレー接点は、最大 6A の負荷を直接切り替えることができます。さらに大きな利点として、IO-Link を介してすべての関連センサーデータ・装置データを送信できます。
安全モジュールは、接続されている機器を相手に休みなく対話し、各センサーをポーリングして、システム状態、環境条件、センサータイプ、センサーバージョンといった情報を常時取り込んでいます。これによりインダストリー 4.0 レベルの通信が可能となります。
このカタログについて
ドキュメント名 | 安全スイッチCES-C07 / 安全モジュールESM-CB - IO-Link コミュニケーション |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 964.8Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | オイヒナー株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |