The Fluke 9500B オシロスコープ校正器

The Fluke 9500B オシロスコープ校正器 世界最高の性能を誇る、完全自動、アップグレード可能な オシロスコープ校正ワークステーション

9500B 校正器 　世界最高の性能を誇る、完全自動、アップグレード可能なオシロスコープ校正ワークステーション • 手 動操作することなく、完全に自動でオシロスコープ校正が可能です。―今日のような超高性能で、 多チャンネルなもの、あるいは将来さらに機能を備えたものが登場しても― • 必 要に応じたアップグレードが可能なことで高い費用対効果が得られます。 • 6 .OGHzまでのレベルドサイン波と70psまでのエッジは今日でも、将来的にも高性能なオシロ スコープを正確に校正できる性能と柔軟性を提供します。 • 他 に類をみないフルークのアクティブ・ヘッド技術はオシロスコープ入力端子で仕様を保証します。 ―接続ケーブルやオシロスコープのどちらが波形のアベレーションの劣化の原因となっているか疑 う必要はありません。 　オシロスコープ校正は多くの時間がかかり、多くのコ 　問題を複雑にしているのは、オシロスコープの技術開 ストを費やし、操作も複雑になりがちです。 発が急速に進んでおり、定期的な再投資無しに性能の向 　正確な校正をするためには作業者の熟練した技術や複 上に追随することは大変困難な点です。 雑な操作が必要とされ、今日のような多チャンネルにわ 　しかし、9500Bオシロスコープ校正器はその常識を覆 たるオシロスコープ校正ではケーブルの接続変更も多く します。 なります。 　手動操作を必要としない完全に自動化された、高い確 　自動システムで、最もシンプルな校正手順を実行する 度を持つオシロスコープ校正器を、お客様のニーズに合 にしても手動操作が必要になります。 う性能と、将来、必要となった時期に必要とされる性能 　さらにスイッチングシステムやマルチプレクサを用い ヘアップグレード出来るという点も含めて、予算に見合 て自動化をある程度可能にすることにより、校正される う価格でご提供します。 製品より多くのエラー、アベレーションの悪化につなが ります。 2 フルーク・キャリブレーション The FIuke 9500B オシロスコープ校正器

自動化 完全自動化 　オシロスコープ校正を自動化することは多くの校正室 　この多チャンネルオシロスコープを校正する際、校正 で実現可能であり、最大の生産性向上手段のひとつです。 信号をチャンネル間で移動させる必要があります。その 　手動操作はオペレーターの熟練した作業を必要とし、 場合、ケーブルの接続変更をオペレーターに要求します。 多くの時間がかかり、多くの作業量を要します。 　高性能のオシロスコープではケーブルやコネクターに 　半自動、あるいは一部の自動化は一見この問題を解決 よる不確かさを追加する必要もあります。スイッチング し、技術者をもっと価値のある仕事が出来るよう対応し マトリックスにより信号をチャンネル間で切り換える場 たように見えます。しかし実際には、このような部分的 合、反射・不完全な接触・経路差により校正の不確かさ 解決では問題を本当に解決したことにはなりません。 に影響を及ぼしかねません。 　ここ10年間で、オシロスコープの主流は2チャンネル からより複雑な4チャンネルヘ移り変わりました。 アクティブ・ヘッド 　9500Bはこれらの問題に取り組み、ユニークなアク 体側のコントロールにより実行されます。通常ヘッドは ティブ・ヘッドを使用することで確実で完全な自動校正 オシロスコープ入力端子からわずか数ミリメートルの距 を提供します。9500Bではオシロスコープ校正に必要な 離にあります。 信号はすべて校正器のメインフレームからリモート制御 　9500Bでは5つまでのヘッドをコントロールすること され、着脱可能なヘッドで生成されます。ヘッドは直接 ができ、4チャンネルオシロスコープの枚正に要求され オシロスコープの入力端子に接続され、ケーブル接続を る信号をトリガー信号と共に出力可能であり、校正に必 必要としません。 要な信号はすべて、オペレーターの介在や接続変更を必 　波形のすべてのコントロールおよびスイッチングは本 要とせず出力できます。 The FIuke 9500B オシロスコープ校正器 フルーク・キャリブレーション 3

自動化 MET/CAL® Plus　校正管理ソフトウェアによる 校正プロセスの自動化と資源管理 　全自動化を構築するための最後の連結部分はソフト 　マイクロソフト ウィンドウズ環境下で動作し、マルチ ウェアです。 ユーザーネットワークをサポートしています。 　9500Bオシロスコープ校正器は、lEEE-488（GP-IB） 　このソフトウェアによりIS0 9000やISO 17025に準拠 ベースの校正を自動化した校正管理ソフトウェアMET/ したトレーサビリティやお客様独自の校正証明書、レポー CAL® Plusを使用することが出来ます。校正プロセスを ト作成、さらには次世代のハイレベルな手順プログラム 自動化できることに加えて、結果の保存、校正資産の管理、 を提供します。 さらに新しくオシロスコープ校正手順を作成することが 　この結果、より高い処理能力が得られ、校正の一貫性 できます。 を実現し、ヒューマン・エラーを最小限にでき、オペレー 　もし望めば同じシステムで他のあらゆるカテゴリーの ターのトレーニングも必要ありません。短時間で高品質 計測機器（ハンドヘルドDMMから周波数カウンタ、そ の校正を低コストで実現できます。 してチャートレコーダー）を校正でき、さらにフルーク の5502A、5522Aや5730Aなどのマルチプロダクト校 正器も動かすことが出来ます。 校正手順書のサポート 　どのような自動校正システムであっても、自動校正す にそって熟練したエンジニアによって作られています。 るためには、確実に実行できる校正手順書が必要です。 ―作業をより便利に、結果を確実に保証します。― 　これらの手順書はオシロスコープ製造メーカーの仕様 MET/TEAMソフトウェアに よる校正資産管理 　MET/TEAM™は柔軟で拡張性のある、校正資産管理 を強力にサポートするソフトウェアです。校正の専門家 による設計で、校正室でのワークフローを管理しなけれ ばならない校正担当者に最適です。 4 フルーク・キャリブレーション The FIuke 9500B オシロスコープ校正器

アップグレード性 投資を無駄にはしません 　近年、オシロスコープの技術と性能レベルは劇的に変 　すでに高性能の機器を扱う必要がある場合は、すぐに 化し、現在もその傾向が続いています。わずか数年前に 必要なレベルまで性能を上げることも可能です。 最先端と考えられていた機器も、今では汎用機器の一つ 　もし今すぐに完全自動化の必要がないのであれば、い となっているかもしれません。校正室の機器管理担当者 くつかのアクティブ・ヘッド、あるいはたった一つのア にとって、どのようにこの進歩の早さについていくかが クティブ・ヘッドで使うことから始めてください。ニー 課題となっています。 ズは変化していきますので、日々のオシロスコープ校正 　9500Bは完全なアップグレード性という解決策をご提 要求に最適な自動化と性能レベルが実現できるまでヘッ 供します。例えば今、600MHzの性能の9500Bオシロ ドを追加してください。 スコープ校正器を購入したとします。校正対象機器が変 　9500Bオシロスコープ校正ワークステーションのみが わり、主要機器がより高性能のものになったりした場合、 ユニークな‘アクティブ・ヘッド技術’との組み合わせで、 1.1GHz、3.2GHzそして6GHzに性能をアップグレード 校正機器の投資に見合ったアップグレードをご提供でき できます。 ます。 3種類のメインフレーム 　オシロスコープ校正分野におけるリーダーであり続ける 9500B/3200 ため、フルークでは最高レベルの性能を追求しています。 　3.2GHz高性能オシロスコープ校正ワークステーション しかしながら、誰もが、少なくとも今のところは、最高 レベルの性能を必要としているわけではありません。主 　お客様のニーズは将来的にほぼ間違いなく変化します。 流となっている性能を求める校正ラボの要求にもお応え でも、性能レベルを上げるためだけに正常に動く機器を するため、フルークでは多様な9500B本体を取り揃えて 丸ごと置き換えることは望みません。上に挙げたモデル います。 なら、より高い性能へのアップグレードがいつでも可能 です。 9500B/600 　フルークは将来的な開発においても、このアップグレー 　600MHz高性能オシロスコープ校正ワークステーション ドの考え方に沿ってあらゆる努力をしていきます。 9500B/1100 　1100MHz高性能オシロスコープ校正ワ一クステーション 4種類のアクティブ・ヘッド 　4種類のアクティブ・ヘッドにより9500Bシリーズのアップグレードの選択肢はさらに広がります。アクティブ・ヘッドは、 9500Bオシロスコープ校正ワークステーションの性能、周波数レンジ、自動化能力を向上させることができます。 9510 1.1GHzアクティブ・ヘッド/パルス立ち上がり時間 9550 超高速アクティブ・ヘッド/パルス能力25ps 500ps 　25psの立ち上がリ/立ち下がり時間で14GHzまでのサ 　9500Bの全メインフレームと互換性があり、1.1GHz ンプリング・オシロスコープの校正に使用可能です。 までのレベルド・サイン波を供給します（ただしメイン フレームの最高周波数がヘッドより低い場合は、そのレ 9560 拡張6GHz帯域幅アクティブ・ヘッド ベルまで）。全メインフレームで立ち上がり時間500ps 　9560を使用すると9500Bで6GHzまでのレベルド・ のパルスを出力可能です。 サイン波機能で確度の高い校正が可能です。従来の、ど のオシロスコープ校正器も実現できなかった性能です。 9530 3.2GHzアクティブ・ヘッド/パルス立ち上がり時間 　9500B/3200メインフレームとの組み合わせでのみ 150psおよび500ps 6GHzを発生できます。 　9500Bの全メインフレームと互換性があり、3.2GHz までのレベルド・サイン波を供給します（ただしメイン フレームの最高周波数がヘッドより低い場合は、そのレ ベルまで）。パルス立ち上がり時間は全メインフレームで 150psと500psから選択可能です。 The FIuke 9500B オシロスコープ校正器 フルーク・キャリブレーション 5

性能 アクティブ・ヘッド技術 　アクティブ・ヘッドはわずか14×6.5×3cmの軽量モ 　性能を完全に引き出す鍵は、ヘッドの出力回路をオシロ ジュールです。9500Bメインフレームには同軸ケーブル スコープの増幅器の入力に近づけることです。従来の配線 とコントロール線の2本で接続します。ヘッドの中は、最 環境では、ミスマッチング、予想不可能なケーブルの 新の高性能オシロスコープ校正には欠かせない、あらゆる 伝送特性そして不完全な接続のすべてが、校正器の出力 信号を供給するための回路で構成されています。±220V とオシロスコープの入力間の信号品質低下に影響します。 までの精密直流電圧レベルや、最高210V pk-pkで10Hz 　アクティブ・ヘッドを使用すると、校正器の出力とオ ～100kHzの校正された振幅矩形波、0.1Hz～6GHzのレ シロスコープの入力は、まさに数ミリの距離に接近しま ベルド・サイン波（ヘッドのタイプによる）、そして0.2ns す。インピーダンス、マイクロストリップ・トランスミッ ～50sまでの4スタイルのタイミング・マーカーも発生可 ション・ライン、そして高品質のBNCやSMAコネクター 能です。ヘッドの中のハイブリッド回路は外部で作られ のマッチングにより、距離の短縮が実現しました。一方で、 た高周波の校正信号もアクティブ・ヘッドの出力に送り 校正信号の品質低下、ひずみ、不確かさの原因を減少さ 出します。さらにハイブリッド回路にはサイン波振幅セ せました。内部自動切換の50Ωターミネーションにより ンス回路、広帯域減衰器ネットワーク、パルス発生器、エッ 高インピーダンスのオシロスコープ入力に接続するとき ジ発生器、そして信号マルチプレクサが組み込まれてい も、外部終端の必要性は減少しました。 ます。 9560 ― 最高の性能のために 　新しくアクティブ・ヘッド・ファミリーに加わった 振幅のパルスに制限されることはありません。アクティ 9560は再度オシロスコープ校正に対するフルークのコ ブ・ヘッド技術により、4.44mV～3.1Vの振幅に出力を ミットメントを表しています。常にお客様の投資に見合 調整することができますので、オシロスコープの最も感 うことを念頭に置きながら、9560アクティブ・ヘッドは 度の良いレンジまで振幅を下げてチェックすることがで この約束を実行した最新の製品になります。9560は きます。コントロールされた波形フィルタリングにより、 6GHzのレベルド・サイン波と70ps固定のパルス・エッ どのような振幅を選択しても、全ての高速エッジは正確 ジを供給します。 な高調波エネルギー分布をもつことを確実にします。 　他のオシロスコープ校正器の場合とは異なり、固定の 6 フルーク・キャリブレーション The FIuke 9500B オシロスコープ校正器

完成された機能 　アクティブ・ヘッド技術によって強化され、また全自動制御が可能なので、ヘッドとワークステーションの補完的な 組み合わせは、他に並ぶもののない機能をご提供します。もう確度と安定度で妥協せずに、自信を持って作業処理能力 を増加させることができます。 垂直と水平の偏向帯域幅 　振幅4.44mV～3.1Vの高速エッジと、70ps、150ps、 正することができます（9560アクティブ・ヘッドを使う 500psの立ち上がり／立ち下がり時間により、オシロス と50Ωに対し、8.88mV～5.56V pk-pk）。また、Z軸と コープの垂直偏向のパルス応答や振幅をチェックします。 水平軸帯域幅も校正可能です。デュアル・サイン出力は、 　210V pk-pkまでのハイレベル・エッジは入力減衰器の オシロスコープのトリガーの感度や、通常接続ケーブル ダイナミック・パフォーマンスをチェックします。 にスプリッターを挿入する必要がある機能を校正します。 　50Ωに対し600MHz、1.1GHz、3.2GHzあるいは 6GHzまでのレベルド・サイン波と4.44mV～5.56V pk-pkレンジの振幅でオシロスコープの帯域幅を直接校 垂直偏向ゲイン 　DCレベルと10Hz～100kHzの矩形波は、分解能5桁の ダンスもチェックします。 振幅で220Vまで調整できます。確度はdcが0.025％、 　50Ω出力インピーダンスヘの自動切換では、最高 矩形波が0.05％となります。12-bitデジタイジングおよ 5.56Vの振幅で同じ波形を供給することが可能です び14-bit補間オシロスコープの垂直偏向レンジを十分校 （9560を除く。9560ではソース・インピーダンスは最 正することが可能です。 小振幅の再測定で補正されます。すなわち50Ωに対し 　9500Bは50Ωの入力ターミネーションを保護するた 8.88mV～5.56V pk-pk）。 め、高電圧を供給する前にオシロスコープの入力インピー タイムベースの確度 　タイミング・マーカーは0.2ns/div～50s/divレンジの 　タイムベース・ジッターの校正に矩形波やパルスのマー タイムベース校正をカバーします。4つのスタイルから選 カーを使用することもできます。 択できるほか、振幅を増加させて10マーカー毎にハイラ 　高安定度の水晶標準を装備していますので、9500Bの イトを入れることができます。こうしてアナログおよび タイミングの確度は±0.25ppmです。最新のDSO校正 デジタル・ストレージ・オシロスコープの画面を最適な に要求されるレベルの確度です。 状態にすることができます。 補助的な校正機能 　9500Bの補助的な校正機能は、他の校正器では見逃されることの多い機能を校正します。 • DCと100mAまでの矩形波電流で電流ブローブを校正します。 • 複合ビデオ信号でテレビのシンクロ・セパレーター機能をテストします。 • リニア・ランプでトリガー・レベル・マーカーを校正し、DSOの欠落ビットをチェックします。 • 5Vから20Vのパルスで50Ωの終端保護をテストします。 • ゼロ・スキューの正確なパルス・エッジのアラインメントで、マルチチャンネル・スコープのチャンネル遅延を評価 します。 • AUX INは外部からの校正波形をアクティブ・ヘッドのBNC/SMAコネクターに送ります。 • 抵抗およびキャパシタンス機能はオシロスコープの入力インピーダンスを直接測定します。 • ショート/開放回路の出力でオシロスコープの入力漏れ電流がテストできます。 The FIuke 9500B オシロスコープ校正器 フルーク・キャリブレーション 7

仕様 　全ての仕様においてTcal±5℃、1年、99％です。工場Tcalは23℃です（5年の周波数確度仕様を除く）。 　不確かさは、機器エラー、分解能、安定度、レギュレーションそして国家標準へのトレーサビリティを全て考慮しています。 　ー般的には、被試験器に対するTUR（不確かさの比）を定義する際にこれ以上の要因を追加する必要はありません。 電圧機能（9550アクティブ・ヘッドでは利用できません） 直流 Ω 直流 矩形波50Ω 矩形波50Ω 1M 50Ω 矩形波1MΩ （9510/9530ヘッド） （9560ヘッド） 振幅 ±1mV～±200V ±1mV～±5V 40μV～200V pk-pk 40μV～5V pk-pk 40μV～5V pk-pk 確度 ±（ ％＋ μ ） ≧1mV±（0.1%＋10μV）， ≧1mV±（0.2%＋10μV）， 0.025 25 V ＜1mV±（1%＋10μV） ＜1mV±（1%＋10μV） レンジ 1，2，5あるいは1，2，2.5，4，5（VoIt/div）、または連続可変 偏差 ±11.2％（オーバーレンジとアンダーレンジを含む） 立ち上がり/立ち下がり時間 ＜100V pk-pk＜150ns;≧100V pk-pk＜200ns アベレーション 最初の500nsで＜2％ pk、500ns以降は＜0.1％、100μs以降は＜0.01％ 周波数 10Hz～100kHz（10kHzを超える矩形波に仕様は適用されません） 1MΩへのDC入力はこのままの仕様で全ヘッドから同時にできます。 エッジ機能（9550アクティブ・ヘッドでは25ps高速エッジのみ利用できます） 500psエッジ・パルス 150ps高速エッジ 70ps高速エッジ 25ps高速エッジ Ω HVエッジ・パルス 50 /1MΩ Ω 50Ω 50Ω 50Ω （9510/9530ヘッド） 1M （9530ヘッドのみ） （9560ヘッドのみ） （9550ヘッドのみ） 1V～200V pk-pk、 振幅 5mV～3Vpk-pk 注：1V～5V pk-pk 5mV～3V pk-pk 25mV～2V pk-pk 425mV～575mV pk-pk 50Ω 極性 立ち上がり＆立ち下がり、 立ち上がり＆立ち下がり 立ち上がり＆立ち下がり、 立ち上がり、 立ち上がり＆立ち下がり、 リターン・トゥ・グラウンド リターン・トゥ・グラウンド リターン・トゥ・グラウンド リターン・トゥ・グラウンド 立ち上がり 立ち下がり時間 ＜100V pk-pk＜150ns、 / （ ～ ） 350ps～550ps ≧100V pk-pk＜200ns、 125ps～175ps 50ps～75ps 21ps～29ps 10% 90% 注：50Ω＜100ns 確度（表示値） ±40ps 該当なし ±15ps ±11ps ±4ps デューティー・サイクル 10％ 50％ 10％ 10％ 10％ アベレーション 8GHzで＜±2％ pk、 20GHzで＜±4％ pk、 20GHzで＜±5％ pk、 で＜± ＜± ％ 8GHzで＜±3％ pk、 2 pk 8GHzで＜±3％、 10GHzで＜±3％ pk、 まで 3GHz 1.5％ pk 3GHzで＜±2％ VSWR 1.2:1 （最初の ） （最初の500ns） 10ns （最初の 3GHzで＜±1％ 3GHzで＜±1％ 1ns） （最初の700ps） （最初の200ps） 周波数 10Hz～2MHz 10Hz～100kHz 10Hz～2MHz 10Hz～10MHz 10Hz～1MHz トリガーから エッジまでの遅延 25ns（代表値） 25ns（代表値） 25ns（代表値） 25ns（代表値） 25ns（代表値） トリガーから エッジまでのジッター ＜5ps pk-pk（代表値） ＜5ps pk-pk（代表値） ＜5ps pk-pk（代表値） ＜5ps pk-pk（代表値） ＜5ps pk-pk（代表値） 1MΩ入力のアプリケーションでは、500psより高速のエッジはお奨めできません。9560および9550の50Ωでのみご使用下さい。 タイミング・マーカー機能（9550アクティブ・ヘッドでは利用できません） 波形 矩形波 正弦波（矩形波の延長） パルス 狭三角波 9500B/600では909.1ps～9.009ns 周期 9.0091ns～55s 9500B/1100または9500B/3200では450.5ps～9.009ns 900.91ns～55s 900.91ns～55s 9560ヘッド付き9500B/3200では180.19ps～9.009ns レンジ 1，2，5あるいは1，2，2.5，4，5（Time/div）、または連続可変 周期偏差範囲 該当なし 該当なし 該当なし ±45％ 立ち上がり/立ち下がり時間 1ns（代表値） 該当なし 1ns（代表値） 周期の2.5％ タイミング確度 ±0.25ppm 振幅 グラウンドに対して対称な100mV、250mV、500mVおよび1V pk-pk 9500B/1100の周期＜1nsでは最大500mV pk-pk サブディビジョン マーカー 10個ごとに振幅を高く設定可能（正弦波を除く） ライン周波数タイミング・マーカーは、矩形波で利用できます。ライン・ゼロ・クロッシングのジッターは±20μs pk-pkです。 2ns未満の周期は1MΩ入力のアプリケーションではお奨めできません。9560の50Ωでのみご使用下さい。 8 フルーク・キャリブレーション The FIuke 9500B オシロスコープ校正器

仕様 レベルド・サイン機能（9550アクティブ・ヘッドでは利用できません） 9500B/600 9500B/1100 9500B/3200&9530 9500B/3200&9560 周波数レンジ 0.1Hz～600MHz 0.1Hz～1.1GHz 0.1Hz～3.2GHz 0.1Hz～6.4GHz 0.1Hz～550MHz、 0.1Hz～550MHz、 0.1Hz～550MHz、 0.1Hz～550MHz、 5mV～5V 5mV～5V 5mV～5V 5mV～5V 550MHz～600MHz、 550MHz～1.1GHz、 550MHz～2.5GHz、 550MHz～2.5GHz、 振幅（pk-pk） 5mV～3V 5mV～3V 5mV～3V 5mV～3V （50Ω） 2.5GHz～3.2GHz、 2.5GHz～3.2GHz、 5mV～2V 5mV～2V 3.2GHz～6.4GHz、 25mV～2V 確度 単一の基準周波数で±1.5%（50kHz～10MHz） 0.1Hz～300MHz、 0.1Hz～300MHz、 0.1Hz～300MHz、 0.1Hz～300MHz、 ±4%（±2%） ±4%（±2%） ±4%（±2%） ±2%（±2%） 300MHz～550MHz、 300MHz～550MHz、 300MHz～550MHz、 300MHz～550MHz、 基準周波数の直線性 ±4%（±2.5%） ±4%（±2.5%） ±4%（±2.5%） ±2.5%（±2.5%） VSWR1.6：1 （1.2：1）まで 550MHz～600MHz、 550MHz～1.1GHz、 550MHz～1.1GHz、 550MHz～3.0GHz、 ±5%（±3.5%） ±5%（±3.5%） ±5%（±3.5%） ±5%（±3.5%） 1.1GHz～3.2GHz、 3.0GHz～6.0GHz、 ±5%（±4%） ±5.0%（±4.0%） 高調波純度 12GHzで第二次高調波＜－35dBc，第三次高調波＜－40dBc ノン＆サブ 高調波純度 ＜－40dBc ＜6GHzで＜－35dBc 2ns未満の間隔は1MΩ入力のアプリケーションではお奨めできません。9560の50Ωでのみご使用下さい。 デュアル・サイン機能（9550アクティブ・ヘッドでは利用できません。仕様は同じタイプのヘッドどうしに限定されます） 9500B/600 9500B/1100 9500B/3200＆9530 9500B/3200＆9560 周波数レンジ 0.1Hz～600MHz 0.1Hz～1.1GHz 0.1Hz～3.2GHz 0.1Hz～3.2GHz タイム・アラインメント ±25ps（チャンネルを問わず） 2ns未満の間隔は1MΩ入力のアプリケーションではお奨めできません。9560の50Ωでのみご使用下さい。 入力インピーダンス機能（9550アクティブ・ヘッドでは利用できません） 抵抗測定 10Ω～40Ω 40Ω～90Ω 90Ω～150Ω 50kΩ～800kΩ 800kΩ～1.2MΩ 1.2MΩ～12MΩ 確度 ±0.5％ ±0.1％ ±0.5％ ±0.5％ ±0.1％ ±0.5％ （9550および9560アクティブ・ヘッドでは利用できません） キャパシタンス測定 1pF～35pF 35pF～95pF 確度 ±2％±0.25pF ±3％±0.25pF パルス幅機能（9550アクティブ・ヘッドでは利用できません） パルス幅 1ns～100ns 確度 ＜±5％±200ps 1ns～4ns，＜50ps 調整分解能 4ns～20ns，＜250ps 20ns～100ns＜1ns 立ち上がり/立ち下がり時間 ＜450ps（代表値） アベレーション ＜±5％ pk（代表値） パルス幅の安定度 10分および1℃以内で、＜10ps pk-pk トリガーの パルス・ジッター ＜5ps pk-pk 周波数 1kHz～1MHz 振幅 50Ωで1V pk-pk The FIuke 9500B オシロスコープ校正器 フルーク・キャリブレーション 9

仕様 その他の出力機能（9550アクティブ・ヘッドでは利用できません） 電流 DC 矩形波 振幅 ±100μA～±100mA ±100μA～±100mA pk-pk 確度 ±（0.25%＋0.5μA） 1kHzで、±（0.25%＋0.5μA） デューティー・サイクルとシンメトリー 50％，グラウンドに対して対称 立ち上がり時間とアベレーション ＜150nsおよび＜±2% pk 9530ヘッドあるいは9510ヘッドおよびBNC電流アダプターが必要 コンポジット・ビデオ出力 振幅 1.0V pk-pk パターン（フル・ラスター） 白、灰色または黒 極性 反転または非反転 標準 625-line 50Hz，525-line 60Hz トリガー出力 コンポジット・シンクロまたは奇数フィールド・スタート 補助入力 シグナル・ルーティング 全アクティブ・ヘッドに対して背面SMA入力、パッシブ、および切り換え50Ωパス 最大入力 ±40V pk-pk，±400mA pk-pk 挿入損失（50Ω） 100MHzまで＜2.5dB，500MHzまで＜4dB，1GHzまで＜6dB 基準周波数 入力（BNC） 出力（BNC） 周波数レンジ 1MHzステップで1MHz～20MHz 1MHz～10MHz レベル（代表値） 90mV～1V pk-pk 50Ω 1V pk-pk，1MΩ 2V pk-pk ロック・レンジ ±50ppm 一般仕様 その他の出力機能 環境 動作時 保管時 オーバーロード・パルス 0℃～50℃ 振幅 50Ω 5V～20V 温度 5℃～40℃ トランジット＜100時間 －20℃～60℃ 極性 反転/非反転 0.2s～100s 湿度（結露なきこと） ＜90％ 5℃～30℃ 持続時間 ＜ ％ ℃～ ℃ ＜95％ 0℃～50℃ （パルス・エネルギーの限界による） 75 30 40 エネルギー 1.6J～50J 安全規格 IEC 61010-1 過電圧カテゴリー II、汚染度2 50Ωでの電力 0.5W～8W EMC（オプションも含む） トリガー 手動におけるくり返し最大0.3Hz （Internally Limited） 放射妨害波 EN55011/22 FCC Rules part 15 sub-part J class B ゼロ・スキュー 放電イミュニティ EN50082-1 非調整スキュー チャンネル間で＜±50ps 伝導性放射 EN55011 1991 Class B 調整スキュー チャンネル間で＜±5ps 伝導性イミュニティ EN50082-1 スキュー温度係数 ＜0.2ps/℃ 高調波 EN61000-3-2 立ち上がり/立ち下り時間 450ps（代表値） 衝撃と振動 MIL-T-28800 type III, class 5, style E リラティブ・ジッター ＜7ps pk-pk 95V～132V rms 入力リーゲージ機能 電源電圧 209V～264V rms 設置カテゴリー II 開放回路出力 リーゲージ＜±50pA 電源周波数 48Hz～63Hz ショート回路出力 オフセット＜±15μV 消費電力 ＜400VA LFリニア・ランプ（9560ヘッドでは50Ωのみ） ウォームアップ時間 20分 波形 1V pk-pk三角波 グラウンドに対して対称 9500本体 95xx アクティブ・ヘッド リニアリティ 10-90％で＜±0.1％偏差 寸法 H×W×D H×W×D 133×427×440mm 65×29×140mm ランプ・タイム 1ms，10ms，100ms，1s 重量 約12kg 約0.45kg 保証期間 1年 3年 10 フルーク・キャリブレーション The FIuke 9500B オシロスコープ校正器

シルバーケアプラン シルバーケアプラン（Silver CarePlans）による 所有コストの管理 　シルバーケアプランにより製品保証期間を1年から3年 理後の標準校正が含まれるため、総所有コストの管理が または5年に延長可能です。保証範囲内での修理および修 容易になります。 Electrical Calibration Products Instrument CarePlan Silver CarePlanの基本内容 機器の保証期間延長 プランに含まれる修理を行った際の校正 工場保証期間とSilver CarePlan期間内の通常校正15%割引 任意のプラン適用外サービスの15%割引 無料の製品更新（PCN）を修理時に実行 9500B オシロスコープ校正器 5730A マルチファンクション校正器 5522A マルチプロダクト校正器 最も優れた不確かさのマルチファンクション校正器 20Aまでの電流、圧力、5 1/2桁または6 1/2桁の デジタル・マルチメーター校正に最適な高性能 マルチプロダクト校正器 910R GPS/ルビジューム周波数標準 真にトレーサブルな起安定GPSルビジューム周波数標準 The FIuke 9500B オシロスコープ校正器 フルーク・キャリブレーション 11

オーダー情報 モデル 9500B/600 600MHz高性能スコープ校正ワークステーション 9500B/1100 1100MHz高性能スコープ校正ワークステーション 9500B/3200 3.2GHz高性能スコープ校正ワークステーション 9560FLK＊ アクティブ・ヘッド6GHz/70psパルス（9500/3200と使用） 9510FLK アクティブ・ヘッド1.1GHz/500psパルス 9530FLK アクティブ・ヘッド3.2GHz 150ps/500psパルス（通常9500/3200と使用） 9550FLK アクティブ・ヘッド25psパルス アクセサリー 9500-60 ソフト・キャリー・ケース 9500-90 ラック・マウント・キット 9500/CASE トランジット・ケース ＊9500B/3200が必要です。 9500Bアップグレード 　9500Bの主要な概念はアップグレードすることによってお客様の資産を守ることにあります。以前のモデル9500 の時からこれに忠実であるよう、多岐にわたるアップグレードパッケージをご提供しています。 　ですからフルークではすべての9500Bを―1100MHz、3.2GHz―アップグレードが可能です。 Fluke 9500B　アップグレード 9500B/600＞1100-UGK 9500B/600から9500B/1100へアップグレード 9500B/600＞3200-UGK 9500B/600から9500B/3200へアップグレード 9500B/1100＞3200-UGK 9500B/1100から9500B/3200へアップグレード Fluke Calibration.Precision, performance, confidence.™ フルーク・キャリブレーション 校正器営業部 〒108-6106 東京都港区港南2-15-2　品川インターシティB棟6F TEL 03-6714-3114／FAX 03-6714-3115 大阪営業所 〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原4-1-6　アクロス新大阪 TEL 06-6398-5144／FAX 06-6398-5145 サービスセンター 〒259-0132 神奈川県中郡二宮町緑が丘1-14-1 TEL 0463-70-5603／FAX 0463-70-5604 www.fl ukecal.jp ©2000 Fluke Calibration. 仕様は予告なく変更される場合があります。フルーク・キャリブレーションの書面による許可 なく、この文書の内容を改変することはできません。 Printed in Japan. 2016/10_T 1626204　B-ENG-N Rev A