通信機能付きコントローラ　K-ECP45シリーズ

パーツフィーダコントローラ、コネクトする。 １．特長 ◆通信機能に対応 RS-485（Modbus プロトコル） ◆分離構造 駆動部、通信部、表示操作部をそれぞれ駆動ユニット、通信ユニット、 表示操作ユニットとして分離 ①駆動ユニット（K-ECP45）：パーツフィーダを駆動するユニット ②通信ユニット（K-UE500）： 通信マスタに接続され、制御用通信コマンドに基づいて 駆動ユニットを制御するユニット ③表示操作ユニット（K-UE510）： 駆動ユニットの設定変更やモニタを行うユニット ◆専用ツールとの接続 通信ユニットを USB でパソコン専用ソフトと接続することで最大 3 台分 の駆動ユニットの運転状態や制御パラメータの確認や変更が可能 ２．機能 通信マスタから通信ユニットに駆動ユニット用の運転設定データを送信することや、駆動ユニット の運転データを受信することで、遠隔操作や運転状態のモニタができます。 通信マスタ 駆動ユニット ホッパ 制御指令 （PC や PLC） 状態情報 ボウルフィーダ 通信ユニット 直進フィーダ 表示操作 ユニット ◇通信マスタと接続する通信部を駆動部から分離することにより、パーツフィーダ本体のマグネット 駆動時に発生するノイズと通信信号を切り離しています。 それにより通信部は制御盤内の PLC 付近、駆動部はパーツフィーダ本体付近に設置できます。 ◇通信ユニットは駆動ユニット３台分の運転データを管理します。 通信マスタから通信ユニットを介して駆動ユニットの運転や設定情報が読み出しできます。 同時に、通信マスタから駆動ユニット３台を制御できます。 ◇表示操作ユニットを使用することで、通信マスタがなくても、各駆動ユニットの設定変更やモニタ ができます。

3．活用イメージ 【運転状態のデータ解析による予知保全や工程稼働率向上への活用】 運転データのログを収集することで、従来のパーツフィーダでは人が動作音やワークの流れ方など 人が「感覚」で判断していた経時的な変化を数値で監視することができます。 それにより、運転状態の変化から故障の前触れを検出し、ライン停止前の部品交換が可能になり、 蓄積データを解析することで定期メンテナンス時期が最適化でき、設備稼働効率向上に貢献します。 また、運転データをサーバに上げることで離れた場所から設備の稼働状況が確認できるようになり ます。さらに、運転データを解析することで新たな発見につながるかもしれません。 ４．主な仕様 電源電圧 / 周波数 単相 AC100～230V±10% / 50/60Hz 共用 出力電圧 / 周波数 単相 AC0～200V(1V 単位で設定) / 30.0～200.0Hz(0.1Hz 単位で設定) 定格電流（駆動方式） 4.5A(正弦波 PWM) サービス電源 DC24V, 250mA 外部制御入力 1 点(NPN/PNP トランジスタ、リレーにて制御可、信号反転可) 定電圧機能 ±10%の電源電圧変動に対して、±3%以下の出力電圧変動 センサ入力 1 点(NPN/PNP オープンコレクタ切換え)信号反転可 ON/OFF ディレイ時間 各 1 点（ON：0.0～60.0 秒可変、OFF：0.0～30.0 秒可変） リレー接点（AC250V/0.1A） 1a×2（運転中信号：1 点、異常信号：1 点） 制御出力 Tr 信号(DC30V/0.05A) 1a×2（ソレノイドバルブ制御：2 点） その他の機能 定振幅機能，過負荷等 各種データのモニタ 使用温度範囲 0～40℃ 保護機能 ソフトスタート/ストップ，過負荷，短絡，F-V カーブ お問い合わせ先 NTNテクニカルサービス株式会社 精機商品事業部 東日本販売Ｇ TEL 03-6713-3652 西日本販売Ｇ TEL 06-6449-6716 〒108-0075 東京都港区港南 2-16-2 〒550-0003 大阪市西区京町堀 1-3-17 中日本販売Ｇ TEL 052-222-3341 〒460-0003 名古屋市中区錦 2-3-4