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情報化社会を支える重要な設備・機器の運用を正常に保つ昭電の雷害対策製品ラインナップ
オフィスや工場には、情報通信システムやセキュリティシステムなどさまざまなネットワークが構築され、
安全かつ安定的な企業活動の基盤として利用されています。
その最大の脅威である雷からネットワークの設備や機器を守り、安定的な運用を支えるのが、昭電のSPDです。
本「SPD製品ガイド」は、雷害対策の必要性からSPDの選定方法、さらにSPDのライン
ナップをご紹介するダイジェストガイドです。雷害対策の強化に是非ご活用ください。
<目次>
●雷害対策の基礎知識
●雷害対策例のご紹介
●製品紹介
このカタログについて
ドキュメント名 | 雷害対策は万全ですか?SPD製品ガイド |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 8.2Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社昭電 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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2022.06
SPD製品ガイド
雷
害
対
策
は
万
全
で
す
特約店 か
ホームページ www.sdn.co.jp / お問い合わせメール info@sdn.co.jp ?
本 社 〒130-8543 東 京 都 墨 田 区 太 平 4 丁 目 3 番 8 号 ☎03(5819)8373
テクノセンタ 〒263-0002 千 葉 市 稲 毛 区 山 王 町 3 6 5 番 地 ☎043(422)2111
S Cセンタ 〒136-0072 東 京 都 江 東 区 大 島 1 丁 目 2 番 2 3 号 ☎03(3637)7771
北海道支店 〒060-0062 札幌市中央区南2条西7丁目1番地4 ファミリービル ☎011(271)6701
東 北 支 店 〒980-0803 仙台市青葉区国分町1-7-18東洋ワークビル ☎022(222)1401
名古屋支店 〒461-0004 名古屋市東区葵3丁目23番3号 第14オーシャンビル ☎052(936)3311
北 陸 支 店 〒930-0083 富山市総曲輪1丁目7番15号 日本生命富山総曲輪ビル ☎076(431)2011
大 阪 支 店 〒530-0003 大阪市北区堂島1丁目5番17号 堂島グランドビル ☎06(6345)3221
中 国 支 店 〒730-0051 広島市中区大手町3丁目7番2号 あいおいニッセイ同和損保 広島大手町ビル ☎082(246)5711
四 国 支 店 〒760-0023 高松市寿町1丁目1番12号 パシフィックシティ高松ビル ☎087(821)9231
九 州 支 店 〒810-0004 福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号電気ビル ☎092(731)0373 ●こ のカタログに記載された社名および商品名などは、それぞれ各社の商標または登録商標です。
沖 縄 支 店 〒900-0015 那 覇 市 久 茂 地 1丁目 2 番 2 5 号 G 7ビ ル ☎098(869)0215 ●こ のカタログに掲載の製品は、印刷の都合上、実物とは色が多少異なることがございますので、あらかじめご了承ください。
● 製品改良のため、仕様は予告なしに変更することがございます。
工 場 成 田 ・ 大 阪 ● 製品、サービス等の詳細については、弊社もしくは代理店の営業担当者にご相談ください。
特約店
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本 社 〒130-8543 東 京 都 墨 田 区 太 平 4 丁 目 3 番 8 号 ☎03(5819)8373
テクノセンタ 〒263-0002 千 葉 市 稲 毛 区 山 王 町 3 6 5 番 地 ☎043(422)2111
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沖 縄 支 店 〒900-0015 那 覇 市 久 茂 地 1丁目 2 番 2 5 号 G 7ビ ル ☎098(869)0215 ●こ のカタログに掲載の製品は、印刷の都合上、実物とは色が多少異なることがございますので、あらかじめご了承ください。
● 製品改良のため、仕様は予告なしに変更することがございます。
工 場 成 田 ・ 大 阪 ● 製品、サービス等の詳細については、弊社もしくは代理店の営業担当者にご相談ください。
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SPD ガイド 情報化社会を支える重要な設備・機器の運用を
製品 正常に保つ昭電の雷害対策製品ラインナップ
オフィスや工場には、情報通信システムやセキュリティシステムなどさまざまなネットワークが構築され、安全かつ安定的
な企業活動の基盤として利用されています。その最大の脅威である雷からネットワークの設備や機器を守り、安定的な運
用を支えるのが、昭電のSPDです。本「SPD製品ガイド」は、雷害対策の必要性からSPDの選定方法、さらにSPDのライン
ナップをご紹介するダイジェストガイドです。雷害対策の強化に是非ご活用ください。
●雷害対策の基礎知識 ●製品紹介 ●試験設備のご紹介 ...................... 13
雷害のしくみ ................................ 2 サンダーブロッカーPro ................... 8 ●株式会社昭電のご紹介 .................22
雷害対策の方法 ............................. 4 電源用SPD ................................. 10
通信用
●雷害対策例のご紹介 SPD ................................. 15
設備・機器別の雷害対策 ................... 6
TOPICS
プロユースの高性能をどこでもだれでも簡単に
サンダーブロッカーProは、業務用機器からパソコンやテレビなど、各種
機器を雷から保護するSPD(サージ防護デバイス)です。雷保護が必要
なすべてのユーザーに簡単にプロユースの高性能を提供します。
電源・通信用SPD
サンダーブロッカーPro 新発売
詳しい製品情報は、 をご覧ください 電源コンセント用 LAN用 テレビ用
P8 TBP-2PE TBP-LAN TBP-TV
国内初のSPD分離器を内蔵したクラスⅠSPD
インパルス放電電流 Iimp 12.5kAを有し、その性能を最大限に発揮
できるSPD分離器を内蔵し信頼性をさらに向上したクラスⅠSPDです。
ミッションクリティカルな施設に最適な製品です。
新分離器内蔵・電源用 クラスⅠSPD
AFD-Sシリーズ
詳しい製品情報は、P12をご覧ください
条件をチェックするだけでお客様に適したSPDを結果表示!
SPDの種別や用途などの条件をチェックしてい
「SPD選定支援サイト」 URL
くだけで条件に適合するSPDを結果表示する www.sdn.co.jp/select/
「SPD選定支援サイト」を近日公開予定です。昭
電webサイトよりご利用いただけます。
昭電公式webサイト
SPD選定支援サイト
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雷は大 切な機 器・設 備を破 壊します!
近傍へ落ちた雷は、巨大なエネルギーを伴って電源系統
や通信系統を伝って建物内部へ侵入し、雷サージとなって
通信システムなどの機器やケーブルを破壊します。過電
流・過電圧に脆弱な低電圧機器やネットワーク設備の増加
に伴って、一般家庭やオフィスから工場、社会インフラまで、
さまざまな場所で雷被害が増えています。
ケーブルの雷被害例 PC内部基盤の雷被害例
[ 近 年の雷被 害について ]
雷被害による支払額・支払件数とも増加傾向 電源線と信号線が接続される機器に被害が多発
実際の落雷による被害のデータです。落雷による被害件数および損害保険 近年増加している雷被害の多くは、近隣の落雷が建造物内部に侵入して機
の支払額は年々増加しています。また、気象庁の発表によると、雷に起因する 器を破壊するというもの。中でも、自動火災報知設備など、電源線と信号線
物損などの一次被害および休業損失などの二次的な被害総額を含めると が接続される電気・電子機器に被害が多発しています。
年間2000億円にも達すると言われています。
落雷による損害保険の支払額と被害件数の推移 (件) 建造物内部の電気・電子機器の被害
0.4 300
落雷に起因した損害保険の
支払額(億円)/落雷数(万回) 250
0.3
落雷に起因した損害保険の 200
支払件数(1000件)/落雷数(万回)
150
0.2
100
0.1 50
0
エ空 監 消 パ テ そ 防 停 電 自
0.0 ア調 視 火 ソ レ の 犯 電 話 動
2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 コ設 カ 設 コ ビ 他 警 ブ 火
ン備 メ 備 ン 報 レ 災
出典 : 日本雷保護システム工業会「自然の驚異 雷被害」(2011年発行) ラ 装 イ 報
置 カ 知
ー 設
(出展)「重要文化財建造物内部機器の雷害調査」電気設備学会(2013) 断 備
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雷害対策の基礎知識
雷害のしくみ
災害に強い企業環境を作るため、
まずは雷害のしくみから学ぼう!
落雷は私たちの生活はもちろんのこと、企業活動にとっても大いなる脅威です。雷
被害に備えるためには、その被害の発生原因に応じた対策をとる必要があります。
雷が発生するしくみから対策の必要性、そして対策方法までを、長年にわたる雷害
対策の経験とノウハウに基づいてご紹介します。
雷の発生
落雷は雲から地表への放電現象
雲の中の電界が変化して電荷が分離し、上方にプラス電荷、下方にマ
イナス電荷がたまった雲が「、雷雲」となります。この雷雲のマイナス
電荷から地表のプラス電荷に向けて放電される現象が「落雷」すなわ
ち雷雲電荷と地表の電荷が中和する現象です。
雷雲と雷
大気の気流や気圧の差から
雷が発生
雷の種類として、真夏の熱い日射が地
表面付近の空気を熱し、上昇気流と
なって発生する「熱雷」、大気の冷気団
と暖気団とが接触する境界線に添って
発生する「界雷」、低気圧や台風の中心
付近などの上昇気流の活発なところ 乾いた 湿った
に発生する「渦雷」の3種類に大きく分 空気 空気
けられます。 寒気
熱気
暖気
熱雷 界雷 渦雷
雷サージ
電子機器を破壊するほどの過電圧をもたらす「雷サージ」 107
電子機器が正常に動作するには、適正な電圧条件が必要で、過電圧は 直撃雷サージ
105
機器の破壊や誤動作を引き起こします。過電圧は自然的および人工 誘導雷サージ 静電気放電
的なものがあり、中でも最も大きな過電圧を引き起こすのが、落雷を 電
圧(103
原因とする「雷サージ」です。 V 開閉サージ
)
101
ノイズ
101 103 105 107 109
周波数(Hz)
2
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雷撃の種類
避雷針だけでは防げない雷の被害! 建物内部に流入する誘導雷・逆流雷への対策が重要
落雷による被害を回避するためには、雷撃の種類に応じた対策を講じることが重要です。「直撃雷」には受雷部(避雷針)などから構成され
る「外部雷保護システム」が、電源線や通信線を伝って侵入してくる「誘導雷」には、対象物を保護するSPDの設置が必要になります。
直撃雷 誘導雷 逆流雷
一般的な落雷で、雷放電による電流の大 電源線・通信線やアンテナなどに雷電流 建造物への雷撃時、接地抵抗が十分低く
部分が人体や建築物・樹木などを通過し からの電磁誘導によって発生する高電圧 ないと、電源を供給している電源線及び
ます。人命を奪う、機械設備を破壊する、 で、機器の破壊を引き起こします。 通信線へ雷電流の一部が逆流雷として流
火災を発生させるなど、甚大な被害を引 出します。山頂負荷供給配電線で被害が
き起こします。 多く生じます。
対策 対策 対策
建築物やその近隣に雷保護設備(雷保護シス 磁気遮蔽する。 雷撃場所の接地抵抗値を低減する。
テムなど)を設置する。受雷設備の接地抵抗値 対象物にSPDを設置する。 耐雷トランスやクラスⅠSPDを設置する。
は極力低くする。
雷害のメカニズム
近傍に落ちた雷が配線を通って侵入
近傍の落雷により発生した誘導雷は雷サージとなり、電源線や通信 電源線や通信回線を通って
雷サージが建物内部へ侵入
回線を通って建物内部へ侵入します。たとえ避雷針を接地している
建物でも安全でないのは、誘導雷が侵入してくる可能性があるから
なのです。
通過する雷サージの過電流・過電圧が機器や配線を破壊
建物内部に侵入した雷サージは過電圧・過電流となって、電源線や
通信回線に接続された電子機器内部へ侵入します。両方の線につな
がったパソコンやファックスなどの情報機器は、電源と通信回線と 通信回線
の間で電位差が生じて一瞬のうちに破壊されるのです。 電源回線
テレビ
PC
ルータ
HUB
雷サージの抜け道がある場合は機器が破壊される
3
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雷害対策の基礎知識
雷害対策の方法
雷害対策の基本的な考え方を知って、
具体的な対策に取り組む!
雷害を防ぐ手法は、建物自体を直撃雷から守る「雷保護システム」と、施設内部に流
れた雷サージ(異常電圧・電流)から機器を守る「サージ防護デバイス」に分けられ
ます。どちらも巨大な直撃雷・誘導雷のエネルギーを建物外部へ安全に放出するた
めのシステムで、総合的に実施することが重要です。
雷害対策の考え方
巨大な直撃雷・誘導雷のエネルギーを建物外部へ安全に放出
雷サージは配線系統に侵入すると電位差を引き起こし、機器を破壊するため、安全に放出しなければなりません。直撃雷は屋上の避雷針(受
雷部)から導線を経由して接地極へ、誘導雷はSPDを設置して接地線へと放出することで、過電圧・過電流による機器の破壊を防ぎます。
雷害対策のしくみ
直撃雷
雷サージ
受雷部
雷保護システム 外部雷保護システムが
サージ防護デバイス(SPD) 雷サージを接地へ導くことで
建物内の施設を守る
引き下げ導線
誘導雷
建物全体
各フロア
主 各機器
電 低
電源線 源 分 圧
SPD 引 SPD 電
込 盤 SPD 機
器
盤
接地線
各レベルでSPDが
雷サージを接地線へ逃すことで
機器を守る 深埋設接地
雷サージを地中に放出
直撃雷・誘導雷に備え、雷サージを安全に接地へ導く系統を構築
直撃雷は屋上の避雷針(受雷部)から、高い耐電圧性能の引き下げ導線を通って、建物内部へ
の影響を避けながら接地へ放出します。また、誘導雷は、引込盤や分電盤など、保護領域の手
前に電圧防護レベルに応じたSPDを設置することで、配線や接地間の電位差を抑制します。
4
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雷害対策の方法
直撃雷から建物や人を保護する「外部雷保護システム」と建物内を保護する「内部雷保護システム」により総合的な対策を実現
従来国内では、直撃雷の建物への保護としての雷保護設備(雷保護システム)と設備機器の雷保護が別々に構築されていました。瞬間的に
巨大なエネルギーを発生する雷への対策としては、両者を総合的に実施することが効果的であり、特に設備機器への保護効果は絶大です。
雷保護システム サージ防護デバイス(SPD)
雷撃を捕捉し、雷電流を安全に大地へ放流する方法 SPDを用いて雷サージの機器への侵入を防護する方法
直撃雷による建物の火災や破壊、人体の オフィスや家庭など、身の回りに増えた
損傷などの直接的な被害を防ぎ、建物内 電子機器。これらの機器に、落雷の影響で
部での異常な過電圧を防止する。受雷部、 過電圧・過電流が侵入すると機器やその
引下げ導線および接地システムからなる 中のデータが一瞬で破壊されます。雷害
「外部雷保護システム」と等電位ボンディ から機器等を守るには、対象となる機器
ングや安全離隔距離の確保を含む「内部 と雷サージの侵入ルートに合ったSPDを
雷保護システム」とで構成されます。高さ 設置し、雷サージを安全に放流しなけれ
20メートルをこえる建築物には雷保護シ ばなりません。ここでは「、サンダーブロッ
ステムを設置することが法的に義務づけ カーシリーズ」を例にサージ防護のメカ
られています※。 ニズムをご紹介します。
※ 建築基準法 第33条 避雷設備、建築基準法施行例 第三節 避雷設備 第129条の14 第129
条の15。他に危険物には消防法で設置の義務有り。 侵入した雷サージは内部回路を通って放流!
雷保護の方法 サンダーブロッカーを設置すると、電源または通信回線から侵入
雷保護設備への雷撃に対する保護角は、建築物の規模・高さ、周辺 した雷サージは、サンダーブロッカーの内部を通過し、それぞれの
雷 雷
の地形、建築物・樹木などの有無、雷電流の大きさなどの要因で変 出口となる電源・通信回線へ放出されます。雷の通過経路になり
化します。例えば、高い建築物に受雷部を設置する際の雷保護方 やすい通信機器に安全な「逃げ道」を用意することで、大切な機器
法には「保護角による方法」と「回転球体法」「、メッシュ法」があり、 とデータを過電圧・過 通信雷線 電雷源線
これらを単独あるいは複合して適用しています。 電流から安全に保護
します。雷サージ侵入
時も電源を切らずに 通信線 電源線
電話会社の保安器
そのまま機器を使用
することができ、サン
保護角45°
または60° ダーブロッカー自体 電話会社の保安器
受雷部 も繰り返し使用でき
受雷部
ます。 雷 雷
放電距離
非保護
範囲
通信雷線 電雷源線
通信線 電源線
保護角による方法 回転球体法 電話会社の保安器 サンダーブロッカー
(前JISによる保護角) (現JIS)
電話会社の保安器 サンダーブロッカー
雷害対策のプロセス
調査・診断から設計、工事、保守まで総合的な雷保護システムを提供
雷保護システムの構築には、雷サージの侵入や接地システム間の電位差に備えたシステム設計が重要になります。昭電では、調査・診断
から設計、工事、保守まで総合的な雷保護システムを提供いたします。
STEP STEP STEP STEP
1 チェック 2 計 画 3 実 行 4 運 用
【現状調査と診断】 【立案・設計】 【施工・検証チェック】 【保守契約】
落雷時の被害を抑えるために、施設 診断に基づいて、安全性と効率を考 施工内容が決まると、工程表に基づ 定期的なメンテナンスで常に
および設備に対するヒアリングおよ えた雷害対策プランをご提案します。 いて工事を実施します。工事終了後 システムの正常な稼働を確認
び診断を行います。その上で、お客 予算は建物状況や実施内容などに は施工内容全てをチェックし、稼働・ し、細部の変更にも対応します。
様に最適な雷保護システムおよび よって異なります。 運用状況を確認します。
SPDのご提案をいたします。 ●メンテナンス
●対策範囲 ●スケジュール ●実施工程表の作成 ●定期チェック
●建築物の構造・高さなど ●電気設備 ●対策方法 ●対策費用 ●対策基準書(施工要領書、施工方法、施
●通信回線 ●接地システム 工作業指示図)の作成 ●作業届
●電子機器への電源供給システム ●品質検査 ●数量検査 ●完了報告
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雷害対策例のご紹介
設備・機器別の雷害対策
事業所の雷被害多発ポイントをSPDで保護
電話回線や監視カメラシステム、火災報知システム等、雷被害を受けやすいシステ
ムの共通点に、長いケーブルが制御盤に集中している点があります。ケーブルと制
御盤の間に用途に適したSPDを設置し、システムを雷被害から保護します。
■PVシステムの構成例
接続箱 PCS
LPS PVアレイ
DC線 ~ AC線
SPD ー
分離器 SPD
分離器
AFD-T
DN
P14 ADN P13
P14
ボンディング用バー
PVシステムの雷害対策
雷被害が急増する中、パワーコンディショナーなどへの対策が急務
● PV用SPDによりパワーコンディショナーなどの直流系統を保護
● 交流電源系統に電源用SPDを設置して交流系統を保護
● 万全な接地と適切なSPDで太陽光発電システムを保護
■ 電話回線・PBXの構成例 電話会社
分電盤 MDF
PBX
電源
ケーブル 外線
通信 別棟
ケーブル
AFD-T
P13 内線
UCP
P20
接地
電話回線・PBXの雷害対策
長いケーブルが集中するMDFや分電盤に雷被害リスクが高い傾向
● 信号ケーブルとMDFの間を信号用SPDで保護
● 分電盤の電源部分を電源用SPDで保護
■ 構内放送システムの構成例 ■ ネットワークカメラ システムの構成例
スピーカ 屋外
分電盤 別棟管理室
構内放送システムの雷害対策 ネットワークカメラ NS-WCAT6
電源 P21
ケーブル
放送用アンプ スピーカー用 スピーカ
ケーブル 屋外配線や制御盤などに
AFD-T 雷リスクが集中
P13 ASG-Z、 ASG-Z、
SG-Z SG-Z ● 屋外機器を信号用SPDで保護
P18
P20 ● 分電盤を電源用SPDで保護
● スピーカー用ケーブルを
接地 接地 接地
信号用SPDで保護
6
▼
▼
▼
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▲ ▲
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▲
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■ 火災報知システムの構成例
監視室
中継器 ASG-RS、 防災用 受信機
SG-RS 信号ケーブル ASG-RS、SG-RS
P18 P20
ガスセンサ ASG-RS、
SG-RS ASG-RS、SG-RS
ASG-RS、
火災センサ SG-RS ASG-RS、SG-RS
非常ベル AFD-T
P13
接地 接地 電源ケーブル
火災報知システムの雷害対策
信号ケーブルや電源ケーブルが集中する
中継器盤にリスクも集中
● 通信部分に信号用SPDを設置して中継器を保護
● 電源部分に電源用SPDを設置して受信機を保護
● 万全な接地と適切なSPDで火災報知システムを保護
入退室管理システムの雷害対策
長いケーブルが防犯盤(制御盤)に集中し、
雷被害リスクが高い傾向
● 信号ケーブルと防犯盤(制御盤)の間を信号用SPDで保護
● 防犯盤(制御盤)の電源部分を電源用SPDで保護
● 万全な接地と適切なSPDで入退室管理システムを保護
■入退室管理システムの構成例
監視室
入退室管理装置 防犯盤
ASG-Z、SG-Z
信号ケーブル P18 P20
ASG-Z、SG-Z
ASG-Z、SG-Z
AFD-T
P13
接地 電源ケーブル
■ ネットワークカメラ システムの構成例
屋内 分電盤
TBP-LAN
P8 スイッチング
HUB 電源
ケーブル ネットワークカメラシステムの雷害対策
LAN
(PoE) TBP-2PE
P8 精密電子機器や長距離のLANケーブルに
雷リスクが集中
● LAN部分に通信用SPDを設置してカメラを保護
接地 ● 分電盤に電源用SPDを設置してシステムを保護
7
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サンダーブロッカーPro 新発売
プロユースの高性能をどこでもだれでも簡単に
サンダーブロッカーProは、業務用機器からパソコンやテレビなど、各種機器を雷から保護するSPD
電源コンセント用 LAN用 テレビ用
(サージ防護デバイス)です。雷保護が必要なすべてのユーザーにプロユースの高性能を提供します。 TBP-2PE TBP-LAN TBP-TV
プロユースの高性能 取付・配線が簡単 機能的でシンプルなデザイン
業務用機器、公共の電気設備の雷保護に要求さ シンプルな構造で取 多様な設置箇所(デスク上、レール、ネジ)に対応
れるJIS(日本産業規格 JIS C 5381-11, JIS C 付・配線が簡単です。 します。SPDを複数連結できます。デスク上にお
5381-21)に適合しています。 電気工事の資格は不 いても違和感のないシンプルなデザインです。
要です。
寿命がわかる状態表示
SPDの正常/寿命がわかる状態表示を搭載して OAタップ接続機器の保護が簡単
います。電源コンセント用はLED表示、LAN用、
TV用は機械式の表示です。 電源コンセント用SPD(TBP-2PE)をOAタップ
に接続すると、OAタップ内で雷保護回路が並列
になり、OAタッ
プに接続する全 レール(35mm幅)取付 ネジ取付
正常時 ての機器の電源
回路を保護でき
機械式の動作確認用 ます。
スライドスイッチ
停電または寿命時 電源コンセント用SPD
■ 雷から機器を保護するしくみ
対策なし 対策あり
電源線 電源線
電源線から 電源線またはLAN/TV線より侵入する雷は、 電源線から 保護回路によって雷を侵入とは異なる
侵入する雷電流 機器を破壊して侵入とは異なる経路に流れます 侵入する雷電流 経路に逃がし、機器を保護します
サンダーブロッカーPro
保護回路
LAN/TV線 LAN/TV線
通信線から 通信線から
侵入する雷電流 侵入する雷電流 保護回路
■ 使用例
●パソコン/家庭用情報機器 ●テレビ
パソコン テレビ
AC100V AC100V
サンダーブロッカーPro サンダーブロッカーPro
LAN TV
アースバー アースバー
●監視カメラ/HUB ●サーバーラックに実装する機器
屋外 屋内 AC100V LAN LAN LAN LAN LAN
サンダーブロッカーPro アースバー
屋外カメラ用
監視 SPD
カメラ NS-WCAT6 LAN アースバー POE-HUB
LAN
POE
サンダーブロッカーPro
8
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新製品のご紹介
電源コンセント用SPD TBP-2PE
電源ケーブルより侵入する雷から機器を保護
電源ケーブルより侵入する雷から
コンセント接続機器を保護します。
SPDの性能を超える雷エネルギー
の侵入でも、SPDが損傷しないよ
うに安全装置(JISに規定するSPD
分離器)を内蔵しています。
正面
背面
LAN用SPD TBP-LAN
PC、監視カメラ、情報通信機器を保護するLAN用SPD
LANケーブルより侵入する雷から
PC、監視カメラ、情報通信機器を保
護します。電源コンセントを有する
機器を保護する場合は、TBP-2PE
を連結して使用します。
正面
背面
テレビ用SPD TBP-TV
テレビ、ハードディスク等を保護するテレビ用SPD
アンテナ(またはCATV)ケーブルよ
り侵入する雷からテレビ、ハードディ
スク等を保護します。電源コンセント
を有する機器の保護は、TBP-2PE
を連結して使用します。
正面
背面
■サンダーブロッカーPro 仕様
用途 電源コンセント用SPD LAN用SPD テレビ用SPD
形名 TBP-2PE TBP-LAN TBP-TV
適用回路 ・
AC100Vコンセント 100BASE-T 1000BASE-T・1000BASE-TX
( 地上波・ ・ ・ ・
CAT5・CAT5e・CAT6) BS CS 4K 8K
接続方法 コンセントプラグ(2P E付) RJ-45コネクタ 同軸コネクタ(F形)
適合規格 JIS C 5381-11 JIS C 5381-21 JIS C 5381-21
試験クラス/カテゴリ クラスⅡ カテゴリC2・D1 カテゴリC2・D1
分離器 分離器内蔵形 - -
※1 公称放電電流
放電電流 In 5kA インパルス耐久性※2 インパルス耐久性
インパルス耐久性※1 最大放電電流 Imax 10kA カテゴリC2 5kA カテゴリC2 5kA
全放電電流 ITotal 20kA カテゴリD1 1kA カテゴリD1 1kA
電圧防護レベル 線間 1.2kV以下 各ペア~接地間 500V以下 中心導体~外部導体間 800V以下 Up 接地間 1.5kV以下 シールド~接地間 500V以下 外部導体~接地間 500V以下
状態表示 正常時 緑LED点灯 正常時 緑表示 機械式 正常時 緑表示 機械式
寸法 31.8 mm(幅)× 71.6 mm(高)× 67 mm(奥行)
※1:接地間の値を示す。 ※2:LAN用は全放電電流(各ペア合計~接地間)を示す。
9
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電源用SPD
重要な電源設備等を保護する
JIS対応の大電流タイプ
雷サージは通信線だけでなく配電線からも侵入してきます。電源を通して侵入する
雷からあらゆる電源設備を守るため、電源用SPDや耐雷トランス(電源用保安装置)
によって確実な雷害対策を実現しています。
AC用クラスⅡSPD PV用(直流電源用)
AFD-Tシリーズ P13 ADNシリーズ P14
安全遮断技術SITSに対応した分離器内蔵SPD JIS C 5381-31対応でImax40kAのハイエンドモデル
適合規格 JIS C 5381-11(クラスⅠ・クラスⅡ対応)の電源用 Imax40kAの高耐量、長寿命を有したPV用クラスⅡSPDで
SPDです。新分離器を内蔵したハイエンドモデルです。 す。クラスⅠ(Iimp 4kA/2.5kA)にも対応しています。また
SIT、SITS等の最新の安全技術を搭載しています。
AC用クラスⅠSPD DNシリーズ P14
JIS C 5381-31対応でImax10kAのスタンダードモデル
AFD-Sシリーズ P12
SIT、SITS等の最新の安全技術を搭載しつつ、コストパフォー
国内初のSPD分離器を内蔵したクラスⅠSPD マンスを向上させたImax10kAのPV用クラスⅡSPDです。
インパルス放電電流 Iimp 12.5kAを有し、その性能を最大
限に発揮できるSPD分離器を内蔵しています。
タイプ 試験クラス 主な仕様、回路方式 機構、構造、方式 その他
分類 適用規格 形状 品名 インパルス放電 故障表示 警報接点
掲載ページ 適用回路 1極 多極 電流 公称放電電流 SPD単体で 全領域 SPD 接地間に
タイプ タイプ クラスⅠ クラスⅡ Iimp(10/350μs) In(8/20μs) 遮断できる電流 遮断 分離器 電圧スイッチング形 プラグイン RoHS UL CE
L-E間 L-E間 (SIT) (SITS) 内蔵 SPDを実装 電気式 機械式 電気式 機械式
AC100V
AC用 クラスⅠ JIS C 5381-11 AFD-Sシリーズ P12 AC200V ● ー ● ● 12.5kA 20kA AC440V
100kA ● ● ● ● ー ● ー ○ ● ー ー
AC400V
T4 ー ● ● ● 2.5kA 10kA
※ AC100V
AC用 クラスⅡ JIS C 5381-11 AFD-Tシリーズ P13 AC200V AC440V
100kA ● ● ● ● ● ー ー ○ ● ー ー
AC400V
T2 ー ● ー ● ー 5kA
DC600V
ADNシリーズ P14 DC750V ー ● ● ● 4kA/2.5kA 20kA DC1000V
100A ● ー ー ● ー ● ー ○ ● ー ー
DC1000V
※
PV用 クラスⅡ JIS C 5381-31
DC600V
DNシリーズ P14 DC750V ー ● ー ● ー 5kA DC1000V
50A ● ー ー ● ー ● ー ー ● ー ー
DC1000V
●:対応(有り)を示します。 ○:有り/無し選択可能です。 ※AFDシリーズ、ADNシリーズはクラスⅠにも対応しています。
10
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SITS®が実現する全領域での短絡電流遮断
SPD(内部の熱分離器)の SPD(内部の熱分離器)と SPDに内蔵している熱分離器と
遮断電流の規定がない場合、 SPD分離器の SPD分離器の(高遮断定格の電流ヒューズ)の
短絡保護が行えない例 遮断領域の協調ができていない例 遮断領域の協調が取れている例
短絡電流 短絡電流 短絡電流
SPD分離器の SPD分離器の SPDに内蔵の
遮断領域 遮断領域 SPD分離器
非 (高遮断定格の
保 電流ヒューズ)
全領域
非 護
保 領 OK
SPD 護 SPD 域 SPD
(内部の熱分離器)の 領 (内部の熱分離器)の (内部の熱分離器)の 電
遮断性能規定なし
域 遮断領域 遮断領域 源
用
S
P
D
機能マークについて
JIS C 5381-11 クラスⅡ プラグイン RoHS
JIS C 5381-11の要求事項を JIS C 5381-11のクラスⅡ試 SPDプラグとベースで構成す RoHS指令対象物質が規制値
満足する製品。 験を満足する製品。 る製品。 以下(RoHS除外項目を除く)
数値はImax(8/20μs)の値。 の製品。
JIS C 5381-31 SIT、SITS® 故障表示 CE
JIS C 5381-31の要求事項を 安全遮断技術「SIT」、「SITS®」 故障表示を有した製品。電気式 CEマーキング品。
満足する製品。 対応品。 と機械式をラインナップ。
クラスⅠ SPD分離器内蔵 警報接点 UL
JIS C 5381-11のクラスⅠ試験 SPD分離器をSPD内部に実装 故障時に外部に警報を出力可 UL認証品。
を満足する製品。 した製品。 能。
数値はIimp(10/350μs)の値。
タイプ 試験クラス 主な仕様、回路方式 機構、構造、方式 その他
分類 適用規格 形状 品名 掲載ページ 適用回路 インパルス放電
1極 多極 電流 公称放電電流 SPD単体で 全領域 SPD 接地間に 故障表示 警報接点
タイプ タイプ クラスⅠ クラスⅡ Iimp(10/350μs) In(8/20μs) 遮断できる電流 遮断 分離器 電圧スイッチング形 プラグイン RoHS UL CE
L-E間 L-E間 (SIT) (SITS) 内蔵 SPDを実装 電気式 機械式 電気式 機械式
AC100V
AC用 クラスⅠ JIS C 5381-11 AFD-Sシリーズ P12 AC200V ● ー ● ● 12.5kA 20kA AC440V
100kA ● ● ● ● ー ● ー ○ ● ー ー
AC400V
T4 ー ● ● ● 2.5kA 10kA
※ AC100V
AC用 クラスⅡ JIS C 5381-11 AFD-Tシリーズ P13 AC200V AC440V
100kA ● ● ● ● ● ー ー ○ ● ー ー
AC400V
T2 ー ● ー ● ー 5kA
DC600V
ADNシリーズ P14 DC750V ー ● ● ● 4kA/2.5kA 20kA DC1000V
100A ● ー ー ● ー ● ー ○ ● ー ー
DC1000V
※
PV用 クラスⅡ JIS C 5381-31
DC600V
DNシリーズ P14 DC750V ー ● ー ● ー 5kA DC1000V
50A ● ー ー ● ー ● ー ー ● ー ー
DC1000V
●:対応(有り)を示します。 ○:有り/無し選択可能です。 ※AFDシリーズ、ADNシリーズはクラスⅠにも対応しています。
11
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10/350μs波形に対応したSPD
電源用SPD AC用 JIS C 5381-11によるクラスⅠ試験を満たした
10/350μs雷電流波形対応品。主に低圧受電設
備の電源引込盤内で使用するSPDです。
クラスⅠ対応
シリーズ AFD-Sシリーズ
特長 国内初のSPD分離器を内蔵したクラスⅠSPD
インパルス放電電流 Iimp 12.5kAを有し、その性能を最大限に発揮できるSPD分離器を内蔵しています。雷によるSPDの故障時に、SPDを電源回路から安全に切り
概要
離すことのできる安全遮断技術SITS®を採用しています。また、SPD分離器内蔵形、ねじアップ式端子台採用により省スペース、取り付け作業性に優れています。
単体形式 AFD-S12A-L AFD-S12A-LN AFD-S14A-L AFD-S14A-LN
電
源
用
S
P
D 外観
適用電圧 AC100V・200V用 AC400V用
防護モード L-E L-E、N-E L-E L-E、N-E
● 分離器内蔵による省スペース ●安全にSPDプラグ交換可能 ●ねじアップ式端子台による配 ●故障表示、警報接点出力
化と配線工数の低減 なセーフティプラグイン 線工数の低減
故障表示
従来 AFDシリーズ 警報接点出力
■AFD-Sシリーズ 組み合わせ時のSPD仕様、性能
組合形式 AFD-S12A-LN AFD-S12A-LL AFD-S12A-LLN AFD-S12A-LLL AFD-S12A-LLLN AFD-S14A-LLL AFD-S14A-LLLN
適用回路 単相2線 100V 単相2線 100V、200V 単相3線 100V/200V(中性相接地) 三相3線 200V 三相4線 100V/173V 三相3線 400V 三相4線 230V/400V
(接地相有り) (接地相を指定しない、及び非接地) 三相3線 200V(1相接地) (接地相を指定しない、及び非接地) (中性相接地) (中性相接地、及び非接地) (中性相接地)
試験規格 JIS C 5381-11
防護モード L-E間 N-E間 L-E間 L-E間 N-E間 L-E間 L-E間 N-E間 L-E間 L-E間 N-E間
最大連続使用電圧 Uc L-L:AC280V L-E:AC250V N-E:AC255V L-L:AC600V L-E:AC350V N-E:AC255V
インパルス電流 Iimp 12.5kA 12.5kA
公称放電電流 In 20kA 20kA
全放電電流 ITotal 25kA 37.5kA 50kA 37.5kA 50kA
電圧防護レベル L-E:1.4kV以下 L-E:1.4kV以下 L-E:1.4kV以下U L-E:1.4kV以下 L-E:1.8kV以下
p N-E:1.4kV以下 N-E:1.4kV以下 L-E:1.4kV以下 N-E:1.4kV以下 L-E:1.8kV以下 N-E:1.8kV以下
定格短絡電流 ISCCR AC440V 100kA
低圧システム側の故障が原因の一時的過電圧 L-E:AC330V耐える
L-N:AC330V耐える L-E:AC330V耐える L-E:AC330V耐える
L-N:AC330V耐える L-E:AC330V耐える L-E:AC330V耐える L-E:AC600V耐える L-E:AC600V耐える
L-N:AC330V耐える N-E:AC440V耐える
高圧システム側の故障が原因の一時的過電圧 L-E:AC820V耐える L-E:AC820V耐える L-E:AC820V耐える L-E:AC820V耐える
L-N:AC600V耐える L-N:AC600V耐える L-E:AC820V耐える L-N:AC600V耐える L-E:AC885V安全に故障 L-E:AC885V安全に故障
L-N:AC600V安全に故障
アースバー(SPD連結用)※1 - 2極用 2極用 3極用 3極用 3極用 3極用
警報接点 有り
外観
※1:組合形式にはアースバーが付属します。
12
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JIS C 5381-11対応SPDを
電源用SPD AC用 豊富にラインナップ
SPD分離器(ヒューズ)を内蔵し、日本の電
源システムへの最適化、及び信頼性と安全
クラスⅡSPD[新JIS対応] 性を向上させたハイエンドモデルのクラス
Ⅱ SPD AFD-Tシリーズ。
シリーズ AFD-T4シリーズ AFD-T2シリーズ
特長 高信頼性が必要な電源の保護に最適 一般的な電源の保護に最適
クラスⅡとして全放電電流 ITotal 40kA、Imax 20kA、In
10kA、クラスⅠとしてITotal 5kA(10/350μs)、Iimp 2.5kA クラスⅡでITotal 20kA、Imax 10kA、In 5kAの性能を有しており、一般的な電源の保
概要
(10/350μs)の性能を有しており、高信頼性が必要な電源の保 護に最適です。
護に最適です。
電
源
用
S
P
D
シリーズ AFD-T4シリーズ AFD-T2シリーズ
形式 警報接点有り AFD-T422SA AFD-T423SA AFD-T444SA AFD-T222SA AFD-T223SA AFD-T223EA 新 AFD-T244SA
警報接点無し AFD-T422S AFD-T423S AFD-T444S AFD-T222S AFD-T223S - AFD-T244S
単相2線 100V 200V 単相3線 100/200V 単相2線 100V 200V
※ ※ 単相3線 100/200V 単相3線 100/200V
適用回路 単相3線 100/200V 三相 線
三相3線 200V 3 400V 単相3線 100/200V 三相3線 400V
三相3線 200V※ 三相 線 三相4線 230/400V 三相3線 200V※ 三相3線 200V 三相3線 200V 三相4線 230/400V
DC110V 4 100/173V DC110V 三相4線 100/173V 三相4線 100/173V
試験規格 JIS C 5381-11
防護モード L-L間、L-E間、L-G/N間、G/N-E間
最大連続使用電圧 Uc AC280V AC490V AC280V AC490V
クラスⅡ 公称放電電流 In 8/20μs 10kA(L-L、L-E、L-G/N) 20kA(G/N-E) 8/20μs 5kA(L-L、L-E、L-G/N) 10kA(G/N-E)
最大放電電流 Imax 8/20μs 20kA(L-L、L-E、L-G/N) 40kA(G/N-E) 8/20μs 10kA(L-L、L-E、L-G/N) 20kA(G/N-E)
全放電電流 ITotal 8/20μs 40kA 8/20μs 20kA
クラスⅠ インパルス放電電流 Iimp 10/350μs 2.5kA -
全放電電流 ITotal 10/350μs 5kA -
電圧防護レベル Up 1.25kV(L-L、L-G) 1.4kV(L-E、G-E) 2kV 1.25kV(L-L、L-G) 1.4kV(L-E、G-E) 2kV
定格短絡電流 ISCCR AC440V 100kA
※ N相(接地相)が明確な場合は、使用可能です。但し、電源引込部にクラスⅠSPD(AFD-Sシリーズ)を設置する場合はAFD-T423S(A)またはAFD-T223S(A)をご使用ください。
組合形式 AFD-S12A-LN AFD-S12A-LL AFD-S12A-LLN AFD-S12A-LLL AFD-S12A-LLLN AFD-S14A-LLL AFD-S14A-LLLN
適用回路 単相2線 100V 単相2線 100V、200V 単相3線 100V/200V(中性相接地) 三相3線 200V 三相4線 100V/173V 三相3線 400V 三相4線 230V/400V
(接地相有り) (接地相を指定しない、及び非接地) 三相3線 200V(1相接地) (接地相を指定しない、及び非接地) (中性相接地) (中性相接地、及び非接地) (中性相接地)
試験規格 JIS C 5381-11
防護モード L-E間 N-E間 L-E間 L-E間 N-E間 L-E間 L-E間 N-E間 L-E間 L-E間 N-E間
最大連続使用電圧 Uc L-L:AC280V L-E:AC250V N-E:AC255V L-L:AC600V L-E:AC350V N-E:AC255V
インパルス電流 Iimp 12.5kA 12.5kA
公称放電電流 In 20kA 20kA
全放電電流 ITotal 25kA 37.5kA 50kA 37.5kA 50kA
電圧防護レベル U L-E:1.4kV以下 L-E:1.4kV以下 L-E:1.4kV以下 L-E:1.8kV以下
p N-E:1.4kV以下 L-E:1.4kV以下 N-E:1.4kV以下 L-E:1.4kV以下 N-E:1.4kV以下 L-E:1.8kV以下 N-E:1.8kV以下
定格短絡電流 ISCCR AC440V 100kA
低圧システム側の故障が原因の一時的過電圧 L-E:AC330V耐える L-E:AC330V耐える L-E:AC330V耐える L-E:AC330V耐える L-E:AC330V耐える L-E:AC600V耐える
L-N:AC330V耐える L-N:AC330V耐える L-N:AC330V耐える L-E:AC600V耐える N-E:AC440V耐える
高圧システム側の故障が原因の一時的過電圧 L-E:AC820V耐える L-E:AC820V耐える L-E:AC820V耐える L-E:AC885V安全に故障
L-N:AC600V耐える L-E:AC820V耐える L-N:AC600V耐える L-E:AC820V耐える L-N:AC600V耐える L-E:AC885V安全に故障 L-N:AC600V安全に故障
アースバー(SPD連結用)※1 - 2極用 2極用 3極用 3極用 3極用 3極用
警報接点 有り
外観
※1:組合形式にはアースバーが付属します。
13
Page16
太陽光発電システムの
電源用SPD PV用 直流電源系設備を雷害から保護
パワーコンディショナー直流回路、接続箱、ブロッ
キングダイオード、開閉器、ケーブル等のシステム
PV用SPD 構成部品を、誘導雷、直撃雷より保護します。
シリーズ ADNシリーズ DNシリーズ
外観
電
源
用
S
P
D
JIS C 5381-31対応のPV用SPDでImax40kAの JIS C 5381-31対応のPV用SPDでImax10kAの
特長
ハイエンドモデル スタンダードモデル
安全遮断技術「SIT」と「SITS®」を採用し、公称放電電流8/20μs 20kA、 安全遮断技術「SIT」と「SITS®」を採用し、公称放電電流8/20μs 5kA、最
最大放電電流8/20μs 40kAに対応したPV用SPDのハイエンドモデル 大放電電流8/20μs 10kAに対応したPV用SPDです。回路の短絡電流が
概要
です。回路の短絡電流が100A以下のPVシステムに使用される場合、SPD 50A以下のPVシステムに使用される場合、SPD分離器無しでご使用でき
分離器無しでご使用できます。 ます。
?式 警報接点有り ADN-406DA ADN-410DA -
警報接点無し ADN-406D ADN-410D DN-106D DN-110D
試験規格 JIS C 5381-31
試験クラス クラスⅠ・クラスⅡ クラスⅡ
適用回路 DC600V 2W ● - ● -
DC1000V 2W - ● - ●
防護モード ‘+~E間、-~E間、+~-間
最大連続使用電圧 Ucpv※1 DC750V DC1200V DC750V DC1200V
公称放電電流 In 8/20μs 20kA 8/20μs 5kA
最大放電電流 Imax 8/20μs 40kA 8/20μs 10kA
インパルス放電電流 Iimp 10/350μs 4kA 10/350μs 2.5kA -
電圧防護レベル Up 2.5kV 4kV 2.5kV 4kV
定格短絡電流 Iscpv 100A※2 50A※2
構造 プラグイン
故障表示 正常時:緑 故障時:赤または黒
警報接点 機械式
KLD2 20A(耐雷サージ)/
短絡電流 HK155(1 ホルダ) PV-20A14Fまたは
以下 PV-25A14F(gPVヒューズ)/
850A ヒューズ/ HC-15(カバー)
指定する CH141B-PV HP10M15(gPVヒューズ)/
SPD ホルダ PFP-S(スペーサ) PFH-14
分離器 短絡電流
2.5kA以下 PV-20A14FまたはPV-25A14F(gPVヒューズ)/CH141B-PV
必要な数量 2セット 2セット
接続端子 M5ネジ端子(M5用圧着端子を使用して接続)
適用電線 5.5mm2~14mm2 3.5mm2~14mm2
推奨電線 ライン側5.5mm2 接地側8mm2 ライン側3.5mm2 接地側5.5mm2
温度・湿度 動作温度および保存温度:-40℃~+70℃ 相対湿度:95%以下
取付方法 レール取付(35mm幅) または 取付金具(オプション)による直接取付
取付箇所 屋内または盤内
外形寸法 (mm) 54×97×93.5
※1:各防護モードの値を示します。
※2:指定するSPD分離器を接続することにより850Aまたは2.5kAまでの短絡電流に適用可能です。
ADNシリーズ DNシリーズ
ADN-5 DN-
型番の見方 4:Imax40kA 1:Imax10kA
06:DC600V用 10:DC1000V用 06:DC600V用 10:DC1000V用
D:SIT(安全遮断技術)内蔵 D:SIT(安全遮断技術)内蔵
5 A:警報有り 無し:警報無し
14
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通信用SPD
デジタル回線から計装回線まで、
目的と防護レベルに応じたSPDをラインナップ
通信ケーブルから侵入してきた雷サージは異常電圧・電流となり、接続された電子
機器を破壊する恐れがあります。通信用SPDは異常電圧・電流から人や大切な通
信・制御機器を保護します。昭電では電話・信号・制御・同軸・LANなど、目的と防
護レベルに応じてさまざまな種類のSPDをご用意しています。
通信・信号用 ITV用 電
源
通信・信号線より侵入する雷サージからFA設備や計装・計測機器を護るSPDです。 ITV・監視カメラシステムの同軸ケーブルに設置して利用するSPDです。 用
S
P
ASGシリーズ P18 CSAシリーズ P17 D
警報接点・故障表示付のハイエンドモデル ITV・監視カメラの同軸ケーブルに最適
故障表示付の通信・信号用SPDと、専用の電源ユニット・警 ITV・監視カメラやデータ伝送用機器の同軸ケーブルに侵入
報ユニット(およびサージカウンタユニット)を組み合わせて する雷サージから機器を保護します。CSA-NTは、同軸に直
使用するハイエンドモデルのSPDです。 流給電が重畳されている伝送方式に最適です。
SGシリーズ P20
プラグイン構造を採用したFA設備・計装機器用 同軸ケーブル用
信号線や通信線に侵入する雷サージからFA設備や計装機器 画像やデータ、ITVや無線などの伝送に利用される同軸ケーブル用SPDです。
を守るSPDです。インパルス耐久性はJIS カテゴリD1、C2
に対応するスタンダードタイプです。 同軸アレスタ P17
同軸データ伝送機器保護用
同軸コネクタと高性能ガスアレスタで構成された、新タイプ
の同軸ケーブル用SPDです。同軸ケーブルおよび機器にコネ
ネットワーク用 クタ接栓の接合するだけで簡単に装着できます。
ネットワークカメラ、LAN用SPDです。
ANS-CAT6 P21
故障表示、警報接点付きLAN用SPD 電話用
CAT6(10BASE-T 、100BASE-TX 、1000BASE-T 、 電話回線ネットワークのMDFに利用する高密度配線システム用SPDです。
1000BASE-TX)に対応するSPDです。最大120Wのツイス
トペアー給電システムに対応します。 UCPシリーズ P20
さまざまな電話回線の高密度配線システムに最適
高密度な配線システムに最適なSPDです。通信回線に侵入
NS-WCAT6 P21 する雷サージ電圧・電流から通信機器を保護します。電話回
線や各種データ回線に対応したラインナップです。
屋外用CAT6対応SPD
屋外仕様(保護等級IP66)のため、屋外監視カメラの直近に設置
することが可能です。CAT6対応で、10BASE-T、100BASE-TX、
1000BASE-T、1000BASE-TXに対応しています。
LM-PC5E P17
19インチラック実装に最適なLAN用SPD 機能マークについて
ネットワーク監視力メラ回線などのLAN回線に侵入する雷
サージからサーバ、HUB、パソコンなどを守るSPDです。レー
ル取付方式で、19インチラックに対して高密度(2Uで最大 カテゴリD1 故障表示機能
20個)で実装が可能です。 JIS C 5381-21のカテゴリD1 故障した際に故障表示窓等に
に対応した製品。10/350μs 故障を表示。
雷電流波形対応品。
警報接点出力
カテゴリC2 故障時に外部に警報を出力可
JIS C 5381-21のカテゴリ 能。
TBP-LAN NEW P8 C2に対応した製品。8/20μs
雷電流波形対応品。 RoHS指令対象物質不使用
プラグイン構造
SPDプラグとベースが分離で
きる構造。
15
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項目 掲載 回線種別 カテゴリD1 カテゴリC2 プラグイン 故障表示 警報接点
ページ (Ⅰimp10/350)(Ⅰmax8/20) 機能 機能 出力 RoHS
ASGシリーズ RS、HS、SD、Z、
HF P18 信号・制御・計装 ● ● ● ● ● ●
SGシリーズ RS、HS、SD、Z P20 信号・制御・計装 ● ● ● - - ●
ANS-CAT6 P21 LAN(CAT6) ● ● - ● ● ●
NS-WCAT6 P21 LAN(CAT6) ● ● - - - ●
TPB-LAN NEW P8 LAN(CAT5e) ● ● - ● - ●
通
信
用
S
P
D LM-PC5E P17 LAN(CAT5e) ● ● - - - ●
CSAシリーズ NT、HS P17 同軸・
監視カメラ ● ● - - - ●
CA-FJJ3.3G
同軸アレスタ CA-FPJ3.3G
CA-BJJ3G P17 同軸 ● ● - - - ●
CA-BPJ3G
SD データ通信 ● ● ● ● - ●
UCPシリーズ P20
A2、DT 電話 ● ● ● - - ●
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通信用SPD ITV用 ITV・監視カメラ用に 通信用SPD LAN用 LANシステムの雷害対策に
シリーズ名 CSAシリーズ 形式名 LM-PC5E
外観 外観
特長 ITV・監視カメラの同軸ケーブルに最適なSPD 特長 19インチラック実装に最適なLAN用SPD
ITV・監視カメラやデータ伝送用機器の同軸ケーブル用SPDです。弱 1000BASE-T、100BASE-TX、PoE、
概要 耐圧のITV同軸ラインの保護や、直流給電が重畳されている伝送方式 PoE+回線に対応する概要 LAN用SPDです。
に最適です。インパルス耐久性はカテゴリD1、C2に対応します。 インパルス耐久性はカテゴリD1、C2に対
応します。CAT5eに対応しています。
形式名 CSA-NT CSA-HS
用途
用途 監視カメラ、ITV設備、直流重畳対応 監視カメラ、ITV設備 ※1 10BASE-T、100BASE-TX、
(適用イーサネット ) 1000BASE-T、PoE、PoE Plus、UPOE
最大連続使用電圧 Uc DC30V DC10V
試験カテゴリ JIS C 5381-21
定格電流 500mA 100mA
最大連続使用電圧 Uc DC 60V
伝送周波数帯域(75Ω) DC~10MHz DC~25MHz
定格電流 12/36 pair 0.6A(30W)
挿入損失 1.5dB以下 (定格電力) 45/78 pair 0.6A(30W)
電圧防護レベル Up 250V以下 500V以下
挿入損失※2
※1 DC~100MHz 1.0dB以下
インパルス耐久性 カテゴリC2 8/20μs 10kA
近端漏話(NEXT)※2 DC~100MHz 32.3dB以上
カテゴリD1 10/350μs 2.5kA
リターンロス※2 DC~100MHz 12.1dB以上
ノイズ減衰量 1MHz 30dB以上※2 - 通
電圧防護レベル Up 500V以下
接続コネクタ BNCコネクタ 信
インパルス カテゴリC2 8/20μs 5kA 用
環境条件 温度:-20℃~+60℃ 湿度:95%以下(結露不可) 耐久性※3 S
カテゴリD1 10/350μs 1kA
取付方法 レール(35mm幅レール) P
環境条件(温度範囲) -40℃~+ 70℃ D
※1 :カテゴリC2は電流波形8/20μsで正負各5回、カテゴリD1は電流波形10/350μsで正負各1回通電し、各線の合
計値とする。 環境条件(湿度範囲) 96%以下
※2 :代表値を示す。 ※1: 10BASE-T(IEEE802.3i)、100Base-TX(lEEE802.3u)、1000Base-T(IEEE802.3ab)、
PoE(lEEE802.3af、IEEE802.3at)
※2: CAT5e規格
※3: カテゴリC2は電流波形8/20μsで正負各5回、カテゴリD1は電流波形10/350μsで正負
各1回を通電できる性能とし、各線の合計値とする
※4: SPDパネルもご用意しております。
通信用SPD 同軸ケーブル用 さまざまな同軸ケーブルに対応するSPD
同軸アレスタ
同軸データ伝送機器の保護に最適なSPD
同軸コネクタと高性能ガスアレスタで構成された、新タイプの同軸ケーブル用SPDです。同軸ケーブルおよび機器にコネクタ接栓の接合するだけで簡単
に装着できます。小型ながら大きい電流インパルス耐量を有しています。伝送性能は、周波数範囲が広く、VSWR、挿入損失とも優れた性能を持っていま
す。CA-F□J3.3Gは、4K・8K放送、地上波デジタル放送、BS放送,CS放送に対応した同軸用SPDです。
タイプ名 フィーダータイプ
形式名 CA-FJJ3.3G CA-FPJ3.3G CA-BJJ3G CA-BPJ3G
形状
回路図※3
GDT
GDT:ガス入り放電管
E E:アース端子
用途 4K・8K放送、地上波デジタル放送、BS放送、CS放送 SD-SDI、HD-SDI、3G-SDI、AHD(Ver.1.0,Ver.2.0)、EX-SDI映像信号
接続コネクタ Fジャック-Fジャック Fプラグ-Fジャック BNCジャック-ジャック BNCプラグ-ジャック
試験規格 JIS C 5381-21
インピーダンス 75Ω
周波数帯域 DC~3.3GHz DC~3GHz
V.S.W.R. 1.9以下 2.2以下 1.3以下
挿入損失 1.0dB以下 1.3dB以下 0.3dB以下
許容電力 25W 10W
最大連続使用電圧 Uc DC48V DC30V
制限電圧 1kV/μs ー ー 700V以下
電圧防護レベル Up 1200V以下 1000V以下
インパルス カテゴリC2 8/20μs 5kA
耐久性
カテゴリD1 10/350μs 2.5kA
※ この表で示す仕様は簡略版です。製品をご採用される場合は必ず製品仕様書を確認ください。
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通信用SPD 通信・信号用 通信・信号線より侵入する雷サージから機器を保護
ASGシリーズ
警報接点・故障表示付の
通信・信号用SPDハイエンドモデル
ASGシリーズは、故障表示付のASG-SPDユニットと、専用の電源ユニット・警
報ユニット(およびサージカウンタユニット)を組み合わせて使用します。SPDの
故障状態をSPD設置場所(現場)から遠方の監視システムに送信するSPD故障
監視システムとなります。
● 故障表示機能
専用の電源ユニットと警報ユニットを接続することでSPDの故障状態を前面のLEDランプで表示可能で
す。また、故障を接点出力でき、遠方の監視システムに送信可能です。
● 優れた保護回路機構
保護対象回路(通信・信号・計装等)に適合した保護回路タイプを用意しています。また、故障接点出力回
通
信 路および電源入力回路(警報ユニット)に保護回路を標準装備しており、別途警報回路用SPD、電源回路用
用 SPDの設置が不要です。
S
P ● 耐接地間ノイズ対策品が充実
D 耐接地間ノイズ対策製品として、ASZ-Zシリーズ(耐ノイズ接続)、ASG-HF形をラインナップ。
● SPD1台あたりの保護心数が多く、省スペース化に貢献(4~5心) ASGバッテリーユニット使用例
● JISC5381-21 カテゴリC2、D1に適合
形式名 ASG-RS44 ASG-HS12S ASG-HS24S ASG-SD ASG-Z12S ASG-Z24S ASG-Z48S ASG-Z100S ASG-Z350S ASG-HF5S ASG-HF12S ASG-HF24S ASG-HF48S
DC48V,AC24V以下
用途 RS485、RS422、DC60V以下の信号線 低電圧・低電流信号 低電圧・低電流信号、4-20mA の接点・制御線、熱電
一般電話回線、ISDN、ADSL DC12V以下の DC24V以下の DC110Vの AC100V AC200Vの
接点・制御線、放送 RS232C、RS485 RS485(12V系)、 4-20mA(24V系)、 4-20mA(48V系)、
自動火災報知設備、シーケンサ等 対地間弱耐圧機器用 対地間弱耐圧機器用 接点・制御線 接点・制御線 対、側温抵抗体、ポテ 接点・制御線
(スピーカ) (5V系)、弱電信号 弱電信号 弱電信号 10-50mA
ンショメータ
保護芯数 5芯+シールド(両端接地)または
4芯+シールド(片端接地の場合) 4芯+シールド 2芯 4芯+シールド 4芯+シールド
耐接地間ノイズ対策 - - - 耐ノイズ接続時に対応 耐接地間ノイズ対策品
定格電圧 DC48V DC12V DC24V DC170V DC12V DC24V DC48V DC110V AC100V AC200V※4 DC5V DC12V DC24V DC48V
最大連続使用電圧 Uc DC60V DC13.5V DC26V DC180V DC14V DC31V DC60V DC125V AC275V DC350V※4 DC5.5V DC13.5V DC27V DC54V
定格電流 DC/AC 500mA DC/AC 200mA DC/AC 130mA DC/AC 2A DC/AC 200mA
伝送周波数帯域 (110Ω) DC~5MHz DC~5MHz DC~10MHz DC~5MHz DC~5MHz
挿入損失 1.0dB以下 1.0dB以下 1.5dB以下 1.0dB以下 1.0dB以下
直流抵抗 0.1Ω以下 4.7Ω±10%(1線) 4~13Ω以下(1線) 0.1Ω以下 4.7Ω±10%(1線)
防護モード 線間 端子1,2,3,4,5相互間 端子1,2,3,4相互間 端子1,2間 通常接続:端子1,2,3,4相互間、耐ノイズ接続:端子1,2,3,4及び端子6(コモン)相互間 端子1,2,3,4相互間
接地間 端子1,2,3,4,5~端子6(接地)間 端子1,2,3,4~端子6(接地)間 端子1,2~端子6(接地)間 通常接続:端子1,2,3,4~端子6(接地)間、耐ノイズ接続:端子1,2,3,4及び端子6(コモン)~端子5(接地)間 端子1,2,3,4~端子6(接地)間
シールド-接地間 - 端子5(シールド)~端子6間 - 通常接続:端子5(シールド)~端子6間、耐ノイズ接続:シールド両端接地のみ対応で端子5(接地)に接続 端子5(シールド)~端子6間
線間 DC90V±20% DC19V±10% DC34V±10% DC184~320V DC19V+10%-14% DC40V+10%-14% DC82V+10%-14% DC150V+10%-14% DC470V+10%-14% DC10V±10% DC19V±10% DC34V±10% DC67V±10%
直流動作電圧
直流放電開始電圧 DC19V+10%-14% DC40V+10%-14% DC82V+10%-14% DC150V+10%-14% DC470V+10%-14%
接地間 DC90V±20% DC19V±10% DC34V±10% DC230V±20% DC230V±20%
耐ノイズ接続:DC230V±20%
線間 340V以下 75V以下 90V以下 360V以下 150V以下 220V以下 240V以下 360V以下 1000V以下 70V以下 75V以下 90V以下 125V以下
電圧防護レベル(Up)※1 110V以下 180V以下 300V以下 450V以下 1200V以下
接地間 400V以下 80V以下 100V以下 400V以下 500V以下
耐ノイズ接続:500V以下
インパルス耐久性 線間 8/20μs 4kA 8/20μs 4kA 8/20μs 4kA 8/20μs 4kA 8/20μs 4kA
カテゴリC2※2
接地間 8/20μs 10kA 8/20μs 10kA 8/20μs 10kA 8/20μs 4kA 8/20μs 10kA 8/20μs 10kA
インパルス耐久性
カテゴリD1※2 接地間 10/350μs 2.5kA 10/350μs 2.5kA 10/350μs 5kA 10/350μs 0.5kA 10/350μs 1kA 10/350μs 0.5kA 10/350μs 2.5kA
インパルス制限電圧※3 線間 300V以下 55V以下 70V以下 350V以下 100V以下 160V以下 200V以下 300V以下 900V以下 50V以下 55V以下 70V以下 105V以下
90V以下 150V以下 200V以下 300V以下 900V以下
接地間 300V以下 55V以下 70V以下 350V以下 500V以下
耐ノイズ接続:500V以下
故障表示 正常時:LED(赤)消灯 劣化・故障時:LED(赤)点灯
警報接点出力 接点端子:ASG-ALの端子A,B,C 接点仕様:1C接点 接点定格:AC220V 1A、DC110V 0.5A
その他 【 接続端子】 M3ネジ端子(丸形圧着端子M3スリム用)適合丸形圧着端子の最大幅:6.0mm以下 【適用電線】 単線:0.35~1.82mm2 撚線:0.2~2.63mm2 AWG:26~14の電線を圧着端子M3(撚り線2mm2用はM3スリム)に圧着し配線 【環境条件】 温度:-40℃~+70℃ 湿度:95%以下(結露不可) 【取付方法】 レール(35mm幅レール)及び、取付金具(オプション)によるネジ取付
※1 カテゴリC2試験時の制限電圧を示し、各防護モードにおける出力側(PROTECT SIDE)の制御電圧を示す。 ※3 各防護モードにおける開回路電圧1.2/50μs 4kV、短絡回路電流8/20μs 2kA印加時の出力側(PROTECT SIDE)の制御電圧を示す。
※2 カテゴリC2は電流波形8/20μsで正負各5回、カテゴリD1は電流波形10/350μsで正負各1回通電できる性能とし、各防護モードにおける性能とする。防護モード「接地間」の場合、各線の合計値とする。 ※4 ASG-Z350Sで耐ノイズ接続を行う場合、UcはAC140V/DC170Vとする。(AC200Vで使用する場合、耐ノイズ接続はできない)
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