経験豊富な弊社スタッフが残留応力をお試しで測定します。
サンプルをお預かりし、測定レポートをお渡しします。また、測定結果について弊社技術スタッフとディスカッションも可能です。
歯を切断することなく測定ができます。
従来のX線残留応力測定では隣の歯を切断し測定することが一般的でした。回折X線が隣接する歯で遮られても再解析機能を使うことで正しい測定ができます。
μ-X360sは試料距離のマージンが広く設置が簡単です。
μ-X360sでは2次元検出器を採用しています。試料距離によって検出器で捉えるデバイ環のサイズは変化しますが、検出器内に収まれば精度を落とすことなく測定できます。
X線回折では測定が困難であった電磁鋼板の測定を可能にしました。
近年EVやPHV搭載用としてモータの需要が急増しています。モータには電磁鋼板が使われていますが、電費(ガソリン車で言うところの燃費)向上のために電磁鋼板の性能向上が進んでいます。例えば熱処理によって応力を除去するなどし残留応力を制御することで鉄損を下げ...
熱処理の効果の確認を非接触・非破壊で。
機械部品には期待する効果によって様々な熱処理を加えます。本事例は焼鈍の効果確認を行った事例です。焼鈍は焼きなまし(アニーリング)とも言い、鋼の結晶組織の調整、加工や焼入れによる内部ひずみの除去などを目的として行われる熱処理です。 本事例ではμ-X3...
金属3D積層造形品の残留応力測定事例を紹介します。
金属3D積層造形は、アディティブマニュファクチャリング(Additive Manufacturing)あるいは3Dプリンティングと呼ばれる金属加工技術の一つで、3D-CADなどの データをもとにして、金属粉末等の層を一層ずつ積み重ねていくことにより、...
電解研磨を簡単、高速に。
被測定物内部の残留応力測定を行う場合などに電解研磨機を使うことで加工応力を付加することなく研磨することができます。弊社製の電解研磨機は高速で研磨できる(約3分で100μmの研磨が可能)ことや、複数の研磨方式に対応したオプションを備えていることなどにより...
コリメータを交換することでX線照射径を変更できます。
μ-X360sでは標準でΦ1.0mmのコリメータを搭載しています。その場合試料面上での照射径は2mmになります。コリメータを交換することで照射径を変更することができます。サイズは5種類ラインナップしています。
測定対象物に合わせて最適なX線管球に交換可能です。
μ-X360sでは搭載可能な管球としてCr、V、Cu、Co、Mnの5種類の管球をラインナップしています。測定対象物に合わせて最適なX線管球へお客様自身で交換することができます。最適な回折ピークを得るための推奨管球に関する情報も記載しておりますので参考に...
残留オーステナイトを再現性高く測定できます。
鋼を焼入れすると、冷却の段階で組織がオーステナイトからマルテンサイトに変態します。しかし、条件によっては完全にマルテンサイトにはならず、オーステナイトが残留することがあります。残留オーステナイトは不安定な組織であるため、時間経過とともに他の組織に変化し...